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平成

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Academic year: 2025

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平成29年度に係る業務の実績に関する評価結果 国立大学法人豊橋技術科学大学

1 全体評価

豊橋技術科学大学は、技術を支える科学の探究によって新たな技術を開発する学問、技 術科学の教育・研究を使命としている。第3期中期目標期間においては、この使命の下、

主に高等専門学校卒業生及び高等学校卒業生等を入学者として受け入れ、大学院に重点を 置き、実践的、創造的かつ指導的技術者・研究者を育成するとともに、次代を切り拓く技 術科学の研究を行うほか、社会的多様性を尊重し、地域社会との連携を強化することを通 じて、世界に開かれたトップクラスの工科系大学を目指すことを基本的な目標としている。

この目標の達成に向け、学長のリーダーシップの下、学部から大学院博士前期課程まで の6年間一貫プログラムである「グローバル技術科学アーキテクト」養成コース(GAC)

の第1期生である3年次編入者の受入を開始しているほか、「豊橋技科大版Industrial Ph.D

(産学協働による博士人材の育成)プログラム(仮)」の実施に向け、フィンランド及び日 本国内での実務訓練受入企業の開拓を行うマッチングコーディネーターを担う東フィンラ ンド大学教授をクロスアポイントメント制度により雇用するなど、「法人の基本的な目標」

に沿って計画的に取り組んでいることが認められる。

(「戦略性が高く意欲的な目標・計画」の取組状況について)

第3期中期目標期間における「戦略性が高く意欲的な目標・計画」について、平成29年 度は主に以下の取組を実施し、法人の機能強化に向けて積極的に取り組んでいる。

○ 地域の課題解決及び高度技術者育成につながる「社会人向け実践教育プログラム」を 学内公募のうえ、産業技術科学分野及び地域社会基盤分野として13の講座を開講すると ともに、地域の産学官が連携する「社会人キャリアアップ連携協議会」に参画し、シン ポジウム等を通して、地域に根差したアウトリーチ活動を行っている。(ユニット「本学 の機能をさらに強化した組織整備による『グローバルリーダー』と『地域創生人材』の 育成」に関する取組)

○ 学部から大学院博士前期課程までの6年間一貫プログラムである「グローバル技術科 学アーキテクト」養成コース(GAC)の第1期生である3年次編入者の受入を平成29年度 より開始し、英日バイリンガル講義をはじめとしたグローバル・コミュニケーションを 涵養するプログラムを展開している。また、GAC1年次入学者についても平成30年度入学 者の募集を行い、10名の入学者を得ている。(ユニット「『グローバル技術科学アーキテ クト』養成キャンパスの創成」に関する取組)

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- 2 - 2 項目別評価

<評価結果の概況> 特 筆 一定の

注目事項 順 調 おおむね

順調 遅れ 重大な 改善事項

(1)業務運営の改善及び効率化 ○

(2)財務内容の改善 ○

(3)自己点検・評価及び情報提供 ○

(4)その他業務運営 ○

Ⅰ.業務運営・財務内容等の状況

(1)業務運営の改善及び効率化に関する目標

①組織運営の改善 ②教育研究組織の見直し ③事務等の効率化・合理化

【評定】中期計画の達成に向けて順調に進んでいる

(理由) 年度計画の記載14事項全てが「年度計画を上回って実施している」又は「年度 計画を十分に実施している」と認められるとともに、下記の状況等を総合的に勘 案したことによる。

平成29年度の実績のうち、下記の事項について注目される。

○ 企業役員を理事に任命したことによる産学連携活動の活性化

平成29年度から企業役員を経営戦略担当理事(非常勤)として任命し、大学運営に企 業経営の視点を取り入れる体制を構築するとともに、商工会議所の大学見学会や個別企 業の研究室訪問の企画等、同理事が産学連携の橋渡し役として活動することで、組織対 組織の機関連携型共同研究協定の締結等の成果に繋がっている。

(2)財務内容の改善に関する目標

①外部研究資金、寄附金その他の自己収入の増加 ②経費の抑制 ③資産の運用管理の改善

【評定】中期計画の達成に向けて順調に進んでいる

(理由) 年度計画の記載3事項全てが「年度計画を上回って実施している」又は「年度 計画を十分に実施している」と認められること等を総合的に勘案したことによ る。

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48 豊橋技術科学大学

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(3)自己点検・評価及び当該状況に係る情報の提供に関する目標

①評価の充実 ②情報公開や情報発信等の推進

【評定】中期計画の達成に向けて順調に進んでいる

(理由) 年度計画の記載3事項全てが「年度計画を上回って実施している」又は「年度 計画を十分に実施している」と認められること等を総合的に勘案したことによる。

(4)その他業務運営に関する重要目標

①施設設備の整備・活用等 ②安全管理 ③法令遵守等

【評定】中期計画の達成に向けて順調に進んでいる

(理由) 年度計画の記載8事項全てが「年度計画を上回って実施している」又は「年度 計画を十分に実施している」と認められるとともに、下記の状況等を総合的に勘 案したことによる。

平成29年度の実績のうち、下記の事項について注目される。

○ 学生に対する支援の充実

合理的配慮を受けている学生への満足度調査及び合理的配慮提供に関与している教員 への調査を実施し、合理的配慮を希望する学生等が理解しやすいように申請手順の流れ を改善したほか、入学を予定している障害のある学生の出身学校を訪問して必要となる 支援内容を調査し、関係教職員により構成する作業部会を設置して事前準備を進めるこ とで、入学後のスムーズな合理的配慮の提供に繋げている。

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Ⅱ.教育研究等の質の向上の状況 平成29年度の実績のうち、下記の事項について注目される。

○ 国際的通用性を備えた事務職員の育成

多文化共生及びグローバルキャンパスの実現に向けた国際的通用性を備えた事務職員 の育成を目的に、海外大学への事務職員派遣研修を実施している。平成29年度末時点で の事務職員における海外研修経験者の割合は約47%(63/134名)となっており、海外研 修を受講した職員は留学生を含めた外国人に対する窓口対応や手続き書類の英文化等、

国際化に関する業務を中心的に担っている。

○ 産学協働による博士人材育成プログラムの実施に向けた取組

「豊橋技科大版Industrial Ph.D(産学協働による博士人材の育成)プログラム(仮)」の 実施に向け、東フィンランド大学との大学院博士前期課程ダブルティグリー・プログラ ムの開設に関するワーキンググループを設置して検討を行い、平成30年1月に協定を調 印するとともに、協定に先行してフィンランド及び日本国内での実務訓練受入企業の開 拓を行うマッチングコーディネーターを担う東フィンランド大学教授をクロスアポイン トメント制度により雇用している。

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登壇者 PROFILE 高尾 英邦 香川大学 創造工学部 教授/微細構造デバイス統合研究センター長 1991 年 高松工業高等専門学校 電気工学科卒業, 同年 豊橋技術科学大学 工学部 電気・電子工学課程 3 年次編入学, 1998 年 豊橋技術科学大学大学院 博士後期課程修了,博士(工学), 2014 年 香川大学 工学部 知能機械システム工学科 教授,