生命科学分野での細胞解析,有用物質生産分野での高産生株 樹立,医療分野での細胞診断などにおいて,莫大な数の細胞 ライブラリーから目的細胞を生きたまま1細胞単離すること は 非 常 に 重 要 で あ る.従 来 は,本 目 的 の た め に セ ル ソ ー ターが主に用いられてきたが,目的細胞存在率が極めて低い サンプル,再利用が必要な貴重サンプル,各種ストレスに対 し脆弱なサンプルには不向きであり,また細胞性状の経時的 変化に基づく選抜は不可能であった.本稿では,われわれが 最 近 実 用 化 し た 全 自 動1細 胞 解 析 単 離 装 置(1細 胞 単 離 ロ ボ ッ ト) の 概 略 と と も に,同 ロ ボ ッ ト に よ り 初 め て 可 能 に なった「1細胞育種コンセプト」に基づく細胞スクリーニン グシステムについて紹介する.
従来の1細胞解析単離技術
細菌や酵母などの微生物の細胞ライブラリーから最良 の形質を有する株を選抜するには,コロニーを形成さ せ,各コロニーを単離培養してから各種評価を行う.動
物細胞の場合も同様に,細胞ライブラリーを限界希釈し てコロニーを形成させ,各コロニーを単離培養してから 評価を行う.このとき,1細胞から生じるコロニーに含 まれる細胞群は単クローン(遺伝子的に均一)であるた め,その表現型は均一であると長年信じられてきた.し かし,最近ではエピジェネティックな効果により遺伝子 発現の確率論的変動(stochastic fluctuation)が引き起 こされ,同じコロニー内の各細胞間の表現型のばらつき
(cellular heterogeneity) が 指 摘 さ れ て い る(1)(図
1
).
これは,細胞を用いる研究や産業において,絶えず細胞 を維持・育種し続ける必要性を示している.一方,細胞 を用いる現場において,目的形質を長期間高度かつ安定 に維持する「エリート細胞」が活躍していることが知ら れている.そこで今後は,時間と手間を浪費するコロ ニー形成や大規模培養などを経ずに1細胞単位で迅速に エリート細胞を選抜できることが,細胞育種におけるハ イスループット化および効率化の観点から重要と考えら れている(「1コロニー育種」から「1細胞育種」への転 換)(2).たとえば,従来の1コロニー育種においてマス
ターセルバンクとなるコロニーには,エリート細胞以外 の細胞が混在する可能性が高いが,1細胞育種において日本農芸化学会
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【解説】
Automated Single-Cell Analysis and Isolation System: Basics and Applications̶A Paradigm Shift in the Cell Screening System by Single-Cell Isolation Robot
Kenji TATEMATSU, Shunʼichi KURODA, 大阪大学産業科学研 究所生体分子反応科学研究分野
全自動1細胞解析単離装置
̶開発経緯と応用事例̶
1細胞単離ロボットが拓く新しい細胞スクリーニング
立松健司,黒田俊一
は,エリート細胞のみからなるマスターセルバンクを短 期間で得ることも可能である(図1)
.
一方,莫大な細胞ライブラリーから目的細胞を選抜し て単離する装置としては,「セルソーター」がデファク トスタンダードとして長い間用いられてきた.同装置は 細胞懸濁液を液滴化して層流(ラミナフロー)に乗せ,
各細胞の形質(形状,大きさ,細胞表層マーカーなど)
を散乱光と蛍光で評価して,目的細胞を同定し,電荷を かけて1細胞単離する.同装置は1秒あたり数万細胞を
処理できるハイスループット性を有しているが,細胞に 対して化学的ストレス(シース液)や物理的ストレス
(高電圧,高水圧,超音波)を与えるために生存率が低 いことが課題である.また,同装置は目的細胞の存在率 が0.1%以下になると分光学的に同定が困難なこと,細 胞ライブラリー全体を解析した後の選抜が不可能なこ と,そして流路系のデッドスペースが大きく貴重な細胞 サンプルの再利用が困難なことも課題である.さらに,
同装置は各種刺激に対する細胞群の経時的変化(細胞内
図1■1コロニー育種と1細胞育種の比較 つい最近までは,1細胞から分裂増殖して形成され
る細胞集団(コロニー)は,同一遺伝子(モノクロー ン)の細胞集団であるので均質と考えられてきまし た.しかし,最新の研究では,1コロニーに含まれる 各細胞の遺伝子群の発現プロファイルが確率論的変 動(stochastic fluctuation)によりばらつき,小さな 細胞集団であっても不均質性(heterogeneity)が生 じていることが明らかになっています.なお,真核 細胞における不均質性の誘導はエピジェネティクス 機構(epigenetics : DNA塩基配列の変化を伴わない 細胞分裂後も継承される遺伝子発現あるいは細胞表 現型の変化)が大きく関与すると考えられています が,原核生物にはエピジェネティクス機構が存在し ないので不均質性の誘導は突然変異などのほかの機 構によると考えられています.これまでわれわれは,
伝統的に何も疑うことなくコロニー単位で細胞を取 り扱ってきましたが,これらの細胞の諸現象(遺伝子 発現,細胞内シグナル伝達,物質生産,分化,がん
化,アポトーシスなど)は全体の平均値であり,各 細胞内で引き起こされる規模が小さくても重要な変 化や反応を考慮するどころか,気づいてすらいない 可能性が高いのです.たとえば,正常組織中にごく 微量含まれるがん幹細胞が発がんに関与したり,血 液中に極微量放出される循環型腫瘍細胞ががん転移 に関与したり,元来再生しないと考えられていた脳 神経系や心臓などにごく微量の幹細胞が存在して器 官再生に関与したりすることが判明しています.し かし,大量な細胞集団から目的の細胞を無傷かつ生 きたまま1細胞単位で回収し,さらにその内部の遺伝 子群,エピジェネティクス,転写物(mRNA)群,
タンパク質群,代謝物群などの状態を1細胞単位で網 羅的に解析する手段が確立していないのが現在の課 題です.本稿で紹介した「全自動1細胞解析単離装 置」は,その第1段階である「膨大な数の細胞集団か ら目的の細胞を無傷かつ生きたまま1細胞単位で回 収」することが可能な初めての装置であり,今後の 上記分野での活用が期待されています.
コ ラ ム
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Caイオン変化)などを追跡するタイムラプス機能を付 与することも不可能である.そのため,上述の「1細胞 育種」を実現するにはセルソーターでは不十分と考えら れた(表
1
).
全自動1細胞解析単離装置の開発
われわれは約10年前に,1)培養液中での化学的・物 理的ストレスフリーな解析単離,2)目的細胞存在率 0.001%への対応,3)細胞ライブラリー全体の解析結果 に基づく回収,4)回収済サンプルの再利用,5)タイム ラプス機能を実現する全く新しいコンセプトの「全自動 1細胞解析単離装置(1細胞単離ロボット)」の開発に着
手した.2013年,直径10〜30 µmの1細胞チャンバーを 最大34万個搭載したセルアレイ部,蛍光顕微鏡とCCD カメラが連動した解析部,グラスキャピラリー装着マイ クロポンプを搭載するマニピュレーター( 方向作動)
,
電動ステージ( 方向作動)と細胞回収用プレートか ら構成される単離部から構成された同ロボットが完成し た(3)(図2
).特に1細胞チャンバーアレイは,後述する
さまざまな細胞スクリーニング法のために,親水化処理 や各種官能基導入を可能にした(立松ら,投稿中).
図2■全自動1細胞解析単離装置(A)と1細 胞チャンバーアレイ(B)
表1■代表的セルソーターと全自動1細胞解析単離装置の比較
各種特性 セルソーター 全自動1細胞解析単離装置
細胞試料:
単離可能な目的細胞存在率 >0.1% 〜0.001%
最適細胞濃度 106〜107 cells/mL 〜3×105 cells/mL
最大解析細胞数 ∞ 〜4×105 cells(ϕ10 µmウェル)
細胞懸濁液 緩衝液,シース液 培地
細胞塊単離 不可 可
機器:
作動原理 1)層流形成
2)超音波振動による液滴形成と荷電 3)荷電液滴の静電単離
1)1細胞チャンバーアレイへの導入 2)ガラスキャピラリーによる単離 解析速度 〜70,000 cells/s 〜340,000 cells/20 min
ソーティング速度 〜30,000 cells/s 96 cells/30 min
流路系ディスポーザビリティ 困難 可
ゲート設定 一部細胞のプレラン解析に基づく(細胞ロス
あり,順位付け不可,細胞再利用不可) 全細胞解析結果に基づく(細胞ロスなし,順位付 け可,細胞再利用可能)
同時検出可能蛍光色素 >8色 〜3色
タイムラプス解析 不可 可
細胞形態(透過像)観察 不可 可
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全自動1細胞解析単離装置を用いた細胞スクリーニ ング
1. 抗体産生細胞
抗体医薬生産現場において,最も抗体を分泌する細胞 株(ハイブリドーマ,CHO細胞など)を選抜し樹立す ることは重要である.従来は,細胞ライブラリーを限界 希釈してコロニー形成させ,全コロニーをそれぞれ培養 した後にELISAなどにより選抜を行っていた.しかし ながら,本プロセスは所要時間および同時培養細胞数に おいてハイスループット性を欠いていた.そこでわれわ れは,脂質標識抗IgG Fc抗体(捕捉分子)を候補細胞 の表面に均一に提示させ,分泌された新生抗体を直ちに 捕捉し,蛍光標識抗IgG F( ′)2F( ′)2(検出分子)を 用いるサンドイッチ蛍光抗体法で新生抗体を1細胞単位 で定量する方法を開発した(cell surface-fluorescence immunosorbent assay(CS-FIA)
,図 3
A).同法は1細
胞あたりfg(femtogram, 10−15 g)単位のごく微量の新 生抗体をリアルタイム定量できた(4).そして本ロボット
を併用すると,約5万個の抗体産生ハイブリドーマから 数時間で,親株の10倍以上の抗体産生量を1カ月以上も 維持するエリート細胞を得ることができた(3).このと
き,同じ細胞ライブラリーを用いてCS-FIA法とセル ソーターでスクリーニングを行ったところ,細胞の生存 率は本ロボットでは95%以上であったのに対し,セル ソーターでは30%未満であった(良元ら,未発表デー タ).以上の結果は,CS-FIA法と本ロボットとの組み合
わせにより,1細胞育種コンセプトに基づいた非侵襲的 な抗体産生細胞の迅速樹立が可能であることを示してい る.また,CS-FIA法は抗体以外の分泌される各種生体 分子にも幅広く応用可能である.最近では,製薬会社を 中心に細胞表層を捕捉分子で修飾することを敬遠する傾 向があるため,1細胞チャンバーにアミノ基を導入して捕捉分子を固定したイムノチャンバー法も開発している
(立松ら,投稿中;図3B)
.この方法により,隣接する1
細胞チャンバーに分泌された各種生体分子を拡散させる ことなくリアルタイム定量することができる.2. 幹細胞
胚性幹細胞(ES細胞)などの各種幹細胞における多 分化能マーカーは再生医療において重要であるが,その 発現量も確率論的変動を示すことが多い.われわれは,
高度な多分化能を安定的に保持する幹細胞株の樹立を目 指して,同マーカー Rex1遺伝子をEGFP(緑色蛍光タ ンパク質)遺伝子と融合してマウスES細胞に導入した.
次に,本ロボットにより約10万個の細胞ライブラリー から最も高いEGFP由来蛍光を示す23細胞を1時間未満 で得た.その後,これらの細胞から約2カ月間培養して もRex1-EGFP発現量が高度に維持されているマウスES 細胞(エリート細胞)を3株得ることができた(2)
.以上
の結果は,幹細胞株の樹立においても本ロボットによる 1細胞育種が有効であることを示している.3. ヒト受容体アゴニスト発現酵母
各種受容体に作動する化合物群は,近年の分子創薬に おいて非常に重要である.従来は,膨大な数の化合物 セットを用意し,各種受容体を発現する動物細胞を用い て多大な労力と時間をかけてスクリーニングを行ってき た(スクリーニングロボットの登場は省力化を進めたが 作業内容は変わらなかった)
.しかし,動物細胞の内在
性シグナルカスケードとのクロストークにより,しばし ば各受容体の活性化を定量的に取り扱うことが困難で あった.そこでわれわれは,取り扱い容易でヒト受容体 由来シグナルとクロストークしない出芽酵母に各種ヒト 受容体(上皮成長因子受容体(EGFR),インターロイキ
ン5受容体(IL5R),ソマトスタチン受容体(SSTR5))
を リ ガ ン ド 依 存 的 に 活 性 化 で き る 状 態 で 発 現 さ せ
た(5〜7)
.このとき,酵母に最適化したシグナルペプチド
を付加し,さらに形質転換効率が高くかつ受容体分子が 安定に存在できる酵母株を選抜して使用した.次に,ロ イシンジッパーを形成する
α
ヘリックス側面の5アミノ 酸残基をランダマイズ化したペプチドライブラリーで,上記化合物セットを代替することにした(図
4
左).本
ライブラリーは立体構造が固定されており,一般的なペ プチドが引き起こすinduced fitによる偽陽性出現の可能 性が低く,さらに受容体結合残基の空間情報(ファーマ コフォア)の同定が容易である(8).また,本ライブラ
リーを自己分泌形式により1細胞単位で作動させるた 図3■CS-FIA法(A)とイムノチャンバー法(B)日本農芸化学会
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め,ペプチドライブラリーのN末端側にシグナルペプチ ド,C末端側に細胞壁結合タンパク質FLO42を融合し た(9)
.そこで,EGFRおよびペプチドライブラリーを共
発現する酵母(約20万細胞)を固定化した後,抗リン 酸化EGFR抗体により蛍光免疫染色を行い1細胞単離ロ ボットに供した.このとき,ペプチドライブラリーが EGFRアゴニストとして作動した場合,EGFRの自己リ ン酸化が誘導され,酵母細胞が蛍光を呈する(図4左).
蛍光強度順に上位8細胞を15分程度で単離し,1細胞 PCRにより当該ペプチド遺伝子を回収し,大腸菌を用 いて当該ペプチドを発現精製した後,EGFRを過剰発現 するA431細胞に作用させた.その結果,全く新しい構 造のペプチド6種類がEGFRアゴニストとして作動する ことが判明した(5).以上の結果は,目的細胞存在率が極
めて低い細胞スクリーニングにおいて,本ロボットは有 効であることを示している.上記のホモ複合体型受容体EGFRと同様に,ヘテロ複 合 体 型 受 容 体IL5Rを 構 成 す るIL5R
α
鎖,共 通β
鎖,JAK2チロシンキナーゼ,およびその基質である転写因 子STAT5aを酵母に共発現させた.FLO42を介してIL5 を細胞壁に同時発現させたとき,JAK2の自己リン酸化 に 続 きSTAT5aの リ ン 酸 化 が 誘 導 さ れ た こ と か ら,
IL5Rアゴニスト活性を有するペプチドスクリーニング も本ロボットで可能であることが示唆された(図4 中)(6)
.さらに,7回膜貫通型ソマトスタチン受容体
SSTR5およびヒトGα
i3と酵母Gpa1のキメラGタンパク 質Gi3tpを共発現すると,ソマトスタチンに反応して酵母内FIG1プロモーター下流に結合したEGFPが発現し た(図4右)(7)
.これらの結果は,酵母は広範なヒト受容
体をリガンド依存的に活性化可能な状態で発現できるこ と,また本ロボットと細胞壁結合型ペプチドライブラ リーを組み合わせると,新規な構造を有する同受容体作 動薬の (新生)スクリーニングが可能になるこ とを示している.4. 嗅神経細胞
哺乳動物は数十万種類の匂い分子を嗅ぎ分ける能力を 有しているが,嗅覚受容体(OR)はヒトで約400種類,
マウスで約1,100種類と限られている.現在は,匂い分 子1種類が複数種類のORを異なる強度で作動させ,中 枢神経がその活性化パターン(ORレパートリー)を認 識することにより,膨大な数の匂い分子を認識できると 考えられている(10)
.しかしながら,膨大な匂い分子と
担当OR群との関係解析は遅々として進んでいない.こ れは各ORを任意の細胞において機能を完全に保持して 発現することが,現時点では非常に困難なためである.そこでわれわれは,マウス初代嗅神経細胞にカルシウム 指示薬を導入してセルアレイ化し,任意の匂い分子で刺 激を行い,細胞内カルシウム濃度が一過性に上昇した細 胞を,網羅的に本ロボットを用いて単離した(11)(図
5
).
これは,セルソーターでは不可能であった細胞形質の経 時的変化に基づく1細胞単離が本ロボットで初めて可能 になったため実現した(タイムラプス1細胞アレイサイ トメトリーと命名).得られた各嗅神経細胞は1種類の
図4■ヒト受容体発現酵母による アゴニストスクリーニング
図5■任意の匂い分子に応答するOR分子 のクローニング
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ORのみを発現するため,1細胞RT-PCR(逆転写反応 産物のPCR)により各OR分子を同定した.得られた各 OR分子を発現する細胞は,スクリーニングに使用した 匂い分子により活性化された.以上の結果は,本ロボッ トを用いれば,ゲノム解析により同定されたさまざまな オーファンリガンドおよびオーファン受容体の網羅的解 析が可能となることを示している.
今後の展開
全自動1細胞解析単離装置は,従来のセルソーターに ハイスループット性では劣るものの,セルソーターには 困難もしくは不可能な能力を多数有することを紹介し た.その結果,従来では考えられなかった細胞スクリー ニングが容易に行えるようになった.さて,今後の本ロ ボットの用途展開は無限であり各研究者の想像力に委ね られていると言っても過言ではない.現在,われわれは 本ロボットを用いて,がん診断において注目されている が存在比率が極めて低い循環がん細胞の生きたままでの 1細胞単離,細菌叢に含まれる遺伝子資源として注目さ れている難培養性細菌の1細胞解析,そして,極めて貴 重な犯罪捜査用細胞サンプルの1細胞解析などに挑戦し ており,近い将来,これらの成果について紹介したいと 考えている.
謝辞:本研究成果の一部は,文部科学省科学研究費補助金・基盤研究
(S)(16H06314) お よ び 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 医 療 研 究 開 発 機 構
(15fk0310006h0004, 16cn0106214h0001)によるものです.全自動1細胞 解析単離装置の用途開発は,古河電工株式会社,アズワン株式会社,ス ターライト工業株式会社,パナソニック株式会社,良元伸男博士(大阪 大学産業科学研究所)と共同で行いました.
文献
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プロフィール
立松 健司(Kenji TATEMATSU)
<略歴>1995年九州工業大学工学部物質 工学科卒業/1998年同大学大学院工学研 究科博士前期課程修了/同年日本学術振興 会特別研究生(DC1)/1999年大阪大学大 学院理学研究科博士後期課程退学/2000 年同大学産業科学研究所助教,現在に至 る<研究テーマと抱負>バイオ医薬創製 関連技術(分子標的医薬,嗅覚受容体,
1細胞解析)<趣味>デジタルガジェット
<所属研究室ホームページ>http://www.
sanken.osaka-u.ac.jp/labs/smb/
黒田 俊一(Shunʼichi KURODA)
<略歴>1984年京都大学農学部農芸化学 科卒業/1986年同大学大学院農学研究科 修士課程修了/同年武田薬品工業㈱研究 員/1994年神戸大学バイオシグナル研究 センター助教/1996年同助教授/1998年 大阪大学産業科学研究所助教授/2003年 ジュネーブ大学医学部客員教授/2009年 名古屋大学大学院生命農学研究科教授/
2015年大阪大学産業科学研究所教授,現 在に至る<研究テーマと抱負>バイオ医薬 創製関連技術(DDS, バイオセンサー,嗅 覚受容体,1細胞育種,醗酵)<趣味>映 画,旅行,起業<所属研究室ホームペー ジ>http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/
labs/smb/
Copyright © 2017 公益社団法人日本農芸化学会 DOI: 10.1271/kagakutoseibutsu.55.684
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