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PDF 特殊的要素モデル (Specific Factor Model) - Kyoto U

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Academic year: 2023

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(1)

特殊的要素モデル

(Specific Factor Model)

1

(2)

2

理論の背景

Jones,R.W. (1971), “A Three-Factor Model in Theory, Trade, and History,” in Bhagwati,J., R.W.Jones, and J.Vanek (eds.), Trade, Balance of Payments and Growth, North-Holland.

リカード・モデルでは、貿易が所得分配に影響を与えず、

1

国 全体に利益をもたらすと考えてきた。しかし、貿易の利益は、

1

国内で公平に分配されるかどうかは分からない。

ヘクシャー=オリーン・モデルでは、

(

リカード・モデルと同様 に

)

、生産要素は、国内の産業間を自由に移動できるものと 仮定してきた。しかし、短期的には、ある産業に特殊な資本 や土地といった生産要素は、産業間を移動することはできな い。その場合、ヘクシャー=オリーン・モデル

(

特に「ストル パー=サミュエルソンの定理」や「リプチンスキーの定理」

)

は どのように修正されるであろうか?

短期的には産業間で生産要素が自由に移動することはでき ない、という問題意識は、古典的には、ハロッドやオリーン自 身も持っていたが、いわゆる「オランダ病」の経済学的説明の 中で「特殊的要素モデル」という切れ味の良いモデルが開発 された。先駆的な業績は、

Jones(1971)

である。

(3)

3

( ) ( , ) (4.1)

( ) ( , ) (4.2)

(4.3)

C C C

F F C

C F

Q Q K L Q Q T L

L L L

=

=

= +

生産関数 布           

生産関数 食料                  完全雇用条件                   

0

(4.4)

C C

C

C C C C K

C C

C C C

P Q wL r K

MPL P Q w

L L

P MPL w P w

π

π

= − −

× =

∴ ∂ = − =

∂ ∂

∴ × = ∴

  

        

0

(4.5)

F F

F

F F F F T

F F

F F F

P Q wL r T

MPL P Q w

L L

P MPL w P w

π

π

= − −

× =

∴ ∂ = − =

∂ ∂

∴ × = ∴

  

        

労働の限界生産力 (Marginal Product of Labor )

利潤最大化 (Profit Maximization) の条件

(4)

4 ( , )

C C C

Q =Q K L  

LC 

C C

P ×Q  

QC  C

w L ×

C

C C C

C

P dQ P MPL

× dL = ×

LC  MPLC  1

LC 

1

LC 

MPLC 

C C

P ×MPL  

w  

 

w  

1

0 2

2

lim 0

0

C

C C

C L

C C

C C

C C C

Q dQ

MPL L dL

dQ d Q d

dL dL dL

∆ →

= =

=

1 : (4.4)

C PC MPLC w

π × =     

収穫逓減(diminishing returns)

限界生産力低減(diminishing MPL)

1

Q C 1

生産関数と利潤最大化

労働の限界生産力価値と 労働需要曲線

(5)

5

QC 

QF  1単位のLFLCへ⇒QCMPLCだけ増加

QCを1単位だけ増加⇒LCを1/MPLCだけ増加 1単位のLFLCへ⇒QFMPLFだけ減少

QC1単位だけ増加⇒QFMPLF/MPLCだけ減少

C 1

Q  =

F F

C

Q MPL

∆ =- MPL  

lim0 (4 6)

C

C

F F F

Q C C C F

P Q dQ MPL

Q dQ MPL P

∆ −

∆ = =- =-   

生産可能曲線の傾き

1 1

: (4.4)

: (4.5)

C C C

F F F

P MPL w P MPL w π

π

× =

× =

         

C F

C C F F

C F

MPL P P MPL P MPL

MPL P

× = ×   ∴ =

利潤最大化条件

(6)

6

MPLC 

MPLF 

1 1

w  

OC OF

L

C

L

F

食料Fの労働需要曲線 布Cの労働需要曲線

w   w  

(7)

7

C C

P ×MPL  

F F

P ×MPL  

1 1

w  

OC 1 OF

L

C

L

1F

2 2

w  

1

C C

P ×MPL  

2

C C

P ×MPL  

w  

P

C

∆  

C

w

P > ∆

2

L

C

L

2F

C

w

C

w L

C

. L

F

P    ⇒  ⇒ ∆ P > ∆ ⇒  

(8)

8

QC  QF 

lim0 (4 6)

C

F F F C

Q C C C F

P Q dQ MPL

Q dQ MPL P

∆ −

∆ = =- =-   

生産可能曲線の傾き

1

QF 

1

QC 

1 C F

P P

 

 

 

-

2

QC 

2

QF 

2 C F

P P

 

 

 

-

1 2

C C

F F

P P

P P

   

   

  < 

, .4.9

C F

C C

F F

P Q

Fig RS

P ⇒Q   Q ⇒ Q   右上がりの 曲線

(9)

9

結 論

• ある特殊的要素の賦存量が増加すると、その特殊的要 素を利用する部門の生産量は増加し、その特殊的要素 を利用しない部門の生産量は減少する。

(cf. リプチンスキーの定理 )

• ある財の価格上昇は、その財に特殊的な生産要素 [ 資本 ( 所有者 )] の価格 ( 所得 ) を上昇させ、他方の財に特殊的 な生産要素 [ 土地 ( 所有者 )] の価格 ( 所得 ) を低下させる。

両財に共通の一般的な生産要素 [ 労働 ( 者 )] の価格 ( 所 得 ) については、不確定である。

(cf. ストルパー = サミュエルソンの定理 )

Referensi

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