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Academic year: 2024

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【プログラム】

国際シンポジウム「ポスト・パンデミック時代の東アジア国際協力について」

テ-マ:「ポスト・パンデミック時代の東アジア国際協力について」

開催の趣旨:

2010年代半ばから、アメリカのトランプ政権が「米国第一主義」を打ち出し、米中競争 が激しくなり、一部の国ではナショナリズムが台頭し、世界情勢が不安定性を増しつつあ った。また、2020年初頭に発生した新型コロナウイルス感染症によるパンデミックが3年 にも引き続き、各国は国境を閉鎖して、人、商品、資本の流れに障害をもたらし、世界諸 国の経済発展、ソーシャル・ガバナンスに深刻な打撃を与えた。さらに、ロシアウクライ ナ紛争は、食糧とエネルギーの危機を引き起こしただけでなく、世界秩序にも深刻な影響 を与えつづけている。

2023 年に入り、コロナウイルスの感染率と死亡率が大幅に降下したため、世界諸国で は国際間の交流に対する規制緩和の措置が相ついで講じられ、経済の正常化が図られ、国 際間の人員往来も少しずつ増えてきた。

これをきっかけに、本学国際共同研究センタ-と厦門大学国際関係学院は、「パンデミ ック時代の東アジアにおける国際協力」と題する国際ミニシンポジウムを企画した。世界 経済をリ-ドしていくと熱い期待を寄せられているアジアに焦点を絞って、米中緊張関係 が引き続き、ロシアウクライナ紛争が継続している中、ポストパンデミック時代のアジア 諸国特に東アジア、東南アジアの国際協力の現状および将来のビジョンを議論し、意見交 換し、諸課題への対処について共同で提言してみたい。それによって、日中両国の研究者 間の相互交流、相互理解、相互提携を積極的に推進することが期待される。

これを踏まえ、本シンポジウムは以下の三つのセッションを設ける。(1) 米中デカップ リングと国際協力の行方、(2)RCEPの枠組みにおける中日韓協力、(3) 東南アジア地域に おける大国間の競争と協力(歴史と現状)。

開催時間: 2023年6月24日(土)

開催場所:山梨学院大学 クリスタルタワー8階 主催機関:山梨学院大学国際共同研究センタ-

共催機関:アモイ大学国際関係学院/南洋研究院 後援機関:山梨学院大学大学院

会 議 次 第

総合司会:劉 星・山梨学院大学法学部教授、国際共同研究センタ-副センター長 9:00-9:10 山梨学院大学学長による開会の辞

9:10-9:20 高 艶傑・厦門大学教授、副院長による挨拶

(2)

9:20-10:20基調講演: 「米中間の競争および世界秩序への影響」

講演者:趙 全勝・アメリカン大学教授、山梨学院大学国際共同研究センタ-学術顧問 通訳:(蒋 辛未 山梨学院大学経営学部准教授 国際共同研究センタ-研究員)

10:20—12:00 第一セッション 「米中デカップリングと国際協力の行方」

司会:齋藤 雅代・山梨学院大学法学部教授、国際共同研究センタ-研究員 通訳:(阮 玉玲 山梨学院大学経営学部非常勤講師)

10:20-11:00 報告1 「マレーシアの製造業におけるFDIのスピルオーバー効果 –中国と日本との比較–」

報告者:张淼(厦门大学国际关系学院/南洋研究院副教授、副院长)

11:00-11:40 報告2 「モビリティ・イノベーションにおけるグローバル競争とロ

ーカル競争のせめぎ合い:プロダクト、インフラ、都市計画、

制度の関わりから」

報告者:東 秀忠・山梨学院大学経営学部教授、国際共同研究センタ-研究員 11:40-12:00 コメント

コメンテーター:方 浩・山梨学院大学国際共同研究センタ-客員研究員 12:00~13:00 昼食

13:00 –15:00 第二セッション「RCEPにおける中日韓協力」

司会:野村 千佳子・山梨学院大学経営学部教授、国際共同研究センタ-研究員 通訳:(潘 秋静 山梨学院大学経営学部教員)

13:00-13:40 報告1 「RCEP仕組みにおける日中韓三国の関係について –地経学・地政学の視点を踏まえて–」

報告者:金向东(厦门大学国际关系学院/南洋研究院アシスタント・プロフェッサー)

13:40-14:20 報告2「RCEP発足の経緯と利用状況–日本側のデータによる分析」

報告者:劉 曙麗・山梨学院大学経営学部准教授・国際共同研究センタ-研究員 14:20-14:40 コメント

コメンテーター:實川 和子・山梨学院大学法学部教授・国際共同研究センタ-研究員 14:40-15:00 ディスカッション

15:10—17:10 第三セッション「東南アジア地域における大国間の競争と協力(歴史と現

状)」

司会:粘 逸彦・山梨学院大学経営学部准教授、国際共同研究センタ-研究員 通訳:(蒋 辛未)

15:10-15:50報告1 「大国間競争に対応するASEANの権力ロジック:関係的権力から

構造的権力へ」

報告者:包 広将・厦门大学国际关系学院/南洋研究院准教授

15:50-16:30 報告2「東南アジア農村開発の特殊性~南タイを事例として~」

報告者:古 屋亮(山梨学院大学経営学部教授)

16:30-16:50コメント

コメンテーター:高 艶傑・厦門大学国際関係学院教授、副院長 16:50-17:100 ディスカッション

(3)

17:10-17:20 総括 熊達雲 山梨学院大学国際共同研究センター長 17:20-17:30 閉会の辞 太郎良留美 大学院社会科学研究科科長

Referensi

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