PDF 福田理軒『測量集成』の体験的学習を通した 生徒の数学観の変容
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– 70 – Language learning resources generating transformation of the language norm IWASAKA, Yasuko* IZUMIMOTO, Chiharu† YOKOTA, Kazuko‡ *†Nara University of Education, E-mail
- 11 - 1. 問題の所在―言葉の獲得とは 何か 一般的に,教科書を用いた学習活動では,教科 書で提示されている「学ぶべき」知識の吸収に学 習者を集中させることが多い。「学ぶべき」知識 を理解したら,練習で知識を定着させ,「必要な 時」に正確にそれを呼び出す。「必要な時」に適 切な知識を呼び出して,正しく「運用」できれば,
ることとする.ところで神長(1984),沖田(1995),後藤(1996), 恩田(1998)など,数学史についての研究はみられるがそれを活 用した授業の実践例は多くない.そこで私は平成11年高等学校 学習指導要領の「図形と方程式」の単元のなかで目標として挙げ られている「座標と式を用いた処理の有用性」に注目した.とこ
2. 研究目的・方法 目的:授業に数学史を取り入れることによって、生徒の数学観の変容を探る。 目的を達成させるために以下の課題を設定し、下位課題とする。 課題1:教材に数学史を取り入れた結果、生徒が与えられた数学を単に受け入れ るものではなく、自ら疑問を持つことによって、数学観の変容を探るこ とができるか。
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1 宇宙地球物理学実験(気象観測) 1.はじめに 本実験は、気象観測機器を実際に使って気象観測を体験する。測定項目は、気圧、風向、 風速、気温、湿度である。原理を理解しやすいアナログ測器を用いた観測を通して、気象学 や自然科学一般に対する見識を深めることを目的とする。 2.用意するもの
予想が当たったかどうかは成績評価とは関係ない。 測器を受け取ったら、アネロイド気圧計、アスマン通風乾湿計、携帯用風向風速計の製造番号 を確認し、記録用紙に記入する。観測の際には必ず番号を確認し、途中で入れ替わらないように 注意する。 4.観測 本実験では、地上と屋上で、気圧、乾球温度、湿球温度、風向、風速を測定する。観測機器は