授業科目名 ダイバーシティ社会と障害
科目番号 CE22021
単位数 2.0単位 標準履修年次 2年次 時間割 秋ABC随時
担当教員 岡 典子
授業概要 社会における多様性の本質と意味について、主として障害に焦点を当てながら基本的 事項を講述するとともに、ダイバーシティ社会を実現するとはいかなることであるの かについて考えていく。
備考 2012年度までの障害者教育移行支援論に相当。
2014年度開講せず。
詳細後日周知
授業形態 講義
授業の到達目標 ダイバーシティ社会を実現するとはいかなることであるのかを考察するため、社会に おける多様性の本質と意味について、主として障害に焦点を当てながら基本的事項を 理解する。
授業計画 第1回オリエンテーション
第2回ダイバーシティの定義と種類
第3回社会における差異・逸脱・多様性とその成立要因
第4回障害と他のマイノリティ問題との関係(1)障害と人種・エスニシティ 第5回障害と他のマイノリティ問題との関係(2)障害と貧困
第6回障害と他のマイノリティ問題との関係(3)障害とジェンダー 第7回障害と政治
第8回障害と経済 第9回障害と教育 第10回障害と宗教
第11回諸外国におけるダイバーシティをめぐる諸課題(1)アメリカ・カナダを中心 に
第12回諸外国におけるダイバーシティをめぐる諸課題(2)欧州を中心に
第13回諸外国におけるダイバーシティをめぐる諸課題(3)東アジア諸国を中心に 第14回日本におけるダイバーシティの本質と課題
第15回ダイバーシティの展開過程
第16回ダイバーシティとインクルージョン
第17回ダイバーシティ社会における平等性―アファーマティブ・アクションをめぐ る議論―
第18回ダイバーシティ社会における個と集団の関係 第19回ダイバーシティ社会における自由と共通善 第20回総括
履修条件
評価方法 授業時に指示する課題、および学期末レポートの結果を総合して評価する 授業外における学習の
方法
授業時に提示する資料や参考図書に目を通すことは当然であるが、それ以外にも関連 文献などの検索・収集を通じて自発的に情報収集を行い、予習・復習に役立てること
教科書 とくに指定しない
参考図書 授業時に随時紹介する オフィスアワー 火曜日13:00˜14:00
人間系学系B棟B234
受講生に望むこと 新聞、インターネット等を含む幅広い情報ソースを活用して、日本あるいは国際社会 において今何が起きているのか、それらの諸問題が差異や多様性の問題とどのように 絡み合っているのかについて考える習慣をつけてほしい。
キーワード 人種・エスニシティ,文化的・宗教的背景,政治的信条,社会階層,障害,ジェンダー