授業科目名 点字の実際
科目番号 CE23061
単位数 1.0単位 標準履修年次 3年次 時間割 秋ABC集中 担当教員
授業概要 点字の歴史、構成、表記法などの理論的な面を学ぶとともに、点字器、点字タイプラ イターを用いた実習を行う。また、パソコン点訳の理論と実際について実習をまじえ て学ぶ。
備考 西暦偶数年度開講。
授業形態 講義
授業の到達目標 点字の歴史や構造を理解するとともに、点字の現代的意味を学ぶことを目的とする。
授業計画 以下のようなテーマで講義を行う。
第1回視覚障害とは
第2回視覚障害心理学の枠組み 第3回盲児の成長・発達 第4回盲児の行動と言語
第5回聴覚の特性と空間概念の形成 第6回触覚の特性とその発達 第7回失明の心理学的意味
第8回中途失明とリハビリテーション 第9回社会との関わり
第10回今後の課題 履修条件
評価方法 点字の習得度、課題レポート又は試験結果に出席状況を加味してA―Dの4段階評 価を行う。
授業外における学習の 方法
教科書 1. 日本点字図書館編(2002)『点訳のしおり』日本点字図書館(500円程度) 2. プラスチック製懐中点字器(6行30マス片面書き)
(1100円程度)(1,2は必須項目、授業開始後に一括購入の予定)
参考図書 1. 点字表記辞典改訂新版編集委員会編 (2002)『点字表記辞典』日本盲人福祉研究会 2. 日本点字委員会編(2002)『日本点字表記法( 2001年版)』日本点字委員会 3. 大河原欽吾 (1987)『点字発達史』点字発達史復刊委員会( 1937年培風館) オフィスアワー
受講生に望むこと ・点字の読み書きの復習。
・日常生活で目にする点字にも日頃から注意を払うこと。
キーワード 点字・点字の歴史・点字の構成・点字の読み書き・点字タイプライター・点字の市民 権