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教 員 業 績

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(1)

教 員 業 績

フリガナ チ ョ ウ ウ ジン

氏 名 趙 佑 鎮

学 歴

年 月 事 項

昭和

60

2

月 韓国景福高校卒業、同年

3

月に韓国延世大学経営学部入学

平成元年

2

月 韓国延世大学経営学部卒業、これ以降、日本文部省奨学生として日本に留学

平成

10

3

月 慶応義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得満期退学

平成

13

3

月 慶応義塾大学大学院商学研究科商学博士学位取得

職 歴

年 月 事 項

平成

10

4

月 かながわサイエンスパーク 専門研究員(平成

11

8

月迄)

平成

11

9

月 青森公立大学経営経済学部専任講師、助教授、准教授(平成

21

3

月迄)

平成

21

4

月 多摩大学経営情報学部准教授を経て現在に至る

学 会 及 び 社 会 に お け る 活 動 等

現在所属している学

会 日本商業学会、日本ベンチャー学会、国際アジア共同体学会理事

賞 罰

年 月 事 項

昭和

63

2

1987

年秋学期韓国延世大学経営学部成績優秀賞

昭和

63

8

1988

年春学期韓国延世大学経営学部成績優秀賞

平成

17

8

月 アジアサイエンスパーク協会特別功労賞

平成

26

7

月 平成

25

年度 教育職員授業評価表彰状

平成

27

10

月 平成

27

年度春学期 教育職員授業評価表彰状(立志論Ⅲ)

(2)

平成

28

4

月 平成

27

年度秋学期 教育職員授業評価表彰状(マーケティングマネジメント論)

平成

28

10

月 平成

28

年度春学期 教育職員授業評価表彰状(韓国語Ⅰ)

平成

29

4

月 平成

28

年度秋学期 教育職員授業評価褒章状(韓国語Ⅱ) 及び (マーケティングマ ネジメント論)

平成

29

10

月 平成

29

年度春学期 教育職員授業評価褒章状(アントレプレナーシップ論)

平成

30

10

月 平成

30

年度春学期 教育職員授業評価褒章状(アントレプレナーシップ論)

平成

31

3

月 田村学園永年勤続表彰状

平成

31

4

月 平成

30

年度秋学期 教育職員授業評価褒章状(マーケティングマネジメント論)

(3)

研 究 分 野 研究内容のキーワード

商学、経営学 マーケティング、流通、商業、企業経営、ベンチャー企業、韓国

教 育 上 の 能 力 に 関 す る 事 項

事 項 年 月 日 概 要

1 教育方法の実践例 平成21~25年度 マーケティングマネジメント論と立志論Ⅲ(立志起

業家論)の授業方針と目的を、「学生に興味を誘発 させ授業内容が明確であり現実の企業行動を理解さ せることによって、将来の学生進路を送るうえで役 立たせること」においた。そのために配布資料(事 例論文、新聞、雑誌)を豊富にしてこれらをマーケ ティング理論に対応したかたちで解説し、理論と対 応する内容のビデオ学習やマーケティング実務者の ゲスト講演も適時行った。

2 作成した教科書,教材

3 教育上の能力に関する大学等の評価 平成21~24年度 マーケティングマネジメント授業における平成 23 年の大学が実施した「学生からみた授業評価」アン ケートによると、総合評価に該当する項目「あなた にとって有益(効果的)でしたか」の評価点数は、

4.27(5点満点、学校全体平均3.76)であった。同

じく、平成 23 年の立志論Ⅲ(立志起業家論)授業 のアンケートの総合評価点数は、4.20であり、他の 項目も概ね 4点台であった。また、平成 24 年の韓 国語Ⅱ授業のアンケートの総合評価点数は、4.71で あり、総括すると、担当授業科目の概ね総合評価 4 点台を達成維持している。

4 実務の経験を有する者についての特記事項

青森県公開講座講師 平成13年 青森県主催市民講座「中心市街地活性化につい て」講師

多摩大学コミュニティーカレッジ文化教養講座講師 平成22年9月 多摩大学主催「韓国人の教育、生活、幸せ」

講師

青森公立大学 公開セミナー講師 平成19年、20年 青森公立大学大学院主催「中小企業と現代マーケ ティングの潮流」、「グローバル化と地域イノベー ションシステム」講師

富山県委託調査研究『富山・韓国・ロシアの産 業及び経済交流の可能性研究調査』

平成14年5月 発刊

富山県委託調査研究として、環日本海交流事業にお ける、富山県、韓国、ロシアの経済交流の可能性 を、主に、IT産業と伝統産業の融合や産学官連携 拠点として成長著しいサイエンスパークとの交流の 観点から政策提言している。

ホスピタリティ向上事業インバウンド対応ウェル カムセミナー講師

平成19年 青森市/青森地域雇用機会増大促進協議会主「韓 国の理解とサービス・ホスピタリティー」講師 青森公立大学公開講座講師 平成15年 青森公立大学主催「会社を創って独立しましょう

-そのノウハウを学ぶ-、第 3 回 顧客をつか む」講師

青森県「結集!あおもり人材力フォーラム~はや ぶさ時代の人づくりイノベーション~」

平成22年11月20日 青森県主催、基礎講演「人材育成の世界潮流」

オーブンカレッジ「21世紀を胆うリーダー養成講 座」講師

平成19年 淑徳大学主催「韓国と日本の経営、リーダーシッ ブ」講師

公務員研修講座講師 平成16,17

,

18,19,

20

,

21年

青森県自治研修所主催 「公共マーケティング」

講師 多摩大学 地域活性化フォーラム2010 企画・報

告・パネリスト司会

平成22年11月 多摩大学主催、「企業人材育成フォーラム:志企業 の創業支援と人材育成-奇跡の人材育成から何を学 ぶか」

埼玉県 「第2回埼玉アジアフォーラム」 平成24年10月5 日

埼玉県主催、基礎講演とパネルディスカッション司会

「日本と韓国が学び合う人材育成」

(4)

韓国 第7・8・9・10・11・12回済州平和フォーラム (New Trends and the Future of Asia)

平成23~29年5月

~6月の間の2泊3日 または4泊5日

韓国外交部・済州島・済州国際自由都市開発機構主 催、討議報告者 及び 多摩大生及び日本経営者 訪問団のコーディネート (6年連続担当)

埼玉県「グローバル・リーダー研修」 埼玉県内大 学生対象

平成24年10月6 日

埼玉県主催 「異文化理解とアジア共同体」講演

多摩大学&アジアサイエンスパーク協会 「多摩 グローカル科学技術フォーラム -Business Meeting ASIA 2013 TAMA」

平成25年2月1日 多摩大学主催、企画・渉外・司会のコーディネート

東海大学SAS講演会 平成25年6月14 日

東海大学主催、「地域イノベーションと日韓協力」

青森県高等学校教育研究会地理歴史科公民科部会 講演

平成25年8月19 日

青森県高等学校教育研究会主催、三本木高校、「日 韓が学びあう歴史と地域活性化」

多摩市関戸地球大学院 講演会 平成25年11月1 日

多摩市主催、多摩市立関戸公民館、「アジアの平和 問題を考える」

青森市経済懇談会 司会コーディネート 平成26年7月11 日

青森市主催、中野サンプラザ、「地域資源を最大限 活用したまちつくり」

板橋区役所幹部研修 講演 平成27年11月9 日

板橋区役所主催、板橋区役所、「自治体の人材育 成」

多摩大学T-STUDIO 公開市民講座 講演 平成27年~29年 多摩大学主催「朝鮮王朝の歴史の窓からⅠ~Ⅲ」

(3年連続担当)

倫理法人会モーニングセミナー講演 平成29年4月3日 四谷倫理法人会主催「アジアの平和問題と済州フォ ーラム」

人間開発研究院夏季経営者セミナー企画・講演 平成29年8月 人間開発研究院主催 北海道 「日本企業のイノベ ーション」

韓国華城市・EJCアカデミー 講演 平成29年9月 韓国華城市・EJCアカデミー主催「日本企業への就 職と職場文化」華城商工会議所

株式会社ケイエスピー創立30周年記念国際シン ポジウム~KSP30年の歩みとサイエンス・リ サーチパーク発展の軌跡~

平成29年3月23 日

国際連携セッションファシリテーター、ラップアッ プセッションパネリスト

職 務 上 の 実 績 に 関 す る 事 項

〆、

事 項 年 月 日 概 要

1 資格,免許 2 特許等

3 実務の経験を有する者についての特記事項

官公需共同受注事業事務処理調査研究事業委員会 平成13年~平成14 年

委員、青森県石油商業協同組合

(財)川崎市産業振興財団新産業政策研究所 平成13年~現在に至

客員研究員、川崎市 国際アジア共同体学会 平成19年~現在に至

理事、学会

あおもりグローバル産業フロンティアゾーン検討 委員会

平成14年 委員、青森県 背森県中小企業経営革新計画承認審査会 平成14年~平成21

委員、青森県

(株)かながわサイエンスパーク 平成14年~現在に至

アソシエーツ

(社)韓国人間開発研究院 平成14年~現在に至

諮問教授、(社)韓国人間開発研究院 青森県中小企業経営革新支援事業費交付審査会 平成14年~平成21

委員、青森県 青森市新製品開発審査会 平成15年~平成21

委員、青森市 青森県指導経営革新支援事業補助金交付審査会 平成15年~平成21

委員、青森県 青森県コミュニティベンチャー認定委員会 平成16年~平成18

委員、青森県 青森県職務発明等審査会 平成17年~平成21

委員、青森県 青森県立志挑戦塾 平成20年、平成22

塾長補佐(平成20年)/フォーラム企画(平成22 年)、青森県

(5)

(社)アジアサイエンスパーク協会(AS PA) 平成17年~現在に至 る

企画委員、アジア地域

青森県女性起業を核としたミニクラスター創出事 業プラン選定会議

平成20年~平成21 年

委員/専門アドバイザー、青森県

AS PA海外金融エグゼクティブセミナー 平成17,18年、19年 企画コーディネーター。 日本の地方銀行及び信用 組合の頭取(理事長)、役員を対象にアジアサイエン スバークセミナーを企画。日本の金融庁の「金融改 革プログラム」の中に、「地域の再生・活性化」

「産学連携」が取り上げられているが、地方金融機 関におけるアジアの地域間交流及びサイエンスパー クを通じての地域活性化のヒントを得ようとするの を目的とするセミナー(韓国滞在4泊5日)を計4 回実施。(社)アジアサイエンスパーク協会 青森市中央卸売市場取引委員会 平成20年~平成21

委員、青森市 Business Meeting ASIA 2009、2010 平成21年~平成22

企画委員、(社)アジアサイエンスパーク協会 計 3回実施

青森県&青森公立大学 高校生MBA講座 平成23,24年 講師、青森県 三菱総合研究所 プラチナ構想ネットワーク 平成22年~24年 講師、三菱総合研究所 青森公立大学大学院 経営経済学研究科 平成21年~平成27

非常勤講師、大学院「流通論特論」講義、青森公立 大学

済州島 済州平和フォーラム諮問委員 平成27年~現在に至 る

日本関係諮問委員

研 究 業 績 等 に 関 す る 事 項

著書,学術論文等の 名称

単 著 共 著 の 別

発行又は 発表の 年 月

発行所,発表雑誌等 又

は発表学会等の名称

概 要

(著書)

1久保孝雄、原田誠司編著

『知識経済とサイエンスパー クーグローバル時代の起業都 市戦略』

共著 平成13年10月 日本評論社 韓国のサイエンスパーク運動の展開過程を追いなが ら、国家競争力とサイエンスパークの関係について 考察している。繊国のサイエンスパークの特徴を、

日本との比較の視点から「大学の積極的活用」、

「事業の役割分担」、「第3セクター運営」につい て指摘し、さらには、韓国のサイエンスパーク及び ベンチャー支援制度における今後の展望と課題につ いて述べている。「第9章 韓国のサイエンスパー ク運動」258-274ヘージ 久保孝雄、馬場昭男、原 田誠司、飯沼和正、山田慎二、中西英治、古川勇 二、塚本芳昭、岡本義行、趙佑鎮 、石川久雄 2 進藤栄一、平川均編著

『東アジア共同体を設計す る』

共者 平成18年6月 日本経済評論社 イノベーションにおけるアジアの時代状況を述べ、

イノベーションを体系的に加速させるシステムとし てのサイエンスパークが地域対地域間の交流を進め ることでアジアの共同体的結びつきを強めるという 展望を示す。そのためにまず、アジアに広がるサイ エンスパーク運動を概観し、次に、これらのサイエ ンスパークをネットワークし、「イノベーション・

アジア」への貢献を目指している国際民間機構の事 例を取り上げる。そのなかで、地域レベルの協力モ デルのあり方とアジア共同体への意義について論じ ている。「イノベーション・アジアの構想」134- 144ページ 進藤栄一、平川均、堤雅彦、上川孝 夫、金子由則、丸川知雄、安田英土、李志東、後藤 康浩、広吉勝治、沢井安勇、白石昌也、李鋼哲、豊 田隆、趙佑鎖 、広井良典、ユン文九、岩浅昌幸、

加藤朗、林亮、リ種元、カン英之、加々美光行、朱 建栄、鈴木隆、首藤もと子、黒川修司、山下栄次、

萩原伸次郎、箕輪真理、鳥居高、佐渡友哲、小野沢 正喜

(6)

3 趙佑鎭、梁 炳武 編著

『奇跡を呼びこむ人-イノ ベーション の起点、韓国と日本と松下 イズム-』

共編著 平成22年11 月 悠雲舎

韓国南部にある人口約5万人の長城郡の初代民 選郡守となった金興植氏は徹底した民間の経営 マインドで自治体改革を推進し、地域活性化に 成功した。無名であった小さな田舎の村に起こ った奇跡は地域イノベーションのモデルとして 韓国の大統領やマスコミから注目されたのだ が、その中心にあったのが「教育」であった。

「世の中を変えるのは人だが、人を変えるのは 教育である」という信念のもと、金郡守が毎週 開く各界の名士を講師とした「長城アカデミ ー」に参加した公務員と住民の意識は劇的に変 化し、創意工夫と情熱が格段に向上。多くの工 場誘致や行政賞の受賞、観光事業に成功した実 話は、地方自治改革のみならず、事業を営む民 間会社、教育機関、非営利組織、プロジェクト チームなど、あらゆる組織の改革に通じるもの である。後段には、人づくりに先駆的な日本の 3県2市1町における人づくりの事例も掲載さ れている。「人づくり」、「育てる経営」には 誰も異論はなかろうが、いざ組織内で敢然と実 践するには躊躇いがあるご時世の中、本書は、

人材を本当に活かそうとするリーダーを勇気づ ける教科書となろう。総261ページ 大前孝治、

張万基、梁 炳武、趙佑鎭、松沢成文、横尾俊 彦、三村伸吾、森民夫、野田一夫、大竹美喜

4.KMS研究会監修、堀越比呂

志他共著『戦略的マーケテ ィングの構図―マーケティ ング研究の現代的諸問題

―』

共著 平成26年10 月

同文館

第1章では組織内への対応行為のマーケティン グ研究として組織研究が採りあげられる。組織 研究は、もともと経営学の分野で展開されてき た成果であるが、マネジリアル・マーケティン グの登場以降、マーケティングにおいても重要 な研究領域となり、Kotler等の教科書において はインターナル・マーケティングと呼ばれる領 域となった。また、この領域は、サービス・マ ーケティングにおける接客要員教育の重要性の 観点からも重要視されてきている。ここでは、

当初、マーケティング部門の目的を遂行するた めの組織編成として、機能別組織やマトリック ス組織といった組織形態に関する研究に始まっ たが、次第に、他部門を消費者志向のコンセプ トにまとめ上げるための市場駆動型の組織の問 題が1980年代以降再び注目されてきている点、

さらに、急変している現代の市場環境に適応す るための組織論や経営学における新たな組織論 の方向性からも影響を受けて、従来の垂直型組 織論の枠組みに代わって、水平型・ネットワー グ型の組織論と、イノベーションを中心とした 組織の問題が重要視されてきている点等、が指 摘される。「第1章 マーケティング組織研究 の諸問題」19-44ページ 堀越比呂志、小林 哲、戸田裕美子、斉藤通貴、田嶋規雄、松尾洋 治、赤岡仁之、東利一、小野裕二、三浦俊彦、

著書,学術論文等の 名 称

単 著 共 著

の 別

発行又は 発表の 年 月

発行所,発表雑誌等 又

は発表学会等 の名称

概 要

(学術論文)

1流通における桔抗力概念の 検討

単著 平成3年 慶応義塾大学 商学研究 科 修士学位論文

拾抗力概念は日本流通の歴史のなかで重要な思想 基盤の一つとして扱われてきた。本論文ではま ず、その概念が経済学における産業組織論の中で どのように位置づけされているかを示し、また、

Galbraithの桔抗力概念は新古典派経済学者によっ

て多くの批判すべき点が指摘されたが、これを 巡ってのいくつかの論争を回顧した後、その評価 を行った。そして流通における浩抗力概念が、い かにして実際に存在し消費者利益に貢献している かという実存論的視点でそれを考察する。さらに 桔抗力概念を日本のマーケティング・流通分野で 扱う際に その多くが佐藤肇の影響により それ

(7)

2 The Unique Nature of Japanese Public Policies on the small

and Medium Retailers

単著 平成9年 『中小企業研究』第19 巻第1号 韓国中小企 業学会149-171ページ

中小小売商業者に対する日本の公共政策の特異点 を、百貨店法、大規模小売店舗法等の小売商業調 整政策を中心にして述べている。中小小売商業問 題は、中小小売商業の発展と関連した問題だけで なく、経済的紛争に対する政治的対応としての問 題の性格を持っており、本稿では小売商業調整政 策の形成過程に焦点をあて、当時の政治・経済・経 済・社会的状況とどのように関連したかを考察 している。このような背景から、日本では小売商 業問題を公共政策論の観点から検討しようという 研究が進展した。二のような研究は学者の研究性 向及び望ましい小売商業政策とは何かという政策 価値によって大きく3つに分類できた。本稿で は、大店法の廃止を主張する「自由主義論者」

積極的な「中小小売商業擁護論者」、及び地域環 境、街づくり等の社会的効率性を重視する「地域 主義論者」の政策主張を吟味したうえで大型店規 制の意義を見出しており、日本の小売商業調整政 策は、上記の多様な政策価値の中間点を志向した 編成原理的立場で形成されていると結論。

3大店法と小売商業調整政策 単著 平成13年 慶応義塾大学大学院 商 学研究科 商学博士学位 論文280ページ分量

1974年施行以来、日本の流通構造と流通行動ひい ては消費者の買物行動に多大の影響を及ぼしてき た大規模小売店舗法(大店法)の成立から終結に 至る経緯を詳細に追跡する中で、この間多くの論 者によって様々に展開されてきた政策的見解と主 張を整理・再吟味し、大店法関連諸集団の各々の 価値と立場がどのように政策過程に反映されてき たかの考察を通じて小売商業調整政策の特異性を 抽出し、経済理論による分析を経たうえで小売商 業調整政策の発展パターンを明らかにしようとす る論文。

4フインランドIT産業にお けるモバイル市場について

単著 平成14年3月 1日

『青森公立大学経営経 済学究』第7巻・第2 号8-28ページ

国家競争力で常に上位を維持しているフィンラン ドにおけるノキア社及びモバイル市場を考察し、

ノキアのブランドマネジメントを含むマーケティ ング研究及びグローバルな戦略的提携のあり方に ついての研究の手がかりとなるものを述べてお り、般後にノキアのマーケティング上の課題につ いて筆者なりの見解を述べることで、ノキアの未 求のマーケティングについて触れている。

5アジアのビジネス・ハブと 知識産業誘致を目指す韓国の 経済特区政策

単著 平成15年1月 『地域開発』460号 日本地域開発センター 13-18ページ

経済特区政策は国家競争力を高める上で重要な部 分を占めるようになっている。アジアにおける代 表的な「輸出加工区」である馬山を擁する韓国に 注目して、経済特区政策の課題を示してみた。中 国の特区政策も馬山に刺激された部分が多いな ど、韓国はアジアの特区政策の先達であるが、そ の政策を推進するうえで現在、困難となりうる点 の指摘や政策の特徴と課題を述べている。

6未来成長産業のための科学 技術競争力強化一IMD評価 からみた韓国経済の課題

共著 平成16年3月 『新産業政策研究所年 報』第2号 新産業政策 研究所 270-288ページ

国家競争力研究の中でも股も文献引用度が高く、

迅速な競争力評価を行ってきたIMDの評価から みた韓国経済の事例から、ベンチャー企業を含む 未来の成長産業のための科学技術競争力強化が、

グローバル経済と知識情報社会に備えた国家のビ ジョンづくりであることを示唆している。地方分 権を目指している日本や韓国にとって国家競争力 を向上させるためには、EU内の英国、ドイツな どの産業強国よりも、さらに高い所得と安定した 社会体制、そして豊かな文化環境を享受している フィンランドなどの「小さくて開かれた強国」の 科学技術競争力の強化戦略から 改めて多くを学 7韓国における第2期テクノ

パーク事業の展開と方向性

単著 平成17年3月 『新産業政策研究所年 報』第3号 新産業政策 研究所 221-236ページ

本稿では第2期を迎える韓国テクノパーク事業の 今後の展開と方向性について、第1期韓国テクノ バーク事業の成果とその意義を踏まえながら、日 本の視点から見て注目すべき点を中心にいくつか を論じている。先進国の事例に比べて短期間に韓 国のテクノバークが成熟した姿を備えられた理由 を、産業資源部のテクノバークヘの評価による政 策支援、地方自治体の強力な育成意志、そして地 域大学の参加、地域の主なイノベーション主体の 力量の結集にあることを指摘。地域イノベーショ ンシステム(RIS)の議論では、たとえハード ウェアとしてテクノポリスやサイエンスパークが 莫大な投資によって助成されたとしても、イノ ベーション・プロセスの本質を理解できなければ 期待した成果(例えば地域振興など)はあげられ

(8)

8批判的流通研究論からみた 大型店の出店調整の当為性

単著 平成19年3月 『宵森公立大学経営経 済学研究』第13巻・第 2号87-100ページ

本論文は、2000年に「大店立地法」が新たに施工 された現状を踏まえ「批判的流通研究論」、とく にマルクス経済学特有の概念を駆使して流通を捉 えようとする「商業資本論パラダイム」をとりあ げ、大型店の出店調整に対する当為性を明らかに しようとしている。「商業独占論」からの「中小 商業問題」、商業政策に対する国家の存在、また 中小小売商特有の「家族労働」の問題、「消費者 利益」の解釈を論じ、また社会政策としての格差 社会や地域経済の疲弊に触れ、さらに「まちづく り」を論じ、その当為性について問題提起してい る。

9‘The Impact of an Active Equity Market:How vital for Asia?

共著 平成28年2月 『経営情報研究』第20 号 多摩大学研究紀要 41-60ページ

本稿ではアジアダイナミズムにとっての株式市場の 望ましい立ち位置を、諸論者の実証的知見と韓国・

日本の先行事例を交えながら論じている。西欧の考 え方である株式市場のシステムが、アジア諸国へ批 判的に適用され、その経済と社会に全体的恩恵をも たらすには、マーケティングアプローチとしての戦 略的IRと適切な制度的規制(短期取引による過大 な配当利得に対しての相応に過大な税付加や、長期 保有株式の配当額増額等々の政策)が重要であるこ とを主張している。

(学会発表・その他)

1日本経営学会東北部会 報 告

単独 平成14年9月 20日

平成14年9月20日グラン メール山海荘(青森)報

「国家競争力と韓国におけるサイエンスパークの 誕生」

2国際アジア共同体学会 報 告

単独 平成18年3月 4日

平成18年3月4日筑波 大学

「イノベーション・アジア構想とサイエンスパー クネットワーク」

3国際公共政策シンボジウ ム 報告

単独 平成18年7月 15日

平成18年7月15日 専 修大学

「東アジア共生の中で公共政策を考える」

4第4回国際PPPフォーラム 報告、討論者

単独 平成21年12月 2日

平成21年12月2日東 洋大

「韓国長城郡の自治体改革成功事例」

5日本商業学会関東部会,討 論者

単独 平成20年6月 20日

平成20年6月20日専 修大学

「流通政策のマイオピア」

6日本商業学会関東部会,討 論者

単独 平成24年4月 21日

平成24年4月21日早 稲田大学

「小売マーケティンクシステムにおける公正性の規 定要因分析」

7 教育実践報告 多摩大学紀

共著 平成29年 平成29年 「多摩大学アジアダイナミズム済州島研修視察 2016・2017」『経営情報研究』2018年、p151-158

8 教育実践報告 多摩大学紀

共著 平成30年 平成30年 「多摩大学アジアダイナミズム済州島研修視察 2018」『経営情報研究』2019年、p135-142

Referensi

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