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平成 28 年度東北地区国立大学法人等技術職員研修 参加報告

技術第三班 伊藤 眞子

1. はじめに

本研修会では、国立大学法人等の研究・ 教 育支援業務に携わる技術職員が、講義、技術 発表、実技を通して、高度な専門知識及び技 術の習得を目的としている。以下に4日間開 催された研修会の概要を報告する。

2. 日程

開催時期:平成 28 年 9 月 13 日~9 月 16 日 主催:一般社団法人国立大学協会東北支部 会場:国立大学東北大学

片平キャンパス さくらホール 他 参加人数:37 人

【1 日目】

13:00~14:10 開講式 14:20~15:20 特別講演 1

講演者:松岡隆志(金属材料研究所 教授)

「青色 LED で知られる窒化物半導体の現 状と将来」

15:30~17:00 特別講演 2 講演者:曽根秀昭

(サイバーサイエンスセンター 教授)

「情報技術とネットワーク」

【2 日目】

9:00~12:00 技術発表(口頭) 13:00~15:40 技術発表(口頭) 15:50~17:15 技術発表(ポスター)

【3 日目】

終日 実技研修

【4 日目】

9:00~11:30 実技研修 12:00~12:30 閉講式

3. 研修内容等

【1 日目】

特別講演 1 は「青色 LED で知られる窒化物半導 体の現状と将来」についての講演だった。青色 LED の発明で難関となったポイントは、3点にまとめ られる。①窒化ガリウム(GaN)の単結晶を作 成すること、②ガリウムの一部を、価電子の少な い亜鉛やマグネシウムに置き換えることでp型 半導体を作成しp-n接合を実現すること、③バ ンドギャップが大きすぎて紫外線になってしま っている LED を青色可視光線に戻すためにインジ

ウムを付加すること、以上の3点であるとの事だ った。青色 LED 誕生までの秘話などを伺い、白色 LED の誕生が如何に重要であったかを知ることが できた。特別講演 2 は「情報技術とネットワーク」

についての講演だった。学術情報基盤(学術研究 全般を支えるコンピュータ、ネットワーク)は、

研究者間における研究資源及び研究成果の共有、

研究成果の一般社会への発信、啓発及び次世代へ の継承、研究活動の効率的な展開等に資するもの であり、学術研究全体の進展を支える上で極めて 重要な役割を負っている。学術情報基盤としての コンピュータ及びネットワークの今後の整備の 在り方について再確認する事が出来た。

【2 日目】

技術発表会は口頭発表 15 件、ポスター発表 25 件であった。ポスター発表は機器製作・加 工・装置技術分野が 7 件、分析・評価技術分野 が 9 件、情報・ネットワーク技術分野が 4 件、

実習指導・安全衛生管理・放射線管理技術分野 が 1 件、生物・生命科学技術分野が 2 件、その 他の技術分野が 2 件と幅広く、また高専の技術 発表よりも特殊性・専門性が高く参考になった。

自身は「技術職員の受託研究取組みの紹介」の 題目でポスターを行った。 多数の方に興味を持 って質問・意見を頂いただけでなく、他大学の 技術職員が行っている研究や分析機器の操作・

管理などについて、情報交換できたことが有意 義であった。

【3、4 日目】

加工・開発群ガラス細工体験に参加した。自 身も化学・生物コースにて必要なガラス実験器 具を製作するが、特殊な器具が多く製作に時間 を要する事がある。今後使用が見込まれるガラ ス器具を実際に製作して頂き、その過程やノウ ハウを知ることができた。実際の業務に役に立 てていきたい。

4. おわりに

初めて本研修に参加させていただき、大勢の大 学技術職員の方々と交流し、貴重な意見交換を 行うこと ができました。自身の業務を省察し今 後の業務に活用していきたいと思います。

Referensi

Dokumen terkait

*以下の内容は、ゲストスピーカーによる講演内 容の一部をまとめたものです。 学習会当日は、講演のほか、ゲストスピーカー からの事例に関しグループディスカッションを行 いました。 <地域の多様な家族が孤立しないために私たちができること> 第1回地域創り担い手学習会 セクシュアル・マイノリティの暮らしの困りごと ~まずは知ることから~