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人と知と物質で未来を創る クロスオーバーアライアンス 若手フィージビリティスタディ共同研究プログラム 2023 について
(募集要項)
クロスオーバーアライアンス本部長 CORE2協働センター長
寺内 正己
(東北大学多元物質科学研究所長)
概 要
北大電子研・東北大多元研・東工大研究院化生研・阪大産研・九大先導研にまたがる5大学5研究所ア ライアンスネットワークは、若手研究者のアライアンス研究活動支援を積極的に推進いたします。
本プログラムは、若手研究者がアライアンスネットワークの優れた研究環境基盤(施設設備、最先端科 学の研究人材、データ資源)を活用して、萌芽的研究を共同研究プロジェクトに発展させるプロセスを応 援いたします。
若手研究者がこれから実施しようとしている共同研究の他、実施がスタートしている共同研究について も対象とし、そのための旅費、滞在費、施設設備利用費等を支援いたします。
研究課題・内容
人と知と物質で未来を創るクロスーバーアライアンスプロジェクトおよび物質・デバイス領域共同研究 拠点事業の趣意に合致している研究であれば、研究分野や内容は問いません。
≪活用例≫
◆ 若手研究者向け競争的研究費(科研費若手研究、JST創発的研究支援事業等)に応募するにあたり、
プロジェクトが実現可能かどうかを事前検証したい。
◆ JSTさきがけ研究者を育てるためのチームビルドを行いたい。
◆ 既に若手研究向けの科研費に採択されており、共同研究者にアライアンスメンバーを迎え入れて、
成果のグレードアップや研究進捗のスピードアップを図りたい。 など
研究チームの要件
5 研究所に所属する若手研究者※(アライアンス研究者)が研究代表者となり、代表者の所属研究所以 外の4研究所に所属の研究者を共同研究者として含むこと(2研究所間共同研究)を必須条件とします。
3研究所以上にわたるチーム編成や、チームに拠点利用研究者等(外部機関研究者)や大学院生を含める ことは歓迎します。
※ 若手研究者とは、2023年4月1日時点で42歳以下の常勤の助教、講師、准教授、研究員などを想定 しています。
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但し、出産、育児、介護、看護などのライフイベントを経ている場合は、44 歳までとします。なお、
共同研究者については、若手研究者のみならず中堅の研究者であっても構いません。
支援対象・内容および経費使途
若手研究者による共同研究のための研究計画立案、実験、結果等の討論、論文投稿など、幅広く活用し て頂けます。
経費の使途としては、共同研究のための旅費や滞在費※の、施設設備利用費のほか、必要に応じて消耗品 費等の経費を支援します。
※ 旅費や滞在費について、コロナ禍の影響で執行が困難な場合には、予算全額をその他の消耗品費等にご活用いただいて構いません。
採択件数
5件程度 (各研究所1件程度)の採択・支援を予定しています。
研究費
1年目については1課題あたり100万円程度とします。
研究費は、各研究所のアライアンス経費より支援します。研究代表者は、必要な分担金を共同研究者に 配分してもよいこととします。具体的な経費執行の諸手続き要領は採択後に代表者へ連絡します。
研究期間
2023年4月1日から2025年3月31日まで (2年間)
但し,2 年目の予算は未定であるため,文科省から予算措置が講じられないケースが発生した場合には その限りではありません。
申込方法・提出先・締切日
申請者は共同研究者と打合せの上、別紙の申請書に必要事項を記入して、東北大学多元物質科学研究所 担当事務までメール([email protected])添付にて提出して下さい。
2023年3月3日(金)~3月17日(金)必着
採否
アライアンスマネジメント委員会での採否審議およびアライアンス運営委員会の承認を経て、採否の結 果は速やかに申請者へ連絡します。
採択課題については、クロスオーバーアライアンスWEBページ(準備中)に、所属・氏名・課題名等 を掲載いたします。
選考の観点
◆ 研究チーム(構成、役割分担)の妥当性
◆ フィージビリティスタディ共同研究の趣旨との合致性
◆ 共同研究チームによるプロジェクト推進に向けた研究計画の妥当性
3 成果等の報告
研究成果等の報告書を提出して頂くことを予定しています。共同研究成果報告書として2024年10月頃 に公開予定です。
成果報告書提出期限:2024年3月中旬頃予定 (詳細は別途お知らせいたします)
実施中および実施後に求められる事項
◆ アライアンス研究者間の共著による成果公表(論文、学会発表等)(論文等へのクロスオーバーア ライアンスによる支援の旨の謝辞記載を必須とします。[謝辞記載例は後日案内いたします])
◆ 活動実績(共同研究チームとしての活動状況、プレスリリース等)
◆ クロスオーバーアライアンスの各種行事(成果報告会、グループ分科会、若手研究会等)や共同研 究拠点行事への積極的な参加・成果発表。
◆ 年度毎に成果報告書を提出して下さい(様式未定)
その他
・当プログラムによる共同研究を活用した外部資金獲得を積極的に推奨します。また、チームを構成す るメンバーの受賞、昇任等は是非報告下さい。
・予算の都合上、2022年度採択プロジェクトの2年度目の研究費は75万円/件とします。
研究代表者は、「課題申込書(継続新規)」を提出してください。
問合せ先
クロスオーバーアライアンス本部事務(東北大学多元物質科学研究所研究協力係)
E-mail : [email protected]
以上