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ー 薬 品 講 習 ー

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ク リ ー ン ル ー ム ( C R ) 管 理 室

16 号館 MBSC 棟における薬品の安全使用ガイド

ー 薬 品 講 習 ー

(2)

薬品講習の流れ

▶ MBSC 棟で薬品を使用する者

・このスライドを聴講した後、CoursePowerにある「[薬品を使用する者用] 薬品 利用に関するテスト」の回答に取り組み、合格するまで受験すること。

・合格後、その証明書 (このスライドの後半に詳細を記載) を提出すること。

・その後、実際に薬品を扱う現場で薬品担当者による指導を受けること。

※1 現場指導は、MBSC棟で薬品を初めて使用する前に受けること。

※2 現場指導はなるべく研究室単位で受けること。

※3 現場指導は事前にCR管理室に直接来るか、メールで予約すること。

(メールアドレス:[email protected])

▶ MBSC 棟で薬品を使用しない者

・このスライドを聴講した後、CoursePowerにある「[薬品を使用しない者用] 薬品 利用に関するテスト」の回答に取り組み、合格するまで受験すること。

・合格後、その証明書 (このスライドの後半に詳細を記載) を提出すること。

※今年度から変更になった箇所あり

(3)

薬品講習で説明する項目

<<全員受講が必要な項目>>

 なぜ薬品の安全講習が必要か

 MBSC棟における薬品の安全使用ルール

 CR内での薬品の保管方法

 廃液処理方法

 薬品をこぼしたり、浴びてしまったときの対処方法

 主な薬品の危険・有害性を示す警告表示

<<MBSC棟で薬品を使用する者は下記の項目も受講すること>>

 1階CR内への薬品の持ち込みルール

 CR内における薬品管理方法

 記録用紙に記載する際の注意点

(4)

薬品を安全に利用するためです。

誤った薬品の扱い方をすると…

1. 扱った本人が怪我をする

2. 周辺の人々にも危害を及ぼしてしまう可能性 3. 環境へ悪影響を及ぼす など

ご自身・周辺に被害が及びます。

MBSC棟はさまざまな研究室の学生さんが 利用する場所です。各自が薬品の安全利用を

心がけて、研究活動に臨んでください。

なぜ薬品講習が必要なのか

(5)

MBSC棟では以下のような薬品を扱うことがあり、取り扱いを

間違えると重大な被害を被ったり、被害を与えてしまう恐れがある

危険薬品:激しく燃焼したり爆発するもの

有害薬品:劇物や毒物といった人や動物に害を与えるもの

環境汚染物質:大気、水質や土壌を汚染し、生態系や人に害を 及ぼすもの

過去にはある大学で半導体材料ガスの爆発による死亡事故が 起きている

厚生労働省のまとめによると、化学物質(危険物、有害物)に 起因する労働災害が、年間600~700件程度発生している

薬品による被害に遭わないために適切な薬品の取り扱い方を 学ぶことが重要である

なぜ薬品講習が必要なのか

(6)

 MBSC棟の使用者は全員CoursePower上の MBSC棟安全講習及び薬品講習を受講し、

テストに合格すること

 MBSC棟で薬品を使用する者は、その後、CR管理室が 実施する薬品安全講習(対面)を研究室ごとに受講する

 危険な薬品を扱う場合一人での作業は禁止

必ず複数の人の立ち合いのもとで作業をすること

 CR内への薬品の「持ち込み・保管・処理・廃棄等の 作業」は決められた手順に従い注意して行うこと

(次ページ以降参照)

 薬品をCR内に保管しない場合は、各研究室で定めた 薬品棚に収納し適切に管理すること

※今年度から変更になった箇所あり

MBSC棟における薬品の安全使用ルール

(7)

薬品は重金属や有害化学物の観点から定義された廃液カテゴリに合わせて、

種類(無機実験廃棄物、有機実験廃棄物)、内容物(一般廃棄薬品、

不要薬品等、重金属類、酸・アルカリ廃液、有機溶媒、廃油等)ごとに仕分されている

以下の薬品は、人命や環境に悪影響を及ぼす可能性があるため取り扱いには 十分注意する必要がある

医薬用外劇毒物指定薬品

毒物(フッ酸、シアン含有化合物、2-メルカプトエタノール、ヒドラジン化合物等)

劇物(硫酸、塩酸、硝酸、過酸化水素水、バファードフッ酸、硫酸銅、塩化亜鉛等)

危険物指定薬品

火災の危険(アセトン、シンナー、酢酸エチル、トルエン、エタノール等)

爆発の危険(ピクリン酸等亜硝酸化合物、過酸化物、シランガス等)

有害性物質指定

人体や生態系への悪影響(ヒ素化合物、有機リン化合物、カドミウム、六価クロム等)

環境汚染物質

フッ酸、硝酸、ホウ酸、アンモニア等とその化合物、クロムエッチング液等

CR内での薬品の保管方法

(8)

キャビネット番号 薬品種類 No.1 酸類、酸化性物質

No.2 塩基類 No.3-1~3-2 有機溶媒 No.3-3 フッ化水素

No.3-4 エッチャント関連薬品

No.3-5 シリコーン樹脂、フッ素系コーティング剤

No.4 補充用有機溶剤、引火性液体 (CR管理者保管)

No.5 補充用エッチャント関連薬品 (CR管理者保管)

No.6 レジスト関連薬品 冷蔵庫 必要に応じて保管

CR内薬品保管場所

(9)

廃液は重金属や有害化学物質の観点から、種類(無機実験廃棄物、

有機実験廃棄物)、内容物(一般廃棄薬品、不要薬品等、重金属類、

酸・アルカリ廃液、有機溶媒、廃油等)に分類されている。

(次ページ廃液カテゴリ参照)

実験により排出された廃液は、廃液カテゴリに従い該当する 廃液ボトル(2 L容量または500 mL容量)に廃棄する。

廃液ボトルが満杯になったら、クリーンルーム管理室へ連絡する。

該当する廃液ボトルがない場合は、予備の廃液ボトルに薬品名を 記載した上でその容器に廃液を廃棄し、CR管理室へ予備ボトルに 廃棄したことを連絡する。

予備の廃液ボトルがない場合は、CR管理室へ連絡する。

内線: 3663

メールアドレス: [email protected]

※今年度から変更になった箇所あり

廃液処理 方法

(10)

カテゴリ 内容物 危険度 A 20mLポリタンクで廃棄せず単体で廃棄する全ての試薬 一般試薬から劇

B1 水銀化合物 医薬用外毒物

B2 カドミウム, 鉛,クロム, 砒素化合物 医薬用外毒物

B3 クロム酸混合物 医薬用外劇物

B4 シアン化合物 医薬用外劇物

B5 その他重金属・塩含有廃液 医薬用外劇物

B6 写真現像液廃液 (銀が含まれる) 一般試薬

B7 定着液廃液(銀が含まれる) 一般試薬

B8 弗素含廃液 医薬用外毒物

B9 酸廃液(有害物質を含まない) 医薬用外劇物

B10 アルカリ廃液 医薬用外劇物

C2 可燃性廃液(アセトン, エーテル, ベンゼン, トルエン, フェノール, アルコール類) 医薬用外劇物 C3 石油系廃液(灯油, 重油, 機械油, 切削油, 焼入油等)

C4 廃油

C5 難燃性有機溶剤 C1 有機水銀化合物廃液

廃液カテゴリ

(11)

 廃棄用ポリ瓶(2L)には以下のように、廃棄カテゴリと 試薬名が記載される

C5

NMD-3

廃液カテゴリ

試薬名

廃液用ポリ瓶表示

(12)

1. 高濃度の酸をこぼした場合

キャビネットNo.2-3

にある

炭酸水素ナトリウム(粉末)

をふりかけて中和し大量の水で洗う

2. 高濃度の塩基

をこぼした場合

キャビネットNo.1-2

にある

10%酢酸水溶液

で中和し大量の水で洗う

3. 毒物又は劇物をこぼした場合

保護手袋をして拭き取り、拭き取った雑巾を水槽、

バケツ等の中で3回以上洗い、洗浄水は該当する 廃液カテゴリの廃液タンクに入れる

下記の作業は複数人で行うこと

・薬品管理者がいる場合: 薬品管理者とともに作業する

・薬品管理者が不在の場合:指導教員の指示を仰ぎ、複数人で作業を行う

薬品をこぼしたまま、その状況を放置する行為は厳禁!

※今年度から変更になった箇所あり

薬品をこぼしたときの対処 方法

(※事後にCR管理室に状況報告すること)

(13)

1. 皮膚に対する処置

速やかに大量の清潔な水で15分以上洗浄する

汚染された衣類や靴は速やかに脱ぐ

健康相談室に相談する

皮膚の潰瘍処置は皮膚科を受診する 2. 眼に対する処置

素早く大量の水で洗う

特にアルカリは眼球を腐食するので、よく水洗いする

厚目のガーゼをあて、眼帯などで固定し健康相談室に相談する

早く眼科医の処置をうける 3. 呼吸器に対する処置

迅速に新鮮な空気中に移る

汚染衣服は速やかに脱ぎ、皮膚は洗浄し、保温、安静にする

健康相談室に相談後、なるべく早く医師の処置を受ける

薬品を浴びてしまったときの対処 方法

(14)

皮膚かかった時 眼に入った時 吸込んだ時

冷水で15分以上洗う

衣類等は速やかに脱ぐ

健康相談室に相談する

皮膚科を受診する

素早く大量の水で洗う

ガーゼ湿布、眼帯で固定 し健康相談室に相談する

早く眼科を受診する

すぐ新鮮な空気中に出る

汚染衣服は速やかに脱

健康相談室に相談する

早く医師の処置を受ける

発生する事故の状況はさまざまです。臨機応変に対応してください。

何よりも優先すべきことは人の命と安全です !!

薬品を浴びてしまったときの対処 方法

(15)

空気、熱や火花にさらされると発火する恐れがある 飲んだり、触ったり、吸ったりすると

急性的な健康被害が生じ、死にいたる場合がある 接触した金属または皮膚等を損傷させる恐れがある 短期または長期に飲んだり、触ったり、

吸ったりすると健康被害を引き起こす恐れがある 急性毒性、皮膚刺激性、眼刺激性、皮膚感作性、

気道刺激性、麻酔作用の健康有害性がある 環境に放出すると水生環境(水生生物及び その生態系)に悪影響を及ぼす場合がある

主な薬品の危険・有害性を示す警告表示

(16)

・ MBSC 棟で薬品を使わない者の PowerPoint を使った薬品講習は、

このスライドを以て終了とする。

・ CoursePower にある「 [ 薬品を使用しない者用 ] 薬品利用に関するテ スト」の回答に取り組み、合格するまで受験すること。

※ MBSC 棟で薬品を使う者は、これ以降のスライドも聴講すること。

学籍番号 所属研究室名 受講者氏名 受験後にCoursePowerに表示される結果情報

合格後、下記の情報が記載された印刷物 (A4用紙) をCR管理室に提出すること

(17)

1. 研究室で購入した薬品は、各研究室に割り振られたIDを使って 薬品管理システム(IASO R6)に登録する

2. 薬品をCR内へ持ち込む場合は、SDS(Safety Data Sheet)を CR管理室へ提出し持ち込みの許可を取得しなければならない

(以前にSDSを提出している場合は不要)

3. 薬品のCR内持ち込み許可を得たら、「薬品持ち込み登録簿」に 必要事項を記載する

4. 薬品をCR内で保管する場合は、CR管理室から「薬品ラベル」及び

「薬品使用記録」を受け取り、薬品ラベルを容器に貼り付け、

「薬品持ち込み登録簿」にラベルに記載されている保管場所を 追記する

5. CR内に保管する薬品は、保管庫の指定されたキャビネットに 収納する

6. 以下の共有薬品はCR管理室で管理・常備している

※今年度から変更になった箇所あり

1階CR 内への薬品の持ち込みルール

(18)

薬品使用前、まず使用すべき薬品に間違いないことを確認し、

薬品保管庫にある各薬品の使用記録に使用日、使用者氏名、

研究室名、使用前重量および必要な備考を記載する。

薬品使用後、使用後の重量を使用記録に記載し、

薬品を定められた保管場所へ返却する。

2020年度

薬品名

ラベルNo. 保管場所

*: 使用前後の重量を測定する [ g ]

使用日 使用者氏名 研究室名 使用前 使用後 備考

NMD-3

2020-NMD-1 2-2

薬品使用記録

2022年度

CR 内における薬品管理

(19)

2020年度

薬品名

ラベルNo. 保管場所

*: 使用前後の重量を測定する [ g ]

使用日 使用者氏名 研究室名 使用前 使用後 備考

2020/4/1 今牧宏志 CR管理室 500 480

%$#=-\ 480 記載ミス

470 460

2020/4/3 今牧宏志 CR管理室 440

NMD-3

2020-NMD-1 2-2

薬品使用記録

文字は丁寧に記載する(他人が読めるように記載する)

記載を間違えた時は、1本線または2本線で取消す

・塗りつぶしたり、修正液を使用しないこと

・間違えた理由を記載する(「記載ミス」など)

消えないインクを使用する

空白欄を残さない

同上(〃,↓)は使用しない

GDP: Good Documentation Practice (ISO, WHO, FDA, EU, 厚生労働省など)

記録用紙に記載する際の注意点

(20)

・ MBSC 棟で薬品を使う者の PowerPoint を使った薬品講習は、

このスライドを以て終了とする

・ CoursePower にある「 [ 薬品を使用する者用 ] 薬品利用に関するテス ト」の回答に取り組み、合格するまで受験すること。

・合格を証明する書類の提出は 16 枚目のスライドの方法に則ること

・テスト合格後、 MBSC 棟薬品担当 ( 伊藤 ) が、

実際に薬品を使用する環境で薬品の使用状況の確認・指導を行う

2 枚目のスライドに示した方法で予約し、確認・指導を受けること

Referensi

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