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Title 編集後記
Journal 歯科学報, 122(3): 397‑397
URL http://hdl.handle.net/10130/5982 Right
Description
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編 集 委 員
石 原 和 幸（編 集 主 任）
齋 藤 淳（編集副主任）
上 田 貴 之 国 分 栄 仁 中 島 純 子 澁 川 義 幸 髙 橋 潤 一 髙 柳 篤 史 立 木 千 恵 服 部 雅 之 松 永 智 山 本 仁
（順不同）
編 集 事 務
（一財）口腔保健協会
編 集 後 記
▲ ２０２２年夏，３年ぶりに入場制限なく一般の観客を迎えた 夏の甲子園大会が終了しました。何かと話題の多かった今 大会ですが，宮城県代表校が東北勢として悲願の初優勝を 果たしました。１９１５年夏の第１回大会から１０８年目，つい に深紅の大優勝旗が「白河の関」を越えたことで大会は幕 を下ろしました。東北地方での居住経験のある私にとりま しても，大変嬉しい出来事でありました。▲
今年の大会に臨んだ３年生は，高校入学当初から新型コ ロナウイルスの影響を受け続けてきた，いわゆる コロナ 世代の球児たち です。十分な練習ができず満足のいく日 常ではなかった日々も，大切な仲間とともに苦しみや困難 に立ち向かい，多くの苦難を乗り越えて最後の夏に晴れの 大舞台に足を踏み入れることができたのは，喜びも一入 だったのではないでしょうか。▲
夏の風物詩とも言える高校野球の応援風景が戻りつつあ りました。アルプススタンドでは吹奏楽部の演奏が繰り広 げられました。各出場校様々な特徴があり，生音の素晴ら しさや選手を後押しする音楽の力をテレビ越しに実感しま した。個人的には千葉県代表校の「市船 soul」，何度も繰 り返される６小節が小気味良く，リズム感があり力強さを 感じました。▲
猛暑の中での大会開催，そしてテレビ画面に表示される 熱中症警戒情報。その文字の中，炎天下でのグラウンドで 白球を追いかける高校球児が映し出され，違和感を感じま した。水分補給休憩の導入や白色スパイクの使用を解禁す るなど対策は講じているものの，抜本的な対策にはなって いないようです。▲
爆発的広がりを見せた新型コロナウイルス感染第七波の 下での大会開催は，コロナ感染と酷暑との戦いでもありま した。With コロナと酷暑対策，「教育の一環」であるなら ば，球児の健康と安全は何よりも優先されるべきであると 強く思いながら，今年の夏が終わろうとしています。
（服部雅之 記）
歯 科 学 報 第１２２巻 第 ３ 号 令和４年１０月２５日印刷
令和４年１０月３０日発行
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編集兼
発行人 一 戸 達 也
印刷所 一 世 印 刷 株 式 会 社 発 行 東 京 歯 科 大 学 学 会
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