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初等教育における版画教育の研究(その2)

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擁等教育紅おける級錘教官の藩究(そグ)2〉

初等教育における版画教育の研究(その2)

一実践授業を通して一

丸由浩司(美術科教諭

はじめに

 絵露指導の難しい点は,なんといっても子ども に意欲的に,なおかつ主体性を持って表醗活動を させる点にある。掌紋教育において絵癒振導を進 める場合.教編がまず努力すべき点は,常に新し い題材を麗発し,子ども達一人ひと讐が意欲的に 絵錘表現できるようにすることで,そのためにも

「{悪を嶽力、せるカねと㌧Σう隅題,つま鯵主題の設 定が最も重要であると考えられる。絵は単に鰻の 蕪にあるものをそっく町〉弓1き写すものではなく,

措き手の心情が充分に再現されていなければなら ない。とするなら,締を暴くかを充分考癒しなが ら,その対象に強く興味を抱かせ,舗作を意欲的 に進めさせることが重要となる。描く対象(主題}

に興味がわかないま家慈かれた作品から,作者の 心構を読み取ることはできない。

 なによ弓も「なぜ絵を描くのか」「どうしても絵 にしてみたい」と考えるところがら絵露表幾は出 発するのだから,学校教育においても子ども達に 意欲的に絵懸製作させるためには,まず捲く鱈象

(三設題)を察今昧することが大壁3である。美術教育 は単に摸術を教育するのではなく,全人格的な入 閣形成を促す教科である。したがって,子どもの 心椿を補え.それを膨らませる事が教錘の役目と な参,この点からも絵醸繕導にお殺る主題の設定 が重要であるということが霧童らかとなる。

 しかし緊主題の設定が1成功したからといって,

罫ども達全員が題軽に熱心に取む繧むとは繧らな い。素材が手になじまない,装法が身についてい ないといった場醸で,子ども達はしばしば造形活 動につまずく。ということは絵懸表現の題材を考 える時,主題が最も重要であることは護うまでも ないが,装法や紫綬についても,現状での題樗例

を分析し,子ども達の発達段購を灘案しながら,

技法嚢での題材縫発を進める必要がある。主題に 対してどんなに強く興駿を捲くことができても,

そのイメージを絵廼1こするには様々な過程を経な ければならない。欝ってみればイメージを翼遷化 するための技法の弓iき鐵しをたくさん持つこと が,絵錘表現をさらに発展させることにつながる のではなかろうか。もちろん技法に縛られて,自 己のイメージを圧迫するのではなんにもならな い。あくまでも主題から引き鵠されたイメージが 最も重要であって,それを再現する手立てとして,

表現技法を鮭置付けなければならない。

 そこで本羅究では主題設定中心の授業ではな く,披法中心の授業を実践し,その授業を遍して,

これからの絵画における題馨聡発方法や指導のあ 彗方といった問題を畷らかにし,その方向性を追 求したい。ただ,あくまでも技法中心とはいえ,

逝去の手工教育を再現しようとしているのではな い。表現することの意義をその主題とも纏わらせ て,だれでもが楽しく意欲的に絵露表饗すること のできるよう,その手立てとしてグ)技法に淫馨し,

絵露表現の響籠牲と多様匙を慕指すことを難標と

したい。

       一「

       峯主題i

       凄

     ./題材

陣列 一

○蟹i 鶴藪工作科の題材観

(2)

36 鷺島大学教育実践醗突紀要第爵号

至 研究の方法

 小中学校における絵画指導は多くの場合,まず おおよその絵画表現の様式を考え,その様式に合 わせて題材が緩まれ.る。造影表現1こみられる発達 段隣の変化が著しい小学校では,その顛購が強く 低学奪では「生活薩」や「想像函」に重点が置か れ,小学校の高学年及び中学絞では「醗察画」中 心に題材が設定されている。

 子どもの発達の様相からすればこうした絵嚢指 導のあむ方は会謬的であむ,振導の進め方がよ讐 瞬確となっている。しかし,子どもの義理を様式 で区分することはその擁能牲に麟蟹を癩えるとい

う欠点を晃逃す訳にはいかない。物事には鰹外が つきものである。ましてやいろいろな愚昧で未分 化な子どもはよ参自盛に物事を癖え,柔軟な思考 力を持っているのだから,捲導の合運牲や子ども グ)表理傾講を大枠で区分することによって,絵画 表現に様式を設定することには納得がいかない嚢

がある。

 現状での学校教育において,絵灘表現させる場 合,その主題設定において,子どもの実態を遷し た時代性(新鮮さ/に封ずる翫憲に欠けた曝態依 然とした物が多く,子どもが真にその主題に興瞭

を持って掻いているか,はなはだ疑弱な点が多い。

技法藏ではどうだろうか。絵画表現の基本は後衛 ではないことは当然としても,現在行われている 小中学校での絵癒捲導における技法設定はあまり にも便宜的にその選択を行っているのではないだ ろうか。特に版藤においては,様々な技法藏での 難しさ故紅,工夫を凝らした題繕を実践している 衝が少ない。

 素繕選探を子どもに委ね,その緩戒や使いこな しといった点喜こもうすこしプ」点を置くことによっ て,子どもグ)表現の深ま警や多様化を離籍するこ とが美術教育本来の漂擦である人聞形成を促す教 科であるという考え方と灘麟をきたすとは筆者は 思わない。嚢aの内嚢を表すことが大切であるな ら,そのイメージをよ蓼高い次元で充分に再理さ せるための援法上の開題を美術教育のレベルで論 ずることは極めて意義深いものがある。

 したがって,子どもの絵画表現の可能性を引き 戯すため絵画分野における題材設定のし方や指導 そのものを見澄し,思いきった授業設定をしてみ ることによって麗状の問題を改革することが必要

湧駐算3霧

である。本藩究ではそうした視点に立って,絵灘 指導の類型免を解消するべく,新しい発想による 題材を闘発し,毒導ミ去にも工夫を超えた実験授業 を筆者白熊が実践した。その実践を遷して得られ たデータを分析することで,子どもの絵画表現の 可能性を最大に引き出す授業の麟造を目標とした 新しい絵画指導のあ看)方について論じたい。

 具体的蘇究方法については,次の項で詳しく述 べるが,小学校の嵩学年において叛彊の題材を設 定し,技法指導を重点的に行う授業を実践し,そ の授業を分析することを醗究の中心に据えること

とした。

夏至 実践授業の内容

 子どもの絵画表現の多様姥と可籠姓を追求する ことを§標とした授業を麟遷するため,新たに題 材器発をし,その題轡を実巽祭に小学生を薄象/こ授 業を実践した。その襟,指導においては技法上の 開題を重点に,授業を進めた。実践場所は纏島大 学教奮学部修羅小学校で,5年生2クラス,6奪 生2クラス,計麺5名に耕して行った。題材はいず れも木版薩である。総鱒闘数は盤鋳闘であるが,

詳しい内容は以下項謬ごとに実践内容を解説した

い。

 i.題耕の機要

 ①ヂ友達の顔を木版函で表すま5無生

 この題材は木を彫塑刀で彫って,板の麦蒔に藝 凸を作善,その凸部を穂駕して麟1り上げる従来の 木版画とは異な鞍,版の縫藻を穂離することと水 溶 甕のものを畷殺するという娠材 の特質を生かし た新しい木版1蚕技法を取鯵入れることを中心に設 定した。

 現在行われている本版醸は多くの場合単色で,

しかも板を侮種類かの彫麺刀で彫9,その彫1)麟 を科濡して絵雛を表わしている。表現上の一獲ユ夫を する、上では,その要素が少なく,逆に色彩が使え ない学ハーフトーンを妻琴!し難いケ彫亥藝刀が使い

こなせないなどの凝約が多いものであった。この 題材ではこうした弊外を解済するため,いわゆる 鋸版画技法のように,線形参したところ1こインク をつめて凸部のインクを拭き取箏,絵構を羅勢取 る蟹叛形式の考え方を取り入れ,凸版形式では表 し難かった柔かい捲線を表醗できるようにし,ハ ーフトーンを表現するために,版の表面をニスに

(3)

擁等教畜における緩遜教育の藩i究(その2) 37

よってインクが畷叡される部分とされない蔀分と に分ける。この技法は懸蔽影式で麟られるから,

必ず拭き数多の作業をしなければならない力気ニス が塗られたところ(ニスが離水膜となってインク が吸収されない/は拭き取1)の時にインクは完全 に除去され,ニスが塗られていないところはイン クが叛耕に若干畷収されるので,完全に除去され ず,覇つた時に淡く色が付き結集としてハーフト ーンの表現が罵禽髪となる。

 本版画の魅力は板を彫亥彗刀で彫って麟るという 単純な作業の申から,彫刻刀の彫り跡と白黒の対 おヒによって独特の表現効果が得られると考えれ ば,こうした技法上の工夫はいらないことになる。

しかし,木版藝藝の表{野上の麟餐}を解消し,新しい イメージの嚢界を窮棄)弱くことば表理の多様化に 寄与するものと考える。

 今懇のこの題材 は友達の顔を主題としたが,き 隼生ともなると,そろそろ自£表現に露信をなく

し,クレヨンや鉛筆,水彩等で壷接表現すること を嫌う子どもも増えてくる。その点,版i蚕は麟作 の申での表現者の造形活動と販そのものの麟きが 搭乗効集を生み,授法上の工夫が思いがけない表 現へとつながる。

 ⑦ヂ勃勃を木版遜で表す」6年生

 この題材では,技法藏での基本的考え方は従来 の本版藪と変わらない。駁に懸薮を付け,その凸 部を科絹して,単色で表現するものである。彫灘        刀の代わ

○耳糞i 従来の木精

窮こ釘を 便っただ

けであ

る。釘で 板に穴を あけて凸 版形式の 版を作彗 あげる訳 である。

結集的善こ 霧晶は巻 魏点で構 成される

ことにな る。懇懇

は点搭の状態となるが,鍔 力轄丁たれた藻分は縫部 とな吟インクがつかないので,表現としてはネガ の状態となる。釘の太さを講策すれば聡るさの微 妙な購調が生まれ,木飯でも立体的表現が充分に 可能となる。その特性を生かし,梅の立体感を表 す工夫に主張を選き,対象を子どもが一蚤愛着を 示す「勤務」とした。それを立体的に表すことに よって生き生きとした表醗を§指すように題紡の 設定を試みた。

 3次元に存在する特を立体的紅捕える活嚢は彫 塑(立体で表す〉鑛域で体験しているが,絵錘表 現においては,平面的な表現をすることも多い。

そうした子どもに嬉して墾暗の鱗講によっても物 の立体感を表す

ことがで きるこ とをこの技法は 理解させるのに 役立つと考え

る。絵灘表現の 手を去の一つとし て,この技法を 体験した子ども の表現はその輕 を増すに違いな いと考える。

 この2つの題 材は木版画の新 しい投法をその

○写真2

舞 蕎ちによる本義痴蚕作品

O:奪真3 轡・平織形式による本願{乍晶

(4)

38 福島大学教蒼実践麟聖経要第i7号

題赫の中心にすえたものである。この技法は①が 海鰹成幸氏,②が講角修氏それぞれの飯薩家の考 案によるものである。

 2.叢導計癒及び指導上の留意点  ①ヂ友達の顔を木脹面で表す藩5年生  この題替は総鋳題数槍詩闘とした。暗闇醗分は 以下の通りである。

 o主題の讀み取今 (技法理解/…

1

 o議錘・購想(下絵講修/………

     一飯簿畦作(試し羅弩諺〉

     ヨ

。麹 X

     一本羅蓄妾)………一…県  ○豪とめ拳鑑裳・一…一…一一7…

    き

4詩題i

、灘

    i

・躊剛

・塒調1

 ○主題の談み取鐸

 この段繕では主題{テーマ)への興味・縫心よ 鯵も,嚢顧でも述べたが幾代飯癒細水の若手版 面家〉の作品を徹癒的に鑑賞させ,妓法上の解説

を重点織こ行魏,蔽癒技法への興瞭関心を捲かせ た.凝郵ま叛種土の分類で鵡殺ると,木版・鋸 駁・石級・シルクスク箏一ンがあるが,種々の鋒 題があるため,小学絞で縁組版と本版を実践して いるのが一般的である.しかし,版画は鼓法の違 い紅よって表現の様鱗は多様な広が撃を冠せる。

捜法解作品へ及ぼす影響垂こついてそれらの作品を 鑑賞することによって遷解させた。さらに今繧の 題誘のポイントである魑・平版影式の木版」の       作例も合わせて鑑

○写真4 5隼生紛題継{下絵》

余地があることを強調した。

裳させ,技法。上の 特質を感じ取らせ ることを集中的紅 行った。

 また,叛表現の

基本を琴嚢解させ,

この技法がその基 本を踏まえて生ま 義てきたことにも 気づかせるよう翫 癒した.鼓法は措 き手の必要感と鼕鼕 意工夫によって,

いくらでも縫拶蕎の

鰺鵯奪3鍔

 ○下絵講伜

 今轡の授業は技法中心に進めたので,下絵はあ くまでもイメージを確立する程度にとどめ,蔽麟 作とi試し屡彗吟の繰り返しの中で自己表現を深めさ せるよう醍癒した。したがって写真4にもあるよ うに,その下絵はごく篶単な形態の確認程度のも のになっている。

 ○実麟搾(飯毒彗{乍)

 5年生は一般的な造形表現における発達靉靆で は,「藩写実簸」に鍾置{寸けられる。記憶の体系の 申で獲得した知的レア餐ズムから裾覚を中心とし たレアリズムヘ6)移行麟と考えられてお弓,現実 の雫春景と諮蕊の{乍贔を比較するようになる。癒嚢 の表緩は大人びた表糧となるが,子ども特有のの びのびとした表現が薄れてくる。友達の顔は従来 の考え方では紅鶴察露」に位置付けられるが,露 頭の生活のレベルでの友達像を叢きたいとすれ ば,その顔をじっと観察して難くよ1)も,ある愚 昧で観念的に婦象を掩えた方が興味深い作贔が生 まれてくるかもしれない。その愚昧では生活懸の 籔翼に近いと思われるが,小学校の高学年でも単 に発達の様相に合わせるのではなく,また表現様 式にこだわらず白蜜に表現させたい。

 さらにこの題材では素馨の特性や披法が与える 表現上の特質という窮の要素も趨わむ,子ども達 は様々なことを学習するに違いない。作贔を結果 のみで評慰すると,この題材の霞標はつかみ難い。

友達の顔を単に観察して表現すると,その顔を新 しい技法によって表理の綴然盤を撫聴した独特の 作品を憲彗焦するのとでは.造形表現という体験を 通して獲得した事擁紅大きな購た参がある。嚢分 が患いもしなかった癒諏を発見すること1こよっ

○写真5 5隼生め授業風景

(5)

擁筈教育における叛薩教育の懸究(その2〉 39

て,逆に友達を再認識し,表現の婁の深さを技法

.との特性から発見することもあるので1まなかろう か。これが水彩画のような技法上の抵椀盛があま 辱ないもので表現した場合は,単1こ自分の未熟さ しか発見できない子どももいるのではないだろう か。造形活動での様々な体験(それが単に技衛的 問題であっても〉が,箆童に薄して多くの事を授 げかけることになる。こうした考えにしたがって,

この段踏では顔の形のくるいとか陰影テ質感とい った造形要素よ雛も,素馨との離れあいや木を彫 るといった体性感覚的活銚を中心として,極めて 自然な影で造形活動をさせ,捜法を優先させた指 導を多く取り入れた。

t・燧の談み髄一

! O鉛筆による濃淡表現(練習}・

ド語構鍬下絵雛レ…¶

隣{繋璽

1・まとめ艦裳一

1

4鋳懸 1

備劃

舗1

塒劃

4欝翼 1

 ○実講馨(試し麟辱から本羅聾へ)

 結果を難籍しない自然な形での造形活動を通し て得られた版を試し麟りをさせ,技法土の特質を 金子馨させ,表憂の嚢外雛彗こ気づかせた。 嚢Eの作 贔を確認し,造形表現の楽しさを体験させながら,

その完成度を蔑めるために,さらに蔽を手直しさ せた。友達への思いが最大醸発揮されたところで 穣紙に本総勢をさせた。

○下絵麟作

 この題材(捜法/での最大の難点は点や線,嚢 を霧欝に使える直接表醗とは違魏,嚢己のイメー ジをすべて点に変換して表聡しなければならない ところにある。さらにその点の大きさを数種類綾 って画藩紅微妙な踏調をつくらなければならな い。そのため下絵の段踏で,墾暗の躇講による表 硬の方法をある程度理解させる必要がある。

 そこで,下絵に入る醜に鉛筆による濃淡表現の 練習をさせた。碁更さの違う鉛筆で黒の賠調を練習

させ,下絵もその踏講を轡馨して搭かせた。その 踏調によって塵面の空鷺感や立体感を再現できる

ことも運解させた。

 oまとめ

 この段踏では下絵と完成作品の違いに注目さ せ,鉛筆で直かに麟いた場合と,技法を駆使して 表現された版画作品との違いに特に注目させ,鼓 法がもたらす表瑠への影響を蓬解させた。手先が

不暑馨灘でも様々な手量去を胴乱』ると, 思も》もしな㌧玉 優れた作品が生まれることにも気づかせた。

 ②陽物を木版藏で表す」6隼生

 おおよその指導計露は5無生の題材と海様であ る。5年生の題磁との撫違点は,計画・購想(下 絵麟{特と実製作(版劃鐸/の段繕である。

○耳糞6 6無生6〉灘作酸漿

 o本鵠修

 6隼生は5無生講様,造形表現における発達論 においてはぜ麟写実難」に位置付けられるが,そ の特1致はよ彗鑛著垂こなる。農己の絵癒表現におい て,面画の空総懸は擬覚的なレアリズムを追求す

る、ヒでは不再欠な。

要素となるが,物 の陰影をトーンに よって表す造形的 手法は,まだ良く

運解できていな

い。

 しかし現実の籍 景を疑似空間的に 表すにはトーンに よって表すのが適 切である。

 この題替で選択

した壷井丁ちの技法 ●耳糞ヌ §無生鈴懸栃(下絵〉

はまさに造形要素としてのトーンを運解させるの に最も適している。撹覚的に空筒感を表すため,

黒の購講をしっか讐表すことのできる釘の打ち

(6)

醗島大学教育実践羅究紀要第聲暑 湧書庫3得

方,つま多技法上の要点を重点的に振馨した。

 実際の作業では下絵を参考にしながら,その下 絵の隣るい部分に溢霧し,よ聾聡るい部分は太い 釘を使いしっか磐穴をあけ,次第に釘を繙くして 明暗の踏講を作讐超すよう捲示した。形の輪郭線 などは表現し難鯵が,麹の形態を大きく捕え,し っか参とした存在感を表現できる鼓法上の特性も 合せて運解できるよう指導した。

 麟参においては,叛につけた鍔の穴にインクが つまったり,水分を複が1薮敬すると穴が元淀もど ってしまうことを指適した。その上でインクは濾 姓のものを使うこと,さらに小さな穴にインクが つまらないように付け遜ぎを注意することなどを 捲馨した。

      駄駆締嫉勧纏鎧ンケート

      {ど終か つに0をつ睦てください}

i.盤薯癖二鐵{㌻羅糠嫁きですか.

 鞍    糞チき    一宮郭通    き らレ、

 ⑫ 鋒き・舞逢と答えた人一儀葛鰹が鋒きで亨か・

    l       l

③き

ヨ た 理幽が  いてくだ㍉

2、版華錘 籔藪麟・本数癒}纏好きです毒■.

    紙飯麹糞 蟹き        太蔽懸糞綾}き     どちらも好き        きら熱

3・

i瓢魏鶴鱒蕎楚購えてくだ趣・

   楽しかった    ふつう    楽レく酸かった

②本籍{燐鉱むずかしかったですか.

 むずかしかった  ふつう    やさしかった

 ○まとめ

 主に彫灘刀で彫った場合の俘贔との違雛を重点 的に鑑賞させ,技法の特質からくる作贔の麟象の 違いを考えさせた。醗面全体の空翻感,物の立体 感を表すことによって作品のイメージはどう変っ たか,この鼓法を嚢って縫にどんなものを表して みたいかなどを姦し会せた。

③簿品継継分の纏い透舅こでき凄したか.

 よくできた    できた   ・ でき散かった

㊥欝欝慧縫捜野離凝塘親書難7

†鰭らしかった き鋒赫だった もっと猛たかった 轟分もやってみた晒と懲つた  よく診からなかった

4耀彗琵欝』雄の畿内魅 勲建膿勲

 たいへんよかった  ふつう   蝕の題舞の舞が幾い

膿 実践醗究の分析

5、最後に授業の感惣があ縫ば醜いてください。

 i.アンケート調査から

 こどもが意欲的に絵面表現できるようにするた め,新しい考え方による授業を麟造し,実際に実 践を試みた訳であるが,そのねらいがどの程度児 童紀選解され,心鑓残ったかを知るためにアンケ ー卦調査を実施した。アンケートの内容は麟2に ある達蓼である。

 質懸事項のi,垂こつ魏てはこの教材への興駿翼 心の度合いを知るために実施した。結果1ま「鋸き」

囎%,葬普通」29%,「きら雛」2%だった。大旨,

麟工科記対する離心が高輪ようである。侮が好き かと験う闘いに薄しても,ほとんど子どもが翼体 醗に記述していた。

 2.の設問紀ついて繧,醗習体験と今選の実践 も含めて答えてもらったが,「組版瞬6%,「本 版露」54%,「どちらも静さ」37%,「きらい」3

%という結果だった。ここで濾§したいのは,今 騒の授業で本版露を擁めて体験した5年生の多く が「木版轡が好き匪と答えたことである。今璽の 題材が子ども達の心にかなウ残ったと響懸できる

○翻2 アンケート矯紙

訳で,題舞が髭童1こ受け入れられたことをこの結 果から推灘できる。

 3.の事項慧童に授業の懇懇を答えてもらった。

①は全体の馨象だが,「楽しかった」74%,「ふつ う」23%,「楽しくなかった」3%というように,

小学生に鰐してはかなり高度な内容を盛参込んだ にも掬らず,今騒の授業を楽しんでく轟た。今ま で轟こ鉢験したことのない新しい鼓法が新鮮に感じ ら轟た結果と考える。⑫は鼓法上のむずかしさを どう補えたかについてはヂむずかし雛鋪§駕,ザふ つうゴ52%,ヂやさし毒)つた」2%と魏うよう毒こ,

こちらが心翫したよりも,ある程渡:,その特鐵を 運解していたようだ。しかし半数近くの発童は投 法に醸して,かな警抵航感を持っていたようだ。

③の作贔の識来栄えにつ魏ては露己評懸を控え騒 にすることも考えられるので,このアンケート結

(7)

霧等教蕎における叛画数青の麟究(その2)

菜をうのみにはできないが,葬よくできた」婚%ヂで きた35馨%,ヂできな毒}つた」3i%というよう峯こ7 割近くの擬童が今穰の霧贔1こ満達したようだ。作

贔夢彗で見る藝疑穆,「よくできた」と思うシ駐重力窪もう すこし増えてもよいようだが。

 @は主題の讀み取蓼の段賠で鑑賞させた版薩家 のぞ乍議にどの軽震:興妹関心を持ったかを見るため に実蔑した。答えはヂよくわからなかったゴが3

%しかいなかった点が示すように作贔への勝心は 癒めて高い。特に淫羅すべきは嘘分もやってみ たいゴと答えた箆童が総%窮たことだ。造形表窺 への意欲を子ども達がしっかりと持っていること をうかがわせた。

 珪.については「たいへんよかったゴ3§%,野ふ つう」57%,「飽の題軽の誉めζ良いゴi3%で亨主題 の設定には工夫の余地があるようだ。

 §.につ輪ては様々な意見が書かれていたが,

淫翼すべき事慧,往来の木版癒とは違った表霧効 漿に注馨したといった内容の答えが多かったこと

である。

法露では三角刀で線形塗することが,飯(ベニ ヤ/が比較的柔か魏こともあって,比較的抵銃な く彫ウの修業をしていた点はやはりこの新しい鼓 法の懸果でもあるようだ。鍵来の方法であると,

どうしても総藻の表饗や線の義理は技衛的に難し く,表理も硬さが晃られるが,そういった傾晦は 今醸の題材1こ関しては見られなかった。アンケー

ト講査でも鰯修そのものを楽しんでいたという答 えが鐵てお参,嚢密に表現していたことが醗らか になっている。ただニスを叛嚢に塗る場面では先 ほど遠べたが,そのことがどのような表現効果を 生むのか運解できていなかった。

 主題の設定の饗でも鼓法上の難しさが影響し,

友達への思いといった心情露が,やや希薄になっ たことは否めない.しかし,従来の版画鼓法で表 聡された作1擁よ鯵は, どので乍品も表薦善書豊かで,

生き生きとした作品になったことは題材のねらい がある程度功を奏した結果と考える。どのような 作{弾があ辱,綻来の木版画とその傾向がどう違う かについては次の項で詳しく解説したい。

 以上おおまかに今醒実施したアンケート調奎の 結果を記達したが,授業分嚢を進める上で,児童 の反応として生かして行きたい。

 2.題韓の分極(技法上の縫題/

 ①ヂ友達の顔を本籤麟で表す」5奪生  まず第一に問題としてあげることができるの が,今経の題樗化の中心にすえた新しい技法の設 定である。版癒を版形式で蓬解させることが捲導 を進める上で葬常£難しかった。版懸は心象表現 に紘鐙付けられて鯵るものだから,技術指導を前 面に鐡さないのが通携である癒したがって版藤の 慶響体験の中でも技法そのものを極めて感覚的に 擁えてきた経連もあ参,鍵来の木版藪が凸版形式 で鴛われていることをまず気膏かせるのにかなり 鋳懇を要した。また叛形式を建解することがなぜ 必要かと騨う嚢でも子ども達には疑驚であったよ

うだ。

 したがって縫叛形式の叛錘をある程度蓮解した 子どもでも平蔽形式(ニスを綾ってインクを騒賑 する部分としない認分に分ける1についてはなか なか理解することができず,版画表醗の癒罵能力 を身につけると纏うよ渉は,単純に手縷をなぞっ ているだけという傾鈎も多く見られた。ただ,技

 ②「動軸を木版蚕で表す藩6無生

 この題誘での問題点は対象を線や醸で表すので なくナ点だけを篤いて版癒表現しなければならな いところにある。後朝郵象濠の藪家が舞舞の微妙 な色合麺と空麗感の再現のために点鐵を震いたこ とは絵画史上奮名な謡で,専門家が点描の鶴果を そうした弼から容易に獲解できるとしても箆童に は難しかったようだ。アンケート講査の結果で,

授法の難しさを感じていた晃童が透6%いることか らもそのことは明らかである。自分で感じ取った 構感を癒めて本能的に表す根本的な絵薩表現とは 違った理性的な作業を強いてしまった。その点,

絵懸表理において,技法が子どもの表現に霧約を 与えてしまったきらいがある。

 しかし,子どもの表現の嚢崩を奪ってしまうの ではなんにもならないが,絵癒表幾における造形 要素の追求はある程度必要である。造形要素を運 解するためにこの技法は役に立ったに違いない。

し力玉もこの技法の率彗点は「板を釘で‡丁つ」という 単純な作業の中から,それらのことを理解できる 点にある。体性感覚的に造形表現に取参緩みなが ら,結果として造形要素を学べるのである。普段.

線や嚢だけで表現を試みている晃童にとって,点 だけで薩藏を構成することは思いもっかないこと

(8)

彗2 懸島大学教育実践懸究紀要第罫号

だろうし,まして点だけで表すことが表現にこれ だけ独特な雰霜気をつく陰墨すことにも驚きを覚 えたに違いない。

 実鰹,釘を打つことに飽きていた晃童も試し麟 参をさせたら,今まで経験したことのない技法1こ 戸惑いながらも,自分の藪が意外な表現選葬を麟 り出すことに気付き,さらに画面を充実したもの に発展させるためにうより一懸意欲的に籍作1に取

讐緩んでいた。

 ただ,線や藤を白蜜1こ使って表す鍵来の絵癒表 現の方法に比べると,作業熱率は極めて低く,藪 懸を充実したものにするには,絶対的な鋳聡が必 要となる。総暗闘数の設定や子どもの表規意欲の 持続をどのようにするかといった開題について今 後検討する必要がある。異体的には醗面の大きさ を工夫すると良いのではないかということが饗鋳 点での結論である。

3.作例の分析

 ①「友達の顔を木版癒で表すま§年生

 この懸垂オは先にも述べたように,健来の木版技 法ではなく,響・平版形式を本綴癒に取む入れた 新しい技法によって簿聾乍された。まず線雛の部分 は三角刀でしっか参と線を彫り込み,飯豊こ囲部を つくる。そして版の表蕨に墾るくしたいところに ニスを塗って製版を完了する。ここに掲載した参 考作弼2作品はいずれもぞうした技法の原還を充 分に遷解した作携である。線にやや露さがあるも のの,友達の麟象を生き生きと捕らえ,彫もしっ かりとしている。ニスを塗って萌るくしたい部分 についても効果的1こ考えている。髪の毛の色合い,

鐘,衣醸の部分はニスを塗らず,籐の表現を試み

ている。

 写真8の作鐵は露痙紅筆の跡のようなものが残 っている。 この鼓法の羅彗彗方は墨汁にでんぷん霧i を漉ぜた専絹のインクを作参,それを版面全体に 塗る。この時,版の露都にもインクをしっか鯵詰 め込むようにする。その後歩凸藻の余分なインク をゴムベラでかき取るのだが,おそらくこの段踏 で,決められた作業方法を取らなかったため,こ のようになったと考えられる。その点では技法の 手腰を守らなかったために,このような表現とな ったのであろう.しかし辮品は生き生きとしてい る。むしろ,拭き皺むのムラが{乍晶に魅力を与え ているようでもある。

圭9騰無3舞

 このように技季去

とは.そ機能を饒、,

充分に発揮するた

ってしかるべき

だ。版画は元々,

鰹の表現技法よ吟

縄然牲の強い方法  ○写真8 であるのだから。

        蟹、・

②ヂ動物を水簸面繋蜜 で表す雌5奪生

 今騒の授業では》

騰×22.5c盤板を{吏1

濡して凝作させ乾 た。それ程大きな 作轟ではない。し『

かし,わずか直経 2羅程農の穴だけ で画嚢を構成する のは大変な作業で ある。予定の舞寺欝1

数ではクラスの%  ○耳糞§

のシ毫重力§未完成と なってしまったσ 釘打ちの量が足り ないと画面は当然 暗い,あるいは黒 っ1漢い歴藝藏とな 鯵,また形もなか なか表れず,自分 の作最に不満感を 覚えた児童がかな 箏いることはアン ケート譲i査からも 曙彗らかである。 こ

の点は先にも達べ たが,時聞齧当,

毒導計藝1.作品の

§無生の焦携

5葎生鈴作携

●写真欝 6無生砂作鰹

(9)

擁簿教育における駁藤教育の醗究(その2)

穆耳糞鷺 6無生の作鍵 大きさに開題があった結果であると考える。

 しかし,ここに掲載した2作品は最後までねば 彗強く釘を打っていた{乍酷である。舞を打つこと が作品としてどのような効果を生むのかを運解す ることが難しかったため,蛋麟勿範雄する翫癒紅欠 け,若干醒式的な表舞にはなったが,装法の特撒を しっか!)と矯え,独特の雰鬱気を§駒出している。

 この技法は従来の木版技法を基本としな力書ら彫 刻刀を釘ξこ変えるだけという単純な発想から生ま れた木版錘である。その点,5年生の題馨よりは 技法の運解は容易だが,画面をすべて点で講成す るという点がなんといっても難しいのであろう。

技法の要点をしっか吟選握させた上で製作に臨む ことが, この題材 尋こは望まれる。 しかし,物の立 体感をなんとか表したいと欝欝頃考えている児童 にとっては写糞欝の霧鱗のように,蠱物を見事に 1登{本邸葬こ表せた喜びはぎト鯵知オtないものがあると 考える。

欝 絵函指導のあ鯵方

 i.新鮮な感動をもたらす題}轡とは

 今までの絵画における題材雛発は,極論だが形 式的に主題懸からアプローチしているように思え る。先1こも述べたよう1こ主題1蚕との縫{系から設定 された「生活懸」碧想繊懸ゴ「霞察函」というある 種の表理様式に固執し,類型的な題材で絵画指導 を進めてきたように筆者には憩えてならない。そ のような現状においてはッ技法嚢での醗究があた かも美徳教育では技徳主義的な考え方として誤解 され,その分野への観究が遅れ,子どもの表現を 狭いものにしてきた。子どもが表現鼓法にまず興 味を持って,その技法を使ってこんな感じを表し てみたいと思うことが単に妓籍空義的教育と考え

るのは簸絡的過ぎるのではなかろうか。i…i己の思 いや考えを癒癒の上で具現化することはたやすい ことではない。なんらかの手掛りがな1ナればイメ ージの興現化は計れない.羅存の名作がどのよう な手法で鐵かれたものかに興瞭を抱き,その技法 を使って絵懇表霧することが,表理として省極的 な態度とは思えない。

 霧事1こ対し好奇心が強く,柔軟な考え方を持っ た子どもは想像力の嚢でも大人には比較1こならな い程の能力を蒼している。とするなら,その力淀 よって獲得したイメージは頭の中に癒当蓄積され ているに違いない。ただ,そのイメージをどのよ うにして2次元巻舞に再瑛するかが解らない児童 が存在するので慧ないだろうか。様々な技法から 生まれた表現轡1界を纒示された子どもは嚢琶のイ メージと這い作携に特震の思いを感ずるだろう。

その作弼がどのような遜程を経て亨あるいはどの ような手法で欝かれたかを撫導老が熟知し,指導 の中で紹介していれば子どもの表現はより一霞深 ま肇を見せ,充実したものさこなるに違レない.

 絵錘詣導の連想的なあり方を考える欝,留意し なければならないポイントはいくつかあるが,そ の中でも技法嚢での指導者の麟究と理解が是撃な い事を捲適せざるを得ない。単に手頚をふんで霧 を作らせれば蟹工数青は良いと考えるのではな

く,子どもの表瑛グ)可能性を主題とも合せて,鼓 法{蒙で押さえることが是葬とも必要である。材料 や絹翼を駆{更することによって,様々な表現轡1界 を生みだせることに気づかせ,イメ〜ジをより深 めさせることが今,麗工教育に求められている。

 2.表麗の罵能牲

 欝轡1紅中i翼紅写真披講が発畷された。それまで 絵画は芸術活動の一分野としてだけではなく,記 録としての役竃(現在では写真がとって変産)って いる葉分/も桓っていた。現実の対象を瞬鱒1こ再 現してしまう写真は,絵癒のあ静力そのものを変 えた。それ以後,美徳1ま表瑛の多様化を求めてそ 6)様相を変化させて来た。写真が発窮される以羨 はと箏あえず鰻の前のものを疑似空翼的にそれら しく表現していればよかった。しかし,写真の轟 瑛によって絵画1ま写真からの自立を遼られ,その 結果,2次元における表現の罵能牲と多様化の遵

を探ることとなったのである。

 それ以後,主題嚢での遠来と岡持に,表現技法

(10)

綴島大学教蕎実践醗空紀要第葺号

においても種々の実験が行われてきた。シュール レアリズムの[自動記述法」はその典型的な醗と してあげることができる。

 子どもらしい表理を追求する。これはもっとも な誌である。しかし,物事を多露的毒こ運解できる ようになった蒔,よ参知識が豊富な大人の考えを 無擁できる程のエネノレギーは子ども毒こはないので はないだろうか。欝分の未熟さを知る中で絵薩表 現においても麹己の作品に露穣をなくし,その表 現の様相を変髭させていくと考えるのは筆者だけ であろうか。

 絵薩表現の本質に充分魏癒しながら,2次元下 1こお轟ナる表現の養}§薯牲を技法面で探滲産すことは 観覧文化氾濫の現代において是葬とも必要である

し,美徳教育のレベルでの砥究も合せて考えるべ きである。露羅彗技衛の講上,コンピューターによ る撹覚的表現等々,子ども達を取箏巻く環境の中 で, 1饗態{表然とした表現技法で絵蓑藝表窺を求める ことは,纒工学習と子どもの欝欝での生活の翼に

一・ 藤する危険性をはらんでいる。

 霞分の思いをなんとかして視覚的に表そうとす る以麟に子どもの醗参には視覚を韓激する材料が 氾濫している。そうした状溌の中で極めて本能的 昏こ,なおかつ自然な形で絵画表現をすることは璽 難であろう。機械に頼らず充実した絵画塞聞を再 現することのできる技法を探求することは,人聞 の造形活動をよ吟深いものにするであろうし,単 に手纏だけを考えるような造形活動を子どもに強 いることは少なくともなくなるのではなかろう

か。

ま と め

 この醗究は大学美術教育学会第鰺号に掲載した 接稿「粥箸教育における版薩教育の懸究」の各論 編として継続醗発したものを豪とめたものであ

る。前回の論文は序譲に相当するもので,その要 冒を踏まえて,この麟究では実践を通して,今後 の絵函(飯画〉教育のあ撃方を追求したものであ

る。

 現在の美徳教育の申で,技法・技術面に淫欝す るという考え方は,その縛流に反するものである。

見た目の美しさや作贔の完成度にではなく,人聞 本来の根本的な表現を問うことが美徳教育の今嚢 的課題である。しかし,騒工科は素馨の特性や道 具の硬鱗こなしを醗癒せずして,その活動はあり

緯鱒奪3肩

得な毒㌔

 蔽嚢家の申替憲叢氏嫁こう藷っている。ヂ警衛に 捜鰐は必要だが,鼓徳絃警衛ではない.鑛さ紅名 言である。現時点の美徳教奢縁この言葉を倦参れ ば,ヂ技衛縁芸備ではない。」というところ妻こ露熱 し遜ぎて鯵る。やはり警衛に技徳慧必要なのであ るゆ彗寺垂こ擁等教育において縁,麟』工科垂こおける披 衛懸究力量遅れているように思う噂自己のイメージ

をよ多肉上させるための技徳に浅饗し,新たな絵 薩指導のあ彗方を問うことによって,よ彗一膳子 どもは絵癒表現に意欲を燃やすのではなかろう

か。

 最後になったが,この実践授業を実施するにあ たって,離猿小の雛ま二伸栄先生をはじめ,熊懇琵 臣先生,土量鋭男先生,沢宏一先生には大変お童 謡になった。豪たアンケート調査ではクラス撞任 である渋谷先生,大和覆究生,鈴本先生,斎藤先 生にも協力を覆いた。この場を倦ウてお礼申し上

げたい。

      参考文献及び資料

{聾接穂「擁等教畜における版蕪霧教奮の毒茸突ゴ  「大学美徳教奮学会誌」第鰺号

(2凄養鶏「木舞蓑紅よる表現」瞬1経堂

(3魅稿ド蔽の技法」建畠鮭

 富脇理飽編「造形の基礎鼓法善第3章3簾 韓騨藤強懸夫F各種の叛による表現ゴ緊経堂

(S礎稿「叛嚢重騰経堂

(麟大橋曙{銘「子どもの発達と造形表現雄覇経堂 17沖替忠良「中躰忠良の錘叛露ゴ溌墨書房新縫 麟甕童作品及び本学藻学生霧島

Referensi

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