教鳶掘談・学校カウンセ琴ングに臠する教麟二一ズ講査（第三報〉 3i
教育相談・学校カウンセリングに関する教緬ニーズ調査（第1報）
一研修ニーズと教員養成学部への期待を中心に一
木田谷
鈴昼水
庸 裕（教育実践繰合センター・生活指導）源四郎（瞳害魔病理）
由 克（客員・福島察教育センター・教育縮談〉
子どもの碧いじめ」や不登校は学校や集鐡生落になじめない子どもの心や体の翼題と隣鋳に，教 麟の指導性に関する子ども理解への力量形絞に大きな問題を投げかけている。総年代にはいって
「どうしていじめ・不登校が起こるのか」という問いを追求してきた教育麗係者にとって，いまや
「な建減少しないのか」夢どうずれば子どもの癒しを生みだせるか」という問いに転換しはじめてい る。こうした背景の中で，教育糖談や臨鎌的な饑きかけに関する現職教員の藩修（学び）をいかに 展囃すればいいのか。学校カウンセラーとの連携や，難語糧談の活稽，学絞内外の教欝・援麟專鍔 機灘，醗究者とのつながりがどうあればいいのか。本稿はその蕪提となる教緬のニーズを探る基礎 釣調査の第玉鞍として，醗修ニーズの実態と教員養成学部への鰯待について違べる。
〔キーワー縛罷職教畜欝修・いじめ・不登校，教蕎紹談と学校カウンセリング
亙．はじめに
この調査欝究は，平成8年慶麗発奮究事業勝成（文 藻省跡絞燭〉を受けr実践的指導力の形成についての 教育的ニードの実態講査証関する総合的調萱醗究ゴの 一環として実施した。この露発翻究事業勝成は，現職 教員・教員養成学生への教育方法をめぐる総合的な支 援モデル醗発を目的としたものである。今懸の調萱藩 究で毒まこうした教官方法の號発の蕪提となる現職教員 の教育ニーズに関する基礎的資料の作成という位置づ けで調査をおこなった。この調査は福島大学教育学部 教育課程委員会で統揺し，瞬属教奢実践総合センター の共繕事業専門委員会溺実施主体となりすすめた、
なお，調査実施に当たり，調査票の作成ならびにサ ンプル紬織，調査票の醗布などにおいて，福島祭教官 委員会，福島環教育センターの協力を得て実施したこ
とを毒し述べておく。
蔓．概究の目的
今露，いじめや不登校など学校での問題状混の急増 に薄し，子どもたちへの臨鎌的騰きかけが大切紅なっ ている。しかし一方で，学校教育臨床に臠する教麟の 実践的指導力の形成に薄するさまざまな援麟・支援面 の立ち後れが捲摘される。憾みを持つ子どものメッ セージが読みとれない，いじめの場面に遭遇してもど
ういつだ言葉かけをしていいのかわからず立ちすくん でしまう。醸々の教育活動なるが故に，その克醸や
「解淡」に憾む教簾の声は騒増しに大きくなっている。
このような現状を受けて，次の課題潜捲摘できる。
そのiつは，子どものつぶやきや本音の隠された言 動をその盛事者の議長と生活環箋に寄り添いながら蓋
しく導く教舗（大人）の共感的韓語と，それをめぐる 臨床的援助の資質や子ども運解の習得をいかに進めて いくのか。
2つめは，学校カウンセラーや保健室（養護教論〉
との連携や電話1講談，適応指導教室の牽琴活舞蔓こ濁する 構互理解と機縫的な役割分撞など，教職員購の連携を 食めた子ども燧人，子ども集鑓への援助・捲導の学内 チームワーク論をいかに追求するのか。
3つめは，教麟の弩常の教育活動を支えつつ，まさ にr心の支え」となる教舗支援，ケアシステム・ネッ トワークを，共霧藩究なり共瞬学習の中でい力罐こ展開 するのか。
尊つめは，こうした活動や認識への知識・蓬解，技 術の翼得に資する醗修をいかに推進していくのか菖 5つめは，学校と地域との連携をもとに，地域の父 羅，大人，青年，教畜や施設の関係者，行政のコミュ ニティー・ネットワークをどうすすめるのか。
こうした課題は，いずれも潜キーマンとなる教緬の 主体的で自密な教育活動を基盤にして為し得る。
そこで，本調査嚢究の目的は，教縣への支援・援助 のあり方をめぐる，現職教育での教青柏談と学校カウ ンセ弓ソグに関するニーズ・そして児童生徒の憾みに 鶴き合う教麟の意識に臠する実態を霧らかにし，教奮 現場のニーズに離した大学・現職教官での学習・欝修 のあり方と課題を追求することにある。本報告では，
32 播島大学教官案綾羅究紀要第32畢
実態調査の結集を以下のパートに分籍達し，それぞれ を本紀要に掲載するものとしたい。
① 醸修ニーズと教員養成学藻への鞘待（本号／
② 援助専門職・機縫との連携をめぐる教齢ニーズ （学校カウンセラーとの連携，電議穰談機幾等や 保健室登校，適応捲導教室の舞活躍をめぐる実態 と教齢ニーズ）
③教育活動をめぐる意識（ストレス，満足度，農 儒度）から見たニーズの状濁
灘．調査研究の方法
調査の方法は，福島県内の小学校，中学校，高等学 校の現職の教縣，3，至8§人を薄象に質問紙法で実施し た・サンプリングは寮内7教育事務翫管区ごとにそれ ぞれの全箆童生徒人数の箆率及び学緩緩模数の大中小 の3類型，そして都霧認・榔部の2頭型をもとに均等 髭率で学校を選定し，その中からアトランダム紬鐵を おこなった。調査時艱は欝§§年稔層5蒙から25馨まで，
独幾学校毎に全教員数の質問紙を発送し，懇叡は鰯人 毎に運送する方法でおこなった。露叡率は茎，3璽8人（縫
％〉であった．麟鞍状溌は性磯，校種，年齢，教職歴，
学級蔑穫数，職名は下表の通琴である。
基本属性
人 数＊％
盤 響彗
男 性 76i 57．6 女 性 557 縷2．3 校 種
小 学 校 5鴛 38．8 中 学 校 銘5 総．7 高 校 323 24．5 年 齢
25歳以下
麓6 8．82§〜3毒歳 228 i？．3 3董〜35歳 237 董7．9 3§〜紛歳 24董 董8．2
償〜45歳
i3§ 欝．34§〜5§歳 99 7．5 5茎〜55歳 茎3§ 欝．2
56歳以上
i29 9．8教駿歴
5年以下
2§9 欝、66〜驚年
2弱 2§．垂鷺〜焉年
238 至8．倉壷§〜2§年 玉総 ｝2．§
2蕊〜25奪 92 7．§
2§〜3§年 齢 6、玉 3i〜3§年 嬉5 茎i．7
総年以上
総 感．5鰺§7一δ
基奉属性
人 数事％
学績規模数
3学綴以下 62 逢．7 逢〜鎗学緩 276 2巷、警 簸〜欝学蔽 2§3 懲、2
懇〜2奪学級 263 婚．9
璽〜器学級 室鯵 i5．i 26学緩以上 268 2碁．3 職 名
校 畏 73 5．5 教 頭 7§ 6．奢 教 論 98§ 74．8
養護教護
67 5．i講麟・助手 98 7．逢
その飽魑
驚 1．2＊不覊（未記入），非該峯を除く。
＊＊u書教論等
＜荘配〉
集計結果にある（＊）郵は有意差検定における危険 率を示している。（懸＊〉露は毒、5驚水準（p＜§惑紡〉
の危険率で有意差；があることを示す。（纏〉馨は講様 にi％承準（β＜§．醗），ひ）郎は5％承準（登〈
○、鱒〉の危険率で有意差があることを示す。（一）は 有意差の認められないことを示す。
W．調査結果と考察
1．醗修機会をめぐる教緬ニーズ 鱒 醗修機会の蟹数と適舞さ
まず，この2年間（薪猛はこのi年間）に縷足して
「教奮紹談や学校カウンセサングの醗修を簿籔受けた のか］の設問に対して，全体の騰．蓉％力鴇懸，2§4驚 がi國，6．7％潜2羅，2．6％が3懸，それ以上ぶi．6驚 という結果を得た。§懸の割合を校種購（＊〉に見る と小学校（5§、6驚〉，中学校（弱、6％〉，轟校（73護％〉
となっている。この藩修は教育委員会管轄での醸修
（長鱗継続型はi選として〉や各地域，校内での醗修 をさしている。年齢（懸＊〉では器歳以下の56毒鬼，
3i〜35歳の鱗．§％，26〜鎗歳のδ2．7％の純，総〜韓歳 の磁．7％，戯〜蕊歳の総．璽％，鶴〜灘歳の§9マ％，5i〜
5§歳の雑．董％，弱歳以上の74雌％が曇霞の経験を示し ている。
また，それ獄麟の醗修機会を含めて，教奮相談や学 校カウンセリングに絶する蘇修が†分だと感じている かどうかの設問では，全体で，
① 野はい」（舞．8％／
②rいいえ」（総．§％）
③ 「わからない」（2慮8％）
④ 「不弱」（3．9％／
と，「はい」の割合は少ない。この項醤と性懲，年齢，
教育趨談・学校カウンセ弓ングに関する教褻ニーズ調査（第i報〉 33
教職経，職名の項霧との題に有意差渉認められ（いず れも綜＊），性懲（はい／いいえ〉では，男性董8．§％了 57．蓬鯨，女性憩．6％痔5．3％，職名（はいノいいえ〉で は，校長器、3％ノ総、5％，教頭2§．3％ノ縫、6驚，教護 鍾．7驚蔦7、轡％，養護教論捲．逢％〆麟、2驚，講麟・勝手 5．腰細27、6％とな鯵，校長・教頭と教護・養護教論に 1ま少し翻きがある。
とくに年齢では若年屡ほど霧まい」と答える割合が 低く，縫方鍵〜3§歳代をピークにして「いいえ」の割 合が増撫している。しかしヂわからない」と害える割 合渉若年麟嶽ど高い（鑓袈重）．これは，藩修機会へ の意識とそのニーズとの関係から，子どもとの実際的 場面への麟慈経験の浅さや少なさによってどういつだ 硬修を必要としていいのかわからないという結果と見 ることができる。したがって若年懸への醗修について，
動機づけや意識づく弩の工夫が求められる。
のところで男性と女性の割合に逆転が生じている。
次に，職名（‡纏）の蒋籔は，「難闘］「時顛」の懸 で教頭，r醗修罎数」とr醗修内容」，r欝修形態」の 懸で校長，r遠距離」とダ参撫しやすさ」との癒で養 護教護紅その割合がもっとも高い（薦表2）。校内で の役割にあわせ，女性教員への醍慮の必要性が見て取
れる。
鰯表2〉
79 ／難1
（籔蓑D 25歳鍛丁 26〜3客歳 3薩〜38歳 3§〜4倉歳 4嘩〜45歳 46〜5§歳 5峰〜55歳 56歳以上
奪 噂｛） 2（） 3〔峯 4｛｝ 5｛｝ 6｛） 7〔》 暮（｝ 9（）潅｛｝｛》％
鱗 不†分な運塗
次に，この欝修機会が十分ではないと羅答した教懸 にrどのような点が不手分であったのか韮を饑く設題 をおこなった（複数羅答〉。
全体では，
①②③㊧⑤⑥⑦⑧⑨
r鋳鞠（7．4鋤
ヂ難闘（8．3％）
「時鷺」（董5．3％）
「醗修羅数」（52．諺％〉
「欝修内容」（薦．2％〉
「醗修形態」（i3．茎％）
r遠駆離（瞬修会場まで）」（雛．7％〉
ド参擁しやすさ」（2§．聲6〉
「その飽」（6．唇％〉
となる（不墾7．3％）。ここでの「参撫しやすさ」とは 勤務状混や籏番待ちを含んでいる。
まず，性灘（男性／女難i〉では，「蒔難」（8。茎駕緯．5
％〉，「難闘」（§、§％ノ§．5％〉，r蒔間」（董6、8％／捻．窪驚〉，
「醗修醸数」（総．4％／灘．i％〉，紅講修内容雄（4§．む％／
3§．2％），「瞬修形態」（鍵．7％ノ難．§％），「遠距離（醗 修会場まで）」（韓．i驚！鴛、§％〉，［参撫しやすさ」（器．蓬
％彦7．6％），「その飽嵯（§．S％絡．5駕〉（不瞬は験く〉
になっている。「遠駆離」「参撫しやすさ」「その飽」
鎗
5倉
聡
3§
29 鍵 9
綬長 教頭 教雛 養護敬譲 講錨・麟乎
（3／ 獺待する騨修内容
そこで「醗修内容について今後どういつだ内容を望 むか」の設問をおこなった。選撫鼓は以下の遜り（擾
数暴答〉。
① 実技的捲導を受けることができるもの 5§．警％
② 基礎知識を深めることができるもξ） 総．6％
⑧ 飽の教饒や学校との実践変流ぶできるもの 2i、3驚 ④ 欝分の取り懇みの験討や分析ができるもの 2雌、魏 ⑤鰻々の事舞について実際的1こ協議できるもの 魂6、2％
⑥ 校内での教育掘談や学校カウンセリングの推進 に関わるもの 33．6％
⑦その飽 亜．窒％
園答妻の縷性とのク灘スで特鐡ぶ晃られるものを述 べる。校種携（一）では①で小／中／高（§3マ％ノ 韓．眺雌．眺1，④で鵬、3知2§．眺／23．3％〉，⑤ で（42．3驚μ8．2驚擁§．2驚）と，実技的重視は小中高 顯に高く，霞己の燧溺実践の分極が中学校に高く，子
ども・ケース検討は高中小額となる。
また，学級鍵摸数欝（一〉に見て，①は欝〜鎗学級，
⑫欝〜2§学級，③は3学級以下，④は爆〜灘学級，⑤ は淫〜鰺，2茎〜25学績，⑥は鯵〜臆学級の焼模でもっ
とも高い割合を示している（緩表3）。年齢（纏弩
では，①1認§〜鎗，3亜〜35歳，⑫畢ま36〜韓歳，⑧は駐〜
55歳，＠は3董〜35，36〜藤歳，⑤1灘6〜勢歳，⑥は56 歳以上解もっとも高い（鑛表4）。職名（一〉では，
①で教頭，養護教論，②教頭，養護教論，校長，③校 長，教論，④養護教論．講縣跡手，⑤養護教護，教頭，
⑥校長，教頭の纈位になる（麟麦湯。
3嵯 福島大学教奮実践羅究紀要第32号
これらの結果からわかることは，第賛こ，中学校で は子どもの霞己実現への多面的な介入方法を欲してお
り，小学校は中学校・高校に比べ，妓籍的な蜷懸での 懇待麟強い繧織紐ある。子どもの年齢があがるにした がって，ハウツーでは麟癒できない生徒の内面や心を つかもうとする傾講がある。また，小規穫校ほど飽校 との交流を欲している傾灘があらわれている。
教育絹談や学校カウンセ琴ングでは子どもたちとの 儘擁的接近が不再欠なため，韓人援助技術の実技的振 導，鯵えぱワークシ壼ップや鰯驚実技のンッスンなど が必要とされる。全体として2つめにニーズ瀞多い
「騒々の事騨に馨した検討」（ケース検討〉はとりわけ 時間をかけて討議しあう場と少人数での実施寮望まれ
る（中・高〉。また，飽校の事擁や教麟との交流より も校内の教育穏談体鱗をどう進めていくのかについて のニーズが多いことに蒼霞すべきであろう。
偲表3〉
7｛》
6毒
59
」紛
3（｝
99 2瞳
（％）
3学綴艶至「F 4〜響峰鍛 1葉〜鰻｝学籔 1§〜2蝉綴 2羊〜2弾綴 2艀綴鍛ま乙
G
（園表4）
7馨
6（峯
§○
韓
3｛》
2容
董｛｝
（％〉
騰歳以下騰〜3蝋 3書〜繊 35〜4毎叢 〜4§廼4茜〜船麺 5碁客5態誌叢堰土
G
（泌蓑5〉
79
6｛）
5G
4｛》
3G 28 博
㊦麗④癬④塗 絞長 教範
︒
〔％〉
箏簿趣箏魯 廷ヌ聾糞鱒憲 教護 養護教諭 議輝・働手
鰺解一§
2．大学，専門家との連携 （至／嚢務後の購修へのニーズ
本調査では勢務後に教鳶糊談やカウンセリングの学 習・磯究がおこなえる場として，その茎つの舞である 大学での「夜間コース」への必要性を尋ねた。
全体では，
①⑨③④⑤⑥
「大いに感じている」（2§、董％／「少々感じている」（2§、董％）
「どちらともいえない」（28．2％〉
「あまり感じていない」（鰺．彗％〉
「まったく感じていない涯（蓬．3％）
不醗・未魏入（2．8驚）
という結果を得た。男女溺，校種響彗にはいずれも特籔 は晃られない。「大いに感じている∫少々感じている涯 の部分では，隼齢（綿＊〉潜高くなるにつれて，そして 若年麟に増蕪領海があり，鎗代では低い（麹表6）。
また，この項§と糞意差が認められた職名（綿＊）と の灘係では，「大いに感じている」を見ると，夢養護教 論」（鎗．3％〉，「教頭」（2§．6％〉，「講舗・勝手」（26．5
％〉，彩校長」（塁．9％『），「教護」（葺．診6）の顯で，養 護教護については，r少々感じている」を含めると縣 驚を越える（醒表7）。講麟や鱗手への雄応は燧人の 負撞！もあるが現行では難度的な藻1璋は少ない。養護教 論においても保健室登校や懸鍵麟慈などの増撫の割に は欝修機会が十分とはいえない。こうしたことへの鰐 応が望まれる。
（緩表§〉
25歳以下 26〜3魯歳 3歪〜35鍛 36〜4纏畿 4滝〜45歳 4§〜5登歳 5重〜55歳 56歳鍛上
（園表7）
〔｝ 賀｝ 20 3毒 4｛） 5｛｝ §｛き 7｛墨 8《） 9｛｝ でむ蓮歩6
校長 教譲 教護 養護教護 講麟・勤手 その紬
○ 薩｛） 2（） 3｛｝ 4暮 59 ∈蔑｝ 7｛3 8倉 9｛｝ 餐｝｛｝％
轡 爾究者・専欝家との定離的な学習・醗究のニーズ 次に，「大学の醗究者や専門家を交えた教育権談・
教育絹談 学校カウンセリングに絶する教轟ニーズ調査（第葦霰〉 35
学校カウンセ弓ングに関する定離的な学習会や共羅摂 究の機会」についての設問である。
全体では，
①⑧③④⑤⑥
鍔大いに感じている」（臆、9％）ヂ少々感じている」（39．9％）
「あまり感じていない」（9．2驚〉
「まったく感じていない」（壷、6％／
「どちらともいえな1い」（絡．§％〉
不覊・未記入（2．婆％〉
と．必要性を感じている教麟が7割を超え，醗究巻や 専門家への魏待ぶうか渉える。鶉務後の概修への二一 ズと同様，年齢（寧魑〉で，鐙歳蕪後の重代に鰹の縫 代と比べ，必要性を感じる教舗の麟合が少ない（灘褒
8〉。騨1名（寧纏〉で見ると，「太い善こ感じる」では養護 教論からのニーズを筆頭に（53．7％3，校長（蕊．2％〉，
教頭（3§．2％〉，教論（28．§％），講舗・勝手（27．醸6）
となっており，養護教諭と管運職の要望が高い（鐵表 9）。その縫に校種（一）では，小学校，中学校，高校の 顯にややニーズが高くなる繧海港見られる（麟表郷。
（麟表8〉
2s歳鍛下 26〜30歳 3葉〜35歳 3ε〜4客歳 4歪〜45歳 46〜5む歳 5董〜55歳 56歳鍛上
（園表§）
｛） 琶垂 2｛｝ 3｛｝ 4〔墨 5（｝ 60 7（き 8｛｝ 9｛｝董馨｛》％
校長 教護 教護
養護教護 講爺・勝手 そ傷飽
（籔表総〉
小学校
中学校
高等学校
O 餐｝ 2〔3 3G 4｛｝ 5｛） 6｛） 7｛き 89 9｛｝ 嘩｛茎｛垂％
｛｝ 騒） 2｛｝ 3〔峯 4（〉 5｛｝ 6§ 7｛｝ 8｛｝ 9（墨 穫｝｛｝％
3．救農養成学部への簸待と要望 一白由記逮よ鯵
今図の鞍告部分の最後に，現職教員の教育繕談や学 校カウンセ婆ングの実践的詣導力の形絞にとって，教 員養成系大学・学部が果たすべき役割と課題について ふれる。この、点については密密寵遠による設問から見 てみたい。露鐡記遽への翻笛率は，小学校で鱒％，中 学校で2碧％，高校で隠鬼の網答を得た。
この察懸記遠を大きく次の視点で分類した。
察らの学生時代の経験や現在の関わりから，A大学 での講義内容や教蕎方法のあり方に関わるもの，そし て大学嚇梁たす地域・教育現場への藩究・教育機関と しての役割から，B教育現場との実地達霧（共簿藩究，
概究のフィードバック等〉・C教麺コンサルテーショ ン（教麟の教育旛談活動，講整，講習会を含む〉，D 教育臨床諸機灘の連携へのコーディネートに麗わるも の，εその飽と，5つに分けることができる。
主なものを以予に醗記する。
A 大学での講義内容や教官方法のあり方に纏わって
・理…灘や知識に偏るのではなく，実技的な指導方法や 教育現場の状溌について学生の時から璽にふれるこ とができる講義の工夫があればよい。
・生徒の心謹的な現実，簸みを感じ取れる人聞性の育 成を高めてほしい。
・より実践的な捲導力の育成に努力してほしい。新標 醗で実施しているなかで，大学でできる内容がたく さんあるはずである。（教育癬談や学校カウンセリ
ングの分野でも霧じことがいえるα〉
・教官実習は教科旛導にまだ重点瀞おかれている。貌 状より，カウンセリング重視へ持っていくべきだと 思う。又，学生の意識もカウンセリングを大勢にす るようにしてほしい。
・箋際に握藍になっていじめや不登校の問題がでたと きの薄建について，知識藏だけでなく具体的な接し 方，その時の心構え等，実藤の場面に蝉したものを 教育してほしい。
・人間としてどう生きるかということをもっと学生に 教えてほしい。問題渉起きたとき（起きようとして いるとき〉賜われるのは，その教麟の人懸盤だから
です、知識のみでは解決しない。
・実技を授業に取り入れていくことでしょう。学校適 応教室を訪問してもいいと思う。
・大学を綴てすぐ先生と解ばれるが，一人藩ではない。
その職務のなかで，その地域で欝修を積んで少しず つ頭と体と心でとらえていくもの。全くやらないの もいけないぶ，完全な人聞を作ろうとしてはいけな
い。
・子どもをとりまく環鏡がかわってきており，騒々お こる問題も，根が複雑にからまっている場合もある。
3§ 橿島大学教育実践醗究紀要第32号
それらに古い考え方では麟慈できないので，現献の 事舞を大学の中で学生の醗究麟象となる場を作って はどうか。交流を遜るといい。
・養護教護の鳶成コースがないので，今養護教護をし ている人でも受けられるコースを作ってほしい。もっ と実像にどのように蝿癒するか実技指導してほしい。
・カウンセリングに関する授業を充実さ巷，現場で役 立つようにしてほしい。
・生壁の多様さ，家庭の多様さを認識するために視野 を籔げることを大学時代にやってほしい。
・運論的な知識は翼突の多様なケースに適癒させるこ と瀞難しい。新採罵2，3年の教麟への不溝と不欝 が強いのはそのため。
・教麟である以上，常にカウンセリングマインドは，
持っていなければならないと思うが大学において，
i葵践的指導の形成として，どの程度まで学ぶことが できるのか疑問である。
・カウンセ婆ングそのものよりも，学績経営や子ども との欝頬関係がうまくできることが基本だと思いま す。その点からも教育実習の中で，授業醗究ばかり でなく，教育椿談やカウンセリングについて現場で 学べるような機会を多く作っていただきたいと患い
ます。
欝 教育現場との実地連携
・大学の蘇究や専鍔家ぶもつ最新の驚輻の提供を鍵供 してほしい。
・雑務暗闘外の講義ぶできるような取り緩みをはじめ てほしい。
・方法釣な瞬究を進めると共に，指導者としての資質 を高めるための欝修を行ってはどうか。
・楊談の必要な事態潜あった時，すぐ協力的に積極的 に薄紅できる場が身近にほしい。形式的な薄慈でな
く。
・教鳶糧談やカウンセリングについては，その醗究妻 露身も学校現場に入り実態・実斌を知り，懇々人の 理解・技饒を高める場・機会があっても良いのでは ないだろうか。長顛的にまた，教麟集懸そのものも，
梅談・カウンセ弓ングについての力量を高め，学校 カウンセ婆ングの較内での趨勢な縫置づけや，麟痩 土の条件設備について醗究し，譲文等を通して啓蒙 して欲しい。
・学級経営にあたろうとする意欲の高まり趨ましい。
・現垂こ慰んでいる現場の教麟の議勝闘けるよう登こ。
・様々な実舞を知って，その蒐癒策江ついての成功鰐 を紹介してほしい。
・事麟藩究のためのr麟書館的役塞」
・大学の藩究考や専門家による最新の構報提供の場の
設定。
・義会の求める入溝檬を碁会紅フィードバックして，
簿蟹一§
実際に必要とされるものは樗かを知らせてほしい．
・現場での戸惑いに薄して，運論的な整蓬や援跡，励 ましを与えてほしい。
・現場の実践にもとづき，現場のニーズに癒えるよう な欝修を覆んでほしい。
・夜闘大学，インターネットによる鋳鞍発鱈。
C 教麟コンサルテーション，講座・学習会
・大学教員の公立学校への講整や講演，捲導を増やす。
・講義のようなかたちで憂・冬季稼業中などに現職の 教員がカウンセリングについて密患に醗究したり，
学んだりする機会があればよいと思う。
・事舞醗究1こ基づく理論の欝修会はあってもよい。
・ケーススタディの蓄積とそれぞれの事例の分析
・全国的な事纒を集める。多くの事擁を分類し，ベス トでなくてもベターな薄徳を瞬らかにする。
・教懸に欝する醗修機関という舞i多態ではなく，憾みを 持つ幾への醗修機関ともなってもらいたい。
・学校間のネットワークづくり。
D 教蓉臨床諸機縫の連携へのコーディネート
・迭療的観点，指導的観点の中開紅位置し，欝究し現 場に行か量る概究報告をすべき。
・教奮関係機関とのネヅトワークづくり。
・学校悶，教奮闘係機関のネットワークづくりの中心
になる。
・票内には，学校カウンセ縫ング醗究に絶する羅綾・
グループ（官・昆とわず〉がないと思う。あるいは その椿報が掻いていない。したがって，大学がその 役蟹を握うのも可能ならばいいと思う。
・カウンセ琴ングセンター的な役割をしてほしい。
狂 その麹
・学生のうち，部活動や集麟生活を通して，人間関係 を深める機会を多く持ってもらいたい。このような 体験を教員になる蔚に持つべき。
・学生蒔代にボランティアや賢外体験など十分に体験 するようなことがあるといいのでは。
小 括
以上，藩修ニーズについて見てきたが，性麗，校種，
学級蔑模，年齢（教職歴），校内での役割によって異 なるニーズの蔭陶をつかむことができた。今後，こう したニーズを援勝ないし支援するきめ綴かい体禦への 検討か急解れる。その煮については，本報告の最後に 改めて論じることにしたい。
教育欄麟・学校カツン噸：リングに；閲すゐ駢儷瓢一一ズ調蹴
果礁準椥論いていじめや不漁纐囎痛してい塞す．
二の鞭の駒は・縣の小雛樵中轍藩等轍の燃（顯、騨の方膿む）繍蜘こ，鰭綴や轍牌ン セリング購脇研脚一驚鵬か1欝罷と購臓す、触励｛、麟鱗係や，醜齢の嚇鞍も鳩1謝孵
る鍵織的な揃導力燈鳶歳㌘け悉ため1凱どのような研修の機愈懸瀞簸慮れているのか．竃た憂の蒋鍛とし℃．教育活動の中
でどのような二聴繍て捕れ鋤か願いて欄鮒紬のです．この鞭1畿糊1誕癒し欝．ご翻鞭、お轍
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