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2020 年度 重点領域研究助成費 実績報告書

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別記様式第4号

2020 年度 重点領域研究助成費 実績報告書

2021 年 3 月 29 日 報 告 者 学科名 情報システム工学科 職 名 教授 氏 名 尾崎公一

研 究 課 題 ものづくりを支援する数値解析法に関する研究

研究期間 2019 年度 ~ 2020 年度

研 究 組 織

氏 名 所 属 ・ 職 専 門 分 野 役 割 分 担 代 表 尾崎 公一 情報工学部・教授 材料プロセス 研究の計画・総括

分 担 者

末岡 浩治 情報工学部・教授 応用物理学 材料の第一原理計算

佐藤 洋一郎 情報工学部・教授 コンピュータ工学 高速画像処理法の開発

村木 克爾 デザイン学部・教授 プロダクトデザイン モデルデザインの検討

福田 忠生 情報工学部・准教授 材料加工学 材料実験と解析

山内 仁 情報工学部・准教授 画像工学 画像計測手法の開発 滝本 裕則 情報工学部・准教授 画像工学 画像計測技術の開発

研究実績 の概要

本事業は,実用価値の高い数値解析技術の創造を目標に,複数分野の解析技術研究者が 協働することで,個々の研究者では実施が困難な新しい研究アプローチにより,高度な実 学の創造を目指すものである.

従来とは全く異なる概念であるエネルギ保存を考慮した高性能高解像度化手法を提案し ている.この手法の適応先として,材料試験分野における非接触変位計測を対象とし,演 算時間性能の向上を指向した補間曲面関数の選定及び広範囲の測定領域に対応する超解 像度用画像エンジンへの適用について検討した.

(1) 材料試験分野における画像計測への適用

本研究では,以下のような方針に従って計測手法を開発した.まず,比較的高速に追 跡が可能な Lucas-Kanade 法を用いることによって粗探索を実施し,マッチング処 理の適用領域を限定する.次に,上述した画素値分布推定手法により,この限定適用 領域における輝度分布を補間した上で,相関を求めた.また,画像の追跡点近傍が有 する特徴量の差によって画像計測精度への影響を検証した.これらの検証によって,

提案する画像補間法を用い,フィルタ処理を施すことなく画像計測をした場合が,変 位を画像計測する場合の精度が良好であることが分かった.この結果を基に,アルミ ニウム合金の引張試験を対象に従来法であるひずみゲージを用いた接触型のひずみ 計測と,画像処理を用いた非接触型のひずみ計測を比較した.結果として本研究で開 発した手法は接触型のひずみ計測の代替手法となり得ることを明らかにした.

※ 次ページに続く

(2)

研究実績 の概要

(2) 演算時間性能向上に向けた改良

提案手法では,画像エネルギに矛盾のない単調増加かつ収束演算の要しない曲面関 数を探索する必要がある.そのため,種々の補間法を検討したが,現状では,画像エ ネルギの B-Spline 曲面補間が有用であるとの結論となった.しかしながら,B- Spline 曲面補間では,収束演算が必要であること,極の発生が生じること,などの 理由から,最適補間法とは考えていない.収束演算不要で極の発生のない最適な補間 法を新たに提案・検証することが,今後の研究課題であると認識している.

(3) 3 次元姿勢変化観測における変形対応手法の検討

上述した高解像度化手法のベースとなる画素値分布推定手法では一次変換への対応 手法を提案している.ただし,2 次元平面上での変換のみを対象としていることから,

3 次元姿勢変化を観測した際に生じる変形,具体的にはせん断変形・台形変形に代表 される変形に対応する手法を確立した.本研究結果については,まとめた論文が 2019 年度に電気学会に掲載された.

成果資料目録

Referensi

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