気象学概説(2018年度秋学期)
最終テスト 解答用紙(1)
学生番号: 氏名:
1.
温度が高い エ → イ → ア → ウ 温度が低い
(10)
2. オゾン 、 二酸化炭素 、 メタン
(完答で10)
3.(1)ア. 乾燥断熱減率 イ. 湿潤断熱減率
3.(2)A. 持ち上げ凝結高度 B. 自由対流高度 3.(3) ①
(2×5=10)
理想気体の状態方程式より、温度は圧力に比例し密度に反比例するから、アを基 準に考えると、
イの温度はアの温度の
1 . 11 9 . 0
0 .
1
倍、ウの温度はアの温度の
0 . 99 1000
990
倍である。また、密度と圧力が等しい気体の温度は分子量に比例するから、
エの温度はアの温度の
1 . 52 29
44
倍 である。4. 選んだ天気図. ウ
高度場の特徴. 上空の気圧の谷が、地上の低気圧の中心より西にずれてい
る。
温度場の特徴. 気圧の谷の東に暖気が、西に寒気が流入している。
(10)
5. エ
(10)
6.
(10)
②より、気圧勾配
G
の最大値はr f G
max 24 1
である。
f 1 10
4/s、 1 kg
/m3、r 2 10
5mを代入すると、
4
2 5 4max
1 1 10 2 10 5 10
4
1
G
[Pa/m]となる。したがって、気圧勾配の最大値は
] [hPa/100km 10
5
10 10 1 100 10
5
1
2 3 4
hPa
10
5
1気象学概説(2018年度秋学期)
最終テスト 解答用紙(2)
学生番号: 氏名:
7.
(10)
8.(1)
(10)
②より、
RT
p
②’②’を①に代入して、
RT g p dz
dp
RT gp dz
dp
移動前の緯度を
0、東西風をu
0、移動後の緯度を
1、東西風をu
1とすると、角 運動量保存則より、
1 1
0
0 0
1
cos cos cos
cos a u a a u
a
となる。移動前の東西風は
u
0 0
、移動後の緯度は
1 0
だから、0 2
1
cos
u a a
02 0
2 0
2
1
a cos a a cos 1 a sin u
したがって、
[m/s]
6 3 . 6
015 . 0 420
015 . 0 10 7 10
6
6 51
u
風向.東 風速. 6 m/s
(2)
(10)
(3)
(10)
(1)で得られた微分方程式の両辺を
p
で割って、RT g dz
dp p 1
両辺を
z
で積分して、C RT z p g
ln
(C
は積分定数)両辺の指数をとって、
z
RT C g
p ' exp
(C '
は定数) 0
z
のときp p
0だから、C ' p
0となって、
z
RT p g
p
0exp
(2)で得られた解に、
z H
、e
p p
0 を代入して、
H
RT p g
e
p
0 0exp
H
RT g e exp 1
両辺の対数をとって、
RT H
g
1
g
H RT