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yugen otomaton no daisuteki kenkyu

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有限オートマトンの代数的研究

1996年2月

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2 本論文の構成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3 第2章 有限オートマトンの自己同型群 2 2 2  2 1 概説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6 2 有限オートマトンに関する基本的性質と定義‥‥‥‥7 3 置換群と半群‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 4 有限オートマトンの自己同型群‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥17 第3章 基本置換群 3 3 3 1 概要‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥26 2 基本置換群と自己同型群‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27 3 極小べき等元と基本置換群の決定‥‥‥‥‥‥‥‥‥33 第4章 商オートマトン 4  4 4 1 2 3 概説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥38 許容分割と商オートマトン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥39 自己同型群の正規部分群  による商オートマトンの自己同型群‥‥‥‥‥‥‥‥45 第5章 有限オートマトンの分解と被覆 5.1概説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥54 5.2直積とカスケード積‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥55

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第6章 結論 辞 謝 1 6 63 参考文献‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥64 研究業績‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥67

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への関心が高まっている.そして機械の理論は単に計算機科学やそ れに関連する言語やソフトウェアの発展のみに限らず,生物学や生 化学などの分野の発展にも大きく貢献している.それらの中には理 論生物学と呼ばれる分野もある.また,サイバネティクス的観点か らの基礎研究も,多くの分野において行なわれ,様々な成果が得ら れている.生物機械などの用語も生まれており,これらはすべて, 根本において,種々の機械の数学的理論を川いている.  人ゲノム解析のように計算機科学の支援なしには到底解決出来な いプロジェクトも現在進行中である.  有限オートマトンは,離散的な入力及び出力をもつ機械の数学的 モデルで,有限個の内部状態を持っている.これの動きは現在の状 態と,入力記呼によってのみ定まる.そして,現在の状態の中にの み,これまでの人力の情報が貯えられている.訪い換えれば有限 オートマトンは,過去の情報を有限個に分類して状態の中に保存し ている.有限オートマトンが収り扱う問題はいくつかの有限状態と, その状態に対する入力によって次の状態が決定されるという有限状 態系に関する問題である.  有限状態系として捉えられる問題は幅広い分野に存在する.自動 販売機の制御機構も,有限状態系であり,化学プラント制御もその 様に捉えられる.さらに,周辺の環境の影響を受けて活動する細胞 1

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や,他のニューロンからの刺激を受けて反応する脳細胞活動も有限 状態系として捉えられる.有限オートマトンに,初期状態と受理集 合を付け加えたオートマトンは,ソフトウェア没計や,テキスト編 集さらにコンパイラの語彙解析部など日常よく使われるプログラム の中においても多く利用されている胆要な機械である.このオート マトンは,数学的にはTuring機械の制限機械であり,正則集合と呼 ばれる記号列の集合を受理する.そして種々のオートマトンが計算 可能性や,形式言語における種々のクラスを決定するのに定義され 川いられている.またセルラーオートマトンなどのように生物学や サイバネティクスなどへの応用研究の対象となっているものもある.  これら有限状態系の数学的モデルにおいて用いられる数学分野は 有限代数のほかに,組み合せ論,さらにはグラフ理論などのいわゆ る離散数学といわれる分野に属するものである.   このように計算機科学において重要な概念である有限オートマ トンの代数的理論研究は,様々な種類のオートマトンを,より単純 な構造のオートマトンを用いて表現し,それらの構造を調べること や,オートマトン開の準同型写像や被覆の概念によって保存される 性質を調べることなどを研究対象としている.そしてこれらは, 1960年代頃から姑まった.  そこでの重要なテーマのーつは,有限オートマトンを,より単純 な構造を持つ有限オートマトンの積に分解することであり,一般的 にはKrohnとRhodcs(1o)がカスケード積を川いて1965年に解い ている.以後,彼らの定理の別証明や条件を付けた場介,またいく つかの異なるオートマトンなどの場合や,より効率的な分解及び被 覆の研究が多く行なわれてきた.

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 有限オートマトンの自己同眼打は,商オートマトンを導き,その 商オートマトンを川いた元のオートマトンの分解が可能である.こ の事からオートマトンの自己開眼群自体の研究も多く行なわれて来 た.  そして,可換オートマトンや,完全オートマトンさらには状態独 立オートマトンなど相当条件の強いオートマトンの場合における結 果や,直積オートマトンについての結果などが多く得られた.  本研究においては,誘導置換オートマトンの概念を導入すること によって,自己同梨打に関する定理が統一的に捉えられることを示 す.さらに商オートマトンの自己同型群も元のオートマトンの誘導 置換オートマトンから得られることなど誘導置換オートマトンの重 要な役割を示す.  これらの議論は,自己同型打は構造平群と可換な置換群であると いう点に基づいており,群論及び半詳論を川いて,代数的手法を とっている.なお,群論に関する文献として(18),置換群の文 献として(17),半群に関するものとして(4)を挙げておく. また,代数的オートマトンの文献としては(3),(7),(8) などがある. ! 2 本論文の構成  第2章において有限オートマトンの自己同型群について述べる. 構造半群を定義して,自己同型群との関連を調べるために,貼群や 置換群に関するいくつかの基本的性質について述べる.そして構造 半群の部分群である基本置換群と,誘導置換オートマトンを定義す 3

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-、、_ る.ニれらを川いて,強連結オートマトンの自己同型群は基本置換 群の部分群の準則聖像であることを示す,また,誘導置換オートマ トンとのいくつかの関係を示す.これらは論文3において紹介した.  第3章においては基本置換群と自己同や群の関係をより詳しく調 べる.第2噺で示したように,強連結有限オートマトンの自己同や 群は基本匠換群の中心化群の部分群となっているが,この部分群を 特徴づけ,具体的に構成することを考える.そのために基本分割の 概念を導入する.そして有限オートマトンの自己同型群は,基本匠 換群の中心化群の要素で,基本分割の同値類を,固定しているもの が構成する部分群であることを示す.この結果は,掲載が決定して いる論文16において紹介される.  第4章においては商オートマトンの自己同型群について論ずる. 有限オートマトンの状態集合上の評言分割は商オートマトンを導く. オートマトンの自己同型群は許容分割を与えるから,有限オートマ トンの自己同型群は商オートマトンを導くことになる.  商オートマトンの自己同型群は九のオートマトンの自己同型群と は独立であることが知られているが,元のオートマトンの自己同型 群と[司様に,商オートマトンの自己同型群も,元のオートマトンの 基本置換群の部分群の準同型像であることを示す.これはノuのオー トマトンと商オートマトンの自己同型群の関係を示す興味ある結果 である.この結果も論文16において紹介する.  また,自己同型群GのI社規部分群だが導く商オートマトンの自己同 型群はG7Hと同型な部分群を持つことが知られているがこれの逆と なる定理を,写像脂群と置換群のリース積を用いて示す.これは, 掲載が決定している論文!7において糾介される.

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 第5章においては有限オートマトンの分解について述べる.そし て有限オートマトンの自己同型群を用いた分解と,誘導置換オート マトンを川いたカスケード被覆について述べる,自己同型群を川い た分解は,自己同型群が単位元のみからなる群の場合には用いられ ないが,誘導置換オートマトンを用いる場合には,自己同型群が単 位匹のみであっても,基本置換群が単位元以外の元を持っていれば 利用出来るので,より広いオートマトンのクラスで被覆を考えられ る.この結果については現在投稿先を検討中である. 5

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-第2章 有限オートマトンの自己同型群

2 1 概説  イ」‘限オートマトンの自己同丿肩群の部分群は瓦のオートマトンの商 オー1ヽマトンを導く.そして,商オートマトンを川いたオートマト ンの分解が得られることもあり,オートマトンの自己同型群自体の 研究も多くなされて来た.  FleckD)は吋換で強連結なオートマトンを完全オートマトンと 名付けて,完全オートマトンが二つのオートマトンの│在積に同型で ある必要十分条件は自己同聖群が二つの群の直積となっていること であることを示した.Trauth(14)はFlcckの結果を群オートマト ンに拡げても成り立つことを示した.Bavel(3)は素部分オートマ トンの概念を用いて,自己同型群を調べた.柴田く13)は可換オート マトンの場合の自己同型群をステージの概念を導入して表した.こ れらはいずれもオートマトンの構造半群を川いており,構造半群と 自己同聖群の│川の直接の関係を詳しく,凋べる必要が生まれてくる.  強連結有限オートマトンj=(S,Σ,N)の構造脂群をr(j・1),eをそ の極小べき等元とする時,g ・(?j)gは.?ε上の置換群を導く.この置 換群を基本置換群と・名付ける,基本置換群は極小べき等J1Jの取り 方にかかわらず,置換群として同型であり,これは有限オートマト ンの自己同や群を調べるのに眠要な,構造半群の部分群である.本 章での主定理は2.4で述べられており,jの自己同jW群は,基本 置換群の部分群の準同聖像となるという定理である.  2.2においては有限オートマトンの基本的な定義をり,え,2.

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3 行 を 定 2 では正則置換や極小べき等元など後章で ー、要となる概念の説明を つ 付 理  2./1では土定理以外に,自己同型群や,基本置換群に条件 けた場合についても調べる.本啄での定理2.4.3,定理2.4.8 2.4.9は,いずれも業績3に掲載されている. 2 有限オートマトンに関する基本的性質と定義 本節では有限オートマトンに関する基本的性質と定義を記す.  定義2.2.1 有限オートマトンとは、二項対j=(S、Σ、N)をいう. ここにSは状態の空でない有限集合であり、27は記り・のやでない有限 集合である.また.Nは状態遷移関数と呼ばれるSXJからSへの写 像である.有限オートマトンを準有限オートマトンと呼ぶ文献もあ る.木論文では単にオートマトンと呼ぶこともある.有限オートマ トンノ1 °(,9,2;,Ⅳ)に初期状態,,oと受理状態の集合F⊂Sを加えた五 項対j’=(S,2;,y,.¶.F)を有限オートマトンと呼ぶこともあるが, 本論文ではこれは取り扱わない.  J*をJの記号から得られるすべての記号列の集介とし,λを空 とする,すべての ,yEXに対して   (1)刄い,λ)=ら   (2)任意のxEJ*とバァ∈27に対して 語 刄(、、、xr7・)=7V(刄(。、x)、・・)と定めれば、刄はjVの領域をS ×2’*へ拡張したものとなる.以下ではこの刄も/Vで表す.また,部 分集合 メ1⊂Sと記号,7∈27に対して7V(メ1,cy)= U,Ej{7Vい,(7)}と 定める. 7

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- 有限オートマトンは,状態を哨点とし,A/0.fJ・)=1のとき,堕 点,vから/ヘラベルcyをもつ有向辺をり,えたグラフを利川して図示出 来る.これを有限オートマトンの状態遷移図と呼ぶ.  例2.2.1  j =(S,2;,7V)を,S ={α,ゐ,らjh 2;={o,1},jVを 図2.2.1のように定めた場合の状態遷移図は図2.2.2である.        0 QQ Qt3 0 Q IQtl 図2,2.1 1 cj″’︰7む /% -七−一一− 上    I / / z ︱ I l x x / 〃 ∼ へ 0 1 0 / / / 図2.2.2 1 ︶ ド ⋮⋮☆キ `  ∼       /  、 1 う 0  有限群Gに対して/V(g,gl)=gg1で定められるオートマトンj = (G,G,A’)を群オートマトンと│呼ぶ.また,Ⅳ(S,(y)=Sがすべての ryEΣに対して成り立つオートマトンを1肖換オートマトンという.  定義2.2.2 有限オートマトンjが強連結とは,任意の2状癌い・と/ に対して,z=Nい,x)となるXEJ*が存在する時をいう.  定義2.2.3 jを有限オートマトンとする。,F11の置換gがjの自 己同型写像とは,すべての.s・∈,Sと,7∈Σ’に対してjV(s,r7)g − 7V(sg。7)が成り収つときをいう.jの自己同型写像の全休はS」1の

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置換群となる.これをd(/Oで表し、イF限オートマトンjの自己同や 群という、  (注)代数的オートマトン理論の文献では集介ドの写像を右に沢く 記法がよく川いられており、本論文でもその記法に従う.すなわち ズけ)と記す代わりにxyと記す.また写像の積はxけ・μ)=けダ)μと 定める.これは次の定義のようにオートマトンの状態遷移とタトの 写像を考える時に演算の順序が不統 −にならないようにするためで ある.  定義2.2.4 jをオートマトンとする.Σ*−{λ}11の関係∼を  x∼y⇔Nい,x)=八リ.9,y)がすべての.・ESに対して成り立つ時 と定めればこれは同値関係となり,(27*−{λ})/∼はS上の写像の 半蔀を導く.  この緊群をオートマトンjの構造半群と呼び,rl(/1)で表す.XE 27*−{λ}が導くご(j)の要素をiで表す.  定 (S2  ¢ 義 .Σ'2  S 2. .N 1 ̄゛S2とφ:2; 1 −゛ j2;2が存在して すべての.りE剣とcr1 E J1に対して xl01・り)が =Ⅳ2(月¢5,f7 1 φ)が成り立つ時をいう  定義2.2.6  ニつのオートマトンj (S2,272,A/2)が等価とは, 一 一 (.SI、2;1、7V I )とj 全県射写像¢5:SI→S2と同型写像φ’プ(j)→r(刃)が存在して すぺての,りEXIとiEr’(j)に対して 9 一 一

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-DI柏φ 一 一 DIが)(iφj)が成り立つ時をいう  同型なこつのオートマトンにおいては,記号の集合JIと272の間 に1対1の対応があるが,等価な場合には,記S・間の対応は必要な く,構造半群が写像t群として同型になっていればよい.り;価な二 つのオートマトンにおける自己同型群は同型となる. 2 3 置換群と緊群  有限オートマトンの自己同型詳の研究においては,構造半影の極 小べき等元が重要な役割を果たす.本節では置換群と半群の性質を いくつか述べる.また,基本置換群を定義する.これは極小べき等 元を用いて表される構造不詳の部分群で,同型を除いて一意である. これらは後章において有限オートマトンの構造や打と自己同型影の 関係を調べるのに用いられる.  まず最初に,極小べき等元と置換群,及び写像不群に関するいく つかの定義と性質を述べる.  定義2.3.1 半群Sの要素eがε2=eをみたすとき,eはべき等 と呼ばれる./?でSのぺき等元全休の集合を表す. き り・り∈£に対して・り≦゛. と定めると,≦は£上の緊jllr / l x とはe 4/9 ’刀  ︲Zヂ  ど  =  .rI e  、/ ど =  / e  ■∼ 庁になる 一 見 成り立つと  補題2.3.1 sを有限參群Xの任意の要素とする.このときががべ き等元となるjE整数z、が存在する.  証明)jい≒/=J・となるIE整数jと、ノ‘がある.幻≧jをみたすHこ対

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し と てn = kiとおけば,12” なる, 一 一  ロ 石2幻 =.け21−】幻=  定義2.3.2 gE£が,yE/引こ対してgg となるとき,eを極小べき等元という. 一 一 ε・g 一 一 一 一 い0 = sn 召゛ならg゛= g  定義2.3.3 xjげ=xとなるJH整数タ2とXEχが存在するならgz・= iJ(恒等置換)となるχ上の置換μを,’ilUIlj置換という.置換群Gの すべての・要素が正則置換であるときGを正UI」置換群という.  定義2.3.4 Sを有限集合χ上の写像による寥群とする.任意のx, Jバ≡χに対して,y=x.,・となる,,ESが存在する時,Sを可造学齢と いう.  定義2.3.5 XEXとXトlの置換群Gに対して.XGをxのGによる可 追放という.ただ一つの可否放からなる置換群を可追置換群という. このとき,任意のズ,yEXに対してy 一一 xgとなるμEGが存在する.  正則置換群Gの同じ可造成に含まれる要素の個数はGの位数に等 しいことは容易に示される.  与えられたイ│’限群Gに対して,G I!の置換jりを,ゐgj?=ゐX(ゐ∈ G)で定めると,Gj?={別戸gEG}はG上の可遷IUIIH7換群となり, 写像φ:g4g沢によ,てGと同型になる.  同様にglをhgL=g−1ゐ(ゐEG)で定めると,GI = りQlgEG} はGIこの可遷正則置換群となり,写像w:gト4g/によってGと同型に なる.作り方より,Gj?の要素はGjlの要素と可換である.これらを まとめて次の定理が得られる. II

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-,_  定理2.3.2 ぐ;をX上の可遷IE則置換群とする.このときGと同 りなX土の可遷正貝│」置換群f7で,任意のgE(7; ,カEj7に対してゐg= gみが成り立つものがただ ・つ存在する.  μが強連結オートマトンj =(別2;,y)の自己同’SII写像で,与えら れた。ESに対して,りげ=.9が成り々つとする.・ESを任意にとる と,Z =7Vり,幻となるxEJ*が存在する.このとき, /g77   −   一 ヽノ X O y g″ 一 一 7Vりが,幻 =yv白',幻    = 「   となってgは正則である.すなわち強連紡オートマトンの自己同 型群は状態乗合上の正則置換群となる.  定理2.3.3(4) Sを有限脂群,gをSのべき等元とする.部分甲・群 gSeが群となる必要ト分条件は1,が極小であることである.  証明)必要性.gSeが群とする.93 = eゆえ,eはeSeの要素で ある.eOXO=(exOg=OXOが成り窪って,.はESgのりt位元 となる.  g’∈7?に対してge’=g’g=g’が成り立つ時を考える.・.’・= ele=ε’となってg’はeSgの要素である.よって.ぷεの中に,ε’ の逆元(ε’)^1が存在する.(e’)2=g’の両辺にo’)−lをかけて,g’ =gが得られる.  すなわち,gは極小べき等元である 十分性.eを極小べき等元とする. 明らかに、回陥は演算に関して閉じている. 必要性の特と同様に、6よ回りの単位元となる.exeに対して

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OXO”が゛き等元とする.  (exg)″り = ε(exg)”=(exe)”  となって,0XO”≦eである.eが極小であることからDxe)”= gとなり,(gxe)”’1EgSeはexgの逆元である.すなわち.eSeは群 である.      □  補題2.3.4 Xを有限脂群,り,e2をXの極小べき3元とする.こ の時,(eげ2り)″7 =り,D2eげ2)“ =e2を満たす正整数,77 ,y7が ある.m,nがそれらの数の最小のものであれば,・=,7である.  証明)けげ:ド1)″’が4き等元であれば,けげ2り)″7≦りとなっ てけげ2り)″7 = りが成り立つ.同様に(e2eド2)“ =e2も成り立 つ ≧ 一 s,zlをそれらの数の最小のものとする.・>,1とすると,・−,1−1 0ゆえ, り ニ けげ2り)″’= eげ2け2eげ2)″7−り1   °eげ2け2りe2ドづ″o”’I)り ゜eげ2(eリ?げ2)″7’″“りI   ’(eμ2り)m一一となりて, j7・が最小であるということに反する。よ・て,。≦。となる 同様にして,・≧。が示されて,・=。となる。 □  補題2.3.5(1削 Sを有限集合χ卜の写像によるや群.Gを刄の部 分群,gをGの甲一位元とする.Gをχ6こ制限したものはGと同型な置 換群である. 以下の lつの補題は基本置換群を定義するのに必要である. 補題2.3.6 Sを有限緊群,り,りをSの極小ぺき等元とする.こ 13

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-の時,群りSりと群ε2jり2は同やである.さらにSがX 11の写像によ る¥群の時,りSりのχり上の制限と,92S,りのχg2 11の制限は, 置換群として同型である,またSがχ上で可遷ならば,りSelのχり 上の制限もまたXり上可選である.  証明)補題2.3.4. より・(り゛2゛|)”= り,02りg2)”= g2 を満たす最小整数タ1が存在する.りSりから・2Se2への写像φを  (eドり)φ = 0291)″りぃりりoげ2)= 02り)”.Hりg2    で定める.  0作り方よりこのφはwe11−delfinedである.  川)g2.りりEe2jQ2とする.    り・に2゛(りり)り≒ドり(りり)″       ニ(りり)≒≒ドり(りり)″’りげ2であるから    (りりxりけげ2)″’1り)φ      ニ(勺り)″(りに20・1e2)にl)eげ2      ニ(ど2どle2)yy(e2elど2)f?     ゜(?2 ‘yど2     となって,φは全射写像である. iド)DドドI)φ(り,≒ド1)φ   ニ {け2り}yyげげい{け2り}″,りeげ2}   ニ(e2e1)yり(ele2ε1)″列げle2 =(e2el戸り1eド2elE2   ニ((りりり)Dレりり))φ    となって,φは準則や写像である. iv) レドり)φ= e2とおく.   すなわち,(りげ1)”.回げ2=e2とする.   ゛1(゛2゛1)″,ycle2 ニ eげ2が成り 俘ってeドりe2 =,yle2が

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︱ ノ イ ¶}られる どレye?|  ニ ど卜s・ど1(ど2ど1)fフ ニ el‘yどle2(!?2cl)n = e1c2(e2ど1)y7  ゛(りりり回  ゜りとなって,りハフ| ニりが示され,φは吊射写像である 以│ユにより,φは同型写像であることが示された. 次にXりからxe2͡ヽの写像Fをけり)y=xりe2と定めれば, (けり)’り.に1)y   ニ(xeレygl)F ゛xど卜s’ele2 2 x(ele2e1)″・slele2   °xEIど2(ど2ど1)y≒yele2  ゛けり)Fけドり)φとなって りj侵1とeバり2は置換群として同型である. またXりnxe2≠φのとき,そこではFは恒等写像となっている ・り・夕りeχりとする.S力 (・り戸=yelとなる.9ESカ い1」^遷ゆえ φ X 存在する.この時, xel(eドel)=(xり).に1 = Jノごげ1 ニye1となってε1xelのX6,1上の制限にLVc 1 11 可遷である □ この補題により,オートマトンjの構造半群の極小べき等元e,e’ から得られる置換群パリ戸のyにLの制限と,置換群どご(j)どの Xノトの制限は,置換群として同型であることが判る.これから基 本置換群の概念が得られる.  定義2.3.6 gを,有限オートマトンj=(S,27,7V)の構造半群 ’!I(/1)の極小べき等元とする.任意の,9∈心,と任意のiEど’(j)刈こ対 15

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--_ して7V’白・,幻 = .(iと定めて得られる置換オートマ トン (,Se,s ・‘`(,4)e,jV″)をメ11の誘導置換オートマトンと呼ぶ.補題2.3.6 により,誘導置換オートマトンは同一型を除いてただ ーつである.ま たど’・(/1りのSe上の制限を基本置換群と呼ぶ.  誘導置換オートマトンと基本沢換群については後砿で詳し<調べ る.以下の補題と定理は極小べき等元の性質に関するものである.  補題2.3.7 り・・りを有限集合χ上の写像による饗群Sの4き等元 とする・ り≦りならばχら.⊂χりである.  証明)・∈χりとする. ゛’゛りが成り立ち・゛り ’(゛り)゛./ ゜ ゛(り白)ニ゛り ニ゛とな()て.゛ex白である. よoてX゛ された.      □ 謳二λり/ が示 補題2.3.8 り・りを有限集合X上の写像による參群Sの4き等元 とする. χり.’χり である. xe であって,ら・≦g ゾが成り立つならば’ej ° e.j 証明)任意のleyに対して・J白exらが成り立9から・゛白7 一 ! e  ノ 一 一 xe j・とな’!)て・り.゜りである □  定理2.3.9 りを有限集合χ上の写像による半群Sの極小ぺき等元 とする. gき等九e2が極小であるための必要十分条件は,#xgl= #χg2が成り立つことである.  証明)必要性.0が】り)”が・゛き等元とすると,りが極小である ことから,D2gげ2)”=ε2となる.よって,  χe2 °χ02ε|ε2)”⊂J¥りε2⊂χε2となり,  χりg2 °χり!が示される.

(21)

 よって#yり≧#A々2である. 同様にして#xe2≧#yりが示され,#Xo 一 一 #Xりとなる  十分性.g’を.’≦りを満たす極小ぺき等瓦とする.  本定理の必要性より,#χg’= #χり = #χe2となる.仙題 2.3.7よりχe’⊂xg2となり,χe’=χg2が得られる,補題2.3.8 よりノニe2となってe2は極小である. □  定理2.3.10 Sを有限集合X上の写像による吋遷半蔀,xOをχの 任意の要素とする.この時,xoe=xOとなるSの極小べき等7GEが 存在する.  証明)り】を極小べき等元とする.Sが可遷であるので,xOりμ= xoを満たす/ESが存在する.(りり)”をべき等元,g″を.″≦(gOO” を満たす極小べき等元とする.補題2.3.7よりxe’⊂XOOO”とな る.  またχ(りμ)”=X(り)0”’1りμ⊂χりμゆえ,  #χe’≦#χ(りμ)”≦││χ・(μ≦ L¥・oが成り立つ.  定理2.3.9よりがχe’= #χりlとなって,L¥(りり)”= #xgoが成 り立つ.  g’(り)0”とおけば,gはxoe=xOを満たす極小べき等 元である.       □  £0’ すると, す. {eO・ elll・・ これは.9の部 詞  脂 ’分 −1 群 }をざのすべての極小べき等元の集合と となる’また’U(川≡fox゛ニXを満た 17

(22)

-2 4 有限オートマトンの自己同や群  強連結有限オートマトンの構造半農と自己同聖群の関係は,有限 集合上の'び像t群と,その中心化群との関係に置き換えられる.特 に構造緊群が農になっているときは,自己同型群は置換群の中心化 群である.  本節では,まず,置換オートマトンの陽介の自己同や群について 触れ,その後で,一般の強連結有限オートマトンの自己同や群が基 本置換群の部分群の準則や像となることを示す.さらに,自己同型 群が基本置換群の部分群に同型となる場合や,誘有限換オートマト ンの自己同型群と同型になる場合について調べる.基本置換群と同 型になる必要十分条件についても述べる.  定理2.4.1 j=(G、G、7V)を群オートマトンとすると、/1の自己 同型群はGjlである.  これは定理2.3.2より明らかである.  定理2.4.2 j=(S,f,Ⅳ)を強連結置換オートマトンとすると, メ1の自己同型群は構造半群(この場合は群である)の中心化群であ る.  次の定理は本ぐの土定理である,ここでは,強連結有限オートマ トンの自己同型群が基木賊換群の部分群の準同や像であることを示 す.  定理2.4.3 j=(S、Σ、N)を強連結イj’限オートマトン、。をjの 構造參群削j)の極小べき等元とする.jの自己・同型群4(j)は、基

(23)

木置換群e .(j’j).の油分群の準II I ・j聖像である.  証明)・りESsとする. xcにt恥’・gを満たす27*−{λ}の要素の ー つとする. この時,jog °・りが成り立つ.  jOを含むり(j)の可造成をSoで表すと,  So °り戸(j)  ゜.゛(パ’1(j)゜A/OIO,xe)・j(メ1)= jV(りμ(j),xc)= りμ(.4)ε  (ニ・りとなって,タoは・りに含まれる.  列,・りe Soとすると,補題2.3.6より,ド(j)1,のjりjlの制限は 可遷であるから,・りi7 ° 52となるi7ey?(j)gが存在する.  また別〕’り4(/1)=・一(j)であるから,  50Zj   °・りり(j)i7= ,sj(j)i7= 7V(.vμ(j),.)= 7V01,・,),i(/1)   ニ ・りi71バj)=りり(j)  ゜Soとなって,  このiはSo上の置換となる.よ・て,r?(j)eのS・上の制限の部 分群£’2{iliEμ`(j)e. Soi −So目こおいてSoは£’の可選成で ある. £’をSO上に制限した置換群£を考えると,これは可遷である. またi7がd(j)の要素と可換であることから,£はSo llの可選一F則置 換群,1(/1)の要素と可換である.  よりて定理2.3.2より,£はSO IIの可遷TF tll」置換群・i(j)と同型 である.  またφ:£’→£をμφ=glSOで定めれば,このがはil’同JW写像とな る.よって,i(j)にhド(j)gの部分群の準同’駅像である.    □ 例2.4.1 s=U,2,3,4,5,6},J=D,ゐ,d,状態遷移関数7Vが 図2.4.1の様に定められている強連結有限オートマトンj = 19

(24)

-._ (S、27、7V)を考える 柄 123456︶ a 342121 み 562121 図2.4 C ’ 213434 1 造や群・?(j)は生成要素a-、&Fによって生成される要素数16の ト肘である 削〕゜{ i4、ぷ引、 ・ぐ(j) ・ 一 一 {i,i2,J3 る.4(j)の1を含む可造成はい,2}である {,i2,i4,F,i2剖である  −2 α α 4 12345R︶ −︲− 21434︵j 123434 C 213434 図2.4.2  2 α 124349り − C φ:£’→Årは{J2ドμ,i4 12 C 12 びjl yl α 2 C よりI ト⇒(?, X 21 図2.4.4 ・ j2 C 2 n ̄C 一 £Iド4X,  2 a ∂2 α4 a 4S` C i4,F,a7, また, C  C’  2 α α1 = -£ ’ j2 図2.4.3 J2Fト⇒削となる a'2 F,a'3 F}とな 瓦″ 一 一 α ̄ご α ̄C C・ n乙  a j4 以下では,極小べき等元による可遷域に条件を付けた場合や,白

(25)

己同や担い(j)が誘導置換オートマトンの白に同や群,または基木 匹換群ドI(j)eと同やになる条件を求める.最初に置換群の中心化 打に関する定義と,いくつかの哺題を示す.  定義2.4.1 GをS 11の置換群とする.77 −{削任意のjリ≡Gに対 して,八万μ}=バg万)}と定めれば.HはS llのii9換群となる.この 77を(7;の中心化群という.  定義2.4.2 GをS llのiR換群とし。、をSの任意の要素とする. G.9 ’{gEGI、sg=バはGの部分群となる。このGsを、Gの、、にお ける固定群圭だけx一囚定部分群という.円x(札G)でGいこおける 不動点集合DESIすべてのgEGに対して,lg ゛ 1が成り立つ.} を表す. GがS上の写像による・14群のときも,同様に.に固定部分群と,Giに おける不動点集合Fix(.9,G)が定義される.  補題2.4.4 GをS七のnf遺沢換群,/.,EFixO,G)とする.g EGに対して,/xE≡Fix(,s,G)ならばりリ≡│り.XG,G)である.  証明)ゐEG.,とする,/gEFix(.s,G)より,り1/,= /gである. /el月x(,9,G)より,gゐg−IE Gsとなる. ・jEIりx(,9,G)から,リゐμ−1 = .となりて0・g)ゐ= り1が成り俣つ. すなわち.,gEFix 0, G)である.    □  補題2.4.5 Gを有限集合S上の可遷ii9換群,1,.sESに対してz °・sゐ,みEGとする.このとき,(:;,=ゐ・IG.j・である.  証明)gE(私とする,このとき,fg=1である.  shgh ̄1 °りリ”1 ニ zメ1’1 °.yとなってノリリ”1ECTGである. 21

(26)

-立 g 次 rg ち 一 一 に,  一  − ゐ’ljlgl・’1ゐ∈メ2 ̄IGj’とな゜て・G・⊂h’1Gshである 力 gEゐ’】Gj7’ゐ’lg’ゐ,g’EG,・,とする. tメ1’1g’ゐ ゜sg″ゐ ニ sゐ ニ yとなって,ゐ’IG,μ・⊂G,が成り ’1G,j’゜G,が示された.    □  補題2.4.6 Gを有限集合Shの11f遷置換群とする./∈ Fix G, G)ならば,G,=(私である.  証明)不動点集合の定義より,(八⊂(貼が成り逞つ.  sh = l,h1≡G,ゐ”= ゐとする.lg=zならば,j・ゐg= 一1から ゐgゐ’lgGsとなる.よって,り,g=り,が得られる..り,2g=,り,2か らj1 2 gゐ’26Gsとなる.これ・を繰り返してゐりリ,りり≡Gsとなる.Gが 有限群だから,j,−lgゐ(=Gsとな・って.lh・lgメ1 =/が成り立ち.9g =,,・が示される.     □  補題2.4.4より,Gの要素には,Gsの不動点集合を置換するもの があることが判る.補題2.4.6の,次の系はそれらの置換が正則で あることを示す.  系2.4.6 Gを有限集合S土の可遷置換群,z。,EFix(s,G)と する.gEGに対して,tg=zならば。,g=。である。  定理2.4.7 Gを有限集合y.11の弓道置換群とする.Gの中心化群 がは正則であり,その位数けGsの不動点の個数に等しい.またμの, 点・yを含む弓遷域はGsの不動点からなる集合である.  定理2.4.8 j=(,S,Σ,7V)を強連結有限オートマトン,£oで構 造寥群・`I(j)の極小ぺき等元の集合を表す.この時,次のi),ii)が 成り立つ.

(27)

 neEE()で,#xeニ#いづj)cが成りぐつものがあれば,バj)は 基本置換群ど`(j)eの部分打と同やである. 一 一 ii)任意のら・りe£oに対して・SりニSりか・またぱ9りnSり φが成り在つなら。j(/nは,eだ(jhのS・のトの制限(=G) の中心化群77 ’と同型となり,d(j)の位数は,jGS6こおけるGの固 定群Gsの不動点数と等しい.すなわち,祠j)は,誘導置換オート マトン(,9g,r‘.゛・I(j)e,7V’)の自己同型群に等しい.  証明)O定理2.4.3におけるφ:瓦’→£が同型写像となるから, 明らかである. ii)召″OC」!FOを・{S祠eE£10がSの分割となるように定める. すな わち’UeEE゛oS゛’Sと’任意のり・’りe /yo(り≠り)に対して Sり・nSり゜φが成り立‘7)ように7?’oを定める.  写像φO:Xり ̄゛Xりを任意のり・e.ノ.e£″oと任意の・6λ’らに対して・   ・φり’゛りで定めると・  定理2.3.9の証明より・φり・は全軍射写像とな’)て・逆写像φ’1り・ が存在する.  eoE£oとすると,りげ(j)eoのSEo llの制限GはSeQ上の可遷置 換群である.  H’ を(Sり)11の)Gの中心化群とする.  以下ではこのH’ をS上の置換群/7に拡張する方法を述べる.  ,9ESとg’∈77’を任意にとる..,・ESりとなるり∈£’oが存在する. り1’・sφ,og’φ’≒oと定めると,sりg=sりとなって,gは,9トの置 換である.  g, ゐF //と.9EXり,りEf’()に対して・ げμ)/・ 一 一 ぶ ぐ φ,0g″φ’≒0)φ,(φ’φ’I,0 = り6(μり1’φ’ljOが成り立 23

(28)

-つ. さらに,gリり =g’であるから,Hは7/’をSに拡張したものに なっている. そしてその可遷」或はSり(り∈/ら)である.  次に.゛ESら・iE‘1?(j)・gE77・だFΞSり(り・・゛.ノ.e£’o)とする. Sg(μり゜Sりゆえ,・9°1りとなる1ESり)が存在する.  g’ej7’がりげ(j)り)の要素と可換であることより,  − ∫Jg 一 一 /C ixg 一 一 一 n? 1‘ieog’φ’1.メ・0 ’ze(回り:ieog’φ’1,/0 ニ リドeoeパFeoφ’しO ニ りぐ’どoeドi ̄φ,/Oφ‘1./0 ’ tSZleocjyニ ノμ″どoc,・φ,・()φ’≒oi゛/μ’どoe/・ど0φ’い0 2i ̄ 一 一 /ど oり・eog″φ‘≒Oi°/εドOg’φ’I,‘O:i’ニ .ggog″φ’らoi    −りi:iとなってgは自己同型写像である.  よって.Hは自己同型群一回j)の部分群となる.771Sり)=/7’ゆえ, ・d(j)ISoは77’を部分群とする.  d(j)│別〕とj7’が正則で,7/’が可遷であることから,d(j)ISo= 月”とな・って.4(j)=/7が示された.  定理2.4.9 j=(,9,Σ.N)を強連結有限オートマトン,εを・:’(j) の極小ぺき等元とする.jの白己同型群りj)が基本置換群e ・?(yl)eと 同型である必要十分条件は,1ほε=ねげ(j)eであって,すべての ・1 e ¥ 一 -eに り∈£oに対してぬりニぬ乙ノ・か・またぱSり・nSり゜φが成り立つ とである. 証明)十分性 LQ=#パりμであるから,定理2.3.2より り)εの中心化群H゛はeiミ(j)eと│司型になる.定理2.4,8より, りj)Ξ/7″g 以(j)eが得られる, 之、慢性 yフり抄力 いU)に同やであるから, 定理2.4.3の£’={il i7 ∈ど2(j)ら Soi=so}はg ・?(jzlD に等しくなる.,パ?(j)eがSe.1レ可

(29)

遷であるからSe −Soとなる.  これによ’)て刄゛がりj)のrlr遷域となろので・すgてのら・・り∈£0 に対してSり.’Sりか. または刃ら・njり.ノ゜φが成り立っ. よ’)て #y`(jμ = む1(j)= #.SO = #jりとなって,lh ・(jD = #SEであI“・ る.  定義2.4.3 強連結有限オートマトンj=りi,27,A/)が状態独立と は,任意のc7とrE27に対して,jV0,cy)−N(/,r)となる□≡Sが存在 すれば,すべての,sESに対して7VO,・7)−7V(s,z・)となる場介をい つ.  系2.4.9 強連結有限オートマトンj=(S、Σ、N)が状態独立なら ば、自己同型蔚りj)は基木沢換群J?(j)gと同型である. 証明)幻7eとeFバこ対して,肖り7ど = xどFeとなるyEj匈力 きを考える.Aが状態独立であるから cUe = e 一 や x l あると ireとなる.よって #S゛’#゛I”(j)゛となる・ .’‘eSら・nSりとする・ .゛ な’)てり゜りが成り立’ニ)て・Sり.゜Sりである. 25 一 一 sei ° seJ・と □

(30)

第3章 基本置換群

3 1 概要 2章において4

が,状態集介の

群ドリ)eの中

ノノ ヽい﹂ t,極小べき局九による状態集合の像 りり},リ≡£0 バ’fl」を導くときには,自己同ぺI!群刎j)は,基本置換 ヽ化群と同型になることを示した.木章では,  レUO が状態集合の被覆となっている場合に,基本沢換群の中心化 群の部分群を用いて自己同型群を表すことを考える.  強連結有限オートマトンj =(yJ,y)に対して,几,={xE J*ly(札x)=.0 と定めると,強連結オートマトンの場合は,刎j) がlド則置換群になることより,打j)による分割において同じ同値類 に頴する任意の状態,y,/はTN 7 TI,を満たす(すなわち等しい固定半 群をもつ).Barnesn)はこの逆について調べ,構造脂群が同値 関係を保存する分割で,同じ同値類に属する任意の状態nrが等し い囚定乍群をもつような最大の分割カい(j)による分割と等しいこと を示した.しかしながらこの方法は4(j)を求める具体的方法には触 れていない.  本草では,そのために基本分割の概念を導入する.そしてxcLの 基本置換群μ?(j)eの中心化群の要素で,タらこ属する基本分割の同 値類を固定しているものの全体が,群j)と『司聖になることを示す. また,極小べき等元を求める具体的方法にも触れる.  本なの結果は,ド1eck(6仏 Perrin et PerrotUいと植村  ∩5バ9)の結果の拡張であり,有限強連結オートマトンの自己同 型群を,極小べき等元の像による頂点被服が分割になっていない場

(31)

合にも特徴付けたことになる.また前述のl仙rnes による自己同型 群の記述を,より具体的に示したものとなっている.ドj(j戸を求 めるのがご(j)そのものを求めるより容易なことはよくあり,実│際に 自己同型群を求める有効なアルゴリズム検波のーつの指針を与える. 本章の定理3.2.2は業績16において掲載が決定している. 3 2 基本置換群と自己同型群  強連結オートマトンj=(到J,y)の自己同型群を求めることは, jの構造形群をざの適当な部分集合上に制限させて,そこでの可造疋 則置換群を求める問題に帰着する.本節ではこの手法によるこれま での成果と,基本匠換群の中心化群を用いる方法について述べる.  札/EygEj(j),xEJ*に対して,5y=にy(yx)=rが成り立て ばy(/,x)= Nいg,)c)= y0,x)μ= リζ= yとなる.これから, ご(j八=じ(j)/であることは1 = ∫μとなる自己㈲型写像μが存在す るための必要条件となっていることが判る.旨い換えれば,自己同 梨群は構造予料の同じ固定部分半群を持つ原点トlの正則置換群と なっている. 以 ̄ドにおいては,自己同敵前による分割より粗い分割で,構造半 を極小べき等元として,いずれかのXいこ含まれることを意味してい る. 27

(32)

・■- 定義3.2.1 Sを有限集合χ上の写像による吋遷や群とする. x, yexに対してJROJ,を”すべてのgEj’i O に対して,xEχg⇔yE yg,”と定めればμ0はχ11の同値関係になる.μoによるχの分割を Sによる準基本分割と呼ぶ.  例3.2.1 χ= □,2,3,4,5,6,7,8},タの生成要素を{α,ゐ,c}と して,それらの写像を図3.2.1の様に定める. ・-−  { の時,£o ’{α3,ご3}である.そして,準基本分割は {1,4},12,3,5,6},{フ,8口 となる. 12345678 ぴ 23156425 ゐ 46513241 C 2375682LQ 図3.2.1 12345678 − ・ a 12345614 3  3 乙’ 72385678  準基本分割は各々の状態が,どの極小べき等元に含まれているか で,状態を分類するものだが,写像による状態遷移は考慮していな い.その点を考慮した同値関係から得られる分割が基本分割である.  定義3.2.2 Sを有限集合X上の写像による可遷や群とする.x, JEXに対して・7りを”xj?OJノであって,かつ任意の.sESに対して, Eり?Oy.9が成り立つ場合,”と定めると,この尺は7? o の細分となる. ーによるχの分割をSによる基本分割と呼ぶ.作り方より基本分割の

(33)

同値類は,あるXいこ含まれる.誼い換えれば任意のxe DE£O) はμのいくつかの同依頼の和集合となる.  補題3.2.1 Sを有限集合χ上の写像による可遷半群とする.こ のとき,基本分割の同値類に含まれる要素の個数は等しい.  証明)(石とQ2を基本分割の2つの同値類とする.(?1⊂xgとC?2 cχどを満たすeとg’が存在する,yが可遷であることから,xEC? 1 に対して,.ロe(?2となるsEsが存在する.QI,Q2が基本分割の同 値類であることから,(?り⊂C?2である.χg,,・g’=xg’であるから, j’はC?| から(?2への叫射写像である.よって,回?)≦が(?2である.同 様にして,μ(:?2≦吋?1が示され,μC? I =がC?2となる.   □  強連結オートマトンの自己同型群は,基本分割の同値類を固定し た置換という性質,言い換えれば可連城が基本分割の同値類に含ま れるという性質と,X・上の基本置換群g ・(j)eと可換という二つの? 性質をもつ.次の定理はこれについて述べる本章の主定理である.  定理3.2.2 j=(S,2;,7V)を強連結オートマトン,eoを構造半 群ご(j.)の極小べき等冗とする.jの自己同型群は,S・o llの基本置 換群り邨(j)り)の中心化群の要素で,Seoに含まれる基本分割の同値 類を固定しているものからなる細分群77’に同型である.  証明)μ’が部分群となることは明らかである.{(石)1≦,≦.を基 本分割の同値類の集合で・恥o°(?IUQ2U‥.U(石7・(石nQj. ゜φ  い≠ゾ)を満たすとする.h゛E H゛に対してQih’=(石が【】≦j≦ 12)成り在つ.  以下において,定理2.4.8の構成法と同様にして,jフ・をSに拡張 し,拡張されたSにの置換が構造半群の要素と可換であること示す. 29

(34)

㎜-と ( / sge ,.→xg 定める. また.Hり /【O≦に/・≦″゛’】’ら’り.∈£o)を“り・φり ’`“≒・り この(ゾは全県射となoで逆写像が存在する. 圧λ≒ 1 nxg ./ (O≦1≦。−1)力 のとき’.“りφり゜‘“り・と’‘゛りφば゜.゛らφパ り逗り守ち・Zg げりnSり)φ以のとき”φ’】jり ゜り‘lげが成り収っ.  /2’∈7j「’に対してS上の置換jl,を次のように定める 5・ /7 ゜・り。oゐ″φ`≒o,sESり(O≦j≦。−1)  どがxeoに含まれる基本分割の同値類を固定することから, ゛゛oRseohlとなる. よoて,5’゛oeiRseo/”らとなる・(ら゛oら)″= り,Doりり))n = eoとすると,,にげoら・7いりり)/J’らだから yど バeoり)nR.nりりり1’り(goり)”’1となる.この式の左辺は,9であり, 右辺を/とおくと / り 一 一 ぶど ドoyりら(りり)”‘1となって,にo= senh°が得られ, 一 一 rとsRIが成り立つ よって/zはxe .yEざど 5’ 一 一 y 力 φ 1 一 一 /0 nSe.j リりo 力 ・ φ − j上で定義され,基本分割の同値類を│占│定している のとき, ゐ’φ’≒o 一 一 /0 l いり〕ゐ’φ’≒0 ’ぶφ./0ゐ″φ’l・‘0 となってカはyLで定義可能であり,ざ上の置換と なる.  任意のg’,Z・ ’∈77’に対して,  ・yらo(g/2)’φ’≒o   ’バgゐ)= Og)メ・=(・り1’)F = バφjog’φ’≒o)φ,{μ・り’1,・o   °sφjog″ゐ’φ`ら0  となってφ,o(gゐ)’φ’≒o=φ,og″ゐ’φ’いoが成り,yつ.  またxEχgoのときは,ゐは/,″と等しくなる.よって.HはH’ の拡

(35)

張となv),HとH″は同型である.  次に,このゐが.I?(/1)の要素とnf換であることを示す り y ESC ツ ﹃ ∼ iEIIフ(j)’/1’∈7/”.ドiESe./ (り・・りE /?’O)とする. 0 /? り ゜Sりゆえ,.s’゜1りとなるrESeoが存在する ’g 7/’がりけI(yl)り〕の要素と可換であることより, (F/7 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 Zど ・・iゐ ゛hり・:iφ./oゐ’φ’l./o °I00ら・i゛o)ゐ″φI,ノo /ゐ’(gOりiり))φ’I./0 ニ り”゛0り・iφ,/Oφ’1./0 °りり゛0りli //1’ど0り・φ,・0φ’lj・oi’ ゜ 1ゐ’ε0り・‘ヨ0φ’1,10i /eoりgoゐ’φ’≒0:i °1り・goゐ’が’らoi ’・990ゐ’φ’1,10i  ,り7iとなる. すなわち,八で力 一 一 01Xが示された  よってみ∈打j)となり,涅⊂4(j)となる.  圭だμ∈バj),j(≡xeのとき,リび = おり; りり).ygである. さらに,yiESEのとき,.(町ぴ 一 一 ∫χeg − 一 一 一 一 りぐとなって (印となってsR、りぐであ る.  すなわち,gは基木分割による同値類を固定している.よって, り/4)をχeOに制限したものは,だの部分群となり,μ⊃d(j)が示さ れる. すなわち,.りj)=77となって定理が示された.    □ 例 3 27 一 一 2.2  j =(S,27,7V)。S ={1,2,3,4,5,6,7,8に {a,b,c}として状態遷移を図3.2.2の様に定める 31

(36)

=-Aの状態遷移  a b c 23756825 46513241 23156425 12345678 12345R︶  H y 1 1 2 図3.2.2 り、︶4[︲orn] 戻 /ぢ 拓

645231 56431り乙 45612Q︶ 312564 23164LC  x6Σ*に対するどI(メ0の要素をiで表す.この時,£【】={J3 , F3},jりi3 ={1,2,3,4,5,6に SF3 ={2,3,5,6,7,8}となり, i和I(/Oi3はS3と同型である.gとしてi3をとると.HIは図3.2.2 の様に表される.基本分割は{{1,4},12,5},13,6},17,8川 とな る. ゐ1,ノフ4を7j’1 ’7,8ゐ1 °8,7ゐ4 °8,8ノ14 °7となる様 にゐ/とカ4’を拡張したものとすれば,77= り,1,ゐ4}である.  系3.2.2 j=(S,2;,7V)を強連結有限オートマトン,gを/1の構 造半群c?(j)の極小べき等元とする.jの自己同型群・1(j)は,jの 誘導置換オートマトンりり,どヲ(j)ら7V’)の自己同聖群の部分群であ る.  基木分割は自己同型群による分割よりは大きいものではあるが, Barnes(1)が与えた自己同型群の分割の抽象的な条件とは異なり, 基本分割を用いた定理2.3.1の証明は,有限オートマトンの自己同 型群を求める 一つの具体的方法を示唆している.  これにより,自己同型群を構成するのには,   i)極小べき等元εを一つ求める.

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  ii)yjlj)εを構成し,これの中心化群を求める,   li・),基本分割を構成する, を行って,中心化群の要素で,基本分割を囚定するものを取り出せ ば良い.次節ではこれについて訓べる. 3 3 極小べき等7Eと基本置換群の決定  前節の最後で述べた自己同や群を構成する脂順のiinは基本分 割の定義から構成法は容易に得られる.∩における極小べき等元の 求め方と,inにおけるeバj)eの構成法を考える.本節でり,える 手法の計算吠についてはまだ調べていないが,それは,これからの 研究課題としたい.本節ではまず最初に,有限巣今上の写像脂群に おける極小べき等元の求め方を考える.次にg(フ(/1)eを構成するの に必要な極小べき等元の集合について触れ,それを用いてど?(j)e の構成を考える.  まず,極小べき等要素を一つ求める方法を述べる.任意のべき等 元ε’に対して,#xg≦#XE’となるεを求めればよい. 一 一 j α £ "   % ゜{α1,α2‥‥,QJをX上の半群Sの生成要素の集合とし,。 ゐ’・(1≦削・,1≦j≦jl)を゛^`゛き等元とする。 ’り1,り‥‥,り}として,Lye}。E I。 =(?″1とする。 C?’1の要素Xりで・Xり.ニ)χりとなるχり(χり≠Xり)が存在する ものを考える. 任意の‘゛eSに対して・χり.’‘ニ)χり ゛だから・χりは 極小べき等元を求めるときには,不必要である.よってこのような xc /を(ylからすべて取り除いた集合族(?I={xら}を作る.このと 33

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I . 7 a Z2・^・ aik  次に,極小べき等元6こ対して,群eSeを構成する方法を考える. αEjに対して,(心7)/をべき等元とすれば,xe⊃Xいα)/となる. εが極小であるから,この不等式は等式になり,(白7)/は極小べき等    ⊃χ【g’】αり)ゐ2‘‘‘αり ⊃ χ!り2£7り‘‘’αG・    7)χ(ら・2り3)削‥.“りが成り立っ.  この右辺は最後は,C?のどれかの要素を含む.すなわち,χe’⊃ xfo. 2 χ,がり・となる4き等元/y・/ec?がある..’が極小べき等元で あるから・χ゛″゜x-/J≒./とな゜て・バ≒l・は極小べき等元となる.  よ゜て・#χ,/y/が最小であるχ/りeC‰において・4き恟元戸り・は 極小である. この石ノ・は(:?の構成において得ることができる. すなわ ち,(:?を求める過程において,極小べき等元を一つ得ることができ る. -き・どのXらも他のX白を部分集合とはしない・  次にヽ(几を帰納的に構成する, (与゜レ自大 いノ・は4き等元である)・と表されているとする. /ブ と宍/ejに対して・宋き等元几ノづら町勁を求め・(?’か+|゜{xハバ とする.(?1を作るときと同様に,(?’ト,.1の要素の中で,他の要素を 真の部分集合とするものと,すでに(?|,(?2,‥・,(:4に現れたものを す4て取り除いて得られる集合族をぐ粧  (与士1を求める作業を繰り返していく 現れる. このとき(?=(ハ7とおく. e 一 一 ご7y l α 十1  と と定める。 ,C? 。H.1 = φを満たすgが 12‘‘‘ ら・,。を極小べき等元とする。αESと任意の自然 数力に対して,xa⊃xahであるから Xど 一 一 Aり り α j つ ・ ‘ ‘   -ajk ⊃xao 力 ]ひ j2‘^・ aik 一 一 xe

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元となる. よって,すぺてのαEjに対して,り7=Gα)6となる極 小4き等元gαが構成出来る.このとき,任意の極小べき等元g’に対 して・゛’“りド゛’“が成り立っ. よ゛゜て・jに゛ら・1り2‥・りパEeS゛は ea り ど<α ど C7/1 aile aj2 1 a】’α21≒72 α 111 5ag e  t・と表される.すなわち,tづeは,  aik c, >む,と表される.これから回昂を構成す るのは,Sを構成するより,通常は容易であると思われる.  今後は,自己同型群を決定する実際的なアルゴリズムを求めるこ とと,そのアルゴリズムが有効に機能するオートマトンのクラスを 決定することが倣要である. 例3バ3.1 X={1,2 8},Sの生成元を{α,ゐ,c}とする α,ゐ,cから得られるべき等冗はα3,ゐ2,c・ 2である C?1’={Xα3,Xゐ2,χご2}= HI,2,3,5,6,7},{},2,3,4,5,6,7,8},{3,4,7,8}}となって C?I −{χα3,χc嗣 ={{1,2,3,5,6,7},0,4,7,8口である. ln.乙りJ4rarり7QU a ゎ c ぶ bl c1 2312675gv 56381274 2 1 1 234567Q︰︶ 231567rD 3436787 図3.3.1 3434787Q︶ 次に,α3ゐ,α3らc2と。c2ゐからぺき等元を求める 35

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-・ 1234567Q︰︶ ぷゐ [−o6351271  3 μC 2342678″り 図3.3 2 ゐ 1212565rn︶ どゐ 38387474 1234567只︶ | ゾ  φ 一句  φ 1231567︷︲o 4234867︵x︶ 図3.3 ぐ より 121256︵apn︶ 3 回 3434787︵x︶

(22″’{χ(α3ゐ)2,χ(・23り3,χご2α,χ(c2ゐ)2}=  {{1,2,3,5,6,7},12,3,4,6,7,8},11,2,5,6},口,4,7,8□となっ て, C?2 °{X・r2a,χ(c2/・)2}’ c2αcからべき等冗を求める. lo/`りり4[aG]7只︶ C

| rOG︶︵りR︶ln/`1n/` 図3.3  2 CaC 23236767 4 {{1,2,5,6Hである ln乙QJ4Lr︶Qc︶F︲ cr︶

回雨2斤仙ソ

− j | 1212565以︶ 図3.3 3232767rり さらに, C 5 2ひゐ  C?3”{XG2αゐ戸,χげ2αo駒 ={{},2,5,6},12,3,6,7□ と なって,(石 = □2,3,6,7□である.(c2αゐ戸,(c2aoy (c2ゐ)2α,((c2ゐ)り)2の中で,今まで川てこなかった写像は

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J

第4章 商オートマトン

4.1 概説  イj^限オートマトンの状態の分割で,状態遷移によっても,同値類 が変化しなかったり,あるいは 一つの同慎類の要素全部が他の一つ の同値類に移るものを許容分割と呼ぶ.許容分割は商オートマトン を導く.また有限オートマトンの,自己同型群による可追放は状態 集合上の許容分割となる.本章では,自己同聖群による商オートマ トンのいくつかの性質を調べる.さらに,自己同型群の正規部分群 による商オートマトンと等価なオートマトンに関する一一つの性質の 必要十分条件を示す.  商オートマトンの自己同型れについてはドLeck,Perrin et Perrot,Weegらの結果がある.ド1eck(6)は有限群涅がjの自己同 型群の正規部分群の時,商オートマトンj/μの自己同型群は パ(j)/亙と同やな部分封を持つことを の結果をμが正規部分群でないときに 云した.Bayer(2)はFleck の結果をμが疋規部分群でないときに拡張した.状態集合,?上の二 つの置換群を定義することによって,Pauドに)にL4/μの自己同型 群を定めた.Weegい6)は任意の二つの有限打G(G≠ndn とだ に対してjの自己同型群がGに同やで,j/4(/Oの自己同や群がだに 同型であるような強連結オートマトンjが存在することを示した. これは強連結オートマトンの自己同型打と,それが府く商オートマ トンの自己同聖群は独逞であることを示している.Perrin et Perrot(11)は等価なオートマトンの概念を用いて,任意の有限打 G{G≠nd})と任意の強連結オートマトンβに対してd(j)がGに

(43)

同やで,j/燧(j)が/jと等価であるような強連結オートマトンjが存 在することを示した.  本喘ではj万口J)の自己同や群は,jの自己同型群のときと同様 に,どづj)eの部分群の準同や像となることを示す.これにより, d(j)による商オートマトンの自己同や群はぺ(j)とは独立であるが, Eヴ(j)いこ関係していることが判る.また.4(j)の部分群だによる 商オートマトンy1ZHの基本分割は,オートマトンjの基本分割と本 質的には変わらないことを示す.  さらに,有限群Gとその正規部分群が,及びGZHと同聖な自d同 型部分群を持つ任意の強連結オートマトンBが辱えられた時,バj) がGに同型で,∬に対応する4(j)の正規部分群μ’による商オートマ トンÅZH’がβと等価である有限オートマトンjが存在することを示 す.  4.2節における定理と内容は業績16において,4.3節における 定理と内容は業績17においてそれぞれ拓哉が決定している. 4 2 許容分割と商オートマトン  Weeg(16)は任意の二つの有限群G{G≠nd})とガに対してj の自己同や群がGに同型で,j/4(j)の自己同型群がフバこ同型であ るような強連結オートマトンjが存在することを示した.これは強 連結オートマトンの自己同型群と,それが導く商オートマトンの自 己同や群は独立であることを示している.しかしながら,これは j/4(j)の自己同型群がぴ(j)と無関係であると述べている訳ではな しヽ.  本節では,j/4(j)の自己同型群は吋?(j)eの部分群の準同型 39

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J 像となることを示す.これにより,.,1(j)による商オートマトンの 自己同や群はg(j)とは独立であるが,ε,C(j)eに関係していること が判る.  さらに.:(・4)の部分群7月こよる商オートマ?ヽンj/77の基本分割 は,オートマトンjの某本分割と本質的には変わらないことを示す.  商オートマトンを構築するためには許容分割の概念が必要である, またオートマトンの自己│司型群は許容分割を導き,これから商オー トマトンが得られる.本節では,まずこれらについて調べる.  定義4.2.1  有限オートマトンj =(S、Σ、N)のSの分割π =  [j71 、 月r21一一・j 7ら] (S = H IIU772・・・・j UHn・Hi∩Hj ゛ φ、i≠./)が許容分割とは、任意のjlち∈πと任意のとrE2;に対して 7v(Hい(y)(ニダノ’となる聚/が存在するときをいう.  定義4.2.2 j=(S、Σ、N)を有限オートマトンとする.Sの許容 分割π ゜{771 . HII‥‥、7/.}が与えられたとき、任意のノち∈πと.7∈27に対して、刄: πXJ→πを   刄(Hi・・ ゜‘)゜馬・⇔ 7V(馬・j °’)(ニ聚/となる馬.6 ″が存在する時・ と定めれば、(π、J、眉は有限オートマトンとなる.これをzlのπ による商オートマトンと言い、A/πで表す.強連結オートマトン  月゛を有限オートマトンj=(S,2;,jV)の自己同型群の部分群とし 77の可逓減によるsの分割s/7y °DIμ,り77‥‥,りμ7}を考える りj/∈タ/77とcりE≡27に対して, Ⅳ(り77,ry)= □V(s油,0・)│ゐ∈7/}={7V(,り,cy)み|ゐ∈7/}

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