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年度春期 数学演習I[情報理工学科クラス] - Sophia

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Academic year: 2024

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2020 年度春期 数学演習 I [情報理工学科クラス]

演習課題(第1回:05/25) 微分積分演習担当:角皆(つのがい)

本科目では、主に隔週で講義「数学AI(線型代数)」「数学BI(微分積分)」の内容、ま た、一部は両科目の枠に拘らず融合的に数学の学修の基礎となる内容の、理解を深める演 習を行なう。このうち、微分積分演習および融合演習を担当する。両担当者で授業の進め 方が若干異なる可能性があるので、その回の担当者の指示に従うこと。

答案(の文字および内容)を整理して適切に清書する練習を兼ねて、問題は一旦各自の ノートに解き、提出分の問題については清書して提出することを奨める。次の回以降に補 足解説をすることがあるが、その際は各自で自分が解いたノートの答案を参照せよ。

授業時には、まず例題について解説する。その後、他の問題に取り組むこと。授業終了 時の提出課題は を付けた問題を基本(必須)として、興味と意欲があれば、他の問題 にも取組み、1〜2問程度を追加で提出せよ。

演習時間中に質問があれば、ミュート解除して声を掛けるか、チャットを送られたい。

出来るだけ対応して補足解説をする予定である。事前にmoodleのフォーラムで質問する こと、また、質問以外の問題提起・話題提供も歓迎・推奨する。

1. 不等式による評価・ε-δ流の極限の定式化 (05/28)

例題1-1 α, β を定数とする。|x−α|< ε,|y−β|< ε のとき、|(x+y)(α+β)| お よび|(x−y)(α−β)| を、ε を用いて上から評価せよ。

1-1. α, β を定数とする。|x−α| < ε,|y−β| < ε のとき、|xy−αβ| を、α, β, ε を用いて上から評価せよ。ただし、ε が 0 に近付くとき、この上界も 0 に近付くように せよ。

例題1-2 関数の収束のε-δ 流の定義について、関数f について、

(1) 「xa に近付くときf(x)が α に収束する」すなわち「x−→af(x)−→α

ということを、論理記号を交えて記述せよ。

(2) 上の否定命題、すなわち「『x −→ af(x)−→ α 』でない」ということを、論 理記号を交えて記述せよ。

1-2. 関数の連続性の ε-δ 流の定義について、

(1) 「関数fx=a で連続である」ということを、論理記号を交えて記述せよ。

(2) 「関数fx=a で連続でない」ということを、論理記号を交えて記述せよ。

例題1-3 = 0 に対してf(x) = sin1

x で定義される関数f について、x−→0のとき f(x)−→0 ではないことを示せ。(もっと言うと、どんな実数a に対しても、x−→0 の とき f(x)−→a ではない(つまり fx−→0 でいかなる値にも収束しない)。こちら を示しても良い。)

1-3. 実数 x∈R に対し、x を超えない最大の整数を [x],⌊x⌋ 等と書き、x の整数 部分(integer part)と呼ぶ:

⌊x⌋:= max{n∈Z |n ≤x} .

これで定まる関数 f(x) =⌊x⌋ について、整数 n Z に対し、fx=n で連続でない ことを示せ。

1-4. x ̸= 0 に対して f(x) = xsin1

x で定義される関数 f について、x −→ 0 のと き f(x)−→0 (即ち lim

x0xsin1

x = 0) であることを証明せよ。

例題1-4 (極限の一意性)関数fx−→af(x)−→α かつ f(x)−→β ならば、

α = β であることを示せ。(従って、fx−→ a での極限値が存在すれば一意であり、

この一意に定まる値を lim

x−→af(x) と書く。)

例題1-5 lim

xaf(x) = b,lim

xag(x) =c のとき、lim

xa(f(x) +g(x)) = b+c となることを 示せ。

—2020年度春期 数学演習I (担当:角皆・都築) 1—

(2)

1-5. 前問の状況で、lim

xa(f(x)−g(x)) = b−c となることを示せ。

1-6. 前問の状況で、lim

x→a(f(x)g(x)) = bc となることを示せ。

1-7. 自然数 n N に対して、関数 f(x) = xn が、任意の実数 a に対して x =a で連続であることを示せ。(ヒント:直接に二項定理で展開して三角不等式で処理しても 良いし、前問を使って帰納法で示しても良い。自然数 n に対する xn の定義がそもそも

xn:=

{

1 (n= 0)

xn1·x (n≥1)

だと考えれば、それに沿って帰納法で示すのはむしろ自然で、こちらの方が定義通りの証 明と言えるのかも。)

1-8. 多項式P(x) =

n i=0

anxn = anxn+an1xn1 +· · ·+a1x+a0 で定まる関数 f(x) = P(x) が、任意の実数 a に対して x=a で連続であることを示せ。

例題1-6 = 0 なる実数に対して定義される関数 f(x) = 1

x が、任意の実数 = 0 に 対して x=a で連続であることを示せ。

1-9. 関数 fx=a で連続で、かつf(a)̸= 0 であるとする。

(1) 或るε >0 と c >0 とが存在して、|x−a|< ε のとき|f(x)|> c >0 となること を示せ。(簡単のためにf(a)>0として考えても良い。このときは、f(x)> c >0 を示すことになる。)

(2) lim

xa

1

f(x) = 1

f(a) (即ち、 1

f(x) も x = a で連続)となることを示せ。(ヒント:

評価の中で前小問を用いる。)

例題1-7 関数fx=a で微分可能なら、x=a で連続であることを示せ。

1-10. 関数 fx =a で微分可能で、f(a)>0 のとき、或る δ >0 が存在して、

a < x < a+δ ならば f(x) > f(a)、およびa−δ < x < a ならば f(x) < f(a) となる

x=a で増加の状態にある)ことを示せ。

1-11. 次で定義される関数 fx= 0 で(も)連続である(問1参照):

f(x) =



xsin1

x (= 0)

0 (x= 0)

fx= 0 で微分不可能であることを示せ。

1-12. 次で定義される関数

f(x) =



x2sin1

x (= 0)

0 (x= 0)

について、x= 0 で(連続であり、かつ)微分可能であることを示せ。

—2020年度春期 数学演習I (担当:角皆・都築) 2—

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