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2006 年度 ゲームの理論 前期末試験(60分) - Keio

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2006 年度 ゲームの理論 前期末試験(60分)

以下の全ての問題に答えなさい。途中点があるので、思考の過程を書いておくこと。問題の順番通りに答えなくても よいが、どの問題に答えているのかを明記すること。

1. (30点)以下の3人ゲームの純戦略による部分ゲーム完全均衡を全て求めなさい。解答は戦略の組を記述す るか、または図を答案用紙に書き写して、均衡戦略を図示すること。利得ベクトルは、第1座標がプレイヤー 1の利得、第2座標がプレイヤー2の利得、第3座標がプレイヤー3の利得を表している。

µ´

¶³ 1 ­

­­­­­­­­­Á

@ -

@@

@@

@ R U

M

D

µ´

¶³ 2©©

©©©©* HHHH

HHj a

b

®

­

©

ª 3

©©©©©* HHHHHj

©©©©©* HHHHHj

X Y X Y

(1,2,1)

(3,2,0) (1,1,2)

(3,3,0)

µ´

¶³ 2³³³³

³³1 PPPPPPq

c

d (2,0,0)

(3,2,1)

(1,3,0)

2. (40点)2人の参加者がいる美術品の競売(オークション)を考える。プレイヤー1がこの美術品に対して 持っている評価額は1.5(単位1000万円)であることがわかっているが、プレイヤー2の評価額が完全に はわからない状況を考える。プレイヤー2の評価額は1または2であることはわかっていて、1である確率は 0.5であるとする。

競売はfirst-price sealed-bid auctionという形で行われるとする。これは、二人が同時に購入希望価格を書い て封筒に入れて提出し、高い価格を付けた方がこの美術品をその価格で買う権利を得るというものである。

簡単化のため、プレイヤー1は1.1と1.5という二つの価格から選ぶとする。プレイヤー2は0.9と1.6という 二つの価格から選ぶとする。各プレイヤーの利得は、競売に勝った場合、評価額から支払う価格を引いたもの、

負けた場合は0とする。例えば、プレイヤー1が1.1と書き、プレイヤー2が0.9と書いたとき、プレイヤー 1が勝って、その利得は1.51.1 = 0.4、プレイヤー2の利得は評価額にかかわらず0である。この不完備情 報ゲームをベイジアンゲームとして分析する。 

(a) プレイヤー2の戦略は、本当の評価額に応じて価格を決めるというものである。プレイヤー2の純戦略す べてを書きなさい。

(b) ベイジアンゲームとしての行列表現を書きなさい。(利得は期待利得で評価すること。)

(c) ベイジアンナッシュ均衡を求めなさい。

3. (30点)学生とリクルーター間のシグナリングゲームで、以下の展開形で表されるものを考える。学生が Lowタイプ(SL)のときはNotを選び、Highタイプ(SH)のときにはEducation’を選ぶという分離均衡を以下 の手順で求めなさい。利得は、第1座標が学生の利得、第2座標がリクルーターの利得である。

(2)

µ´

¶³ N

6

? Low (0.2)

High (0.8)

µ´

¶³

SL Education -

¾ Not ¡¡

¡¡µ

@@

@@R

@@

@@ I

¡¡

¡¡ ª

®

­

©

ª (r)

R

Hire’

Not’

Hire’

Not’

(0, 0)

(-1, 1)

(1.5, 2)

(0.5, 0) µ´

¶³

SH Education’ -

¾ Not’ ¡¡

¡¡µ

@@

@@R

@@

@@ I

¡¡

¡¡ ª

®

­

©

ª (q)

R Hire Not

Hire Not (2, 0)

(1, 1)

(2, 2)

(1, 0)

(a) 学生がLowタイプのときはNotを選び、HighタイプのときにはEducation’を選ぶという戦略をとると き、リクルーター(R)が各シグナルを見たときに学生がLowタイプであると思う確率(信念)qrを求 めなさい。

(b) (a)で求めた信念に対するリクルーターの最適反応となる戦略をシグナルの関数として求めなさい。理由

も明記すること。

(c) (b)で求めたリクルーターの戦略に対して、学生の戦略『LowタイプのときはNotを選び、Highタイプ

のときにはEducation’を選ぶ』が最適反応になっていることを説明しなさい。

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