反応性スパッタのモード遷移機構における酸素流量・投入電力の関係
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受賞者講演要旨 28 大幅な酵素活性低下を確認した.加えて,テトラミン酸のカル ボニル基との水素結合形成に関与するアミノ酸Ser65 の変異に おいても,活性の消失を確認した.化合物1のγ-ヒドロキシメ チルグルタミン酸側鎖結合部位His94 および Lys352 に変異を導 入した酵素においては,約20~50%程度の活性の低下にとど
6, 2016 加水分解酵素を用いる不斉合成反応の新展開 異分野との融合 リパーゼは本来,脂質のエステル結合を加水分解する 酵素であるが,有機溶媒中でも同等の高い活性とエナン チオ選択性を示す.この特性は,ラセミ体のカルボン酸 やアルコールの速度論的光学分割に汎用されている.し かし,当然,生成物の収率は最大で50%となる.反応
日本農芸化学会● 化学 と 生物 糖鎖はタンパク質や脂質を修飾し、その安定性や機 能を制御する重要な翻訳後修飾である。糖鎖は全タ ンパク質の50%を修飾しており、近年では細胞外の みならず、細胞内におけるタンパク質においても糖 鎖修飾が重要な役割を担っていることが明らかに なってきている。また、ゲノムからの一次情報からで
受賞者講演要旨 《農芸化学女性研究者賞》 41 酸性糖鎖ポリシアル酸の新機能の発見とその応用展開 名古屋大学生物機能開発利用研究センター 佐 藤 ちひろ は じ め に 糖鎖はタンパク質,核酸に次ぐ第3 の生命鎖といわれてお り,その構造と機能を解明することは生命を理解する上で必須 な課題である.特に細胞表面では,細胞膜や細胞外に存在する
AIU 813 が産生するL-リシン酸化酵素は,酸化活性よりも 5倍程度高い モノオキシゲナーゼ活性を示す二機能性の酵素であった.ま ず,システイン修飾剤である p-塩化水銀安息香酸を添加する と,この二機能性の活性が反転することを明らかにした.シス テイン残基の修飾により活性が大きく変化することから,シス テインをよりかさ高い残基で置換すればL-リシンに対して高い
の水素結合によって形成される経路を通じて,活性中心 を経て細胞外に運ばれるとされている(20).これに対し てNORはプロトンポンプ機能をもたないとされてい る(21). cNORの結晶構造から,2つのヘムのプロピオン酸残 基の近傍には水分子がクラスターを形成していることが 観測され,この水クラスターと細胞膜のペリプラズム側
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4に示す。 20分間の加熱後も,60分間の加熱後も, 加熱以前の1のXRDパターンとほぼ一致 しており,加熱による反応では,酸化的付 加反応は進行していないと判断できる。こ の実験結果は,粗生成物を種々の条件で再 結晶することにより,種々の白金II錯体 や白金IV錯体が得られた事実と合わせ て考えると,酸化的付加反応の進行には,