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IT to gakushū kankyō purojekuto chūkan hōkokusho

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Academic year: 2021

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(1)Title Sub Title Author. Publisher Publication year Jtitle Abstract. Notes Genre URL. Powered by TCPDF (www.tcpdf.org). ITと学習環境プロジェクト中間報告書 重松, 淳(Shigematsu, Jun) 太田, 達也(Kunieda, Takahiro) 加藤, 祐己(Kohiyama, Kenji) 國枝, 孝弘(Terada, Hiroko) 小檜山, 賢二(Doitsugo kyozai kaihatsu purojekuto menba) 寺田, 裕子(Yasumura, Michiaki) ドイツ語教材開発研究プロジェクトメンバー(Waragai, Ikumi) Raindl, Marco K. 安村, 通晃 藁谷, 郁美 慶應義塾大学湘南藤沢学会 2007-07 リサーチメモ 2005年度秋学期から3年間の予定でスタートした「ITと学習環境プロジェクト」活動の中間報告。 新規に興した多言語ケータイサイト開発、所属語種(ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国 語)が開発してきた各種教材の現状を中間的に報告し、残りの1.5年間でこれらの教材を統一的に 扱えるLMSへの展望を述べるもの。 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科ヒューマンセキュリティーとコミュニケーション(HC) プログラム2005年9月-2008年9月 Technical Report http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=0302-0000-0607.

(2) ISBN SFC-RM. 978-4-87762-187-O 2007-002. ∼. 繊 ・鰍. 麟 痔. ITと 学 習 環 境 プ ロ ジ ェ ク ト 中間 報 告 書. ,1. 2007年6月. 赫 ⋮ 号 ・ 繍. 慶 鷹 義 塾 大 学 大 学 院 政 策 ・メ デ ィ ァ 研 究 科 ヒ ュ ー マ ンセ キ ュ リテ ィ ー と コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョン (HC)プ 2005年9月. ログラム. ∼2008年9月.

(3) 目次. は じめ に. ・・ ・ ・・ ・・ ・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・ ・・ ・ ・・ …. 3. ・ ・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・ ・・ ・ ・・ …. 5. ・ ・・ ・・ ・ ・・ ・ ・・ …. 5. これ ま で の 活 動 報 告 ■多 言 語 ケ ー タ イ 教 材 開 発 は じ め に(小. 檜 山). 1.多. 言 語 ケ ー タ イ 学 習 サ イ ト開 発 ま で の 経 緯(重. 2.多. 言 語 対 応 携 帯 電 話 シ ス テ ム研 究 開 発 【1]実. 装 した コ ン テ ン ツ 、 シ ス テ ム. [2]発. 信 型 ケ ー タ イ サ イ トの 構 想. [3] 3.ド. 松). ・・. 一MobdoM(加. 6. 藤)7. 実 装 上 の 問 題 点 と今 後 の課 題. イ ツ 語 ケ ー タ イ 教 材 開 発(藁. 谷). ・・ ・ ・・ …. [1]. 目的. [2]. 手法. [3]. コ ンテ ン ツ. [4]. 展望. [5]. も う一 つ の携 帯 電 話 用 教 材Mobillin. 4.フ. ラ ン ス 語 ケー タ イ 教 材 開 発(國 枝). 5.中. 国 語 ケ ー タ イ 教 材 開 発(重. 6.ス. ペ イ ン語 ケ ー タ イ 教 材 開 発(寺. 松) 田). ・ ・ ・…. 17. ・・ ・ ・…. 18. ・・ ・…. 19. [1]ス. ペ イ ン語 教 材 の 特 徴. [2]既. 成 単 語 リス トへ の ス ペ イ ン語 の 参 加. [3]語. 彙 教材 の作 成. [4]. 11. ウ エ ブ へ の 接 続 と掲 示 版 活 動. ■ プ ロ ジ ェ ク ト参 加 部 門. 活動 中間報 告. 1.イ. ン タ ー フ ェー ス 部 門(安 村). 2.ド. イ ツ語 部 門(ド. ・ ・ ・・ ・・ ・ ・…. イ ツ語 教 材 開 発 研 究 プ ロ ジ ェ ク ト)・ …. 21 22. [1]SFCド. イ ツ 語 教 材 開 発 研 究 プ ロ ジ ェ ク トとそ の 活 動 に つ い て. [2]Web教. 材 コ ン テ ン ツ の 開 発 と更 新 [2]-1名. [3]モ. 詞 デ0タ. ベー ス. [2]-2. 名 詞 性 あて クイ ズ. [2]-3. 発 音 導 入 コー ス. [2]-4. サ ッ と独 作!. バ イル 教材 [3]‐1. d-Pod. 1.

(4) [3]-2. 学 習 支 援 サ イ トMoodle. [3]‐3 3.フ. ラ ン ス 語 部 門(國. 4.中. 国 語 部 門(重. お わ りに. .. Video-Tandem 枝). ・・ ・・ …. 松). ・・ ・ ・・ …. [1]. 中 国 語 初 級 作 文 添 削 シ ス テ ム の 開発. [2]. 中 国 語 部 門 の そ の他 の 教 材 開 発. .. 【附 録 】 資 料 集. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. 本 教 育 工 学 会 で の 発 表PPT(モ. 2)日. 本 独 文 学 会 で の 発 表PPT(ド. .. .. ・50. ・. ・51. ・. ・55. .. ・ ・・ ・・ ・ ・・ ・・ ・・ …. 1)日. .. ・. .56. ブ ド ム) イ ツ 語). 慶 慮 義 塾 大 学 湘 南 藤 澤 キ ャ ンパ ス(略 称SFC) 政 策 ・メ デ ィ ア研 究 科 「ITと. ITと. 学 習環境 プ ロジ ェク ト. 2007年6.月. 発行. 学 習 環 境 プ ロ ジ ェ ク ト中 間 報 告 書 」. 執 筆 者 一 覧(ア. イ ウ エ オ 順). 太 田達 也. 総 合 政 策 学部 専任 講 師 、 ドイ ツ語 部 門. 加藤祐 己. SFC研. 國枝孝弘. 政 策 ・メ デ ィア研 究 科准 教 授 、ITと. 学 習 環 境 プ ロ ジ ェ ク ト所 属 、 フ ラ ンス 語 部 門. 小 檜 山賢 二. 政 策 ・メデ ィア研 究 科 教 授 、WEMプ. ロ ジ ェ ク ト担 当. 重松. 淳. 政策 ・メデ ィア研 究 科 教 授 、ITと. 寺 田裕 子. 総 合 政 策 学 部 ス ペ イ ン語 訪 問講 師. 究所 訪 問研 究 員 、 株 式 会 社MobdoM. 学 習 環 境 プ ロ ジ ェ ク ト代 表 、 中国 語 部 門. ドイ ツ語 教材 開発 研 究 プ ロ ジ ェ ク トメ ンバ ー 、 ドイ ツ語 部 門 マ ル コ ・ライ ンデ ル. 総 合 政 策 学 部 訪 問講 師 、 ドイ ツ語 部 門. 安村通晃. 政 策 ・メデ ィア 研 究 科 教 授 、ITと. 藁谷郁美. 政 策 ・メデ ィ ア研 究 科 准 教 授 、ITと. 学 習 環 境 プ ロジ ェ ク ト副 所 属 、イ ン タ ー フ ェ ー ス部 門 学 習環 境 プ ロジ ェ ク ト副 所 属 、 ドイ ツ語 部 門. 2.

(5) 本プロ. 「ITと 学 習 環 境 プ ロ ジ ェ ク ト」(HCプ. ロ グ ラ ム所 属)は 、2005年. 度 春 学 期 の 準 備 段 階 を経. て 、秋 学 期 に 正 式 ス ター トし、2008年 度 春 学 期 ま で の3年 間 で 、外 国 語 学 習 支 援 シ ステ ム と し て の 多 言語LMSをSFCに. 構 築 し よ うと して い る。 現 在 は ち ょ う ど1年 半 の活 動 を終 え た 中. 間 地 点 に あ る。 これ ま で の 活 動 で私 た ち は 、外 国語 の学 習 を支 え て い く柱 の 一 っ に教 え る側 の 「 学習支援 」 が あ り、 これ まで の教 育 的 姿 勢 か ら学 習 支 援 の 姿 勢 へ と転 換 す る必 要 性 を確 認 した。 そ の 背 景 に は、 外 国 語 学 習 動 機 が これ ま で の 知識 獲 得 型 か ら コ ミュニ ケ ー シ ョン主 体 の 実 践型 へ と変 化 して きた こ と、ITの. 飛 躍 的 な発 達 に よ り学 習 者 を取 り巻 く学 習 環 境 が 多様 に な っ た こ とが 挙. げ られ る。 今 や 学 習者 は発 達 したITを. 利 用 して 自 ら直 接 、対 象 言 語 の母 語 話者 と リア ル タイ. ム に コ ミュ ニ ケ ー シ ョンを と る こ とが で き る。 そ してそ うした が っ て い る。 さて 、第 二言 語 の 習 得過 程 は(自 然 習 得 環 境 に あ る場 合 は別 と して)依 然 と して 踏 む べ き ス テ ップ を踏 ま な けれ ば な らない 。 学 習 環 境 が変 わ っ た か ら とい っ て 、 習 得 の 方 法 論 、 習 得 ま で の 時 間 の 長 短 に は違 いが 出て 来 は して も、 習得 に至 る脳 内 活 動 の ス テ ップ を ス キ ップ す る こ と は で きな い だ ろ う。 従 って 相 変 わ らず 踏 む べ き ス テ ップ は 踏 ま な けれ ば な らな い。 教 え る側 も そ の こ とは 承 知 して い る。 しか し これ ま で の教 室 中 心 、teacher・centeredの 教 育 で一 般 的 に 教 育 側 が 考 えて きた 教 育 方 法 論 が 、今 学 習 環境 が 大 き く転 換 す る こ とに よ っ て 、 学習 者 の側 か ら 考 え直 しを要 求 され て い る とい うも事 実 で あ る と言 え よ う。 学 習 者 側 の この よ うな 要 求 は 必 然 的 に生 まれ て くる もの で あ り、 教 え る側 は そ の こ と を認 識 しな けれ ば な らな い。 そ の 意 味 で 、 大 学 の 外 国 語 教 育 は 、教 室 とい う閉 じた 空 間 で の 外 国 語 教 育 プ ラ ス そ の補 完 装 置 とい うメイ ン フ レー ム を一 度 撤 回 して 、新 た に 出 現 した この 学 習 環 境 に お け る最 良 の 学 習 方 法 を 提 案 して い か な けれ ば な らな い と考 え る。 こ の こ とは 大 学 で 外 国語 を教 え る側 にか な りハ ー ドな発 想 の転 換 を 求 めて い る。 これ まで は 到 達 目標 を 達成 す るた め に 書 き 出 され た シ ラバ ス を 、積 み 上 げ型 方 式 で き ち ん と計 画 され た カ リキ ュ ラ ム に 従 って 、 統 制 が 容 易 な教 室 で教 育 実 践 して い く こ とが 主 な 仕 事 で あ り、 そ れ は コ ミュ ニ ケ ー シ ョン重 視 が 叫 ばれ 始 め て か ら も、 ほ とん ど変 わ っ て い な い 。 外 国語 の教 室 で は 、 教 え る側 も教 わ る側 もひ た す ら外 国語4技 能 習 得 に 向 け て努 力 す る の で あ り、 コ ン トロー ル は や は り教 え る側 に握 られ て い る。 学 習 者 個 人 々 々 は 、 自分 の性 格 、 信 条 や 志 向 、好 み 、意 志 、 感 情 、得 手 不 得 手 な どを不 問 に付 し、 自 らの 内部 で の そ の 学 習 へ の 位 置 づ け 、学 習 の 目的や 目. 3.

(6) 標 を 棚 上 げ に し、 学 習 とい う行 為 に 対 す る 自 由 な 発 想 や 意 見 、 提 案 を 封 じ込 め て 、 授 業 に 参 加 す る。 こ れ ま で は 、 こ の よ う な 教 室 空 間 が 外 国 語 学 習 の 主 要 部 分 だ っ た 。 今 後 の 学 習 環 境 は 、 教 室 空 間 も 学 習 者 を 取 り巻 く他 の 空 間 と 同 等 ま た は そ の 一 部 と な り、 外 国 語 学 習 環 境 が 飛 躍 的 に 広 が る と共 に 、 学 習 者 の 外 国 語 学 習 に 関 す る 選 択 は 格 段 に 自 由 に な る わ け で あ る 。 こ の よ うな 状 況 下 で 外 国 語 教 育 が 性 の あ る こ と で あ る。20世. 「自律 学 習 」 とい う方 向 に 目 を 向 け る こ と は 、 こ れ も 必 然. 紀 後 半 に は す で に 自律 学 習(autonomous. learning)と. い う概 念 は. 出 て き て お り、 学 習 の 仕 方 そ の も の を 学 習 す る こ と の 重 要 性 や 個 人 化(individualization)の 概 念 と 共 に 、 学 習 者 中 心 主 義 と も 言 うべ き 一 種 の 思 想 が 生 ま れ て い る 。 昨 今 ユ ビ キ タ ス とい う概 念 が 導 入 され て 以 来 、 「学 習 」 の 世 界 で も エ ー ジ ェ ン ト学 習(協 習)の. 調学. よ う な 目 に 見 え な い 支 援 が ク ロ ー ズ ア ッ プ さ れ 、 ま た メ ン タ ー と 呼 ば れ る 自律 的 学 習 を. 援 護 す る 役 割 の 重 要 性 も認 識 され る よ う に な っ た 。 外 国 語 学 習 に お い て は 、 個 別 自 律 学 習 へ の 期 待 を 満 足 させ る た め に 、 ネ ッ ト上 の 教 材 、ITを. 活 用 した 遠 隔 教 育 プ ロ グ ラ ム 、 PC上. の学習. ア プ リ ケ ー シ ョ ン 、 更 に は 携 帯 電 話 を 利 用 した 学 習 教 材 に 至 る ま で 、 次 々 と開 発 が 進 め られ て い る 。 し か し こ の よ うな 多 く の コ ン テ ン ツ は 学 習 者 の 周 りに ば ら ま か れ て い る に 過 ぎ ず 、 学 習 者 自 ら が そ れ ら を 自 分 に と っ て 有 機 的 に 活 用 し て 学 習 す る た め に は 、 十 分 な サ ポ ー トが 必 要 で あ る 。 つ ま り、 外 国 語 学 習 者 に と っ て も 、 レ ベ ル 診 断 、 適 性 診 断 、 自 己 評 価 の プ ロ グ ラ ム 、 教 材 選 択 の 前 提 知 識 な どへ の ア ドバ イ ス や サ ポ ー トが 重 要 に な っ て く る 。外 国 語 学 習 に お い て も 、 エ ー ジ ェ ン ト学 習 や メ ン タ ー の 存 在 が 、 そ の 必 要 度 を 増 して い る と言 え る。 お り し も 、 多 く の 企 業 で は 、社 内e-learning教. 育 や 研 修 に 、LMS(Learning. Management. System)と. い う概 念 を. 導 入 し役 立 て て い る と 聞 く。 ま さ し く こ の 学 習 マ ネ ジ メ ン ト と い う考 え 方 が 、 外 国 語 学 習 の 個 別 自律 学 習 支 援 に も適 用 さ れ る 時 が 来 て い る と思 わ れ る 。 振 り返 っ て み れ ば 、SFC政 プ ロ グ ラ ム に 、90年. 策 ・メ デ ィ ア 研 究 科 のHCプ. 代 後 半 「ITと. ロ グ ラ ム の 言 語 系 前 身 で あ るLT. 学 習 環 境 」 と い う ア イ デ ィ ア を 持 ち 込 ん で か ら、 外 国 語 学. 習 と い う枠 か ら 「学 習 」 とい う広 い 視 点 へ と ズ ー ム ア ウ ト し、学 習 理 論 、イ ン タ ー フ ェ ー ス 論 、 プ ロ グ ラ ミ ン グ 技 術 、 ネ ッ トワ ー ク 構 築 論 、IT技. 術 、 更 に は学 習 発 達 、人 間 工 学 、認 知 心理. と い っ た 幅 広 い 分 野 に 目 を 向 け る こ と に よ っ て 得 た パ ー ス ペ ク テ ィ ブ か ら 、2005年 度HCへ 移 行 を 経 て 、 よ うや く 確 実 な 成 果 物 を 得 る こ と を 目 的 と した プ ロ ジ ェ ク トを 、2005年 立 ち 上 げ る こ と に な っ た わ け で 、 こ れ ま で に 実 に10年 始 め に 述 べ た よ う に こ の プ ロ ジ ェ ク トの 目標 は MSをSFCに. の. 度後半 に. 近 くの 時 間 が か か っ た こ と にな る。. 「外 国 語 学 習 支 援 シ ス テ ム と し て の 多 言 語L. 構 築 す る 」 こ と で あ り、 そ れ は 上 に 述 べ て き た よ う に 外 国 語 の 個 別 自 律 学 習 支. 援 と して の 効 果 を 持 つ と 考 え る。 ま た さ ま ざ ま な 角 度 か ら の 研 究 が 必 要 で あ る こ とか ら、 研 究 対 象 と して も 多 く の 課 題 が あ る と 言 え る 。3年. 間 と い う時 間 は 決 して 十 分 と は 言 え ず 、SFC. の 各 言 語 で そ れ ぞ れ 独 自 に 進 め ら れ て い る 学 習 支 援 体 制 作 り を 有 機 的 に 結 合 す る とい う と こ ろ に 到 達 す る の は 、 夢 の 領 域 を 出 な い か も しれ な い が 、 絵 に 描 い た 餅 に し な い た め に も 、 実 効 あ る 成 果 物 を 創 り出 して い き た い と思 う。(重 松). 4.

(7) の活動報 告. 多言語 ケ}タ イ教材 開発. 携帯電話 とい うモバイル機器の可能性. は じめ に. SFCの. 外 国 語 教 育 で は 、 多 言 語 学 習 の機 会 を学 生 に 提 供 す る と と も に 、 学 習 対 象 言 語 で. 自 由 に発 信 で き る能 力 の 獲i得を 目指 して い る 。一 方 で 、SFCはIT技. 術 の メ ッカ で も あ る。. 本 プ ロ ジ ェ ク トは 多 言 語 教 育 とITと い うSFCの 特 徴 の 融 合 を 目指 して い る。I T技 術 の 中 で 、 ケ ー タ イ は 、 常 に 携 帯 して い る こ と ・隙 間 時 間 を埋 め る メ デ ィ ア で あ る こ とか ら、 こ れ を 言 語 教 育 に 適 用 で きれ ば 、 大 き な 効 果 が 期 待 で き る。 SFCの 各 多 言 語 担 当 者 は 、 既 に 多 くの コ ン テ ン ツ を 開 発 して い る。 こ の た め 、 先 ず これ ら の コ ン テ ン ツ を ケ ー タ イ に 載 せ る こ とか ら始 め た 。 た だ し、 個 別 の コ ン テ ン ツ を そ の ま ま 用 い る だ け で な く、 各 言 語 を表 示 可 能 な 共 通 の プ ラ ッ トフ ォ0ム. を開発 、 この上 での動. 作 を 可 能 に す る こ と に つ とめ た 。こ の た め 、多 言 語 教 員 との 定 常 的 な 打 ち合 わ せ を 通 じて 、 こ の 課 題 の 解 決 を 図 っ た 。 こ の課 程 は 、 各 多 言 語 教 育 者 間 の 情 報 交 換 に も大 き な 効 果 が あ っ た 。 ま た 、 共 通 プ ラ ッ トフ ォ ー ム 上 で の コ ン テ ン ツ は 、 履 修 者 の イ ン ター フ ェ イ ス 統 一 の 効 果 が あ り、 履 修 者 に とっ て も メ リ ッ トが 大 き い 。 現 時 点 で 中 国 語 、 ドイ ツ 語 、 フ ラ ン ス 語 、 ス ペ イ ン語 の 表 示 、 ドイ ツ 語 、 フ ラ ンス 語 、 スペ イ ン語 の 表 示 が 可 能 と な っ て い る。 ま た 、 ヨー ロ ッパ 系 言 語 で は 、 自 由 な 入 力 も 可 能 とな っ て い る。 今 年 度 は 、 こ の ツ ー ル を 実 際 の 学 習 課 程 に 投 入 、 学 生 か らの フ ィ ー ドバ ッ ク を 通 じて 、 改 良 を 図 る こ と と して い る。 課 題 は 、ア ジ ア 系 言 語 の入 力 で あ る。 「自 由 に 発 信 で き る 能 力 の獲 得 」 を 目標 と して い る こ とか ら外 国 語 学 習 者 自身 が 学 習 言 語 を使 っ て の 情 報 発 信 を 可 能 とす る こ と は 、 重 要 な 要 素 で あ る 。 しか し な が ら、 ア ジ ア 系 言 語 で は 、1)変 換 、2)膨 大 な 文 字 数 、3)右 か ら左 に 読 む 言 語 の 存 在 な ど 、入 力 を 困 難 にす る課 題 が あ る。特 に 、膨 大 な 文 字 数 が 存 在 す る 中 国語 ・ 韓 国 語 に つ い て 、 ケ ー タイ の メ モ リ容 量 の 許 す 範 囲 で の 入 力 実 現 を 図 る こ と と して い る 。 (小檜 山). 5.

(8) 1.多. 言 語 ケ ー タイ 学 習 サ イ ト開 発 まで の経 緯. 携 帯 電 話 を利 用 した外 国 語 学 習 教 材 の アイ デ ィ ア は か な り以 前 か ら存 在 し、2004年. 、2005. 年 に は ドイ ツ 語 、 中国 語 で は 、携 帯 に よ る単 語 練 習 教 材 がす で に 開発 され て い た。 しか し 当時 携 帯 電話 の キ ャ リア に よ っ て 、 文 字 表 示 が 難 しい 、 パ ケ ッ ト料 金 な どが 異 な る な どの 理 由 で 、 学 習 者 の 使 用 に至 らな い とい う現 状 が あ った 。 携 帯 電 話 の長 足 の普 及 は 、 無 論 日本 国 内 に 限 らず 全 世 界 的傾 向 で あ るが 、 特 に 日本 国 内 で は 若 者 を 中 心 に 通信 手 段 と して ば か りで な く、 情 報 収集 ・発 信 の 手 段 と して活 用 され て い る。 外 国 語 学 習 に つ い て 言 え ば 、英 語 学習 な どで す で に 学 習 コ ンテ ン ツ の配 信 が行 な われ て お り、 誰 で も簡 便 に毎 日接 す る こ とが で き る学 習 教 材 と して の 可 能 性 が うか が われ る。 携 帯 電 話 とい う ツ ー ル を外 国 語 学 習 に どの よ うに 活 か して い くか とい う こ とは 、外 国 語 教 育 分 野 で は 新 た な課 題 とな っ て い る とい っ て も過 言 で は な い。 但 し、携 帯電 話 は使 用 頻 度 は極 めて 高 い が 、使 い方 が 非 常 に個 別 的 で あ り しか も恣 意 的 で あ る た め 、 大 き な 教 育 効 果 を 期 待 し て 教 材 開 発 す る 対 象 で は あ り得 な い 。 そ れ よ り も む し ろ 、 学 習 動 機 の 生 起 や 向 上 、 そ の 継 続 を 期 待 して コ ン テ ン ツ を 提 供 す る も の で あ る 。 携 帯 電 話 の 外 国 語 学 習 コ ン テ ン ツ に ア ク セ ス し よ う とす る 一 般 の 学 習 者 は 、 空 き 時 間 の 埋 め 草 と して 利 用 す る と い うの が 主 流 で あ ろ う。 こ の こ とか ら 、 学 習 教 材 と し て は. 「面 白 い 、 楽 しい 、 飽 き な い 」 と. い っ た 要 素 が 必 要 で 、 開 発 に か か る 時 間 ・労 力 か ら 考 え て 目標 達 成 へ の コ ス トが か か りす ぎ る とい っ た 問 題 点 が あ る 。 さ て 、 そ の よ う な 中 に あ っ て 、 「ITと 学 習 環 境 」 プ ロ ジ ェ ク トに 小 檜 山 研 究 会 の グ ル ー プ の 一 つ で あ る 携 帯 電 話 コ ン テ ン ツ 開 発 グ ル0プ 案 が あ り、SFCら 進 研 究 費2006年. 「モ ブ ドム 」(以 下MobdoM)と. の 共 同研 究 の 発. しい 携 帯 電 話 に よ る 外 国 語 教 材 開 発 を 行 な う こ と に な っ た(大 度 取 得)。SFCの. 学院高度化推. 外 国 語 教 育 の 特 徴 と して 、 「多 言 語 提 供 」 が あ り ま た. 「発 信. 型 外 国 語 学 習 」 が あ る 。 そ こ で 今 回 の 開 発 の 大 き な 目標 は 、 「多 言 語 表 示 」 が 可 能 な プ ラ ッ トフ ォ ー ム の 構 築 と 「発 信 型 」 に 資 す る 教 材 サ イ トの 開 発 に 定 め た 。 「ITと 学 習 環 境 」 プ ロ ジ ェ ク トの ドイ ツ 語 、 フ ラ ン ス 語 、 中 国 語 の 教 員 、 更 に 後 半 か ら は ス ペ イ ン語 の 教 員 が 加 わ り、 少 な く と も こ の4言. 語 で 共 通 の プ ラ ッ トフ ォ ー ム で の 開 発 を 進 め る こ と に な っ た 。 語 種 は 更 に イ ン. ドネ シ ア 語 、 韓 国 語 、 ア ラ ビ ヤ 語 へ も 拡 大 して い く こ と を 視 野 に 入 れ て い る が 、 現 在 の と こ ろ で は 、 上 記4言. 語 の 表 示 お よ び 独 ・仏 ・西3言. 語 の入 力 可能 とい う とこ ろ ま で進 んで い る。. 2006年 度4月 か ら具 体 的 な デ ー タ収 集 とプ ラ ッ トフ ォ ー ム 構 築 を開 始 した。 まず はSFC内 の 独 ・仏 ・中 が 教 材 デ ー タ と し て 持 っ て い る初 級 基 礎 単 語 デ ー タ を 収 集 し 、 共 通 単 語 に イ メ ー ジ イ ラ ス トを つ け る こ と を 考 え た 。4語. 種 共通 の 単 語 は思 い の ほ か少 な く、 そ れ ぞ れ の言 語 が. もつ 文 化 的 背 景 の 違 い が 浮 き 彫 りに な っ た 。そ こ で イ ラ ス トは 共 通 項 以 外 に も つ け る こ と と し、 外 部 に 発 注 した 。MobdoMか. ら 、 「今 日の ワ ー ド」 「 今 週 の ワ ー ド」 の 提 案 が あ り 、 SFCイ. ン. テ ン シ ブ コ ー ス の 各 課 の 進 行 に 合 わ せ て 、 そ の 週 に 学 ぶ べ き 単 語 を 日替 わ り 、 週 替 わ りで 表 示 す る こ と に な っ た 。 そ の 後 ス ペ イ ン 語 も 加 わ り 、4語. 種 す べ て で 毎 日1語. の イ ラ ス トつ き の 単. 6.

(9) 語 表 示 、 毎 週10語. の イ ラ ス トつ き の 単 語 表 示 、 更 に 各 課 の 単 語 総 覧 が 実 現 し た 。 こ の こ と に. よ っ て 、 利 用 者 は 毎 日表 示 され る 日替 わ りの 単 語 表 示 を 見 て. 「意 味 を 確 認 」 し(一. 部 の言 語 で. は)「 音 声 を 聞 く」 こ とが で き 、週 替 わ り の 単 語 や 各 課 の 単 語 群 を 同 様 に 学 ぶ こ と が で き る よ う に な った。 続 い て 、 単 語 に 留 ま らず 重 要 文 法 項 目 を 含 む キ ー セ ン テ ン ス を 表 示 で き る よ う に して は ど う か と い う ドイ ツ 語 か ら の 提 案 が あ り、 ドイ ツ 語 セ ク シ ョ ン で リス トア ッ プ して い る キ ー セ ン テ ン ス 群 を 、 他 の 言 語 に も応 用 す る こ と に な っ た 。 時 間 的 に 十 分 で は な か っ た た め 、 と り あ え ず は ドイ ツ 語 の キ ー セ ン テ ン ス 群 を フ ラ ン ス 語 、 中 国 語 、 ス ペ イ ン 語 に 翻 訳 し た も の を 表 示 す る こ と に な っ た 。 これ らの キ ー セ ン テ ン ス 群 は 、 ドイ ツ 語 文 法 に 沿 っ た も の で あ る た め 、 結 果 的 に そ の他 の言 語 で は 重 要 文 法 項 目 と して の. 「ず れ 」 が 当 然 生 じ て い る。 ま た 固 有 名 詞 な ど で ド. イ ツ 語 特 有 の も の を 、 単 純 に 各 言 語 用 に 変 え る とい う応 急 的 な 訳 付 け に な っ て お り、 改 善 が 必 要 で あ る。 これ は まず. 「多 言 語 表 示 」 とい う コ ン セ プ トに 沿 っ て 行 な っ た. 「力 技 」 と も い うべ. き プ ロ トタ イ プ で あ り、 教 材 と して は や は り各 言 語 の 文 法 事 項 を 反 映 した キ ー セ ン テ ン ス 群 が 用 意 され る べ き で あ る 。 こ の 部 分 は 今 後 の 課 題 と し て 残 っ て い る 。 更 にMobdoMか. ら 、 「発 信 型 学 習 教 材 」 と い うア イ デ ィ ア に つ い て 、 海 外 に 出 た 日本 人 や 、. 海 外 か ら 日本 に 来 た 外 国 人 に 提 供 す る 多 言 語 サ イ トを 作 る とい う構 想 や 、 そ れ を 通 じ て コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 図 ろ う とす る. 「 発 信 の 意 欲 」 へ の 動 機 付 け と い う機 能 を 持 た せ よ う と い う構 想. が 提 案 され た 。 こ の 提 案 に 従 っ て 、 各 語 種 で は 夏 休 み 期 間 中 に 海 外 で の 方 調 査 を 実 施 した が 、 そ の 結 果 、 海 外 で は 概 ね. 「 携 帯 電 話 」 の使 われ. 「通 信 手 段 」 と し て しか 用 い られ て お ら ず 、 日. 本 の よ うに 情 報 収 集 ・発 信 と い う タ イ プ の 使 わ れ 方 が あ ま り見 ら れ な い こ とが わ か っ た 。 こ の こ と は 、 「通 信 」 と し て 海 を 越 え て 発 信 さ れ れ ば 、 日本 発 の 当 該 言 語 に よ る 情 報 が コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 生 む と も 考 え ら れ 、 「学 習 」 と い う動 機 も そ れ を 促 進 す る で あ ろ う こ と が 想 像 で き る。 イ ン タ ー ネ ッ トを 利 用 し た 海 外 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 日常 化 し て い る 今 日 、 携 帯 電 話 に よ る 同 種 の 通 信 が 普 及 して く る こ と も 予 測 され る 。 結 局 問 題 は 、 そ こ へ の 道 を ど うつ け る か 、 と い う こ と に 尽 き る と思 わ れ る 。 こ の 「発 信 型 学 習 教 材 」へ の 構 想 は 、2006年. 度SFC・ORFで. そ. の コ ン セ プ トを 発 表 し た 。 以 上 の よ うに 、2006年. 度の. 「ITと 学 習 環 境 」 プ ロ ジ ェ ク トの 活 動 に お い て は 、 こ の 多 言 語. ケ ー タイ 教材 の 開 発 が メイ ン に な っ た 。 以 下 で は 、 シ ステ ム 開発 者 、 各 言 語 の コ ンテ ン ツ提 供 者 か ら更 に 詳 細 な 報 告 を 載 せ る 。(重 松). 2.多 [1]実. 言語対応 携帯電話 システ ム研究 開発. Mob. doMの. 活動. 装 した コ ン テ ン ツ 、 シ ス テ ム. MobdoMで. は 、 これ ま で 行 わ れ て い た 携 帯 電 話 向 け の コ ン テ ン ツ制 作 を 引 き継 ぐ こ と と、. 新 しい 発 想 で 本 プ ロ ジ ェ ク トに 関 わ る こ とを テ ー マ に 、 本 プ ロ ジ ェ ク トに お い て コ ンテ ン ツ の 実 装 、 シ ス テ ム 開 発 を担 当 した 。 主 な 取 り組 み と して 、 以 下 の2つ が あ っ た 。. 7.

(10) i)各 外 国 語 研 究 室 が 既 に 持 っ て い る コ ンテ ン ツ を携 帯 電 話 向 け に提 供 で き る プ ラ ッ トフ ォ ー ム の構 築 ii)SFC外. 国 語 教 育 の 目標 に 貢 献 で き る シ ス テ ム の 開発. ま ず 各 外 国 語 研 究 室 が 既 に 持 っ て い る コ ン テ ン ツ を携 帯 電 話 向 け に提 供 で き る プ ラ ッ ト フ ォ ー ム の構 築 で は 、 単 語 や キ ー セ ン テ ン ス な ど、 各 外 国 語 履 修 者 が 授 業 の 中 で 覚 え る べ き もの と して 教 科 書 の 中 で 提 供 され て い る も の を 、 携 帯 電 話 向 け に 提 供 で き る プ ラ ッ トフ ォ ー ム の 開 発 に 取 り組 ん だ 。 各 外 国 語 研 究 室 が 携 帯 電 話 向 け に そ れ ら の 教 材 を提 供 しよ う と した 際 に 、 同 じ よ う に 携 帯 電 話 で 表 示 す る こ との 出 来 な い 文 字 を ど の よ うに す る か 、 とい う問題 を 抱 え て い た 。 こ れ ら の 問 題 の 解 決 と して 、 学 習 者 に提 供 した い デ ー タ リス トか ら携 帯 電 話 で 表 示 で き る 形 式 へ そ の 場 で 変 換 、 生 成 す る よ うに した。 こ の こ とで 、 今 後 各 外 国 語 学 習 者 に む け て 提 供 した い 単 語 や キ ー セ ン テ ン ス が あ れ ば 、 デ ー タ を 登 録 す る だ け で す む よ うに な っ た 。 こ の 仕 組 み を利 用 して 、 多 言 語 対 応 単 語 帳 サ イ ト と して 単 語 、 キ ー セ ン テ ン ス の コ ン テ ン ツ を 学 習 者 に 提 供 して い る。 多 言 語 対 応 単 語 帳 サ イ トに お い て は 、 各 外 国 語 研 究 室 が 整 理 した 単 語 や キ0セ. ンテ ンス. の 多 言 語 デ ー タ ベ ー ス を 利 用 し、 授 業 で 利 用 さ れ て い る教 科 書 と連 動 した 形 で 、 学 習 者 が 学 ぶ べ き 単 語 や キー セ ンテ ン ス が 携 帯 電 話 で 見 られ る よ うな サ イ ト作 り を行 っ た 。 学 習 者 は 自分 の 学 ん で い る言 語 を 選 択 す る こ と で 、 教 科 書 の ス ケ ジ ュ ー ル に沿 っ た 外 国 語 学 習 を す る こ と が で き る。 各 外 国 語 研 究 室 が 抱 え て い た 、 携 帯 電 話 で 表 示 す る こ と の で き な か っ た 文 字 の 表 示 の 問 題 を一 括 して解 決 して い る の で 、 外 国 語 学 習 者 に 提 供 した い 単 語 や キ ー セ ンテ ン ス な ど が あれ ば デ0タ. ベ ー ス に追 加 す る こ とで 可 能 に な る。. 言 語 学 習 者 に提 供 され る多 言 語 デ ー タベ ー ス を利 用 した コ ンテ ン ツ に は 以 下 の も の が あ る。 ① ※ 月 ※ 日の ワー ド そ の 週 に 教 科 書 に 出 て く る 単 語 の 中 か ら、 ラ ン ダ ム に 単 語 が ひ とつ 表 示 され る。 単 語 に 言 語 特 有 の 文 字 が 含 ま れ て い て も、 携 帯 電 話 上 で 見 られ る形 式 に して 表 示 され る。 ま た 、 そ れ らの 単 語 と連 動 した イ ラ ス トが あ る 場 合 、 イ ラ ス トが 表 示 され る。 多 く の 単 語 が 、 単 語 ご との イ ラス トを 持 っ て い る。 イ ラ ス トは 、 各 外 国 語 研 究 室 が 優 先 順 位 を つ け た も の の うち 重 複 が あ っ た もの を優 先 して 、 イ ラ ス トラ イ タ.__.の 方 に 制 作 を お 願 い した も の を利 用 して い る 。 各 外 国 語 の トップ ペ ー ジ で は これ らの イ ラ ス トが 単 語 と一 緒 に表 示 さ れ る。 外 国 語 学 習 者 は 携 帯 電 話 上 で これ ら を利 用 し単 語 学 習 を行 う こ とが 出 来 る 。 ② 今 週 の ワー ド 教 科 書 と連 動 して 、 そ の 週 に 学 ぶ べ き 単 語 が 一 覧 で 表 示 され る 。 そ の 単 語 が 言 語 特 有 の 文 字 を含 ん で い る 場 合 、 普 通 の 携 帯 電 話 上 で は 表 示 され な い 。 こ の 場 合 、 文 字 化 け を 起 こ して い る の で 、単 語 の横 に あ る 「x」を押 す と 、単 語 が 携 帯 電 話 で 見 られ る形 式 に て 表 示 さ れ る。. 8.

(11) ③Googleイ. メー ジ 検 索 の 追 加. さ ら に 、 学 習 者 が 楽 し く単 語 学 習 を で き る よ うに 、 世 の 中 の イ メ0ジ 検 索 と連 動 し た機 能 を備 え て い る。例 を挙 げ る と、単 語 の横 に あ る 「gi」を ク リ ッ クす る とそ の 単 語 でGoogle の イ メー ジ検 索 に 問 い 合 わ せ を して くれ る。 多 言 語 デ ー タベ ー ス を利 用 して 、 そ れ ら の 単 語 と関 連 す る 画 像 を世 の 中 の ウ ェ ブ サ イ トか ら検 索 す る こ とが で き る。 この 機 能 に 関 して は 、 そ れ ぞ れ 以 下 の 問題 点 を確 認 して い る。 ・文 字 化 け が 起 こ っ て い る 際 に 、 「x」を 押 して 単 語 を 確 認 す る利 用 者 が 少 な い ・世 の 中 の イ メ0ジ 検 索 と連 動 した 場 合 、 好 ま し くな い 画 像 が 検 索 結 果 に 表 れ る 場 合がある これ らの 問題 に 関 して 次 の よ うに 対 処 す る こ と を そ れ ぞ れ 検 討 して い る。 文 字 化 け が 起 こ っ て い る際 に 、 「x」を押 して 単 語 を確 認 す る利 用 者 が 少 な い とい う問 題 に 関 して は 、 単 語 の 表 示 形 式 を変 更 す る こ と を 検 討 して い る。 当初 は 以 下 の 方 法 を検 討 して い た 。 i)携 帯 電 話 で 表 示 す る こ と の 可 能 な形 式 で す べ て の 単 語 を リス ト表 示 させ る ii)テ キ ス トベ ー ス で 出 力 。 表 示 され な い 場 合 に 「X」か ら内容 を確 認(現. 行). i)に 関 して は 、 単 語 そ れ ぞ れ を ひ とつ の 画 面 に い くつ も画 像 の 形 式 で 表 示 す る こ とに な る た め 、 フ ァイ ル が 重 くな る こ とが 懸 念 され 、 こ の 問 題 は 現 状 で 解 決 され て い な い 。 現 在 は これ らの 案 に加 え て iii)日 本 語 訳 を表 示 し、 各 外 国 語 で の 表 記 を確 認 す る際 に 「X」を ク リ ッ ク し確 認 。 とい う代 替 案 を検 討 して い る。 ま た 、 世 の 中 の イ メ ー ジ検 索 と連 動 した 場 合 、 好 ま し く な い 画 像 が検 索 結 果 に 表 れ る場 合 が あ る こ と に 関 して は 、 イ メ ー ジ 検 索 部 分 は 外 部 の 検 索 サ ー ビス の ア ル ゴ リズ ム に 依 存 して い る た め 、 特 定 の 画 像 を省 く こ とは 難 しい 状 況 に あ る。 画 像 の 検 索 シ ス テ ム を 自分 た ち で 持 つ 、 な い し、 そ れ ぞ れ の 単 語 や キ ー セ ン テ ン ス と連 動 す る 画 像 を 制 作 し続 け る よ り は 、 世 の 中 の コ ン テ ン ツ を 再 利 用 し な が ら 自分 た ち の コ ン テ ン ツ を充 実 させ て い く こ とを 考 え た 場 合 、 実 験 を通 しな が ら好 ま し く な い 画 像 の 多 い サ ー ビ ス と連 携 させ る こ と を 検 討 す る 方 向 で 考 え て い る 。 こ れ らの 仕 組 み を 実 際 の 授 業 と連 携 させ な が ら、利 用 者 の 反 応 や 世 の 中 の 流 れ の 中 で の 活 動 の 意 義 を再 確 認 して い く こ と を 通 じな が ら、 今 後 こ の サ イ トを よ り よ い 方 向 に持 っ て 行 く こ と を 考 え て い る。. [2]発. 信 型 ケ ー タ イ サ イ トの構 想. MobdoMで. は 、上 記 の よ うな既 に 存 在 して い る コ ンテ ン ツ を 学 習 者 へ 提 供 す る とい う試 み. 以 外 の 、SFC外. 国 語 教 育 に 貢 献 で き る 仕 組 み と して 、 世 の 中 に 多 く存 在 す る各 外 国 語 学 習. 者 が 実 際 に 学 習 成 果 を 試 す 機 会 を携 帯 電 話 に も興 す こ と を提 案 した 。 本 プ ロ ジ ェ ク トに参 加 す る に 当 た り、SFC発 足 時 にSFC外. 国 語 教 育 が ど の よ うに デ ザ イ ン され た の か を再 度 考. 察 す る こ とか ら取 り組 ん だ 。そ の 結 果 、SFCの 外 国語 教 育 は外 国 語 を 学 習 す る だ け で な く、 学 習 した 成 果 で も っ て 世 の 中 に 情 報 発 信 して い く こ と を 目標 と して い る こ と を理 解 し、 上. 9.

(12) 記 の よ うな 提 案 に 至 っ た。 そ れ ら を 実 現 す る ソ リ ュ ー シ ョ ン と して 、 携 帯 電 話 向 け の 多 言 語 表 示 ・入 力 の で き る HTMLブ. ラ ウザ の 提 案 を行 い 、そ の 開 発 を進 め て い る。 日本 に お い て 、携 帯 電 話 が 日常 的 に. 使 用 頻 度 が 高 い こ と、 イ ン ター ネ ッ ト利 用 がi携帯 電 話 か ら多 い とい う状 況 か ら、 学 習 言 語 の 使 用 機 会 が 限 られ て い た ユ0ザ ー に と っ て 、 実 際 に 学 習 言 語 を 使 う機 会 が 増 え る と考 え た 。 単 に 学 習 言 語 で 書 か れ た コ ンテ ン ツ を携 帯 電 話 で 見 られ る とい うこ とで は な く、HTML ブ ラ ウザ で あ る こ とに よ っ て 、 既 に 世 の 中 に多 く存 在 す る各 国 の 言 語 で 日々 増 え続 け る コ ンテ ン ツ を携 帯 電 話 か ら楽 しむ こ と が 出 来 る。 ま た 、 イ ン タ ー ネ ッ ト上 で は 受 動 的 に 情 報 を 得 る だ け で な く、 ウ ェ ブ サ イ トを介 して さ ま ざ ま な コ ミュ ニ ケ ー シ ョン が 行 わ れ て い る の で 、 そ れ らの コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン に 言 語 の 入 力 や 表 示 の 問題 を気 にす る こ とな く、携 帯 電 話 を 利 用 して 参 加 す る こ とが 出 来 る こ とで 、 よ り実 践 的 に 学 習 言 語 を 使 う機 会 を増 や した い と考 え た 。 ま た 、 これ ら を提 供 で き る こ とで 、 日本 の 外 国 語 学 習 者 だ け で は な く、 日本 へ 訪 れ た 外 国 人 旅 行 者 が 、 携 帯 電 話 か ら手 軽 に 日本 の 情 報 を 得 る こ と が 出 来 る よ うに な る こ と も 想 定 で き る。 特 に 日本 特 有 の 複 雑 な 地 下鉄 の 乗 り換 え を は じめ と した 、 地 理 に 関 す る様 々 な 情 報 を母 国 語 で 簡 単 に 得 る方 法 を 実 現 す る こ とが で き る。 日本 か ら発 信 され る 様 々 な 情 報 が 多 言 語 化 され る こ とで 、携 帯 電 話 上 で 動 作 す る 多 言 語 対 応HTMLブ. ラ ウザ は ま す ま す 力 を 発. 揮 す る。. [3]. 実 装 上 の 問 題 点 と今 後 の 課 題. 本 ア プ リケ ー シ ョ ンの 実 装 は 、NTT DocoMo端. 末 で動 作 す るiAppliに. る。開 発 に 当 た っ て 、言 語 の 表 示 とい う問 題 以 前 にHTMLブ あ っ た 。iAppli自. 体 がHTMLを. て 開 発 を行 っ て い. ラ ウザ 自体 の 開 発 を行 う必 要 が. 解 釈 し、 コ ン ピ ュ ー一タ 向 け に作 られ て い るHTMLを. で 見 られ る形 に 変 換 す る こ とが 必 要 で あ る。そ の た め に は 表 示 した いHTMLを. 携 帯電 話. 読 み 込 み 、携. 帯 電 話 で 表 示 す る こ と の で き な い タ グ な ど の 処 理 を行 う必 要 が あ る。 そ の 上 で 、 携 帯 電 話 で 表 示 す る こ との 出 来 な い 文 字 を 解 釈 し、 そ の 文 字 の み 変 換 す る 必 要 が あ る。 実 装 す る に 当 た っ て 、 ア ジ ア 系 の 言 語 表 示 、 入 力 そ れ ぞ れ の 難 し さ の解 消 が 大 き な 問 題 で あ る。 ア ジ ア 系 の 言 語 が ヨー ロ ッパ 系 言 語 と大 き く異 な る の は 以 下 の 点 で あ る 。 ① 変 換(ex)日. 本 語 、 中 国 語). ② 文 字 数 の 多 さ(ex)中. 国 語 、 韓 国語 な ど). ③ 右 か ら左 に読 む 言 語(ex)ア ① 変 換(ex)日. ラ ビア 語 な ど). 本 語 、 中 国 語). 日本 語 や 中 国 語 に 代 表 され る ア ジ ア 言 語 は ヨー ロ ッパ 系 言 語 と異 な る変 換 とい う動 作 が あ る。 表 示 に 関 して は 、 文 字 コ ー ドと対 応 す る 変 換 表 を 持 つ こ とで 表 示 が 可 能 で あ る が 、 入 力 に 関 して は 入 力 規 則 と変 換 表 を 対 応 させ る必 要 が あ る。 ② 文 字 数 の 多 さ(ex)中. 国 語 、 韓 国 語 な ど). 10.

(13) 中 国 語 や 韓 国 語 に 代 表 され る言 語 は 、 そ の 言 語 が もつ 携 帯 電 話 で 表 示 され な い 文 字 が 非 常 に 多 く存 在 す る。 そ れ ら を ア プ リケ ー シ ョ ン 上 に持 た せ る場 合 、 容 量 の 問 題 か ら文 字 の 作 り を別 々 に 組 み 合 わせ る 、 ま た は 中 国 語 の 場 合 は 日本 語 の文 字 で 代 替 す る 、 とい う方 法 を と る必 要 が あ る。入 力 させ る 場 合 に は 、入 力 処 理 の 前 に これ ら の 処 理 を行 う必 要 が あ る。 ③ 右 か ら左 に 読 む 言 語(ex)ア. ラ ビア 語 な ど). ア ラ ビア 語 に代 表 され る言 語 は 、 日本 語 や 英 語 な ど の 言 語 と違 い 文 字 の 流 れ る 方 向 を 右 か ら左 に 読 む 。ま た 、文 字 が 連 な る こ とで 字 形 変 化 な どを 起 こす とい う問 題 も抱 え て い る。 現 段 階 で 、中 国 語 、 ドイ ツ語 、 フ ラ ン ス語 、 スペ イ ン語 の 表 示 、 ドイ ツ語 、 フ ラ ン ス 語 、 スペ イ ン語 の 入 力 を す る こ とが で き る 。 表 示 入 力 と も に 、 ヨー ロ ッパ 系 の 言 語 は 同 じア ル ゴ リズ ム が利 用 で き る こ と か ら随 時 増 や す こ と が 可 能 で で あ る。 1年 目 と して 、 多 言 語 表 示 ・入 力HTMLブ 2年. ラ ウザ の表 示 部 分 の 骨 格 を完 成 させ た こ とで 、. 目 に は こ れ らの 表 示 に 関 わ る部 分 、 特 に ア ジ ア 系 の言 語 の 問 題 の解 決 に 取 り組 む こ と. で 、 表 示 ・入 力 の で き るHTMLブ ORFで. ラ ウザ と して 完 結 した い 。. 本 プ ロ ジ ェ ク トに 関 して 展 示 を 行 っ た と こ ろ 、外 国 語 学 習 者 か ら は これ ら の ア プ. リケ ー シ ョン を利 用 して メ ー ル を した い 、 とい う声 も 聞 か れ た 。 ま た 、DocoMo の 開 発 で あ る た め 、DoCoMo以. iAppliで. 外 の キ ャ リア 端 末 で は使 用 で き な い 。 これ らに 対 して 、 au. 向 け の 開 発 を 求 め る声 な ど が 聞 かれ た 。 ま た 本 ア プ リケ ー シ ョ ン は 、閲 覧 して い るHTMLサ. イ トを ア プ リ内 で 携 帯 向 け に 変 換 す る. 仕 様 に な っ て い る が 、 現 状 で 端 末 の 違 い を 要 素 と して 入 れ て い な い こ とか ら、 端 末 に よ っ て 代 替 フ ォ ン トの サ イ ズ が ず れ る な ど とい う問 題 が 発 生 した 。 現 状 で 端 末 に 依 存 して い る とい え る。 こ れ らの 問 題 に 対 して そ れ ぞ れ 改 善 を行 っ て い き た い と考 え て い る。(加 藤). 3.ド. イ ツ語 ケ ー タイ 教 材 開発. ドイ ツ語 セ ク シ ョン で は 、 この プ ロ ジ ェ ク トを 通 し て 以 下 の 項 目 を 開 発 ・制 作 した 。 1.多. 言 語単 語帳. SFCド イ ツ 語 研 究 室 で 開 発 ・制 作 され た 、 ドイ ツ 語 学 習 の た め の 統 一 教 材 『Modelle』(1 ∼3巻)に. 準 拠 す る形 で 、 各 課 の 新 出 単 語 を 画 像 と共 に携 帯 電 話 で 呼 び 出 す こ とが で き る. シ ス テ ム で あ る。 学 内 の イ ン テ ン シ ブ ドイ ツ 語 の 授 業 進 度 に あ わせ て 単 語 お よ び 画 像 を 提 示 で き る 仕 様 設 定 を と っ て い るた め 、 常 に 実 際 の 授 業 と直 接 的 な 関 連 性 を保 つ こ とが で き る。 2.多. 言 語 イ メ ー ジ付 き 単 語 帳. 上 記 の 単 語 に 関 して 、Googleイ. メ ー ジ検 索 を使 う こ と に よ っ て 、視 覚 に よ る 意 味 の 認 識. が 容 易 に な っ た 。 同 時 に 、 教 材 テ キ ス トの 中 で 使 わ れ る単 語 の 意 味 だ け で は な く 、 多 様 な 現 代 の コ ン テ ク ス トの 中 で 、 どの よ うに表 象 され て い る の か を 見 る こ と が 可 能 とな っ た 。. 11.

(14) 3.多 SFC内. 言 語 表 示HTML で 教 材 と して 使 用 す る テ キ ス トの キ ー セ ン テ ン ス を 、 携 帯 電 話 の 画 面 で 表 示 で き. る も の に した 。 そ の 際 、 教 科 書 お よ び 授 業 進 度 に 準 拠 した 形 で 提 示 さ れ る よ う に 設 定 し 、 学 内 の ドイ ツ 語 学 習 環 境 の 一 部 と し て 機 能 させ る こ と が 可 能 と な っ た 。 4.SFC教. 材(コ. ン テ ン ツ 更 新). 発 音 導 入 コ ー ス(文. 字 、音 声 、 動 画)、 キ ー セ ン テ ン ス(文. 字 、音 声)、 ス ケ ッ チ(文. 字、. 音 声 、 動 画)、 待 ち 受 け 画 面 ドイ ツ 語 数 字 の コ ン テ ン ツ を 更 新 した 。 以 下 、 ケ ー タイ 教 材 につ い て詳 述 す る。. [1]目. 的. ドイ ツ 語 教 材 開 発 研 究 開 発 プ ロ ジ ェ ク トで は 、 小 檜 山 研 究 室 を 拠 点 に 学 生 が 立 ち 上 げ た (株)MobdoM、. 中 国 語 ・フランス語 ・スペ イン語 研 究 室 と の 共 同 研 究 と して 携 帯 電 話 を 使 っ た 教 材. 作 成 の た め の プ ロ ジ ェ ク ト、 多 言 語 教 材 開 発 研 究 プ ロ ジ ェ ク トに 参 加 した(図1)。1 当 プ ロ ジ ェ ク トが こ れ ま で 開 発 し て き たWeb教. 材 は 、IT環 境 の イ ン フ ラ が 整 っ た 現 在 、. 非 常 に 便 利 な も の で あ る と 同 時 に 、 音 声 や 画 像 を 利 用 した マ ル チ メ デ ィ ア 学 習 、 自発 的 な 言 語 学 習 環 境 の 構 築 に 繋 が る と い う意 味 で も 重 要 な も の で あ る 。 しか し、 近 年 の イ ン タ ー ネ ッ ト利 用 が パ ソ コ ン か ら携 帯 電 話 へ と変 わ りつ つ あ り、 若 年 期 に お け る イ ン タ ー ネ ッ ト 利 用 の モ バ イ ル 化 が 進 展 し た こ とが 総 務 省 に よ っ て2006年5月. に 発 表 さ れ た 。2. した が. っ て 今 後 は 、移 動 端 末 で の ネ ッ ト利 用 を 想 定 し た 学 習 教 材 の 必 要 性 が 高 ま る と考 え られ る 。 そ こ で 当 プ ロ ジ ェ ク トで は 、 あ らた に 携 帯 電 話 端 末 向 け の 学 習 教 材 を 開 発 した 。 こ の 取 り 組 み は 、 ユ ビキ タ ス社 会 にお け る言 語 学 習 の ひ とつ の形 に な り うる ので は ない だ ろ うか。. 図1 且MobdoM. .多. 多言 語 携 帯 教材 プ ロ ジ ェ ク ト. 言 語 対 応 携 帯 電 話 に よ る 発 信 型 外 国 語 教 育.. 参 照 先=http:〃www.mobdom.jp/2006/10/27_024315.htm1 2総 務 省 .(2006年5月18日).総 務 省(報. 道 資 料).参. 照 先=平. 成17年. 「通 信 利 用 動 向 調 査 」 の 結 果l. http:〃www.soumu.go.jp/s・newe/2006/060519_1.html. 12.

(15) 【2]手. 法. 携 帯 電 話 で は キ ャ リア に よ り技 術 が 異 な る た め 、 特 殊 文 字 の 入 力 や ブ ラ ウザ で の 表 示 に お い て 多 くの 問 題 が あ り、 携 帯 電 話 端 末 の た め の ドイ ツ 語 学 習 教 材 を 開 発 す る こ とが 難 し か っ た が 、 こ の度MobdoMに. よ っ て そ れ らの 問 題 が 解 決 され 、機 種 や キ ャ リア に依 存 す. る こ とな く画 面 に ドイ ツ語 特 殊 文 字 を 表 示 す る こ と が で き る よ うに な っ た 。 こ の 新 た な 可 能 性 は 、 携 帯 電 話 を利 用 した 多 言 語 学 習 教 材 開 発 に とっ て 非 常 に 重 要 な 意 味 を もつ 。 本 プ ロ ジ ェ ク トで は 、 技 術 面 に つ い て は 携 帯 電 話 の 新 しい コ ンテ ン ツ とそ の 発 展 的 な 利 用 方 法 を研 究 して い るMobdoMが 語 研 究 室 がSFCの. 担 当 し、 コ ン テ ン ツや そ れ ら に必 要 な 単語 な どは 各 言. カ リ キ ュ ラ ム に合 わ せ 各 々 作 成 した 。. 多 言 語 携 帯 プ ロ ジ ェ ク トで は 、 複 数 の 言 語 を表 示 、 閲 覧 で き る技 術 を語 学 学 習 に 利 用 し て い る。 具 体 的 に は 、 サ イ トの 画 面 上 に 表 示 され た ボ タ ン を 押 す と、 そ れ ぞ れ の言 語 を 表 示 で き る ブ ラ ウザ が 立 ち上 が り、言 語 特 有 の 文 字(ド イ ツ語 で あ れ ば艪籬な. ど)を 表 示 ・. 入 力 で き る よ うに な る も の で あ る。 こ れ に よ り、 多 言 語 学 習 サ イ トか ら特 殊 文 字 を使 っ て サ イ ト検 索 が で き る よ うに な り、英 語 以 外 の 言 語 の サ イ トも閲 覧 可 能 とな っ た 。. [3】. コ ンテ ン ツ. 現 在 、SFCド. イ ツ 語 履 修 者 の 学 習 サ イ クル に 合 わ せ 、① イ メ ー ジ 付 き 単 語 帳 、② 多 言 語. 入 力 ・表 示HTMLブ ず れ も 、SFCの. ラ ウザ を利 用 した キ ー セ ン テ ン ス 表 示 、 の2つ ドイ ツ 語 教 科 書Modelleシ. を 提 供 して い る。 い. リー ズ に 準 拠 した も の とな っ て い る。. ① イ メ ー ジ付 き 単 語 帳 Modelleシ. リー ズ 第1巻. か ら第3巻. で 使 用 され て い る 単 語 が 登 録 して あ る。 トップ ペ ー一. ジ で は 、そ の 週 に 学 習 す る単 語 が 、ア ク セ ス す る た び に ラ ン ダ ム に1つ ず つ 表 示 され る(図 2)。 そ れ 以 外 の 単 語 も課 ご とに 見 る こ と が で き る。ま たGoogleイ. メ0ジ 検 索 を利 用 して 、. そ の 単 語 に 関 連 した 画 像 の 検 索 結 果 を 見 る こ と も 可 能 で あ る。 こ の よ うに画 像 を使 っ た 視 覚 情 報 を 取 り入 れ る こ とで 、単 語 とイ メ.__.ジ を 結 び つ けた 学 習 が で き る よ うに な っ て い る。. ② 多 言 語 表 示 且TMLブ 教 科 書ModeUeの. ラ ウザ を 利 用 した キ ー セ ン テ ン ス 表 示. 各 課 に あ る キ ー セ ン テ ン ス が 表 示 され る(図3)。. これ に よ り、 学 習. 者 は 教 材 が 手 も と に な くて も携 帯 電 話 で キ ー セ ン テ ン ス を確 認 す る こ とが で き る。 キ ー セ ン テ ン ス は 基 本 的 な 文 型 パ ター ン で あ り、 学 習 者 が 自己発 信 す る 際 の 重 要 な セ ン テ ン ス で あ る 。 この 初 級 レベ ル の キ ー セ ン テ ン ス3が 、す べ て フ ラ ン ス 語 、 ス ペ イ ン 語 、 中 国 語 、 英 語 に翻 訳 され て い る。. 3 。Modelle"全3巻. の う ち 、第1巻(初. 級 レベ ル)で. 扱 わ れ て い る キ0セ. ンテ ンス を指す 。. 13.

(16) ". 摺 電笛. 量. ド イ ツ 捨1轟'三;1 . 1縮 癖:1: 率 謬.圃 今 選 跡'・∵.. 「7. 7,,. 融. '肺」. 』. ibノ. ドイ ツ 語 ト ッ プ ヘ ー ジ 画 面. 顧. 円. 、下. }串.一. 皿罷. 剛. 一. O. ■. 図2. J. ㌦1. 轡. . 輝鱒 .醒. 鱒. ・議. .. ーt. 上郷. ﹁. 蕊霧 墨. 雛. 鳩 濤 Y. …一 幽幽繭圏i隙 図3. L. ♂ ド. キー セ ンテ ン ス を表 示 した 画 画. 14.

(17) 【4]展. 望. Modelleに. 沿 っ た 単 語 と キ ー セ ン テ ン ス を 携 帯 電 話 端 末 で 見 る こ と が で き る よ うに な. っ た こ と は 、 学 習 の 幅 を広 げ る上 で 大 き な 意 義 の あ る こ とで あ る 。 この よ うな 教 室 学 習 の 情 報 をモ バ イ ル で 利 用 で き る よ うに な っ た 今 、 今 後 は 「 発 信 型 」 の 学 習 法 を ど の よ う に携 帯 電 話 端 末 で も実 現 で き るか が 課 題 と な る だ ろ う。 前 述 の 通 り、 学 習 者 自身 が 入 力 ・発 信 で き る環 境 の構 築 に つ い て は 、す で に 技 術 的 に も 問 題 が 解 決 され 、 多 言 語 表 示 とい う機 能 を 生 か した 教 材 の 作 成 が 実 現 され て い る。 しか し これ で は ま だ 、 世 界 に繋 が っ て い る と い うイ ン タ ー ネ ッ トの 特 性 を 十 分 に い か して い る と は 言 い が た い 。 実 際 、 現 在 提 供 して い る コ ン テ ン ツ は 、 学 内 で の 使 用 教 材 に 準 拠 した もの で あ る た め 、 限 定 され た 学 習 者 向 け の もの とな っ て い る。 今 後 は 、 い か に 「 発信 型 」 の理 念 を視 野 に 入 れ つ つ これ を授 業 に 組 み 込 ん で い く こ とが で き る か 、 ま た 、 よ り広 く社 会 一 般 な も の を 提 供 す る こ とが で き る か に つ い て 、 検 討 して い く と よ い だ ろ う。. [5】. も う一 つ の 携 帯 電 話 用 教 材Mob丑. 中. 概要 Mobilinは. 、 「い つ で も ど こ で も 」 を コ ン セ プ トに 作 ら れ た 、 携 帯 電 話 用 の ドイ ツ 語 学 習. サ イ トで あ る 。"Modelle"シ. リー ズ に 準 拠 し た 内 容 に な っ て お り、授 業 で 使 用 さ れ る ビ デ オ. ス ケ ッ チ や 音 声 の 配 信 を 行 っ て い る 。au、. Soft Bank、. DoCoMoに. 対 応 して い る が 、 フ ァ. イ ル サ イ ズ ・フ ァ イ ル 形 式 に よ っ て は 、機 種 に よ り 制 限 が あ る 場 合 が あ る 。2007年 よ り、Modelle URLは. 1(旧. 版)の. 以 下 の 通 り(図4)で. コ ン テ ン ツ はModelle あ る 。 QR. codeの. l neu(改. 訂 版)の. 春学期. も の に 変 更 され た 。. 読 み 込 み に よ りア ク セ ス す る こ と も で き. る。 Mobilin. URL:http:11dmode.sfc.keio.ac.jp/mobilin/pc/index.html. 図4 コンテ ン ツ ① 発 音 導 入 コ0ス 本論. 「プ ロ ジ ェ ク ト参 加 部 門 」 の 「2.ド. イ ツ語 部 門. [2]-3」. で 紹 介 す る コ ンテ ン. ツ を携 帯 電 話 で利 用 で き る。 動 画 フ ァイ ル は そ れ ぞ れ ダ ウ ン ロー ドす る こ と に よ っ て 再 生 が 可 能 で あ る。 一 度 ダ ウ ン ロー ドす れ ば 、 何 度 も繰 り返 し再 生 で き る 。 動 画 フ ァイ ル は 3GPP2形. 式 で 作 成 され て お り、2006年3月. 現 在 、 auキ. ャ リア のWIN端. 末 に 対 応 して. 15.

(18) い る 。. ②. キ ー セ ンテ ン ス Mode皿eシ. リー ズ 第1巻. ン ス の 音 声 デ0タ. か ら 第3巻. の キー セ ン テ ン ス をす べ て 掲 載 して い る。 各 セ ン テ. も ダ ウ ン ロ ー ドで き る た め 、学 習 を よ り効 果 的 に 進 め られ る 。 こ の コ ン. テ ン ツ は 、DoCoMo,. au, SoftBank各. キ ャ リ ア の 端 末 に そ れ ぞ れ 対 応 し て い る 。(た だ し 古. い 端 末 で は 音 声 が 対 応 し て い な い 場 合 が あ る 。). ③. ビデ オ ス ケ ッチ ModeUeの. ビデ オ ス ケ ッチ(1∼3分. 程 度 の 動 画 コ ン テ ン ツ)を 携 帯 電 話 で す べ て 視 聴 す. る こ とが で き る。 キ ー セ ン テ ン ス 同 様 、 ど こ で も 手 軽 に ダ ウ ン ロー ドす る こ とが で き る た め 、 学 習 者 に とっ て は 利 便 性 が 高 い 。 こ の コ ンテ ン ツ は 、auキ. ャ リア のWIN端. 末 に対. 応 して い る。. ④. 待 ち 受 け ドイ ツ 語 数 字 携 帯 電話 の. 「待 ち 受 け 画 面 」 に 、FLASHを. か ら9(neun)ま. 使 っ て 作 成 さ れ た ドイ ツ 語 の 数 字0(nul1). で が 、 携 帯 電 話 の 画 面 を 開 く た び に様 々 な形 で 表 示 され る も の で あ る。. こ の コ ン テ ン ツ は 、DoCoMo,. au, SoftBank各. キ ャ リア の 端 末 に そ れ ぞ れ 対 応 して い る。. 携 帯電 話 に よる学習 の利 点 一PC以 PCを. 上 の 手 軽 さ で 「い つ で も ど こで も」 学 習 で き る。 用 い たWeb教. 材 の 場 合 、イ ン タ ー ネ ッ ト環 境 に い な け れ ば 利 用 で き な い が 、携 帯. 電 話 を 活 用 す れ ば 、 よ り手 軽 に教 材 を 利 用 す る こ と が で き る よ う に な る。 一 よ り 自由 に 学 習 環 境 をデ ザ イ ン で き る 携 帯 電 話 を 利 用 す れ ば 、 移 動 中 の 電 車 内 や 、 ち ょ っ と した 空 き 時 間 に 効 率 的 な 学 習 が で き る よ うに な り、 利 用 者 は よ り高 い 自 由 度 で 自 ら の 学 習 環 境 デ ザ イ ンが 可 能 に な る。 一 情 報 発 信 が 容 易 に行 え る 携 帯 電 話 の イ ン ター ネ ッ ト機 能 に よ り、 情 報 の受 信 だ け で な く送 信 も場 所 を 問 わ ず 容 易 に な り、 さ らに イ ン タ ラ ク テ ィ ブ な 学 習 へ の 可 能 性 が 開 け る。. こ の よ うに 、 携 帯 電 話 を効 果 的 に利 用 す る こ とで 言 語 学 習 の 自 由度 は ま す ま す 高 ま り、 学 習 者 は 時 間 ・場 所 に 制 限 され る こ とが 少 な く な る。 既 存 の教 材 も 、携 帯 電 話 用 に も提 供 す る こ と で 、 学 習 者 に とっ て ます ます 身 近 な も の と な る だ ろ う。 ま た 、 イ ン タ ラ ク テ ィ ブ 性 を利 用 して 学 習 者 の 理 解 度 や 要 望 な どの フ ィー ドバ ッ ク を 活 用 す る こ と が で き れ ば 、 個 々 の 学 習 者 の 要 望 に 応 え られ る よ うな新 た な 学 習 環 境 を創 出 す る こ と も可 能 に な るか も しれ な い 。(藁 谷). 16.

(19) 4.フ. ラ ンス 語 ケ ー タイ 教 材 開発. SFCフ ラ ン ス語 イ ン テ ン シ ブ の 共 通 教 材Tempoに っ た 。 フ ラ ン ス 語 イ ン テ ン シ ブ で は 、2週 され て い る。 全 部 で12の. 準 拠 して 、 単 語 リス トの 作 成 を お こ な. 間 に1つ の レ ッス ン を終 え る よ うに プ ロ グ ラ ム. レ ッス ン が あ る が 、 ま ず そ れ ぞ れ の レ ッス ン に つ い て10個. の重. 要 単 語 を 選 ん だ 。 レ ッス ン の 学 習 時 期 に あ わ せ て 、 そ の レ ッス ン に 関 す る 単 語 が 、 画 像 と 同 時 に 、 携 帯 画 面 に現 れ る よ うに した 。 こ の よ うに 常 に教 室 で 学 習 して い る 内 容 と密 接 な 連 関 を も っ て 、携 帯 学 習 が 進 め られ る こ と が 特 徴 で あ る。 次 の ス テ ップ と して は 、 単 語 だ け で は な く、 各 レ ッ ス ン の 重 要 フ レー ズ の表 示 が で き る よ うに な れ ば 、 暗 記 支 援 と して よ り役 立 つ よ うに 思 わ れ る。 こ の 重 要 フ レー ズ も各 レ ッス ン に10-15ほ. ど あ る の で 、上 記 の 単 語 と同 じ く、授 業 に密 接 な 連 関 を も っ た携 帯 学 習 が期. 待 で き る。 ま た 多 言 語 共 通 キ ー セ ン テ ン ス で あ るが 、 こ ち らは 、 フ ラ ン ス 語 用 に 、 文 言 を 変 更 させ て デ0タ. を作 成 した 。 しか し 「 多 言 語 」 が 優 先 され た た め か 、 も と も と柱 に な っ た ドイ ツ. 語 の キ ー セ ン テ ン ス の 日本 語 が使 わ れ て い る た め に 、 随 所 に フ ラ ン ス語 の 文 と合 わ な い と こ ろ が で き て しま っ て い る 。 これ につ い て は 、 あ らた め て セ ン テ ン ス の 選 択 な ど 、 改 訂 を しな くて は な らな い だ ろ う。 次 に 、 グ0グ ル に よ る イ メ ー ジ 検 索 で あ る が 、 これ に は 長 所 と短 所 が あ る。 長 所 は た と えば 「 ア ンデ ィ ー プ」 や 「 ア0テ. ィ チ ョー ク 」 な ど フ ラ ン ス で は お な じみ の 野 菜 で も 、 日. 本 で は そ れ ほ ど食 卓 に な らぶ わ け で は な い 場 合 は 、大 き な 効 果 が あ る。一 方 、た と え ば 「ド イ ツ 人 」な ど を検 索 す る と、い わ ゆ る 「 ス テ レオ タイ プ 」の イ メ ー ジ が 表 示 され て しま い 、 外 国 語 学 習 に お い て は大 き な マ イ ナ ス で あ る 。 この よ うに イ メ ー ジ が 必 要 な 場 合 と 、 不 必 要 な 場 合 を き ち ん とわ け て 、 効 果 を 考 え な くて は な ら な い だ ろ う。 最 後 に 今 後 の 課 題 を 述 べ て お き た い 。 ま ず は 携 帯 の 操 作 性 で あ る。 携 帯 で は 、 目的 に 達 す る ま で 、 数 回 の ク リッ ク を 通 常 必 要 とす る。 そ の 数 回 の ク リ ッ ク とい う手 間 と、 そ の 結 果 得 られ る コ ン テ ン ツ の バ ラ ン ス に 考 慮 す る こ とは 大 切 だ ろ う。 つ ま り単語 一 つ を 見 る の に 、 数 回 の ク リ ック とい うの は や は り 「手 間 」 に な っ て しま う。 い く らか さ ば る とい っ て も 、 本 な らば 、 ぱ らぱ ら と め く る だ け で コ ン テ ン ツ に 達 す る。 こ の 「 手 間」 と 「 手間に よ っ て 得 られ る価 値 」 を 考 え る こ とが 、 携 帯 学 習 に お い て は 重 要 で は な い だ ろ うか 。 次 に イ ン タ ラ ク テ ィ ブ性 で あ る。ITに お け るイ ン タ ラ クテ ィ ブ 性 に は様 々 な 見 解 が あ る だ ろ うが 、 少 な く と も学 習 者 が 何 らか の コ ミ ッ トが で き る よ うな 仕 掛 け が あ る と望 ま し い の で は な い だ ろ うか。 特 に 単 語 とい うの は や は り単 調 な 学 習 に な りが ち で あ る。 例 え ば 3択 で 正 解 を 選 ぶ な ど、な ん らか の 工 夫 に よ っ て 、よ り魅 力 的 な道 具 に な らな い だ ろ うか? (國枝). 17.

(20) 5.中. 国語 ケー タイ 教 材 開発. ま ず 単 語 学 習 用 の 単 語 帳 に つ い て 。 中 国 語 の イ ン テ ン シ ブ コー ス で は 、 全20課. のSFC. 独 自教 材 が 用 意 され て い る が 、 そ こ に は テ キ ス ト所 出 の 単 語 以 外 に 、 教 室 で 用 い る 文 法 項 目導 入 お よび 練 習 用 の 単 語 リス トが 学 生 に 配 布 され る。 単 語 数 は 約650あ. り、 これ を覚 え. るだ け で もか な りの 時 間 を 費 や す こ と に な る。 中国 語 の 文 字 で あ る 漢 字(簡. 体 字)は. 日本. 人 学 習 者 に と っ て 学 び や す い が 、 共 通 の 漢 字 が 多 い こ とが 災 い して 発 音 が 覚 え に くい 。 つ ま り見 れ ば意 味 が 大 体 わ か る た め に 、 発 音 を 覚 え る こ と の 方 が数 段 難 し くな る。 従 っ て 、 漢 字 ・発 音 ・意 味 の3者 が 表 示 され る こ と が 、 教 材 と して はベ ス トで あ る。 そ こで この 約650語. の 簡 体 字 ・発 音 表 記(ピ. ンイ ン)・ 意 味 の リス トを 単 語 帳 作 成 用 の. デ ー タ と した 。 しか し ピ ン イ ン表 記 の 表 示 と音 声 デ ー タ は 未 搭 載 で あ る。 従 っ て 現 在 は未 だ 、 当初 予 定 した漢 字 ・発 音 ・意 味 の 表 示 に は 至 っ て い な い が 、 単 語 帳 で は 意 味 表 示 を 見 て 、 そ の 単 語 の 簡 体 字 を確 認 す る とい う形 は で きて い る 。 イ ンテ ン シ ブ コ ー ス の 第1期. 、 第2期. は 、 約10日. 間 で1課 進 む と い っ た ペ ー ス で 進 め. られ る た め 、 実 際 の イ ン テ ン シ ブ コー ス との 連 動 が 図 れ る か ど うか に は 、少 々 不 安 が 残 る が 、 と も か く表 示 され た意 味 の 中 国 語 を思 い 出 し確 認 す る とい う復 習 、 ま た 次 の 課 に 出 る 単 語 の 予 習 と い っ た 一 連 の 学 習 が で き る よ う に は な っ て い る。 ま た 「 ※ 月 ※ 日の ワー ド」 で イ ラ ス トイ メ ー ジ が 見 られ る こ とで 、 恐 ら く毎 日継 続 し て 見 る とい う動 機 付 け に は な る か も しれ な い 。 一 つ こ の 単 語 帳 で 非 常 に 面 白い 点 は 、 あ る一 つ の 単 語 に ま つ わ る情 報 を グ ー グ ル で 検 索 で き る 点 で 、 そ の 語 の 周 辺 情 報 を知 る こ とが で き、 文 化 的 知 識 や 興 味 に 応 じた 発 展 的 知 識 が 得 られ る。 これ は こ の サ イ トで 学 習 す る こ と の付 加 価 値 と して 歓 迎 され る の で は な い か と考 え る。 次 に キ ー セ ン テ ン ス に つ い て 。 これ は ドイ ツ 語 文 法 項 目用 の キ ー セ ンテ ン ス 群 を 利 用 し て 、 そ の 中 国 語 訳 を デ ー タ と した も の で あ る 。 そ の た め 、 中 国 語 の 重 要 文 法 項 目 と の ず れ が 生 じて お り、 ま た 固 有 名 詞 な どが 日本 語 文 と異 な るな どの 不 都 合 も出 て き て い る。 同 じ 一 つ の 文 を4言 語 に 翻 訳 す る とい う力 技 で 「 多 言 語 」 化 す る とい う こ と 自体 に 無 理 が あ っ た と言 わ ざ る を 得 な い 。 こ の 多 言 語 ケ ー タ イ 教 材 の 単 語 帳 の利 点 は 、 独 ・仏 ・中 ・西4言 語 を 学 ぶ 学 習 者 な ら 、 どの携 帯 電 話 で も こ の サ イ トに ア クセ ス し さ えす れ ば そ の 学 習 言 語 が 選 べ る とい う点 に あ り、 そ の 言 語 を選 ん だ 学 習 者 が 「 多 言 語 」 を利 用 す る こ とを 想 定 し て い な い 。 つ ま りも し 中 国 語 の 学 習 者 な らば 中 国 語 の み を選 ぶ わ け で 、 同 じ キ ー セ ン テ ン ス を4言 語 と も 見 る 、 つ ま り 「 多 言 語 」 で 見 る とい う こ とは 想 定 して い な い の で あ る。 こ れ は 今 後 再 度 検 討 して 、 や は り単 語 帳 と 同 じコ ン セ プ トで 作 り直 す こ と を考 え た い と思 う。 以 上 、 ま だ ま だ 改 善 の 余 地 は大 き い も の の 、 中 国 語 学 習 サ イ トと して の 可 能 性 も大 き い の で 、 今 後 は音 声 ・ピ ンイ ンの 追 加 や キー セ ン テ ン ス の 改 善 を 図 る と同 時 に 、 学 習 者 の 多 い 一 般 向 け 中 国 語 学 習 用 携 帯 サ イ トと して 充 実 させ て い き た い 。(重 松). 18.

(21) 6.ス. ペ イ ン 語 ケ.___タ イ 教 材 開 発. ス ペ イ ン語 は 、2006年. 春 に 他 の 言 語 に 遅 れ て 活 動 に 参 加 した。 従 っ て 、2006年. 度 の活. 動 は 、これ ま で ドイ ツ 語 、中 国 語 、フ ラ ンス 語 が 行 っ て き た 活 動 を 知 り、携 帯 を使 用 して 、 どん な こ とが で き る の か を 理 解 した こ と が 、 第 一 の 成 果 で あ り、 活 動 記 録 で あ る。 ス ペ イ ン 語 は 、SFCの. 中 で も イ ン テ ン シ ブ コ ー ス が 設 置 され た の が 遅 く、 ま た 、 専 任 教 員 が 一 人. とい う状 況 で 、教 材 開 発 の 意 欲 は あ っ て も 、時 間 的 に も、人 的 要 員 に して も、経 済 的 に も 、 す べ て に お い て 、 常 に 不 足 状 況 で 、 他 の 言 語 の 教 材 開 発 を 垂 挺 の 眼 差 しで 見 て き て い た 。 そ の 意 味 で 、 今 回 は 、 先 行 す る言 語 の 教 材 開 発 の 一 部 に 参 加 す る こ とが で き て 、 今 後 の 教 材 開 発 の 方 向性 が み え た 、 とい うこ とが 一 番 の 成 果 で あ る。 多 く の ア ドバ イ スや 援 助 を 受 け る こ とが で き、 こ の 場 を 借 りて 、 ま ず は 、 先 行 言 語 の 関係 者 の 皆 様 に お 礼 を 申 し上 げ た い。 以 上 の 背 景 の も とに 、 今 期 の 活 動 と、 今 後 の 課 題 を 簡 単 に報 告 す る。. 【1】 ス ペ イ ン語 教 材 の 特 徴 ス ペ イ ン語 の 授 業 で は 、 オ リジ ナ ル 教 材 を使 用 して い る わ け で は な い 。 市 販 され て い る ス ペ イ ン 本 国 で 作 成 され た ビデ オ 教 材 を使 用 して い る。 そ の た め に 、 常 に 、 版 権 の 問 題 を 抱 え て い る。 今 回 、 携 帯 教 材 の プ ロ ジ ェ ク トに参 加 す る に あ た り、 第 一 に 問 題 に な っ た こ と は 、 版 権 との か か わ りで あ る。 授 業 で 使 う範 囲 内 で の フ レー ズ や 単 語 の リス ト化 で あ っ て も 、ウエ ブ に載 せ る こ とに な る と、問 題 が 発 生 す る。そ の 点 を ど の よ うに ク リア す る か 。. [2]既. 成 単 語 リス トへ の ス ペ イ ン語 の参 加. 版 権 の 問 題 を避 け る意 味 で も 、他 の 言 語 教 材 と して 作 成 され て い る既 存 の 単語 リス トへ 、 ス ペ イ ン 語 の 単 語 を載 せ る とい うこ とか ら教 材 作 成 を 始 め た 。基 本 フ レー ズ や 基 礎 単 語 を 、 第 四 番 目の 言 語 と して 、 ス ペ イ ン語 を 載 せ る こ とが で き た。 こ れ は 大 き な 成 果 で あ る 。 しか し、 運 用 面 を 考 え る と 、 学 生 の ニ ー ズ は 、 履 修 中 の 教 科 書 に あ る 各 週 の 小 テ ス トの フ レ0ズ が そ の ま ま 携 帯 サ イ トで 見 る こ とが で き る こ とで あ ろ う。 さ し あ た り、 履 修 生 の ニ ー ズ を満 た す こ と を優 先 しよ う と考 え 、 秋 学 期 に 、 教 材 に 準 拠 した フ レー ズ リス トを 作 成 した 。 ア クセ ス に つ い て は 、 履 修 者 の み の ア クセ ス 制 限 を か け て 、 授 業 の 中 で 行 わ れ る試 験 対 策 に利 用 して も ら え る よ う、 試 作 段 階 ま で た ど り着 い た と こ ろ で あ る 。 2007年. の 春 学 期 に 、べ0シ. ッ ク1と3、. イ ン テ ン シ ブ2の 学 生 に 、試 用 して も ら う予 定. で あ る。. 【3]語. 彙 教材 の作 成. ス ペ イ ン語 は 、 主 教 材 が ビ デ オ 教 材 で あ る。 会 話 を 重 視 した 場 面 機 能 シ ラバ ス で 作 成 さ れ た も の で あ る。 従 っ て 、 文 法 問 題 の解 説 や 練 習 をす る時 間 が あ ま り十 分 に とれ な い 。 そ. 19.

(22) こ で 、 そ れ を 解 消 し、 ま た 、 教 員 の試 験 採 点 の 時 間 を省 略 す る 目的 で 、 電 子 教 材 が 準 備 さ れ て い る。 文 法 の 対 応 は 一 段 落 した と こ ろ で あ るが 、 次 の 問題 は 、 た く さん の 語 彙 が ビ デ オ に 出 て は く る が 、 身 に つ く ほ ど語 彙 を 学 習 す る時 間 が 十 分 取 れ な い とい う点 で あ る。 そ こ で 、 語 彙 教 材 をCD化. し、 基 礎 語 彙 を リス ト化 して 、 自習 す る よ うな 教 材 を 作 成 す る こ. と に な っ た。今 の 段 階 で は 、CD化 CD教. を考 え て い るが 、そ れ を 携 帯 で もチ ェ ッ ク で き な い か 、. 材 との 連 携 を 今 後 の 開 発 の 目標 と して い る。 膨 大 な 語 彙 を 体 系 化 し、 ま ず はCD上. で 整 理 、 分 類 す る 。 そ れ を 頭 に入 れ た 上 で 、 練 習 ツー ル と して 携 帯 上 で 、 何 度 も学 べ る よ うに 、 携 帯 ツ ー ル を利 用 で き な い か を模 索 して い る。. [4]ウ. エ ブ へ の接 続 と掲 示 版 活 動. 現 在 、 ス ペ イ ン 本 国 の 大 学 と、 掲 示 版 活 動 を授 業 に 取 り入 れ て い る。 スペ イ ン で の 日本 語 学 習 者 と、SFCの. ス ペ イ ン 語 学 習 者 の 間 で 、 ウエ ブ の掲 示 板 に 書 き込 み を しな が ら、双. 方 向 で の 作 文 の練 習 を始 め て い る。 今 現 在 は 、PCに. 接 続 で きな けれ ば活動 が で きな い。. 来 期 以降 、携 帯 を通 じて、 どこで も、気楽 に この掲示 版活 動 が できな い ものか。 文 字入 カ レベ ル で は 、 問 題 が な い の で 、 後 は 、 ス ペ イ ン で ドコモ の 端 末 を持 っ て も らい 、 携 帯 を 通 じ て 、 掲 示 板 に ア ク セ ス で き る よ うに なれ ば 、 さ ら に 活 発 な ツ ー ル に な る と期 待 す る。 以 上 が 、 今 期 の 報 告 と、 来 期 以 降 へ の ス ペ イ ン語 教 材 開 発 の 目標 で あ る。(寺 田). 20.

(23) プ ロジェク ト参加部 門. 1.イ. 活 動 中間報告. ンタ ー フ ェー ス部 門. 今 年 度 は 、 以 前 開 発 した オ ン ラ イ ンWebノ 習 と英 語 学 習 の2つ. NOTAに. ー トで あ るNOTAの. 拡 張 の他 に 、社 会科 学. の 教 材 を試 作 した 。. 関 して は 、 従 来 の 手 書 き感 覚 で の 文 字 書 き込 み や イ メ.__.ジ 貼 り付 け に 加 え て 、. カ メ ラ機 能 を 追 加 す る こ と に よ り電 子 会 議 もNOTA上. で 行 う こ とが 可 能 とな っ た 。他 に も、. 音 の 貼 り付 け も可 能 と な り、 よ り多 彩 な 教 材 作 りが 可 能 とな っ た 。NOTAは. 、地域 コ ミュ. ニ テ ィ で の 学 習 に 実 践 的 に 用 い られ る こ とが 多 く、 開 発 そ の も の が ユ ー ザ と開 発 者 が 一 体 と な っ た 共 生 ソフ トウ ェ ア の 性 格 が 強 い 点 が 高 く評 価 され て い る。. 社 会 学 習 に 関 して は 、 地 図 を活 用 した歴 史 学 習 を 支 援 す る た め に 、Google. mapを. 用い. た シ ス テ ム を試 作 し、簡 単 な 応 用 例 を示 す こ とが で き た 。. 英語学習 に関 しては、留学経験のない英語学習者 を目的 とし、帰国子女や留学生か ら集 め て き た 、 留 学 先 で 初 めて 学 ん だ 英 語 の 知 識 を 主 と して 学 習 教 材 をWeb上 以 上3つ. の 教 材 は 、 今 後 も発 展 させ て い く予 定 で あ る。(安 村). に試 作 した 。.

Referensi

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