授業科目名 相談援助の理論と方法I
科目番号 CE31401
単位数 2.0単位 標準履修年次 2年次 時間割 春BC集中 担当教員
授業概要 (総論)社会福祉援助実践の方法論(=ソーシャルワーク論)の基礎となる援助の思想 と歴史,援助(ケア)の視点と技法(援助実践モデルとアプローチ)について具体的な 事例を活用しながら検討したい。さらに,対人援助職としてのあり方について問いか けながら,各自の相談援助の方法論を考える契機としたい。
備考 社会福祉士国家試験受験資格指定科目。2012年度までのCE31151と同一。
授業形態 講義
授業の到達目標 1)相談援助における人と環境との交互作用に関する理論について理解できる。
2)相談援助の対象と様々な実践モデルについて理解できる。
3)相談援助の過程とそれに係わる知識と技術について理解する。
4)相談援助における事例分析の意義や方法について理解できる。
5)相談援助の実際について理解できる。
授業計画 1.人と環境の交互作用の理論と生活理解の方法 1˜3 回 システム理論の理解と生活理解の方法の実際
(一般システム理論,サイバネティックス,自己組織性,援助のための生活理論その他) 2.相談援助の対象論と援助の原則論の検討
4˜6 回 相談援助の対象の概念と範囲の理解 3.ソーシャルワークの実践モデルの検討 7 回 治療モデルとは何か。
8 回 生活モデルとは何か。
9 回 ストレングスモデルとは何か。
4.ソーシャルワークの援助アプローチの検討 10回 心理社会的アプローチとは何か。
11回 機能的アプローチとは何か。
12回 問題解決アプローチ 13回 課題中心アプローチ 14回 危機介入アプローチ 15回 行動変容アプローチ
16回 エンパワーメントアプローチ・まとめ 5.事例分析と相談援助の実際
17˜20 回 事例分析の方法と援助実践的視点の検討・まとめ
履修条件
評価方法 出席,課題レポート,期末試験等を総合して評価する。
授業外における学習の 方法
教科書 植田章・結城俊哉共編著『社会福祉方法原論の展開』高菅出版2007年
結城俊哉著『ケアのフォークロア:対人援助の基本原則と展開方法を考える』高菅出版 2013年
その他,開講時に適宜指示する。
参考図書 授業の進度に応じて紹介する。
オフィスアワー 木曜日・昼休みの時間帯
受講生に望むこと 講義中に受講生の考え,意見・発言を求めますので積極的な参加をお願いします。
キーワード (総論)社会福祉援助実践の方法論(=ソーシャルワーク論)の基礎となる援助の思想 と歴史,援助の視点と技法(援助実践モデルとアプローチ)について具体的な事例を 活用しながら検討したい。さらに,対人援助職としてのあり方について問いかけなが ら,各自の社会福祉援助方法・技術論を一緒に考える契機としたい。,*一般システム 理論,治療モデル,生活モデル,ストレングスモデル,心理社会的アプローチ,機能的ア プローチ,問題解決アプローチ,課題中心アプローチ,危機介入アプローチ,行動変容 アプローチ,エンパワメントアプローチ