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日本農芸化学会2016年度大会

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Academic year: 2023

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【要旨】 変異体の新しい形質について解析を行うことにより、原因遺伝子の機能を明らかにし続いての応用展開 が可能になる。原因遺伝子が物質変換酵素であった場合には、その遺伝子機能と関連した生体内での物質につい て質量分析計を用いて解析することにより、変異体形質の原因となっている物質の同定と機能追究が可能となる。

今回アシル転移酵素が活性化することにより病害抵抗性を示すようになったイネ

OsAT1

中で蓄積される新奇物質 について有機合成と質量分析計による測定を併せた同定を行い、新しい病害抵抗性誘導剤としての可能性を追究 したので、その概略について説明する。

 スペルミジン(

Spd

)は植物に含まれる代表的なポリアミン類の一つであり、老化やストレス応答など様々な生理 機能に関わっている。一方、そのヘキサノイル化された誘導体が老化と共に蓄積することが報告されていること から、

Spd

だけでなくアシル化された

Spd

acylSpds

)が植物体において重要な機能を果たしている可能性が 期待できる。我々は前回の本研究会で、スペルミジン中央の

N

4位に炭素数

12

個でその

11

位に水酸基を持つ直鎖型 アシル基を修飾した

N

4

- 11-hydroxylauroyl

spermidine

4N 11HydLau

)と、

4N 11HydLau

の水酸基の 位置が一つずれた

N

4

- 10-hydroxylauroyl

spermidine

4N 10HydLau

)の

2

種類の

acylSpds

が、病害抵抗 性を示す組み換え体である

OsAT1

過剰発現体イネに蓄積する新規天然型

acylSpds

であることを示した。続いて 合成した

4N10HydLau

もしくは

4N11HydLau

を処理したイネではいもち病やごま葉枯病に対する病害抵抗性が 誘導されることを明らかにした。また、イネには

4N10HydLau

4N11HydLau

以外にも脂肪酸とポリアミンが アミド結合したアシル化ポリアミンが内生していることも明らかにした。これらのアシル化ポリアミンの、イネ以外 の植物における存在可能性やその構造の分布についても検討を行っている。

日本農芸化学会 2016 年度大会

サイエックス ランチョンセミナー

ポリアミン誘導体の検出並びに同定とその生理的意義

講演: 東京大学大学院 農学生命科学研究科 

応用生命化学専攻 生物制御化学研究室    教授 浅見 忠男 先生

プログラム No.

LS 2 - 5

3 28 日(月) 12 00

会場: G 会場(札幌コンベンションセンター 206 会議室)

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