ルーテル学院だより 2
2018年度入学者に対しては、 学前スクーリング」を実施しています。 移行をサポートすることを目的に「入 学後の学習、大学生活へのスムーズな の維持や入 ベーション 対するモチ に、勉学に 方々を対象 の合格者の 試等の早期 試や推薦入 て、AO入 の一環とし 高大接続 本学では、 11
月・
12月・
2月の計 3回に渡って実施
しました。毎回事前に出された小論文の課題に取り組んでもらい、スクーリングで解説を行った上で、提出された課題を添削し、本人に返却します。スクーリングでは、小論文を書くにあたっての基本的な事柄(形式など)を説明しながら、課題文の主旨をきちんと理解した上で、どのように自らの考えを論理的にまとめるかを中心に説明します。こうした技術は、大学で課されるレポートを書く上では必須のことですので、しっかりと身に付けて欲しいところです。
1回
目のスクーリングは「愛 めぐみ祭 さい」(学園祭)の開催中であり、参加者には一足早く大学生活の雰囲気を味わってもらい、
2回目は、オープンキャン
パスの日程に合わせたため、参加者はスクーリングと併せて模擬講義も受講しました。また、
3回目は、スクーリ
ングの後に「合格者の集い」を開きました。「合格者の集い」には、合格者に加えて保護者の方々にもご参加頂き(計
79名)
、教職員による本学各部署の
私は、今年
3月末日をもってルーテ
ル学院大学を退職します。定年より
3
年早いですが、第一に健康の回復のため、第二には深海魚類の研究、それから秋田の里山の環境保全と文化継承のNPO活動のために十分な時間を確保するためです。
が東海大学海洋学部 ルーテルとの縁は1971年、私
2年生の時、ルー
テルの上野輝弥教授から魚類分類学の指導を受けたことから始まります。卒業論文も上野研究室で、その後の水産庁海洋調査航海での採集標本もルーテ 説明、図書館や学生相談室の紹介の後、在学生の協力のもと、合格者の皆さん同士の交流の機会を持ちました。この集いを通して、合格者の皆さんが本学をより身近に感じ、
4月からの新生活
に向けての第一歩となれば幸いです。
入学前スクーリング参加者の感想
(一部抜粋)・講義を通じて文章の校正の仕方を学びました。・ はじめは小論文の書き方も分からなかったのですが、講義を通し理解できるようになりました。・課題があることにより、旬のニュースに関心を持てるようになりました。・これからどういったことを学べば良いか参考になりました。・入学後のレポートの書き方の参考になりました。・課題ひとつひとつが深く考えさせられるテーマでした。・ 社会に対して視野を広げることができました。・課題の文章を通じて、自分の考えやその課題に対しての自分の気持ちを文章に示すことができました。・学びの楽しさを知ることができました。
入学前スクーリング
専任講師 浅野 貴博
ルの施設をお借りして研究しました。
1986
年
学大学神学部の専任講師となって 4月に日本ルーテル神
32年
です。当初の担当科目は生物学概論、海洋生物学、コンピュータ特講でした。三浦半島海浜キャンプ実習やMacを囲んで学生とPCの将来を語り合った特講など良い思い出です。その後、生命・生態・進化、海と森の生物、自然科学の視点、コンピューター入門、情報言語コミュニケーション、コミュニケーションの演習、コミュニケーションの理論、総合人間学と担当科目が増えていきました。授業を通して多くの学生と出会い、自然のこと、宗教のこと、環境問題や人間の進化のこと、さらに将来の夢などをいろいろ語り合いました。たくさんの卒業生や在学生の顔が浮かびます。これまでの楽しかったルーテル体験に感謝し、退任の挨拶とします。
2018年
2月
21日から
3月 福祉心理領域の かけてフィリピン研修を実施しました。 4日に 1、
2年次
ウエの先住民族の 部イフガオ州ラガ ラム、そして、北 域統合訓練プログ 寄宿舎学校での地 視覚障がい児童の 訓練プログラム、 スによる非行少年の生活スキルと職業 イルド・アンド・ファミリー・サービ 協同組合活動、バギオ市におけるチャ グループによる所得向上を目的とする 権利を促進する村の若者の活動、母親 ス島ブエナビスタ町における子どもの テーマに体験学習をしました。ギマラ が貧困、子ども、家族、地域、文化を 5名の学生
第
51回ルーテル学院大学、第
16回
ルーテル学院大学大学院、第
89回日本
ルーテル神学校の卒業式が
3月 9日に
本学チャペルにて執り行われました。
賛美の中、卒業生が入場し石居校長
による説教「最も小さい者の一人に」、祈りに続き、卒業証書・学位記授与が行われました。卒業生ひとり一人が名前を呼ばれ、聖壇に進み、学部生・大学院生は金子学長代行より、神学校生は石居校長よりお祝いの言葉とともに証書が授与されました。今回は人間福祉心理学科の
1期生 69
名を含む学部生
75名、
大学院生
15名、神学
校生
4名の計 94名が
卒業されました。
2月
24日(
土)、日本福音ルーテル東京教会を会場に、ルーテル学院大学・日本ルーテル神学校聖歌隊とハンドベルクワイア「ラウス・アンジェリカ」のジョイントコンサートが行われました。昨年は宗教改革500年、ジョイコン
20回を記念するコンサートでしたが、
本年度はその歩みを受け継ぎ、新たな一歩を踏み出したコンサートでした。
ました。特に ながり」をたくさん感じる一年となり 2017年度は私たちにとって「つ 今回のテーマは「つながり」です。
われ、宗派を超えたつながり、また共 ルーテル教団の宗教改革合同礼拝が行 大学にて日本福音ルーテル教会と日本 11月には、国際基督教
藤井英一先生 退任のご挨拶
ました。また ヒー、砂糖生産支援活動などを視察し 活動、地域教会による先住民族のコー コミュニティにおける伝統文化の継承について振り返ることできました。 家族や地域のあり方、そして自分自身 地元の若者との交流を通じて、日本の 3日間のホームステイや 以下、参加者
5名のひとこと感想です。
⃝私が一番印象に残ったのは農村と都市の格差についてです。バランガイでホームステイを経験した後にマニラに行くと本当に同じ国なのかと思ってしまった。更に経済的格差の他にバリアフリーとは何かを考えました。(
なった ていた価値観を大きく変えることと ちの話を聞いたことで自分が持っ いるか、また様々な状況にある人た ⃝いかに自分たちの生活が物に頼って 1年吉野) 12日間でした。
(
1年川端)
⃝行く前も現地でも常に不安でしたが、帰ってくる時には、この研修で見た ものを無駄にしないようにこれから頑張らなければいけない、という前向きな気持ちになっていました。参加してよかったです。(
1年久田)
⃝フィリピン研修で学んだことは、何事も先入観で捉えてはいけないということでした。貧困地域を訪れた時、人々の沢山の笑顔と勇気をもらいました。この経験を、これからの学校生活に生かしていきたいです。(
(した。 考えることができま 日本の福祉について ことを知り、改めて 度や支援体制がある で、日本とは違う制 からお話しを聞く中 や地域の施設の方々 せて頂きました。また、村の小学校 では味わうことができない経験をさ ⃝ホームステイ先での生活は普段日本 2年大野)
2年川崎)
フ ィ リ ピ ン 研修 を 実施 し て
教授 原島 博
に演奏をしたルーテル諸学校とのつながりを持つことができました。
員・部員は合わせて 今年度卒業する隊
「つながり」続けているのです。 せん。そして、その思いがある限り 演奏した思い出は忘れることはありま も、ジョイントコンサートで共に歌い 8名です。卒業して
第
21 回 ジョイントコンサート報告
子ども支援コース
4年
前田 霞(聖歌隊)(都立石神井高等学校出身)
第
51回ルーテル学院卒業式
学生支援センター長 村上 秀紀
最終講義(2018.2.18)
村の保育所で折り紙指導
コミュニティ・リーダーの若者たちと交流
1 ルーテル学院だより
6月〜
9月行事予定
6月 6日(水)
学生総会 6月 10日(日)
受験生のためのオープンキャンパス
6月 30日(土)
保護者会オープンキャンパス(保護者・編入学・社会人対象)ホームカミングデー
7月 11日(水)
夏祭り 7月 14日(土)
受験生のためのオープンキャンパス
7月 24日(火)
・
25日(水)
高校生のための体験講座
7月 28日(土)
通常授業終了 7月 30日(月)
~
8月 4日(土)
前期試験期間
8月 5日(日)
受験生のためのオープンキャンパス
8月 25日(土)
受験生のためのオープンキャンパス
オープンキャンパスのご案内 高校生のための体験講座
6 月 10 日(日) 13:00 〜 16:30
6 月 30 日(土) 13:00 〜 14:30 保護者・編入学・社会人対象
7 月 14 日(土) 13:00 〜 16:30 8 月 5 日(日) 13:00 〜 16:30 8 月 25 日(土) 13:00 〜 16:30
7 月 24 日(火)・25 日(水)2 日間のプログラム 10:00 〜 16:00 9 月 17 日(月・祝) 10:00 〜 16:00
予約不要 要予約
プログラムの詳細は、本学ホームページ、
スマートフォンサイト、DM はがきでご確認ください。
<オープンキャンパスについてのお問い合わせ先>
TEL 0422-32-2949(企画広報センター) メール [email protected]
地域福祉開発コース主任
山口麻衣 教授(専門分野
社会学、社会福祉実践調査) 高齢者福祉、老年
ご紹介します。 今回は、「地域開発総論」について
Q
地域開発総論では、何を学ぶことができますか。A地域開発総論では、誰もが地域でその人らしく安心して暮らすことができる多文化共生の地域社会づくりと生活基盤を開発する力を養うことを目指しています。地域福祉開発コースの
4年生にとっては集大成の授業となっ
ていますが、希望する他のコースの学生も一緒に学んでいます。地域課題や地域福祉の従事者間の多様な連携、ネットワークなどを総合的・多面的に理解できるようになることが目標です。
Q
どのような形式で学ぶのですか。A
オムニバス方式で、地域福祉、地域人材育成、国際開発、地域開発方法の
るのかなどを体系的に学びます。 難を伴う課題は何か、どう対処してい な課題にどう取り組んでいるのか、困 事例、地域事例をもとに、地域の様々 4つのテーマごとに、具体的な実践
Q
オムニバス方式とはどのような方法ですか。A
オムニバス方式とは、関連したテーマで複数の教員がそれぞれの専門 性に沿って教える方法です。市川一宏先生は地域福祉論の観点から、生活困窮者自立支援、社会的養護、地域包括支援システム、介護保険の総合事業をテーマに教えてくださいます。金子和夫先生は、地域人材育成論の観点から、社会福祉士、民生委員・児童委員、公務員などの地域福祉に関わる人材について教えてくださいます。原島博先生は、国際開発論の観点から、人間開発(HD)と持続可能な開発目標(
S D G s )
、地域開発と参加型開発、国際協力の役割と仕組み(国連・政府・NGO・市民社会)、国際協力と地域開発実践などについて教えてくださいます。私は、地域開発方法論の観点から、地域ニーズの把握方法や地域で暮らす人を支える多様な人々の間での連携を促す手法などについて教えます。
Q
ゼミはどのように展開されますか。A
少人数のゼミなので、講義だけではなく、互いに議論する、自分なりに考えて発言するなどの学び合いが中心となります。例えば、私が担当する「地域におけるプログラム開発法」では、自分の考えた地域課題を解決するプログラム案を具体的に考え、だれを対象に、どのような方法でプログラムを実施するのか、アウトカムやインパクトは何かをまとめて、互いに発表しあいます。最初は、自分でプログラムを開発するといわれてもアイデアが浮かばなかった学生が他の学生の意見や 関心事を聞くことにより、だんだんと地域でこんなプログラムがあればいいと思いつくようになり、とてもユニークな発想のプログラムが提案されることもあります。Q
地域開発総論のゼミの魅力はなんですか。A
地域福祉の
るでしょう。 な意味合いや、課題に気づくこともあ なってから、本ゼミでの学びの本質的 業後、様々な福祉現場で働くように めることが期待されます。さらに、卒 もとに応用することにより、学びを深 を地域支援技法による体験的な理解を ので、地域開発総論での体系的な学び 民が学ぶ授業を学生が一緒に受講する 地域福祉ファシリテーターをめざす市 という三鷹市・小金井市・武蔵野市の は座学が中心ですが、「地域支援技法」 ことが最大の魅力です。地域開発総論 という熱い思いで授業を展開している までにこれだけは知っておいてほしい 4人の先生が、卒業 4年生という最終学年で
地域福祉に関心のある学生がともに学び、語りあうことも本ゼミの大きな魅力です。本学が
でまだ り始まった科目 5コース制とな
ですね。 してもらいたい 課題はなにか話 招いて、現場の ピーカーとして 先輩をゲストス のゼミで学んだ すが、将来はこ 2年目で
ルーテルでは、年度の初めに「キ
リスト教月間」という期間を設けています。キリスト教月間とは、キリスト教の礼拝に来たことがない、慣れていない学生たちに礼拝がどのようなものであるか、知ってもらい感じてもらう、いうなれば神様と新入生のアイスブレークです。また、普段、教会の礼拝に通っている学生にとっても、礼拝がどのようなものか再確認する機会となります。
はじめの第一週は「お祈りってな
んだろう」、「御言葉ってなんだろう」、「聖餐ってなんだろう」ということをテーマに三回に分けて、礼拝
「 地 域 開 発 総 論 」 ゼミ探訪
について知ってもらうための礼拝でした。その次の週はキリスト教分野から上村敏文先生、一般教養からジャン・プレゲンズ先生、福祉分野から原島博先生、髙山由美子先生、臨床心理分野から谷井淳一先生と各分野の先生方にメッセージを頂きました。その次の週はテゼ共同体の祈り、フィンランドの楽器であるカンテレによる礼拝、神学生礼拝、EVENING PRAYER がもたれました。
必ず神様がいることを知ることがで ること、そしてどの礼拝の中心にも 様々な視点から神様の御言葉を聞け ト教月間では様々な礼拝の形があり、 同じものではないでしょう。キリス いる礼拝のイメージの形は皆違い、 方がいますが、その方たちの持って チャンの方、ルター派以外の宗派の ルーテルの学生にはノンクリス られているその恵みに感謝です。 ような素晴らしい場が与えられ、守キリスト教人間学コース 様の御言葉が語られる場です。この います。様々な学生の口を通して神 る礼拝では学生もメッセージをして きました。普段、大学で行われてい
4年
新井 航(都立農芸高等学校出身)
キリスト教月間 に ついて
2017 年度 社会福祉士
国家試験合格率
(都内私立大学第 3 位)76.5 パーセント
第 30 回社会福祉士国家試験の結果が発表され、本学の社会福祉士現役合 格率は 76.5%(全国平均合格率 30.2%)でした。現役の受験者数 10 名以上 の都内私立大学の中で合格率第 3 位です。
NO.
135
2018.6.15 発 行
発行人
ルーテル学院大学・
日本ルーテル神学校
〒181-0015 東京都三鷹市大沢 3-10-20 TEL:0422-31-4611 FAX:0422-33-6405 市川 一宏 http://www.luther.ac.jp/
ルーテル学院だより 2
2018年度入学者に対しては、 学前スクーリング」を実施しています。 移行をサポートすることを目的に「入 学後の学習、大学生活へのスムーズな の維持や入 ベーション 対するモチ に、勉学に 方々を対象 の合格者の 試等の早期 試や推薦入 て、AO入 の一環とし 高大接続 本学では、 11
月・
12月・ 2月の計 3回に渡って実施
しました。毎回事前に出された小論文の課題に取り組んでもらい、スクーリングで解説を行った上で、提出された課題を添削し、本人に返却します。スクーリングでは、小論文を書くにあたっての基本的な事柄(形式など)を説明しながら、課題文の主旨をきちんと理解した上で、どのように自らの考えを論理的にまとめるかを中心に説明します。こうした技術は、大学で課されるレポートを書く上では必須のことですので、しっかりと身に付けて欲しいところです。
1回
目のスクーリングは「愛 めぐみ祭 さい」(学園祭)の開催中であり、参加者には一足早く大学生活の雰囲気を味わってもらい、 2回目は、オープンキャン
パスの日程に合わせたため、参加者はスクーリングと併せて模擬講義も受講しました。また、
3回目は、スクーリ
ングの後に「合格者の集い」を開きました。「合格者の集い」には、合格者に加えて保護者の方々にもご参加頂き(計
79名)
、教職員による本学各部署の
私は、今年
3月末日をもってルーテ
ル学院大学を退職します。定年より
3
年早いですが、第一に健康の回復のため、第二には深海魚類の研究、それから秋田の里山の環境保全と文化継承のNPO活動のために十分な時間を確保するためです。
が東海大学海洋学部 ルーテルとの縁は1971年、私
2年生の時、ルー
テルの上野輝弥教授から魚類分類学の指導を受けたことから始まります。卒業論文も上野研究室で、その後の水産庁海洋調査航海での採集標本もルーテ 説明、図書館や学生相談室の紹介の後、在学生の協力のもと、合格者の皆さん同士の交流の機会を持ちました。この集いを通して、合格者の皆さんが本学をより身近に感じ、
4月からの新生活
に向けての第一歩となれば幸いです。
入学前スクーリング参加者の感想
(一部抜粋)・講義を通じて文章の校正の仕方を学びました。・はじめは小論文の書き方も分からなかったのですが、講義を通し理解できるようになりました。・課題があることにより、旬のニュースに関心を持てるようになりました。・ これからどういったことを学べば良いか参考になりました。・入学後のレポートの書き方の参考になりました。・課題ひとつひとつが深く考えさせられるテーマでした。・社会に対して視野を広げることができました。・課題の文章を通じて、自分の考えやその課題に対しての自分の気持ちを文章に示すことができました。・ 学びの楽しさを知ることができました。
入学前スクーリング
専任講師 浅野 貴博
ルの施設をお借りして研究しました。
1986
年
学大学神学部の専任講師となって 4月に日本ルーテル神
32年
です。当初の担当科目は生物学概論、海洋生物学、コンピュータ特講でした。三浦半島海浜キャンプ実習やMacを囲んで学生とPCの将来を語り合った特講など良い思い出です。その後、生命・生態・進化、海と森の生物、自然科学の視点、コンピューター入門、情報言語コミュニケーション、コミュニケーションの演習、コミュニケーションの理論、総合人間学と担当科目が増えていきました。授業を通して多くの学生と出会い、自然のこと、宗教のこと、環境問題や人間の進化のこと、さらに将来の夢などをいろいろ語り合いました。たくさんの卒業生や在学生の顔が浮かびます。これまでの楽しかったルーテル体験に感謝し、退任の挨拶とします。
2018年
2月
21日から
3月 福祉心理領域の かけてフィリピン研修を実施しました。 4日に 1、
2年次
ウエの先住民族の 部イフガオ州ラガ ラム、そして、北 域統合訓練プログ 寄宿舎学校での地 視覚障がい児童の 訓練プログラム、 スによる非行少年の生活スキルと職業 イルド・アンド・ファミリー・サービ 協同組合活動、バギオ市におけるチャ グループによる所得向上を目的とする 権利を促進する村の若者の活動、母親 ス島ブエナビスタ町における子どもの テーマに体験学習をしました。ギマラ が貧困、子ども、家族、地域、文化を 5名の学生
第
51回ルーテル学院大学、第
16回
ルーテル学院大学大学院、第
89回日本
ルーテル神学校の卒業式が
3月 9日に
本学チャペルにて執り行われました。
賛美の中、卒業生が入場し石居校長
による説教「最も小さい者の一人に」、祈りに続き、卒業証書・学位記授与が行われました。卒業生ひとり一人が名前を呼ばれ、聖壇に進み、学部生・大学院生は金子学長代行より、神学校生は石居校長よりお祝いの言葉とともに証書が授与されました。今回は人間福祉心理学科の
1期生 69
名を含む学部生
75名、
大学院生
15名、神学
校生
4名の計 94名が
卒業されました。
2月
24日(
土)、日本福音ルーテル東京教会を会場に、ルーテル学院大学・日本ルーテル神学校聖歌隊とハンドベルクワイア「ラウス・アンジェリカ」のジョイントコンサートが行われました。昨年は宗教改革500年、ジョイコン
20回を記念するコンサートでしたが、
本年度はその歩みを受け継ぎ、新たな一歩を踏み出したコンサートでした。
ました。特に ながり」をたくさん感じる一年となり 2017年度は私たちにとって「つ 今回のテーマは「つながり」です。
われ、宗派を超えたつながり、また共 ルーテル教団の宗教改革合同礼拝が行 大学にて日本福音ルーテル教会と日本 11月には、国際基督教
藤井英一先生 退任のご挨拶
ました。また ヒー、砂糖生産支援活動などを視察し 活動、地域教会による先住民族のコー コミュニティにおける伝統文化の継承について振り返ることできました。 家族や地域のあり方、そして自分自身 地元の若者との交流を通じて、日本の 3日間のホームステイや 以下、参加者
5名のひとこと感想です。
⃝私が一番印象に残ったのは農村と都市の格差についてです。バランガイでホームステイを経験した後にマニラに行くと本当に同じ国なのかと思ってしまった。更に経済的格差の他にバリアフリーとは何かを考えました。(
なった ていた価値観を大きく変えることと ちの話を聞いたことで自分が持っ いるか、また様々な状況にある人た ⃝いかに自分たちの生活が物に頼って 1年吉野) 12日間でした。
(
1年川端)
⃝行く前も現地でも常に不安でしたが、帰ってくる時には、この研修で見た ものを無駄にしないようにこれから頑張らなければいけない、という前向きな気持ちになっていました。参加してよかったです。(
1年久田)
⃝フィリピン研修で学んだことは、何事も先入観で捉えてはいけないということでした。貧困地域を訪れた時、人々の沢山の笑顔と勇気をもらいました。この経験を、これからの学校生活に生かしていきたいです。(
した。( 考えることができま 日本の福祉について ことを知り、改めて 度や支援体制がある で、日本とは違う制 からお話しを聞く中 や地域の施設の方々 せて頂きました。また、村の小学校 では味わうことができない経験をさ ⃝ホームステイ先での生活は普段日本 2年大野)
2年川崎)
フ ィ リ ピ ン 研修 を 実施 し て
教授 原島 博
に演奏をしたルーテル諸学校とのつながりを持つことができました。
員・部員は合わせて 今年度卒業する隊
「つながり」続けているのです。 せん。そして、その思いがある限り 演奏した思い出は忘れることはありま も、ジョイントコンサートで共に歌い 8名です。卒業して
第
21 回 ジョイントコンサート報告
子ども支援コース
4年
前田 霞(聖歌隊)(都立石神井高等学校出身)
第
51回ルーテル学院卒業式
学生支援センター長 村上 秀紀
最終講義(2018.2.18)
村の保育所で折り紙指導
コミュニティ・リーダーの若者たちと交流
1 ルーテル学院だより
6月〜
9月行事予定
6月 6日(水)
学生総会 6月 10日(日)
受験生のためのオープンキャンパス
6月 30日(土)
保護者会オープンキャンパス(保護者・編入学・社会人対象)ホームカミングデー
7月 11日(水)
夏祭り 7月 14日(土)
受験生のためのオープンキャンパス
7月 24日(火)
・
25日(水)
高校生のための体験講座
7月 28日(土)
通常授業終了 7月 30日(月)
~
8月 4日(土)
前期試験期間
8月 5日(日)
受験生のためのオープンキャンパス
8月 25日(土)
受験生のためのオープンキャンパス
オープンキャンパスのご案内 高校生のための体験講座
6 月 10 日(日) 13:00 〜 16:30
6 月 30 日(土) 13:00 〜 14:30 保護者・編入学・社会人対象
7 月 14 日(土) 13:00 〜 16:30 8 月 5 日(日) 13:00 〜 16:30 8 月 25 日(土) 13:00 〜 16:30
7 月 24 日(火)・25 日(水)2 日間のプログラム 10:00 〜 16:00 9 月 17 日(月・祝) 10:00 〜 16:00
予約不要 要予約
プログラムの詳細は、本学ホームページ、
スマートフォンサイト、DM はがきでご確認ください。
<オープンキャンパスについてのお問い合わせ先>
TEL 0422-32-2949(企画広報センター) メール [email protected]
地域福祉開発コース主任
山口麻衣 教授(専門分野
社会学、社会福祉実践調査) 高齢者福祉、老年
ご紹介します。 今回は、「地域開発総論」について
Q
地域開発総論では、何を学ぶことができますか。A地域開発総論では、誰もが地域でその人らしく安心して暮らすことができる多文化共生の地域社会づくりと生活基盤を開発する力を養うことを目指しています。地域福祉開発コースの
4年生にとっては集大成の授業となっ
ていますが、希望する他のコースの学生も一緒に学んでいます。地域課題や地域福祉の従事者間の多様な連携、ネットワークなどを総合的・多面的に理解できるようになることが目標です。
Q
どのような形式で学ぶのですか。A
オムニバス方式で、地域福祉、地域人材育成、国際開発、地域開発方法の
るのかなどを体系的に学びます。 難を伴う課題は何か、どう対処してい な課題にどう取り組んでいるのか、困 事例、地域事例をもとに、地域の様々 4つのテーマごとに、具体的な実践
Q
オムニバス方式とはどのような方法ですか。A
オムニバス方式とは、関連したテーマで複数の教員がそれぞれの専門 性に沿って教える方法です。市川一宏先生は地域福祉論の観点から、生活困窮者自立支援、社会的養護、地域包括支援システム、介護保険の総合事業をテーマに教えてくださいます。金子和夫先生は、地域人材育成論の観点から、社会福祉士、民生委員・児童委員、公務員などの地域福祉に関わる人材について教えてくださいます。原島博先生は、国際開発論の観点から、人間開発(HD)と持続可能な開発目標(
S D G s )
、地域開発と参加型開発、国際協力の役割と仕組み(国連・政府・NGO・市民社会)、国際協力と地域開発実践などについて教えてくださいます。私は、地域開発方法論の観点から、地域ニーズの把握方法や地域で暮らす人を支える多様な人々の間での連携を促す手法などについて教えます。
Q
ゼミはどのように展開されますか。A
少人数のゼミなので、講義だけではなく、互いに議論する、自分なりに考えて発言するなどの学び合いが中心となります。例えば、私が担当する「地域におけるプログラム開発法」では、自分の考えた地域課題を解決するプログラム案を具体的に考え、だれを対象に、どのような方法でプログラムを実施するのか、アウトカムやインパクトは何かをまとめて、互いに発表しあいます。最初は、自分でプログラムを開発するといわれてもアイデアが浮かばなかった学生が他の学生の意見や 関心事を聞くことにより、だんだんと地域でこんなプログラムがあればいいと思いつくようになり、とてもユニークな発想のプログラムが提案されることもあります。Q
地域開発総論のゼミの魅力はなんですか。A
地域福祉の
るでしょう。 な意味合いや、課題に気づくこともあ なってから、本ゼミでの学びの本質的 業後、様々な福祉現場で働くように めることが期待されます。さらに、卒 もとに応用することにより、学びを深 を地域支援技法による体験的な理解を ので、地域開発総論での体系的な学び 民が学ぶ授業を学生が一緒に受講する 地域福祉ファシリテーターをめざす市 という三鷹市・小金井市・武蔵野市の は座学が中心ですが、「地域支援技法」 ことが最大の魅力です。地域開発総論 という熱い思いで授業を展開している までにこれだけは知っておいてほしい 4人の先生が、卒業 4年生という最終学年で
地域福祉に関心のある学生がともに学び、語りあうことも本ゼミの大きな魅力です。本学が
でまだ り始まった科目 5コース制とな
ですね。 してもらいたい 課題はなにか話 招いて、現場の ピーカーとして 先輩をゲストス のゼミで学んだ すが、将来はこ 2年目で
ルーテルでは、年度の初めに「キ
リスト教月間」という期間を設けています。キリスト教月間とは、キリスト教の礼拝に来たことがない、慣れていない学生たちに礼拝がどのようなものであるか、知ってもらい感じてもらう、いうなれば神様と新入生のアイスブレークです。また、普段、教会の礼拝に通っている学生にとっても、礼拝がどのようなものか再確認する機会となります。
はじめの第一週は「お祈りってな
んだろう」、「御言葉ってなんだろう」、「聖餐ってなんだろう」ということをテーマに三回に分けて、礼拝
「 地 域 開 発 総 論 」 ゼミ探訪
について知ってもらうための礼拝でした。その次の週はキリスト教分野から上村敏文先生、一般教養からジャン・プレゲンズ先生、福祉分野から原島博先生、髙山由美子先生、臨床心理分野から谷井淳一先生と各分野の先生方にメッセージを頂きました。その次の週はテゼ共同体の祈り、フィンランドの楽器であるカンテレによる礼拝、神学生礼拝、EVENING PRAYERがもたれました。
必ず神様がいることを知ることがで ること、そしてどの礼拝の中心にも 様々な視点から神様の御言葉を聞け ト教月間では様々な礼拝の形があり、 同じものではないでしょう。キリス いる礼拝のイメージの形は皆違い、 方がいますが、その方たちの持って チャンの方、ルター派以外の宗派の ルーテルの学生にはノンクリス られているその恵みに感謝です。 ような素晴らしい場が与えられ、守キリスト教人間学コース 様の御言葉が語られる場です。この います。様々な学生の口を通して神 る礼拝では学生もメッセージをして きました。普段、大学で行われてい
4年
新井 航(都立農芸高等学校出身)
キリスト教月間 に ついて
2017 年度 社会福祉士
国家試験合格率
(都内私立大学第 3 位)76.5 パーセント
第 30 回社会福祉士国家試験の結果が発表され、本学の社会福祉士現役合 格率は 76.5%(全国平均合格率 30.2%)でした。現役の受験者数 10 名以上 の都内私立大学の中で合格率第 3 位です。
NO.
135
2018.6.15 発 行
発行人
ルーテル学院大学・
日本ルーテル神学校
〒181-0015 東京都三鷹市大沢 3-10-20 TEL:0422-31-4611 FAX:0422-33-6405 市川 一宏 http://www.luther.ac.jp/
ルーテル学院だより 2
大学を知り、自分を高めよう
福祉相談援助コース
2年鈴木希
(秋田県立秋田明徳館高等学校出身)
高校時代、
ボランティアがきっかけで福祉の世界に興味を持ちました。中でも相談援助の仕事に魅力を感じていたため、大学で福祉を学び、社会福祉士を目指そうと決意しました。インターネットで様々な福祉系大学を調べ、ルーテルを知りました。国家試験の合格率の高さや、少人数で学生一人ひとりを大切にしている点に惹かれ、オープンキャンパスに参加しました。その際に、先生方や学生の温かさを実感し、ルーテルを受験することに決めました。
私自身の相談援助の仕事に対す
やる気のアピールが決め手に
臨床心理コース
2年井上天積
(私立東海大学附属望星高等学校出身)
私は中学生の時に、ある病気にか
かり、学校に行けなくなりました。通信制の高校へ進学し、将来何になりたいか悩んでいる時、私は自分と同じ境遇の子ども達の助けになりたいと考え、スクールカウンセラーを目指すために大学で心理学を学ぶことを決めました。しかし、受験の準備が十分にできていなかった私は、一般受験で大学に合格し、心理学を学ぶのは難しいのではないかと考えていました。
それでも、心理学を学びたくて大
学を探している時に見つけたのが る熱意を存分に伝えることができると思い、受験方法としてAO入試を選びました。AO入試は、課題の提出と面談があります。課題では、体験講座に参加した感想と、部活動で学んだことについて書きました。高校の先生方に添削をしていただき、納得のいくレポートに仕上げることができました。また、面談に向けて、高校の先生方と何度も面接練習を繰り返し行いました。緊張しやすい私は面接に苦手意識を持っていたのですが、先生方が親身になって指導して下さったおかげで、自信を持って面談に挑むことができました。当日は、オープンキャンパスや体験講座で話したことのある先生方との面談でした。大学で頑張りたいことなどを問われ、緊張して時々言 葉が詰まってしまいましたが、先生方は丁寧に頷きながら聞いて下さいました。
AO
入試に向けて重要なことは、「オープンキャンパスや体験講座に参加すること」「アピールポイントを沢山作ること」だと私は思います。まずはオープンキャンパスや体験講座に参加して実際の雰囲気を体感し、ルーテルの良さをもっと知って欲しいと思います。また、高校生活の中で、部活動やアルバイトに励んだり、学校行事で様々な役割を担ったりすることによって、自分の頑張りを面談でアピールできると思います。高校生活の一日一日を大切にしながら、自分のアピールポイントを沢山作ってみてください。
チャプレンの安部勉先生です。 本年度の講演者はヴォーリズ記念病院 きについての講演がなされてきました。 の分野からキリスト教を土台とした働 者を招き、本学が取り組む教育・研究 演会では、数多くの講演 されてきたクヌーテン講 1978年から開催
5月 訪れ、安部先生の話に耳を傾けました。 演には、約130名の学生、教職員が の出会いを通して─」としてなされた講 講演題を「いのちの輝く時─ホスピスで 9日、
建物は自然の中に溶け込む暖かさを 確かに中世ヨーロッパをイメージする ていることを紹介してくださいました。 さん一人ひとりへの心遣いがなされ ンに映しながら、ハードの面でも患者 ヴォーリズが設計した建物をスクリー は、病院の名前にもなっている宣教師 院とホスピスの説明でした。安部先生 講演の前半は、勤めておられる病
ルーテル学院大学でした。オープンキャンパスに行ってみると大学の雰囲気も良く、体験講座では学びたいことをしっかり学べると確信しました。そして、AO入試では、自分が学校にぴったりな人間だとアピールすることで受験することができると知りました。ミッション系の大学であるルーテル学院大学にとって、クリスチャンであり、心理学を学びたいという意欲がある私は大学が求めている存在だと思い、AO入試でルーテル学院大学を受験することを決めました。
の先生、塾の先生に何度も添削して 出と面談でした。課題は、親、高校 体験講座に参加した感想」の課題提 張ったこと」「オープンキャンパス、 入試内容は、「高校生の時に頑 いたという印象でした。 話していたらいつのまにか終わって いだったと思います。しかし楽しく で役に立ったことは挨拶と態度ぐら 練習した質問はほぼ聞かれず、練習 面談も塾で練習をして挑みましたが、 もらいながら何回も書き直しました。
ください。 ひルーテル学院大学を受験してみて の大学にぴったりだと思うなら、ぜ 知ってください。そして、自分はこ テルの雰囲気や、何が学べるかを ンパスや体験講座に参加して、ルー ルする受験方法です。オープンキャ 学力だけではなく、やる気をアピー ルーテル学院大学のAO入試は
A O 入 試 合 格 体 験 記
にとっても大きな学びとなったのです。 学で学び、対人援助へと向かう私たち みであり、ミッションスクールである本 ことがヴォーリズ記念病院での取り組 教えてくださいました。まさに、この 持ち、穏やかに日常を生きる大切さを りではなく、死の先にさらなる希望を が、それを終末の時として恐れるばか もが迎えなければならない死ではある て生きることについての話でした。誰 じました。講演の後半は、死を見据え さんたちの心を穏やかにするように感 持った造りであり、そこで過ごす患者宮本新任教員からのごあいさつ
新 専任講師(専門分野
キリスト教学、組織神学、宣教学)
本学を卒業して
いと思っています。 希望と可能性を学生たちと探り求めた 神「キリストの心を心とする」に学び、 てきました。建学の精 牧師として歩み、戻っ 18年。
松田 崇志 助教(専門分野
認知心理学、高齢者心理学)
本年 緒に楽しく学んでいきましょう。 なるような授業を目指しています。一 理学です。心理学を学ぶことが楽しく は認知心理学や高齢者心 した松田崇志です。専門 4月より着任しま
大曲 睦恵 助教(専門分野
子ども、グリーフサポート、メンタルヘルス)
一昨年ルーテル学院大
学大学院で博士号を取得しました。学生として通っていた頃から、ルーテルは大好きな場所です。教員として
ただくことを楽しみにしています。 話したり、学びのお手伝いをさせてい れないことだらけですが、皆さんとお 1年生で、慣
4月は新たな出会いの季節です。入学した
ル・ツナガル」をテーマに掲げました。 リエンテーションフォーラムは「ルーテ お話をすることができます。今年のオ 新入生だけではなく、先生方や先輩とも このオリエンテーションフォーラムとは リエンテーションフォーラムとなります。 1年生にとって初めての行事がオ シチューとパン作りのスタートです。調 ると現地の方から説明を受け、ビーフ レクリエーションを行いました。到着す 張がほぐれるよう、自己紹介や簡単な 出発です。バスの中では、新入生の緊 地である相模湖プレジャーフォレストへ 始まります。開会礼拝が終わると目的 フォーラムはチャペルでの開会礼拝で
AO 入試スケジュール
Ⅰ 期 Ⅱ 期
エントリー期間 4 月 30 日(月)〜 8 月 27 日(月) 4 月 30 日(月)〜10 月 15 日(月)
課 題 提 出 期 間 8 月 20 日(月)〜 9 月 3 日(月) 10 月 1 日(月)〜10 月 22 日(月)▼ 面 ▼談 日 9 月 8 日(土) 10 月 27 日(土)
出 願 許 可 発 送 9 月 13 日(木)▼ 11 月 1 日(木)
出 願 期 間 9 月 14 日(金)〜 9 月 26 日(水) 11 月 2 日(金)〜11 月 16 日(金)▼ 合 格 発 表 10 月 5 日(金)▼ 11 月 22 日(木)
〈AO 入試説明期間〉4 月 22 日(日)〜 10 月 6 日(土)
・ AO 入試の趣旨、エントリーの方法、課題などの説明をし、AO 入試ガイドを配 布します。
・ AO 入試説明は、必ず受験を希望する受験生本人が受けてください。
AO 入試に関するお問い合わせ・ご相談 0422-31-4611 [email protected]
理中はみんなで協力しなければならないので会話も自然と増え、笑い声が各班からたくさん聞こえてきました。お題にそったパンをつくるパンコンテストでは、どの班も試行錯誤しながら作成していました。そして、その日
ことができたのではないでしょうか。 なそれぞれ感謝の気持ちを込めて書く を書き合うDearカード企画。みん 緒に活動した班のメンバーにメッセージ 1日を一
いです。 生活を過ごして欲し 切にし、素敵な大学 くさんの繋がりを大 この大学でもっとた 繋がりだけでなく、 く思います。また、新入生には今回の のお手伝いができたことをとても嬉し 今年も、新入生の「ツナガル」こと
ク ヌ ー テ ン 講 演 会 報 告
チャプレン河田優オリエンテーションフォーラム副委員長子ども支援コース
4年
平川実和子(私立聖望学園高等学校出身)
オリエンテーションフォーラム報告
1 ルーテル学院だより
企画広報センター TEL 0422-32-2949 メール [email protected] FAX 0422-33-6405
お申込み・お問い合わせ先
秋 の 高校生 の ための体験講座
2018 年
9
月17
日(月・祝)要予約大学での学びを体験型の講義で高校生の皆さんにわかりやすくお伝えします。
ランチ付き
「あなたの笑顔を届けよう」
テーマ10:00〜16:00(9:30 受付開始)
高校生のための体験講座は予約制です。
9月 8日㈯
AO入試I期面談日
9月 10日㈪
〜
13日㈭
集中講義 9月 14日㈮
後期授業開始
9月 17日㈪
高校生のための体験講座オープンセミナー(大学院臨床心理学専攻)
9月 24日㈪
一日大学・神学校
9月 26日㈬
前期卒業式
9月 27日㈭
創立記念礼拝
9月 28日㈮
創立記念休日スポーツ大会
10月 6日㈯
オープンキャンパスオープンセミナー(大学院社会福祉学専攻)
10月 20日㈯
大学院入試(臨床心理学専攻 修士課程
10月期入試)
10月 27日㈯
AO入試Ⅱ期面談日
11月 3日(土)
保護者、編入、社会人のためのオープンキャンパス
11月 3日㈯・
4日㈰
愛 めぐみ祭 さい(学園祭)
11月 24日㈯
公募制推薦・社会人I期入試
12月 8日㈯
自己推薦・推薦(教会枠)入試
12月 12日㈬
クリスマス礼拝
12月 15日㈯
オープンキャンパスオープンセミナー(大学院社会福祉学専攻/臨床心理学専攻)
12月 24日㈪
通常授業終了 臨床心理コース植松
晃子 准教授
(専門分野
臨床心理学、
発達心理学)
本」についてご紹介します。 今回は「カウンセリング実技の基
Q授業では何を学ぶことができますか?A「カウンセリング実技の基本」では、カウンセリングとはどういう心理的援助なのかを理解し、それに必要なものは何かを理解することができます。特にカウンセリングを実践するカウンセラーの臨床的態度やカウンセリングを進めるための技法を中心に学びます。
Qどのような形式で学ぶのですか?A講義だけでなく、自分の心と身体を実際に動かす体験学習を取り入れています。講義で学んだ内容を自分で感じたりできるようなワークショップを実践したり、カウンセラー役とクライアント役を演じてみるロールプレイを行っています。授業の前半は講義が中心ですが、後半は体験学習が中心になっていきます。カウンセリングは知識だけではどうしても限界がありますので、自分の実感にもとづいて学びを深めてもらおうとしています。
私は保育園と、この保育園を運営し
ているセンターで行われている発達障害のある子どもたちの発達支援プログラムの音楽療法に参加させていただきました。
まきば保育園は
3~
5歳の子どもた
ちが同じクラスで共に生活する縦割り保育であり、自由保育でもありました。実習中は全力で数多くの子どもたちと接していく中で、子どもたちのやりたいことと今やるべきことがあった時に、どの程度子どもたちの意思を尊重するべきか葛藤がありました。しかし、振り返り時に子どもたちの特性、育った環境や背景も含めて丁寧にフィードバックしてくださる園長先生のおかげで納得もでき、新たな気づきも生まれました。そしてあらためて、実習での出来事をふりかえり、自分や相手の気
「 カ ウ ン セ リ ン グ 実 技 の 基 本 」 授 業 探 訪
臨床心理コース3年
大石 舞(都立太田桜台高等学校出身)
Q体験学習について詳しく教えてくださいA例えば、講義の中で「自己一致」について習ったとします。これは「カウンセリング」という心理的援助法を創始したカール・ロジャーズが提案した言葉です。“自分とはこういうものだ”という認識(自己概念)と実際に体験したことが一致していることを示します。実はなかなか難しいことなのですが、自己一致の割合が少ないと、例えば“私は親切な人間だ”という認識が、“頼まれたことが、嫌だから断る”という体験を認めがたくし、無意識に我慢を募らせたり、断った後に自分を責めたりと心理的な負担を招いてしまいます。クライアントの自己一致を支えるためにも、カウンセラーはできるだけ自分の体験に開かれ、自己一致していることが望ましいのです。さあ、このようなことを授業で習ったとしましょう。そして「では皆さんはどうですか?」と尋ねられても、おそらくあまりピンとこないのではないでしょうか。そこで体験学習を実践すると、自己一致の感覚と自己一致していない感覚について、自分の実感を通して「こういうものなのだな」と理解していくことができます。実際に体験する時間自体は平均
1分から 3分、長く
て
体験学習の面白さです。 沢山の学びが詰まっています。これが 5分ほどです。こんなに短い時間に、 A毎年 Q何人ぐらいで授業を行うのですか?
生も受講していると思います。 純粋にカウンセリングに興味のある学 わる仕事をしたいと考えている学生や、 将来、社会に出て何らかの形で人と関 公認心理師を目指す学生だけでなく、 る学生が受講できます。臨床心理士や コースといった全てのコースに所属す ども支援コース、キリスト教人間学 援助コース、地域福祉開発コース、子 臨床心理コースだけでなく、福祉相談 50人ほどです。この授業は、
Qこの授業の魅力はなんですか?Aカウンセリングや、カウンセラーの役割について理論や文献からより正確な知識を伝え、そして毎回新鮮な体験を通じて学んでいってほしいと思っています。体験学習は、自分で自分の目標を見つけて取り組むことを重視していきますので、いわば一人ひとりの学生が自分に合わせてオーダーメイドのプログラムを作っていくような授業になっていきます。言われたことをやるのではなく、自分で自分のために時間を使えるのが、この授業の魅力なのではと思います。皆が積極的に取り組みはじめると、笑ったり悔しがったり、教室全体が活気づいてくるんですよ。 持ち、行動の意図などを考察して記録をしていくことで、すこしずつ自分自身の思考の傾向や相手のことが理解できていき、次回の目標が立つ、このプロセスが徐々に楽しくなっていきました。今では心理士を目指してよかったと自分の目指す進路への自信ややる気にもつながっています。
音楽療法では、講師の先生が生徒の
意思を確認するコミュニケーションの取り方や、教室の進め方を見て信頼関係を築くラポール形成がいかに大事であるかということを改めて実感しました。また、参加するだけでなく観察することも生徒がどのように音楽に触れているかを理解することの一つの方法であり、そこからも多くのことを学びました。そして保育園の実習でも子どもたちと接するときに活かすことができました。
実習で学んだことを忘れずに、これ
からも頑張っていきたいと思います。
酷暑の夏、
7月 24日と 25日の 2日間
にわたり、
29名の高校生を迎えて「高
校生のための夏の体験講座」が開催されました。初日から参加者はコース毎に分かれてユニークなプログラムに参加しました。教員による講義、在学生による実習やインターンシップの体験報告、さらに地域の施設への見学など盛りだくさんの体験講座となりました。すでにオープンキャンパスへの参加経験のある高校生も多く、本学の雰囲気にすぐに慣れ、お互い打ち解けることができました。教室では活発な意見交換
行事予定
9
月〜 12
月臨 床 心 理 実 習 報 告
「夏の高校生のための
体験講座」 を開催して
がみられ、2日間のプログラムをとお
して、福祉、心理、キリスト教などの分野でどのような学びが本学でできるかを知ることができたとの感想を参加者より寄せていただきました。
2日目
の最後に参加者全員で集まってティータイムをして終了となりましたが、その後も個別相談への参加や受験生という立場から積極的に情報交換する姿がとても印象的でした。 教授 原島 博
NO.
136
2018.8.20 発 行
発行人
ルーテル学院大学・
日本ルーテル神学校
〒181-0015 東京都三鷹市大沢 3-10-20 TEL:0422-31-4611 FAX:0422-33-6405 市川 一宏 http://www.luther.ac.jp/