理科教=薄葬こおける「新しい学力観コ講想の杉ミ討{鱗 57
理科教育における「新しい学力観」構想の検討(3/
玉 はじめに
後
姫8§年稔月の学習指導要領改訂鋭鋒,以Tlこ示 すように,ヂ新しい学力観ゴとのかかわりを意識し た醗究主題を掲げ,実践羅究に取蓼緩む学校が増 えてきて雛る。
・「続会の変化に主体的1こ薄癒できる生経の育 成」嫌
・「生きていく力としての学力を膏てる授業轡
・「墓薙・基本の徹底と懸を生かす捲導法の覇
究ゴ 3}
これらいずれの藩究にも共通すると思われるの は,次のようなことである。それは,社会の激し い変化が予想される2茎糧1紀を生きる生経たちに,
窪窪邑実現に役立つ方違,番生きてはたらく力羅を 身に付けさせたい」という教麟の類いが強く込め
られているということである。つま馨,教縣はこ れまでの,いかに効率良く多くの知識を伝達する かといった授業から醗爺し,生徒が主体的に思 考・辛勝彗・表現する活動を通して,課題解決に必 要とさ義る能力・資質の育成を鐵ろうとしている のである。後に紹介する「課題選択学習」,「課題 設定学習」,「顧窪選択学習盛といった,多様な学 習活動を多くの学校が取箏入れている事実が,ま
さにこのことの一端を裏替けているσ
本稿は,醗究先進校の「親しい学力観」にかか わる実践難究を分析し,「嚇しい学力観邊に基づ く 誓墾群遊授業盛の特徴を摺握することを大きな ねらいとしている。今露,襲究先進校8校の実践 を取零上げ僻,様々な角度から分極・検討すること にする。
2 霧新しい学力親譲に基づく
ζ理科虚授業涯分析の視点
「新しい学力観」にかかわる砺究主題を掲げた扇 究先進校の「遅論ゴ及びド実践内容」を分癬・縷 説するためには,「授業分権ゴの観点を瞬確にする
田石
薯告(福島大学大学醜教育学覇究科/初雄罎科教諭
必要がある。そこで,これまで議iみ込んだ資料の 範雛内で,胃新しい学力観薯に基づく「幾秘露授 業」分新の禰点を筆者な獅こ警邏すると,次の緯
〜(欝となる。
(i/拶基礎・基本の徹底譲と罫懸盤の檸長藷 と硲かかわ魯ねからの挽蕪 欝欝年改欝学習指導要領「紛雑重の中には,次 のような捷書がみられる{㍉
「… 基縫的・基本的な内容の指導を簸底し,
鰻牲を生かす教育の充実に努めなけ麹ばならな
いω
ここでは,「基礎・基本の徹底」と「懸盤の{牢長」
を董鬱している。これまで,「基礎・基本」をヂ知 識・技能」こ狭く綴足してとらえ,「縫牲」を「到 達度匪や「学習速度」の差といった「量的な懸人 差」ととらえる繧晦紅あったことは否めない。だ が,このようなとらえ方では,さきの提誉を蓬解 することは醗難になる.なぜなら,「基礎・基本」
を徹底しようとすれば,「懇人差ゴは解消され,「騒 性」を紳長ずることにはならない。また,「綴盤」
を紳長しようとすれば,「懸人差の拡大」を欝捲す こととなり,「基礎・基本」がおろそかになると,
それぞれ考えられがちだからである。
このようなことから,教育溌場がさきの提護を どのように受けとめて耽るか,いいかえれば,「基 礎・墓奉ゴと「縫牲」をそれぞれどのように受け とめ授業実践しているか興殊深く,「授業分椀の 観点として設定した。
!21ヂ学習活動等σ〉工夫藩からの視点
「新しい学力観」に基づく「種科」学習活動のあ 撃方について,霞極氏は次のような縫着をしてい
る働。
ヂ祇会の変化に主体的に蝿慈できるよう,観察,
実験を…屡重擬し,主体的な探究活動を還して 科学的思考力,鵯噺力,表現力などの能力を育 成する。その際.体験的な学習や題題解決的な 学習などの充実によ今,窪ら学ぶ意欲を高め,
58 懸島大学教欝実践欝究紀要第鋳号
主体的,麟造的な学習を重擬する。」
ここには,「生徒主体の授業展開涯,証観察・実験 の一膳重税」,ゼ問題解決的な学警活動の充実」と いった,今後の「運科」学習活動のあ婆方を示験 する重要な内容が込められている。
そこで,こうした提震を露まえ,教育現場がど のような授業実践をして駆るのかについて,次に 示す観点に纒分して碧授業分損」を試みたい。
①生経の「懸盤」を生かした,多様な学覆活動 をどのように縫織しているか。
②「馨己実理に役立つ力∫生きてはたらく力」
をどのようにして身に付けさせているか。
③学習集懸の編成をどのように工夫している
か。
鯵 「教誘(事象鍵示〉σ)工夫まからの視点 「新しい学力観ゴが,これまで以上に生徒の興 瞬許勝心・意欲を重観する立場をとっていること は周知の還鯵である鵜。これを露まえて,福島察教 育庁義務教官課編「新しい学力観に立った学習捲 導と評緬の改善」の申に,次のような提重霧海重みら
れる 9も
「これからの教育においては,子供たちが露分の よさや灘能牲を生かし,それ.を高め,心を豊か にしていく学習活動を戯立させるような,子供 たちにとって興味・縫心のある教材を吟味・精 選し,露発する必要がある。」
これは,「新しい学力観」に基づく授業において,
生徒が興味・関心・意欲を示す教轡の重要性を示 験するものである。また,提讐にみられる「興妹・
縫心のある教材」とは,その後の文賑から8常生 活とのかかわりの深い教誘を意味しているものと 思われる。
このように教秘は,生後の「意欲」を顕在化す るのに重要な役割を霧うが,単に嚢常生活とのか かわ警が深いだけでは,その役割を十分に果たせ るとはいいがたい。つまり,生徒の内面に「認知 的葛藤」を引き起こすような教材的極値を有さな けれ鋸fならないものと思われる。
したがって,「認知的蕩藤」を引き起こす事象の 提示も,ゼ意欲ゴの顕在化に必要不薄欠の要素であ ると考え,「授業分析」の携点に含め,教官現場の 授業実践を分析したい。
工9襲一i2
3 「『新しい学力観護に基づく
匿理科謹授業」の分析
ここでは,各羅究先進校の特筆できる実践蓉容 をラさきに示した3つの梶点から分類・整覆しラ 分摂することにする。
轡 窪基礎・基本給轍鷹譲と噸牲σ〉伸長オ とのかかわ善もからの挽∫菰による分析 まず,どの醗究先進校が弩基礎・基本書の徹底
と噸盤垂の伸長」にかかわる醗究を実践してい るかに着目したところ,次に示す3校に輿型溺を 見いだすことができた。雛下各校の特筆できると 思われる内容を紹介してみる。
①愛媛大学教育学灘醗霧中学校の場合
愛媛大学教育学部繋属中学校(以下愛媛大瞬羅 中学校/では.「基礎・基本盛を「育成したいカ」
と称し,蓼科の場合,次の表ilこ示すような内容 となっている。
表i 菱各教科のド育議したい力葺獣
繍1…騰☆國一i籍1難
1螂蝉鵜二謙娩魑器量瓢鞭1景
麟鍵・…惣☆』難1麟
表iは.F育成したい力」を横軸に.「学習内容」
を縦軸に位羅づけた二次元マトサックスを表して いる。 ここからは,「基礎・基本」を「知識・技能」
といった認知領域に鰻寇してとらえることなく,
「開運}事意欲・態度」と輩ユつた「驚意鎮竣」をも 含めてとらえること,しかも,観点購評衝の塵つ の観点を網羅していることがわかる。
次に,「纒牲ゴのとらえ方についてみることにす
る。
表2 【餐i牲のとらえ方!(揃
鄭勧辮、差へ麟額勤屡的劉、蓬へ鱒麟主に難鋤議へ鯛麺 し
達議養,蓬覆箸 学署タイプ等 興蕪・龍心.麦秀導 〜、〜 質穿縄メ、差
量擁嬬 〜〜、一〜一〜
表2は,懸盤を「量的懸人差」と「質的魑人差」
の爾蟻があるものととらえ,「懸人差3を瞬確にす るさいの蓄目点(達成度,興味・感心など〉を螺 的に示している。これは,次に遜べる必修教科と
礫群教育にお謬る「新しい学力観」構想の験討舞} 5§
選蝦教科との帽互縫係を明確にするさい,重要な 手がか拳となる。
それでは続いて,「基礎・基本の徹底盤とヂ餐1牲 の紳長」を,必修教科叢びに選毅教科において,
どのように実践しているかについてみることにす
る。
醗究紀要「教育課程の全体像」の項紀,次に示 す内容が記されている 垂㌔
「必修教科において主として知識・技龍的な残容 の籔いになるのに対してシ選択教科においては これからの社会の変化に対癒していけるような 自己学習の能力,自己選択の能力等の基盤育成 を主な内容とするの
また,この文書を端的に醒で示したのが,騒i の鍔藩究構想麹雌である。
麟i 【醗究椿想穰…鯉}
掌紋教官蓑擦
「…翠lしたい肇像
一
躍1二鑑写る毒導
」』齋
一一_
る。また,選毅教科の中で,「質的覆人差」を拡大 すべく,多様な学習内容を罵意して,ε纒牲の紳長ゴ を籔っている。
②秩霞大学教育学靉靆底中学絞の場合
秋霧大学教育学離離羅中学校(以下歓蟹大辮属 中学校/では,灘科授業におけるヂ基礎・基本」
をすべて浅海だし,それを隼闘捲導謙嚢の中に明 記している。表3はその一部を示したものである。
表3 藍年給指導謙藤董{塒
覆 i羅・澹雛糾醇総考…観察坤鐵男簸 難識・選解
離親臨≧璽凝・1劃
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噤g
1
一電流欝・電謹詳 1を健1って認べるこ
i準驚るよ忙
iなろうピする葛 1
1
る. 『電重疑計帯電菱{蓋考1墾できる。
薦饗繋る で鈎響鰹饗
■ 一
織 i …
、L
ここでも「基礎・基本」は,さきの愛媛大購羅 中学校と隅棟,「知識・技能藁といった「認餓領域」
畢こ煽ることなく,縁春意領域藩を含む孝つの観点す べてを網羅してとらえられている。
次に,紅魑牲」のとらえ方についてみることにす
る。
霞2 ζ鰻牲のとらえ方…鶴
本按でとらえる掌ア」駿と{羅磐E
一r一一一一一
これらは.いずれも必修教科では各教科でとら えた「基礎・基本」(育成した静力〉の習得をめざ し,選捉教科ではF自覆教育力3の育成をめざす ことを示験している.つま参,必修教科で「基礎・
基本の徹底感を灘撃,選訳教科で「纒性の坤長藩 を選ろうとしているのである。
さらに特筆できるのは,籔iに示されて雛るよ うに,必修教科の中に「/教科内〉選択学習」が鮭 罐づけられていることである。これは,さきに達 べた「量的懸人差3に対 癒するための手だてであ 拳,すべての生徒を共選の霞標に到達させる難的
を;有している。
このよう1こ,愛媛大離属中学校は,必修教科の 中で「量的懸人差」を解潰すべく,共通学習をは
じめ,「(教科内/選捉学習盛といった懇姓に応じ た指導を通して,「基礎・基本の徹底」を麟ってい
学鷲
華華楚鍵卜基本 難…義を操聾貌 磐無識 に擾う謎力
{要素錦知識季 {妓 慈
塗家しい璽韓 のためる,鰻 かをサろうも 鐵など凝するとき嬉
知謝」 簸蜥意志醜 準瀞)慧懸 灘 メ、
墾ましい馨麟 のため1こ,轄 かをやろうと すると餐懸 韓魏・意∫撫辱
蝶藤瞬樵 登会
秋懇大鷺属中学校は,「懸盤盛を麟2に示されて いるように,学力茎から5までにかかわる生徒 燧々の特性であるとしている。その中でもと陰わ
け,学力魂, 5の精意的な{麩嚢熱こかかわるヂ意欲藩 や囎心ゴ等に軸足をおき,それを学習活動1こ生 かすことを大燐にしている⑪
それでは続いて,ここまでみてきたゼ基礎・基 本ゴと「懸盤」を踏まえて,「基礎・基本の徹底」
と「懸盤の挿長」を,必修教科董びに選挨教科に
鱒 蓬島大学教春実践疑究紀要第騰号
おいて,どのように実践してみるか紅ついてみる ことにする。
まず,醗究紀要紅谷講究薬取り繧み匪のところ に詫された次の内容に注濃してみよう。
「・一それ(縫驚化/が強け轟ば方法,手段に 露熱して窪露な§標や開題をとらえることがお ろそかにな今,集毯の中で飽とかかわ参鰻牲が 発揮され,みがかれるのであるがそれもできに くくなる。つま讐懲性化ができにくいと考えら れるが,縫性化が強まるだけでは§標の達成や 課題の解決は進みにくい慮塒1
ここでいわれるゼ纒劉{鶏とは,後の文蘇から
「量的綴人差」を解溝すべく,すなわち泌2の学 力i〜2に対癒する指導の手だて(指導の麟懸化)
を,また,「{麟窒化藁とは,「質的糧1人差」を拡大 すべく,すなわち麟2の学力3〜5に蝿癒する捲 導の手だて(学習の懸盤化/を意味していると思 われる。ここに記さ蕊た内容は,ε振導の燧懸化」
と「学習の燧牲化益が双方稽容れないものである ことを的確に表現している.そこで秋蟹大難属中 学校は,こうした点を踏まえて,麟3に示すよう に,必修教科と選渓教科の麗係を,「毒導の鰯幾化」
ヂ学習の懸盤化」などの観点とかかわらせて瞬確 にしている。
図3 ζ必修教科と選蟹教科の縫鎌董鋤
教
響題鞍盤轟套学齢 選驚灘!一議i馨習
一斉・纏・亭嚢鐘1騒と亭葉羅中心 邏卒心 辮纏選採
泌軽教科/
辛 難事蠣選譲 1選毅教麹
麟3は,必修教科では「指導の懸饗彗化」の色彩 が,選択教科ではド学習の懸盤化ゴの色彩がそれ ぞれ強いことを表している。またシ麟3中の○は,
それらの色彩の強弱に応じて,共選または選択課 題学習といった「学習課題ゴや歩一斉・{羅・ノ罫集 懸といった「学習形態]の多様さを表している.
さらに特筆できるのは,必修教科の中に「選叛 課題学識といった「教科内選択」を位置づけて いることである。これは,『共通課題学習」の後に,
その中で生じた「量的懸人差」に臨建て行われる もので,学習内容を「補充・深化」することによ 箏,「基礎・基本」を一纏定養させることをねら窮 とする学習である。蓬科の場合,単元醍当表即}に
鯵鱗一i2
よると,各単元の終わ騰こ3鋳闘ずつ爵当されて
いる。
このようにみてくると,歓襲大難羅中学校は,
愛媛大購霧中学校と同様,必修教科の申に「共通 課題学習」や学習内容の茸補充・深化3を馨的と
する「選択課題学習」を設定し,「基礎・墓奉の徹 底」(指導の燧舞彗嚢つを纒っている。 また選挨教科
の中に,駿霞課題学習盛を設定し,「懸盤の坤長」
(学習の個性化〉を纒っている。
③二本松第一中学校鐙場合
二本松第一中学校(鋲下二本松一中/では,ド基 縫・基本」を学習毒導要頷の羅標および内容の総 体,いいかえれば,中学校段躇で身につける必要 のある「能力,資質」ととらえている。
表号 ζ理秘でとらえた基礎・基本茎脳
書意飾隣銅態髪癖科学縷愚考む奮灘麺鼓能愚撮理解
縫源
嬰撚鴬・
馨詩
酒谷雍
套木蔦訊
1
ロゾぬロヘペでデ ですロすぼ
1
基礎嘩本
﹂
」蕪にかかる電鑑
㌻
II
表4は,選科で「基礎・基本」を分疑し,各単 元やi単位蒔問の学習内容と「基礎・基本]との 関係を瞬確1こした指導譜面の一部を示している。
また,表号申の○は,「評懸」の観点を表しており,
「基礎・基本ゴと「評懸盤の関係をも騨確にして いる弓このよう吾こ,ここでもさきの2枚と霧様,
「基礎・基本ユを唾観点すべてを網羅してとらえ ていることがわかる。
次に,馨麟生」のとらえ方についてみることにす る。表5は,躍懸盤羅のとらえ方と搭導の手だて」
を示したものである。ここでも,さきの愛媛醗屡 中学校と濤様,「懸盤」を「量的な偲人差」ド質的 な燧人差」の薦極でとらえ,「縫人差」を窮確にす るさいの着欝点(達成度,興稼・鷺心など)を蟻 的紅示している。また,二本松一中の場合,こう した「縫人差」1こ対する振導法を異体的に示して いる点は特筆できるものと思われる。
それでは続静て,ε基礎・基本の徹底」と「嚢1縫 の紳長」を必修教科厳びに選択教科にお鵠て,ど のように実践しているかについてみることにす
る。
選琢導教育睾こおける「新しい学プ3観」溝懇の穣嚢駅欝 磁
表5 【ヂ鱈縫」のとらえ方と指導の手だてy鰯 捲導の鰭驚化 i 学醤の欄健{ヒ 共選の署標をよ導縫か紅蓮絞 一入ひと吟の懸盤(よさ}に するために,幾導方法を燧雛・淫震じ,それを生1かし鳶てよ 銑,一人ひ鱒鍵鍮こ劉うとすること.
!
習の戒堂を羅癒すこと。
量的な鰯人差 質的な醐人差
ヂ連銭度]や「学響速度」 「学鷺スタイ序」や「興妹・
など・
指 導 法
麗心コ,「学習経験」など 揚 導 法 欝熱度学欝,完全習得学習 …課題設建学醤,課題選捉学習 プログラム学習,ド夢ル学習1靉靆解渓誘な学習
まず,醗究組要「醗究構想3の項に,必修教科 と選叛教科の関係を瞬確化する内容が,次のよう に記されている{鋤。
ヂ必修教科と選採教科の学習の護1係は,必修教科 で身につけた基礎・基本の上に,選按教科で発 展さらには深匙させることができるものと考え
る。」
これは,必修教科で5基礎・基本」の徹底を醤 穆,これを踏まえて,選i毅教科で生徒一人ひと撃の 興味・麗心など紅応じた学習を展翳することを示 験している。だが,ここで見誤ってはならないこ
とがある。それは,選捉教科だけで「懸盤の坤長ゴ を綴ろうとはしていないことである。つま讐,必 修教科の振導の申でも,「鱗姓の紳長」を蟹ろうと
しているのである。それを示すのが纒4である。
轡尊 瓢穣1牲を生かす指導紛パターンr鋤
達破度犠学懇のパターン 課題選擢学習のパ
r±一ヤr
劇摩曄当
拶
愈
麟尋中の「達成度篤学轡のパターン3とは,ゼ量 的な綴人差」に対1癒したε揚導の簸鍔藪と雌を表し ており,共選の目標をよ拳確か1こ達成することを 鐸的としている。またッ「課題学習のパターン」と は,「質的な醒人差」に尉癒した「学習の懸盤化3
を表してお塗,一人ひと讐の纒姓を生かし,育て ようとすることを欝的としている。
このように,二本松一中では,「量的・質的な纒 人差蒸の双方紅羅を鶴けた学習捲導を通して,「基 礎・基本」の徹羅を懸るとともに,学習者一人ひ
とりのド懸盤匪の神長を図ろうとしている。
【ま と め藁
ここでは,これまで取蓼上げた3校のヂ基礎・
基本盛や「騒産室」のとらえ方,ならびに「基礎・
基本の徹底3と「懸盤の紳長淫を必修教科や選訳 教科にお恥て,どのように実践しているか等につ いて鑛次総揺することにする。
まず,「基礎・基本藩のとらえ方につ騒てだが.
3校瞬ずれも,「難識・技能」に狭く黙足してとら えることなく,「縫心・意欲・態度誰といった警春 意領域雌をも盒め,蓬醗点すべてを網羅してとら
えていることが特徴として挙げられる。とウわけ,
秋雲大購霧中と二二本松一中の場合, 隼幾指導計霞 の中に「基礎・墓奉ゴを全単元すべてにわたり洗 い鐵しケ しかも観点霧評懸とかかわ継を持たせ,
指導と評懸の一体化を醤っている点は特筆できる
ものと懇.われる。
次に,「懸盤」のとらえ方紀っ恥てだが, 3較い ずれも臼露盤ゴを「達成度(知識・技籠を主とす る)盛や「学習速護盛といったヂ量的燧人差」と,
「興味。縫 む」や「学習スタイルゴと㌧≧つた野質 的纒人差」の霧蟻でとらえていることが特籔とし て挙げられる。とりわけ,二本松一中の場合,さ きにも逮べたように,こうした「魑人差」に鰐癒 する指導法を異体的紀示している点は特筆できる
ものと慰、わましる。
さらに,必修教科と選訳教科の位置付けについ てだが,これらのことを次の醗5にまとめてみた。
愛媛大購霧中と秋霧大勝霧中は,必修教科と選 択教科の役割を二分して実践している.つま撃,
必修教科では,その中に「共選(課題/学参」や 学習内容の「補完・深化誌を馨的とする「選捉(課 題〉学習コを設定し,「基礎。i基本の徹底」(「指導 の趨遷化3/を騒っている。また,選択教科では,
生徒の興味・縫心に臨じて課題を選ばせる「嚢密 課題学習」を設定し,「学習の纒鐘化ゴを纒って鯵
る。
一方,二本松一中の場合,必修教科でヂ基礎・
基本ゴの徹癒を醒参つつ,ヂ質的燧人差雄に対1癒し た「学習の懸盤化」をも襲っている。選撰教科に
?一6 橿島大学教春実践馨究紀要第麗号
ついては,さきの2校と線様である。
麟§ 必修教秘と選訳教科の綾羅{璽燈}
愛媛大購羅単と綾羅大購羅中の場合
必鋒教科
選蟹教科
騒 茎鱒 灘籔的儒人差の解溝を費朗とする学欝活垂縫3舞錐1簸人差の麓大を欝飽とずる学習活醗
必修教科
愛卜縫i教零導と遷齪教科の位置塗翼ナ{2}
二本総一中の壕舎
選嫌教科弱喚1※騨讐騨響.饗麹騨籔ニミ簸簸ニミニ書
9 玉毅
麗量的倭人藻の解湾を醤斡とする学蟄活魏灘質農鱗轟λ藻碗大を聲納と亨る学習活難
いずれにも共通することは,「量的・質的な纒人 差」の際方に目を陶けた学習旛導を展開すること によ弩,「綴{窒の俸長」を図ろうとしていることで あるむそして,遂に異なることは,ただiつ島そ れは,必修教科の中で「学習の纒牲化3を籔ろう
としているか否かということである。
「新しい学力観」に基づく授業を考えたとき,
欝鍵年「第縁類中央教育審議会答申ゴの次の提書 は,示唆に富んでいる。
「これからは,全員が織じ教畜内容を受けるよう な形式的な平等ではなく,纏盤紀応じてそれぞ れ異なるものを目指す実質的な平等を実現して いくことがますます重要になる。」{鋤
これは,二本松一中での実践を支持して耽るよ
うに思われ,る。
(2/ ヂ学習活動等め工夫藩からの視点による分析 ここでは,さきに違べたように,以下3つの携 点に纏分して「授業分析」を試みることにする。
① 分新視点(そのi〉〜ド多様な学習活動を どのように維織しているか」〜
はじめに,どの醗究先進校が分野観点そのiに かかわる懸究を実践しているかに着§したとこ ろ,数校に典型擁を見いだすことができた。その 中で,横浜緩立大学醗羅鎌倉中学校(以下鎌倉中 学校〉の実践が,発達段踏1こ応じた学習活動を纏
i今蟹一i2
織している点で歩優れ、て雛ると思われる。よって 以下,鎌倉中学校の実践を紹介してみる。
まず,鎌倉中学校で1ま,「基礎・基本の徹底准と
「縫牲の紳長」とのかかわ拳についてラ次のよう にとらえている{鋤。
「基礎・基本の捲導における燧姓に応じた学習指 導と,学習餐一人ひと拳の縷姓を生かす学習指 導の爾養が選窮に緩み合わされ,3奪問の発達 段踏に癒じて計露的・系統的に実施されること が必要…」(下線筆者/
ここでいう「懸性に癒じた」学習揚導とは,「捲 導の纒甥牝」を,また碧籐姓を生かす」学習指導
とは,「学習の懸盤化」を意嫁していると思われる。
つま拳, ここでもさきの二本松一中と購様ラ必醤多 教科の鮨導の申で,「量的・質的な縫人差ゴの双方
に目を向けた学習指奪を展醐することによ陰,「翻 姓の神授」を緩ろうとしていることがうかがえる。
次に,「遷科ゴの取貌組みの中で,学習者の「魑 性ユをで串ばすために.多様な学習活勧をどのよう
に纏織しているかに漣震してみる。
麟6 【発達段購尋こ応じた授業の流れ藁 {王学隼の齢董
…1瞬1梅園
ξ2学隼の場合董
園r農㎜c一瞬3璽匡雲
離:二∵㌻:端麗
【3学年の場合墨
翻蕊駐i蕪
馨§は,各学年の発達段驚に応じた授業の流れ の概略を示したものである。たとえば,i年生は 教麟の設定した課題の中から,学習者一人ひとり がもっとも興味のあるものを選検して,課題解決 活動を行うといったぎ課題選択モデルヨを表して いる。また2年生は,教饒の設定した複数の課題 を自由な腰番で解決し,その後難分の興味のある 課題を自ら設定し解決するといったド課題選撰モ デル」の変型を表している。さらに3年生は,教 麟が与えた題材のもとに,学習者窪らが課題を設
礫科教官にお1ずる「新しい学力観」溝懇み縷隷3/ §3
足し解決したあと,学習考の察密な発想のもとで 発展的な課題解決を行うといった「課題設定モデ ル」を表している。
このように,学習者の発達段踏に応じて,学習 活動モデルを質的に高め,しかも計藤的・系統的
に実施している点は讐筆できるものと思われる。
続いて,異体的な授業の実践内容についてみる ことにする。なお紙輕の都合上.ここでは3隼生
「生物どうしのつながり」(総計32時麗/を取り上 げる。授業の流れと実践は,次の表6に示すとお
琴である。
iii…i6 菱授業の流れと実践内容董に4}
欝器鍵当 実践講容
・圭一3畷潅概綱かJ「鵜勇徽概など誇テ㎜マわ 渉て薩ご農諭会い,犠鱗1こ簸托こ雛
臨終慮望難際難1鶏穫
i験訴錘を立案させる。
・4懸i親雌雄動蕪.そして,そ鎌鱒鰺醗
塵テ』マ張執賊難禦る和響
1舞嚥蘇畿する・縮こ課慧一辮薇羅 i蜘薮蚊鋤実験錘を蝶鑑
:1二懸 講義欝欝醗/
・玉緒戦これま翫てきた各覆の駿繊をも嵐本靴
購董曝露酢る繊醸した 襯学
・2鰯曝顯騰嚇として謎・各断った鞭を鰍全 1簸鵬疑購1こ,学馳駅鍮強意強熱 P磯を灘さ雑誌駿蝦罎衰幾簑 縫卿簸に趨羅を記撚績1こ言繰猿 2鞭…雛謬懸凝して観今までの実験や簸を慰
てッ共に学馨してきた蓬誇神舞撃発つ襲い薫やさらに 曝難点などきこつ鵠てコメントを書協.また,
!
1窪藝響懸も鴛わせる。
髄畷 iこ縮笹学齢轍瘍さ硫鯨し灘てみ癖
i韓容等1こついて,課題の設定および実験欝轟を立てさ iせる.
・2鰯磯 実験躾施/灘設定饗2」/
彊〜3鯖蜀 爺突鑿憲の聾絞
ここに示した授業の流れは,ヂ課題設定」学習モ デルであり,この中に特筆できるものが尋つある。
iつは,i〜3蒔駁の討論活i勤である。それは,
「叢」およびダ学級ゴでの討i論を深めることによ り,学習考自身「生物」またはε纏梅喜について,
露己の考えはもとよ箏,飽の学習者の考えを認識 した辱,あるいは,新たな課題を見いだし,その 課題解決紅取陰縫む意欲を喚起させたりするのに 有効であると考えられるからである。
2つめは,鷺〜23鋳醸の学習活動である.それ は,「本単元の学習内容を定着させる活動を中心に した…」とあるように,「基礎・基本誰的な学習内
容を取り籔っているからである。つま鯵,「課題設 定」学習は,「学習の懇牲化ゴを深めるあま蓼,共 通の目標達成がおろそかになりがちであり,そう
したことへ醗癒した学習活動がみられるというこ とである。
3つめは,塞〜2§時騒の学習活動である。それ は,各蓬の懸究蓉容について「共有化葺を麟って いるからである。こうした「共有イ為の場面を設 定することは.学習者権互の認識を深めさせる上 で,大鰐なことであると考えられる。
珪つめは,27時綴の活動である。そ轟は,「露巳 評魎ゴ篠暴互評緬ゴ活動を還して,学習域:果や学習 過程における懲己の変容を鎧覚させ,それがその 後の学習者の海上・成長に結びついていくものと 考えられるからである。
ここまでこの実践の特筆できる点について検討 してきた。最後に,この実践の問題について験試 してみる。授業者は,種々のアンケート調査結果 をもとに,露己の実践を分析している。その中で,
次の文言が特に目を引いた。
「この生経の場合は,…選科善こ関する簿識・運解 については震繕を失ってしまったが,学習を進 める速覆については速くできるようになった。
また,選科に対して少なかった興味・関心が高 ま箏,一人で探究することが徐々に好きになつ てきていることも読み取れる。ノ聯
ここでは.主体的な「探究の仕方」の海ま二は認 められるが,「知識・遅解3については,逆の領海 力量設められる。つまり,F課題設定」学習といった 「学:習の優1性化」を深める学習では,その長所を 認めつつも,自然認識の深まり,科学機念の形成・
獲得がおろそかにされる恐れがあるということで ある。次の玉籤氏の提言は,こうした授業実践へ 警鐘を鴨らすものである。
「結果はどうであれ,一人ひと拳が調べ方を考え ればよい,そして調べればよい,そしてただや りっぱなしで,簿が瞬確になったのかまったく 問わな魏といった実践がふえている領海はみの がすわけにはいかない。」{鱗
⑦ 分析視点(その2〉〜ぽ盤きたはたらく力謡 をどのように身につけさせているか」〜
さきと瞬様,ここでもどの藩究先進校が分損携 点その2にかかわる晒究を実践しているかに着§
したところ,山舞大学教育学離離羅出羅中学校(以 下出離大難属中学校/,大薮教育大学教育学部羅羅
§4 遷島大学教責実践懸究紀要第騰号
平野中学校(以下大阪教育大難羅平野中学校/の 2校に典型溺を見鯵だすことができた。よって以 下,2校の実践を紹介することにする.
ア.霞濃大鰍属中学校の実践
曲舞大醗羅中学校理科離では,「生きていく力と しての学力を育てる授業藤という醗究課題のもと,
次のような欝究優説を設定し齢,授業実践に取箏 縫んでいる。
「基礎的・基本的な鷺識・技能をもとにしながら,
生経§らが探究活動を行う場を設定すれば,自 然を調べる喜びを感建ながら自然との縫わ参を 考え窪然観を形成していくようになる。」
これは,醗有または新たに獲得した募知識・鼓 能」を発展・悪難的な学習1こ塵接役立てることに よ吟,学習考欝身それらの「有効性」,「重要性」
を再認識し,このことがひいては「生きてはたら く力」となって身に付くものとの見解を示してい るように思われる。
このような懸究仮説にもとづき実践した,i年 紅水溶藪一水溶液の盤質を講べる一」(総計7 時間}の授業を験試してみる。次の表7は, この 小単元の指導計璽を示したものである。
表フ 〔搭導欝醸肇
容糞習学
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舞羅導嶺
表7中の振導項§①〜④は,「水溶液について
「基礎・基本」的な「簸識」やヂ探究の縫方」を 身に付けさせるというものである。また,垂髫導項 目⑤〜⑦は,獲得した「知識謎や「探究の仕方」
を彫}て,未蟻の水溶液嘆種類の盤質を調べ,そ れらを瞬定するというものである。
珍鱗一i2
この実践で特筆できるものは2つある。iつは,
「水溶瀬の盤質を講べる{蟻の授業では,単に炎 色反応や蒸発乾闘の残留物を観察させるというも のではな卦玉ということである◎つまζ},醗知の水 溶薮を罵魏た観察・実験によ撃,その特鐵を麺握 するのではなく,未知の水溶蔽を繕い,観察結集 を轡慰して水溶液を簿足するという探究的な活動 であったということである。ここからは,ヂ共通課 題」学習にも意欲的に取聾緩ませ,「探究の過程」
を通して獲得した葬簿識」をしっかり定萎させよ うとする授業者の意懸が感じられる。
2つめは,「水溶液の性質を講べる{21」の授業に おいて,6種類の水溶蔽から,異なる緩み合わせ の尋種類の水溶濠を学習者一人ひとりに分け与 え,燧琴彗に実験を計露させ,しかも藏舞彗に実験を 実施させたことである。授業考は,学習者に,す べてにわたり責任を負わすことにより,グループ 実験とは異なる状溌,いいかえれば,意欲的に取 箏緩まざるを得ない状混をつくりだしたものと考 えられる。そして,生徒一人ひと今が醤分の考え をもって自然を探究すること1こよ穆,「生きてはた らく力」を身に付けさせようと意験したものと考 えられる。ただし,授業者はグループ実験を否定 するものではなく,今曝の実験のド靉靆化謡につ いて「一人一人の考えを確かめるため,…教麟が 対穂薄能な場合は有効」難との考えを示している
ことを曾記しておく。
イ.大薮教育大幣羅平野中学校の実践
大藪教官大購羅平野中学校理科部では,ヂ歓会の 変化に主体的に対応できる生経の育成」という蘇 究主題のもと,痙科独窪にヂ科学的精報を活罵で きる生経の育成」といった矯究童題を設定し,醗 究活動を進めている。ここでいう「科学的憾報を 活絹できる」とは,「情報の壌集→選探→率彗絹紬簿垂
作→・伝達」といった一連の活動を意味してい
る{鋤。
また,高度鋳報乾鮭会が急速に進展している現代 社会において,多くの情報の中から目的にあった 情報を主体的に選摂し,それをどのように活罵す
るかという能力の育成が求められている。つま箏,
鋳報の選捉・活震・錘運といったジ能力ゴの育成 こそが,「生きてはたらく力淫を身に付けさぜるこ ととな参,このことがしいては,「社会の変化に主 体的に対応できる生徒の脅威」に結びつくものと
とらえているように考えられる。
理豊科教蕎における「新しい学力観」機懇の櫨灘嬢/ 縣
このようなとらえ方にもとづき実践した,3年
「梅質とイオン〜身近な梅質を使って電池を作ろ う〜ゴ(総計5時馨〉の授業を検討してみる。
次の表8は,この小単元の指導譜面を示したもの である。
衰8中の「段購i」は,電池の購造についての 葬短識」や電池としての機能をはたすための「条 件」の探究,いわゆる「薦報取集・整選盛の段墜 である。また「段階董駈は,電漣麟作の計薩立案,
製作実施といった,「驚報奨懸・越運」の靉靆であ る。さらに糞段購獲盛は,電漣製作のレ潔一ト作 成,発表といった,ヂ鷲鞍整遅・伝達」の段踏であ る。この実践で特筆できるものが2つある。
iつは,この実践がさきに示した灘霞大購霧中 学校の実践と権通じるものがあるということであ る。つまり,この実践は電池について「基礎・基 本」的な「知識」や「探究の縫方ユを身に付けさ せた後,獲得した「知識」や「探究の仕方」を驚 いて,電池を製作させている。まさに,新たに獲 得した「知識・技籠」を発展・癒驚的な学習に癒 接役立てることにより,「生きてはたらく力」を身 に鍾けさせようとしているのである。
表8 (指導議遜養鱗
諜劃 i繍レタ銚嫉醗の髄を鶴衡慧)
.嘩.屍毒裟譏嫌難簸殺墓誌欝の
課題磯 嘆験繰越と碗・麟難廼}
! ・実験結集を罷表する,罐鞭の転遷》
●鍛藪と壷鐙薮で§獲顛の鍍を健って電解藏を探る。邉求 ._. 醗実験! 蜷鞍の簸集}
・実験燵果を濠とめる。1藥鞍の麺嚢)
TTi閃 ・実験繕集を発表する自繋奪鞍の転達1
まとめ解離顯翻こ2鱒鍍灘浸し謬綴つなぐと
… 電流が得られる、 藩輻4)整麗)
段熱i畷i
学習の譲れ
麩翻副ま製材罐饗霞継灘t語義譲を
i隈 i める孕 {繋幸甚の穂懸1
電鷺、一i罎醸艦齢て雛饗解る・鯖蜘難)
製顎譲騰雛驚こ議鋸蕪霧どを接駄実
まとめi i確池づく随節返って漫碗貌レ壌一ト縁
螺.一i論議を訊 麟の蟹 『憐磨誌蕪慮併し醸密よ縦揺 驚轡… 磯 磁 輪転達}
発表1 i騰互詳蘇
2つめは,レ・オぞ一トに書かれたある生餐…の感想 についてである。その一部を次に示す儲。
弩響故電気が発生するのか。そんなことはわから なくても,この実験で,本当にぴっく参したの は,懲分達で,電気をつくれたことだ。プロペ ラをまわした吟,オルゴールをならした撃,実
験に成功した時はとてもう蕊しかった。一」
(下線筆者/
上記下線部は,さきに示した玉蛋民の危撰の念 がずばり的中していることを類実に示すものであ る。 ここには,楽しければよい,藤白ければよい といった「感性に訴える教育」がみえ隠れしてい るように思えてならない.また,露営生活とのか かわ讐を重擬して取讐入れられた「電池盛の学習 がい力随こ笈権的なものであるかが読み取れる。
ここまで,2校の実践を取参、とげ「生きてはた らく力」をどのように身に醤謬させるかに観点を 当てて検討してきた。そこで明らかになったこと は,ε基礎・基奉誰的なヂ短識」や「探究の仕方3 を身に付けさせ,それを発展・応驚的な課題解決 に役立たせることによ婆,ド生きてはたらく力」を 身に付けさせていることである。だが,一方で自 然認識の深まウ,科学概念の形成獲得が亀ぶまれ ているのも事実である。遜科授業の実践にあたり,
再度1攣科教育本来の欝衰態こついて,再認識する必 要があるように思われる。
4.おわ鯵に
紙囁の灘合土,すべてを掲載することはできな かった。掲載できなかった藻分については,驚の 機会に報告したいと考える。また,本稿は後総の 大学駝における醗究の一環として,三石教官の指 導のもと執筆したものであ吟,文責はすべて後覆
にあることを付記しておく。
[註重
(蘇 大晦教鷺大学教篤学離漿麟平賢宰学校纏 婁醗究総要畢婚蛍隼登簿
鋤 霞讐大学教官学離繋属灘3中学校織騒究紀要 第3§考選i鱒2隼5肩
麟 福島察二本松帯立二本松第一中学校編 匿醗究縫要暑i鱒3隼i矯
(4/今墾取箸上げた学校名および資料は,
/註1鐵〜{31豊び1こ次の通りである。
・愛媛大学教官学部購霧中学校織優緋究紀要第菊 琴海欝§2隼淫欝
・秋蟹大学教奮学部購属中学校編罫藩究艱苦 第 37号欝欝綴年
・穫浜蜜豆大学灘羅鎌倉中学校編罫欝究縫要 第 欝集書至鱒亙隼i擁
・香醗大学購羅蕎松中学校編謬平成元・2隼文藻 密教畜課程碕究詣定 醗究鰻密雲謄鱗隼3鐸
醗 福島大学教育実践醗究紀要第2§簿
・穣島大学教畜学部購霧中学校纂華見つめ,認め,
みがき合う授業の麟造謹欝鱗年5簿器露 欝89年3月2涯1大蔵省靉靆海 夢教育科学理科教官謹鷺3貫欝88年簸罵
(聾 たとえば,ig8§隼改欝学習撫導要領「総雛」の 中里こ,次の提言がみられる。
「…農ら学ぶ意欲と社会の変牝に霊捧的に対穂 できる能力の=脅威を緩るととも毒こ…」
麟 篠島票数畜庁義務教育諜纒富新しい学力観畢こ立 つた学習捲導と評癒の酸蕃書 6頁
欝垂年3月i讃
轡 愛媛大学教鳶学部欝霧中学校緩押欝究紀要 第 45号蓋33頁の表iよ参一部薮粋した⑪ 至鱒2年蓬月
{癖 瞬羨 縫頁の図2を再掲した。
(欝 瞬薦 珪翼
1舞 1薄鋳 3i蚕の「砺究講想褻傷よ拳一部鼓舞した。
毅 秋穣大学教蕎学認欝屈中学絞纏蟻究報告 第 緋 文部省碧串学校学習捲導要領護i翼
麟 霞極 隆「新学習姦導要領の機要鱗」
/懇
(講
㈱
(欝
麟
騰
㈱騰繊
㈱ 麟
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繍
57号書 毅〜93費よ今一藻絞粋した。ig蟹隼 隅蕪 6頁より一部抜粋した。
鱗繭 i3葵
轟前 i3頁1より一薬薮粋した。
岡麟 89頁
福観察二本松姦直二本松第一中学校編 罫麟:究資料集虚4〜7頁よ馨一都絞粋した。
i鱒3年猛爆
繭掲 福轟察二本松構立二本松第一中学校纏 医欝究紀要毒§頁の穰を一蔀癬筆諺歪した。
購薦 珪蚕
簿鋳 5葵の羅を再掲した。
文藻省癡夢新しい鋳代に頬紅する教蕎の諸麟度 の改革一第慧難中央教育審議会答串一善騒 頁 鯵鱗年5月2艇… 大蔵省靉靆局
横浜蟹立大単数官学謬欝霧鎌倉中学校纒 匿懸究記要 第i§集壽2葵 玉鱒i葬鑓得 隅羨 簸§〜猛2翼の内容趣霧を獲なわない形 で,筆者が一覧形式にまとめた。
認繭 雛頁
玉鐙泰太郵「小学校選科の再櫨討を」
罫梅蓬教官護蒔頁第38巻第i暑 欝欝年 騒本物遷教官学会癒
醜掲 白襲大学教官学灘蜜賛中学校纏 置醗究紀要 第3§号誘鱗頁
瞬議176i嚢一覧表の一謡を再掲した。
購蕩 7§葺
麟掲 大鍍教蕎大学教鷺学離籍騰平野中学校 編鰯究紀要難63翼
瞬麟 鱒翼の表の一藻を再掲した。
鯵 瞬藩 68頁
i§鱗一i2