教員の教育研究活動について
(1)教員の研究活動の状況について
本学教員の学術論文発表件数は概ね年間700件以上で推移している。
なお,「大学ランキング2009年版」(朝日新聞社,p.227)によれば,2003〜2007年の5年 間の教員一人当たりの論文数は17.44報であり,全国の大学中第9位である。
国際会議等の発表数は年平均で700 件程度(教員一人当たり3.3件)であり,国内会議の 発表件数は年平均1350件程度(教員一人当たり6.3件)である。
また,国内外学会での招待講演件数は年平均200件程度ある。
以上の結果は,本学の研究活動が活発であり,多くの成果を挙げていることを示してい るとともに,国内外で評価される高い水準の研究が行われていることを示している。
(以下集計結果 :「教員の研究業績データ」より)
1.学術論文
・国内外の学術雑誌等で発表した学術論文
対象期間: H15〜H19まで 対象論文: 3,638編
発行年 論文数
H15年 659 H16年 715 H17年 740 H18年 775
0 100 200 300 400 500 600 700 800
H15年 H16年 H17年 H18年 H19年
学術論文数の推移
2.審査付き国際会議論文
・国際学術会議等で発表した会議録(Proceedings)
対象期間: H15〜H19まで 対象論文: 3,491編
発行年 論文数
H15年 620 H16年 676 H17年 779 H18年 756 H19年 660
0 100 200 300 400 500 600 700 800
H15年 H16年 H17年 H18年 H19年
国際学術会議等で発表した会議録数の推移
3.国内会議論文
・国内学術会議等で発表した会議録
対象期間: H15〜H19まで 対象論文: 6,714編
発行年 論文数
H15年 1171 H16年 1293 H17年 1396 H18年 1381
0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 1100 1200 1300 1400 1500
H15年 H16年 H17年 H18年 H19年
国内学術会議等で発表した会議録数の推移
4.招待講演
・招待された国内外での講演
対象期間: H15〜H19まで 対象論文: 1,007件
発表年 件数
H15年 154 H16年 197 H17年 206 H18年 226 H19年 224
0 100 200 300
H15年 H16年 H17年 H18年 H19年
招待講演数の推移
(2)教員の教育活動の状況について
教育活動の個人評価は,本学で定めた個人評価実施要項に基づき 18 年度から毎年度実 施している。
個人評価の評価項目・評価基準は,担当授業数,学部,大学院それぞれの研究指導学生数,
学生による授業アンケートの結果などを考慮して本学が独自に設定した個人評価基準に基づ く。
個人評価の集計結果から,教授・准教授・講師の約82%が評点60点以上の教育活動を 実施していた。
助教・助手は,本学の規定により講義の担当が少ないか,若しくは担当しないため,教 授・准教授・講師と同じ基準で評価した評点は低くなる傾向にあり,評点分布の最頻値が 教授・准教授・講師が60〜79点であるのに対して40点〜59点であった。
助教・助手の教育活動も含めた全教員の評価について調べると,評点 40 点以上の教員 の割合は全教員の約89%に達し,全体的に活発な教育活動を行っているといえる。
(以下集計結果 :「平成 20 年度教員の個人評価の集計結果」より)
平成20年度 評価結果の集計(教育領域)
分布人数 分布割合
全体 教授 准教授・
講師 助教・
助手
計 教授 准教授・
講師 助教・
助手
全体
20点未満 0 0 2 2 0% 0% 5% 1%
20〜39点 1 3 9 13 1% 4% 23% 7%
40〜59点 8 12 22 42 12% 17% 56% 23%
60〜79点 34 42 6 82 49% 59% 15% 46%
80点以上 26 14 0 40 38% 20% 0% 22%
計 69 71 39 179 100% 100% 100% 100%
* 平成20年10月20日時点の集計
* 役職は平成20年9月1日を基準としている 0 0 2 1 3
9 8
12 22
34 42
6
26
14
0 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45
(人)
20点未満 20〜39点 40〜59点 60〜79点 80点以上
<教育領域評点の分布>
教授
准教授・講師 助教・助手