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Report on the Effectiveness of the Project Using ICT

2. 結 果

2.1. 英 語 コミュニケーション能 力の伸 長

英 語 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 判 定 テ ス ト に お い て 事 前 ・ 事 後 で と も に 有 効 な デ ー タ が 得 ら れ た 被 験 者 日 本 人 学 生 は 16名 で あ っ た 。

そ の 16 名 の 英 語 力 伸 長 度 を 、 そ れ ぞ れ の 学 生 に つ い て 事 前 事 後 の 合 計 得 点 の 差 で み た 結 果 は 、 表 1の と お り で あ っ た 。

表 1 英 語コミュニケーション能 力テスト結 果 事 前 事 後 比 較 St. No. Total-pre Total-post Total-diff

1 505 555 50

2 529 512 -17

3 651 616 -35

4 584 664 80

5 550 571 21

6 658 672 14

7 583 492 -91

8 551 612 61

9 558 586 28

10 537 604 67

11 565 586 21

12 440 545 105

13 573 594 21

14 250 333 83

15 416 440 24

16 550 591 41

Ave. 531.3 560.8 29.6

分 散 9466.3 7188.2 2359.7

P(T<=t) 片 側18.3%で 、 有 意 差 な し

以 上 の デ ー タ を 、 前 年 度 の プ ロ ジ ェ ク ト 1 の 結 果 と の 比 較 か ら 、 以 下 の 事 項 が 観 察 さ れ た 。

1 ) プ ロ ジ ェ ク ト 1 の 結 果 で は 平 均 値 で マ イ ナ ス 伸 長 ( -14.6) で あ っ た の に 対 し て 、 プ ラ ス の 伸 長 値 (29.6) で あ っ た 。 対 象 の 学 生 の う ち で プ ロ ジ ェ ク ト 1 に も 参 加 し た 学 生 は 2 名(No. 1、No. 7)で あ り 、繰 り 返 し の 参 加 に よ る 効 果 は 、 認 め ら れ な か っ た 。

2 ) た だ し 、 そ の 伸 長 度 は 、 T 検 定 結 果 で 有 意 差 な し 、 で あ っ た 。 従 っ て 、 個 人 差 が 大 き い こ と が 推 測 さ れ た 。

2.2. 英 語 力の伸 長と発信 数との関 係

3.1. で 得 ら れ た 英 語 力 伸 長 度 と Discussion Forums に お け る 発 言 ・ 発 信 数 を 、 そ れ ぞ れ の 学 生 に つ い て 比 較 し た 結 果 は 、 表 2 の と お り で あ っ た 。

表 2 英 語 力 伸 長 度 と 発 信 数 比 較

St. No. 伸び 伸び率 発信数

1 50 9.9 8

2 -17 -3.21 3

3 -35 -5.38 2

4 80 13.7 2

5 21 3.82 2 相関係数

6 14 2.13 5 R 0.09 伸び

7 -91 -15.61 2 R -0.02 伸び率

8 61 11.07 1

9 28 5.02 5

10 67 12.48 2

11 21 3.72 4

12 105 23.86 4

13 21 3.66 2

14 83 33.2 1

15 24 5.77 0

16 41 7.45 9

以 上 の デ ー タ を 基 に 、 伸 び の 得 点 差 と 伸 び 率 に つ い て 、 そ れ ぞ れ 発 信 数 と の 関 係 を 相 関 係 数 で 見 た 結 果 、 そ れ ぞ れ0.09 と -0.02 で 、相 関 は 無 い と 判 断 さ れ た 。

2.3. 英 語 力の伸 長とIT 利 用 状 況 との関 係

ITの 利 用 状 況 に つ い て 、ア ン ケ ー ト 結 果 は 表 3 の と お り で あ っ た 。そ の 概 要 に つ い て 、( 1 )前 年 度 の プ ロ ジ ェ ク ト 1 と の 比 較 、 お よ び ( 2 ) 参 加 学 生 間 の 所 属 学 科 別 比 較 、に よ り 、そ れ ぞ れ 以 下 の 点 が 観 察 さ れ た 。

( 1 ) ① パ ソ コ ン の 使 用 程 度 は 、c レ ベ ル も あ り 、a レ ベ ル が5分 の 一 と 少 な く 、 必 ず し も 多 用 し て い る 学 生 で は な い こ と が 覗 え た 。 ② E メ ー ル の 利 用 は 、 前 年 度 と 比 較 し て 、 さ ら に 利 用 し な い (c レ ベ ル ) 学 生 が 増 え 、 半 数 に 上 っ た 。 ③ 対 し て 、SNS の 利 用 は さ ら

に 増 え 、 種 類 と し て LINEの 利 用 が 一 気 に 6名 と 増 加 し 、Instagramの 利 用 も 報 告 さ れ た 。

( 2 ) ① 英 語 情 報 学 科 の 学 生 は 、 学 年 に 拠 ら ず パ ソ コ ン な ら び にSNSを 多 く 利 用 し 、且 つ IPCの プ ロ ジ ェ ク ト を 行 う 際 に は 、 ス マ ー ト フ ォ ン で は な く パ ソ コ ン を 多 く 利 用 し て い た 。 ② 児 童 保 育 学 科 の 学 生 は 、 パ ソ コ ン な ら び に SNSは 余 り 利 用 せ ず 、且 つ 、IPCの プ ロ ジ ェ ク ト を 行 う 際 に は パ ソ コ ン で は な く ス マ ー ト フ ォ ン を 利 用 し て い た 。

表 3 英 語 力 伸 長 度 と IT利 用 経 験 の 対 照 表

St. No. Total- diff M Ty PC

1 50 a Email,WP a a face, line b a 2 -17 b netsur.WP b a twitt, line b a 3 -35 a netsur.WP b a face, twitt c a 4 80 b netsur.WP c a face,line,

Instagram b a 5 21 b netsurf a a face, google c a 6 14 a WP, IE, PP a a goog, face,twitb a 7 -91 b netsurf a a face, etc. manyb a 8 61 b search c a face, line a a

9 28 b WP, IE, PP c c b a

10 67 b WP b a twitter b a

11 21

12 105 b netsur, WP c a fac,tw.Lin,Sk b a 13 21 b homework c b faceb, line c a

14 83 c c b faceb c b

15 24 c c b faceb b b

16 41 b WP, Skype c c b a

Ave. 30

SNS

NA Comp. Use

註 )Comp. Use = パ ソ コ ン 利 用 程 度 と 種 類 : E-mail, Word Processing, Netsurfing, Internet

Explorer, Power Point, 宿 題, Skype M = E メ ー ル 利 用 程 度

SNS = ソーシャル・ネットワーキング・システム利 用 程 度 と 種 類:

Facebook, LINE, Twitter, Instagram, Google等 Ty = タイピング( キーボーディング)能 力 レベル自 己 判 断 PC = プロジェクト活 動 で パソコンと スマートフォンど ち ら を

利 用 し た か

さ ら に 、こ の ITの 利 用 状 況 と 、英 語 力 伸 長 の 関 係 を 表 3に よ り 観 察 し た 結 果 、 以 下 の こ と が 言 え る 。 英 語 力 が 平 均 値 以 上 に 伸 長 し た 者 を 英 語 力 伸 長 者 と す る と 、 そ の 7名 中 5名 は SNSを よ く 利 用 し て い る 。 し か し 、 英 語 力 に 伸 長 が 見 ら れ な か っ た 者 の 間 に も SNS を 多 く 利 用 す る 傾 向 が 同 様 に み ら れ る た め 、 関 係 は 認 め ら れ な か っ た 。他 の IT利 用 の 項 目 に つ い て も 、英 語 力 の 伸 長 と の 関 係 は 不 明 で あ っ た 。

2.4. 英 語 力の伸 長と性格 パターンとの関 係

対 象 者16 名 の う ち 測 定 完 了 で き た14名 の YG性 格

39 検 査 の 結 果 は 、 表 4 の と お り で あ っ た 。 そ の 結 果 、 前 年 度 の プ ロ ジ ェ ク ト 1 と 同 様 、AB 型 を 含 め A 型 が 最 も 多 か っ た 。 次 に D が5名 と 多 く 、 プ ロ ジ ェ ク ト 1 で は13名 中1名 と 少 な か っ た こ と と 異 な る 状 態 で あ っ た 。

英 語 力 の 伸 長 と 性 格 パ タ ー ン と の 関 係 を 表 4に よ り 観 察 し た 結 果 、 D 型 が1名 を 除 き 英 語 力 が 伸 び た こ と が 示 さ れ た 。 逆 に 最 も 多 い A 型 に つ い て は 、2 名 を 除 き 英 語 力 が マ イ ナ ス 成 長 あ る い は 平 均 値 以 下 の 伸 び に と ど ま る 結 果 で あ っ た 。

表 4 英 語 力 の 伸 長 と 性 格 パ タ ー ン の 比 較 St. No. Total- diff YG性格型

1 50 D'

2 -17 A"

3 -35 B'

4 80 D

5 21 A'

6 14 C

7 -91 D

8 61 A

9 28 A"

10 67 NA

11 21 AB

12 105 D'

13 21 NA

14 83 A

15 24 C'

16 41 D'

Ave. 30

註 ) 表 中 の YG性 格 型 で NA表 記 は 、 回 答 が 不 十 分 ま た は 不 適 正 で あ っ た た め 、 測 定 結 果 が 得 ら れ な か っ た ケ ー ス を 指 す 。

2.5. 英 語 力の伸 長とグループ構 成の関係

英 語 力 が 平 均 値 以 上 に 伸 び た 者7名 の 所 属 グ ル ー プ を 挙 げ る と 表 5 の と お り で あ っ た 。G1, G3, G4, G5, G8 に 分 布 し て お り 、G5とG8に は 複 数 人 が 所 属 し て い た 。 さ ら に 、そ のG5とG8の 複 数 メ ン バ ー に つ い て 前 項 の 3.4.で 得 ら れ た 性 格 パ タ ー ン の 結 果 を 照 合 し て み る と 、 D 型 の 者 の 存 在 が 認 め ら れ た 。

表 5 英 語 力 伸 長 と 所 属 グ ル ー プ St. No. Total- diff IPC-Group

1 50 G1 J 1人

2 -17 G5

3 -35 G4

4 80 G5

5 21 G8

6 14 G7

7 -91 G2

8 61 G3

9 28 G4

10 67 G8

11 21 G2

12 105 G4

13 21 G4

14 83 G5

15 24 G5

16 41 G8

Ave. 30

2.6. 英 語 力の伸 長と性格 パターンとグループ構成 前 項 の3.5. の 結 果 を 受 け 、英 語 力 伸 長 と 所 属 グ ル ー プ の 関 係 に 加 え て 、性 格 パ タ ー ン を 照 合 し て み た 結 果 、 表 6 の と お り で あ っ た 。

表 6 英 語 力 の 伸 長 と 性 格 パ タ ー ン と 所 属 グ ル ー プ St. No. Total- diff YG性格型 Grou p

1 50 D' G1 J 一人

2 -17 A" G5

3 -35 B' G4

4 80 D G5

5 21 A' G8

6 14 C G7

7 -91 D G2

8 61 A G3

9 28 A" G4

10 67 NA G8

11 21 AB G2

12 105 D' G4

13 21 NA G4

14 83 A G5

15 24 C' G5

16 41 D' G8

Ave. 30

こ の3要 素 の 照 合 の 結 果 、 平 均 値 以 上 に 英 語 力 が 伸 び た 者 で 性 格 パ タ ー ン が D 型 の 学 生 が 所 属 す る グ ル ー プ は 、G1, G4, G5, G8で あ っ た 。 こ れ ら の グ ル ー プ の メ ン バ ー 構 成 で 日 本 人 数 は 、G1の み が 一 人 で 、他 の 3 グ ル ー プ は 、そ れ ぞ れ G4が4名 、G5が4名 、G8が3 名 で 、 グ ル ー プ 内 日 本 人 メ ン バ ー 平 均 数 2. 3 と 比 べ て 多 い 傾 向 が 観 察 さ れ た 。

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