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(1)

理 科

1 学 習 指 導 の 改 善 ・ 充 実 (1) 学 習 指 導 の 改 善 の 視 点

高 等 学 校 学 習 指 導 要 領 の 理 科 の 改 訂 に 当 た り 、 中 央 教 育 審 議 会 に お い て は 理 科 の 課 題 と し て 、 理 科 の 学 習 に 対 す る 意 欲 が 低 い こ と 、 基 本 的 な 知 識 ・ 理 解 が 十 分 で な い こ と 及 び 科 学 的 な 思 考 力 ・ 表 現 力 が 十 分 で な い こ と な ど が あ げ ら れ た 。 こ れ に よ り 、 高 等 学 校 の 理 科 改 訂 の 考 え 方 と し て 、 基 礎 的 ・ 基 本 的 な 知 識 ・ 技 能 の 確 実 な 定 着 を 図 る と と も に 、 探 究 的 な 学 習 活 動 を よ り 一 層 充 実 す る こ と な ど が 示 さ れ て お り 、 こ の 趣 旨 を 踏 ま え て 指 導 計 画 を 作 成 す る こ と が 重 要 で あ る 。

ま た 、「 小 ・ 中 学 校 の 学 習 評 価 で は 観 点 別 学 習 状 況 の 評 価 の 着 実 な 浸 透 が 見 ら れ る が 、 高 等 学 校 の 学 習 評 価 で は 、 観 点 別 学 習 状 況 の 評 価 の 趣 旨 を 踏 ま え た 学 習 評 価 を 行 い 、 授 業 の 改 善 に つ な げ る よ う 努 力 し て い る 学 校 が あ る 一 方 で 、 ペ ー パ ー テ ス ト を 中 心 と し て い わ ゆ る 平 常 点 を 加 味 し た 、 成 績 付 け の た め の 評 価 に と ど ま っ て い る 学 校 も あ る 」 と の 指 摘 が あ る 。 高 等 学 校 に お い て も 、 基 礎 的 ・ 基 本 的 な 知 識 ・ 技 能 に 加 え 、 思 考 力 ・ 判 断 力 ・ 表 現 力 等 主 体 的 に 学 習 に 取 り 組 む 態 度 に 関 す る 観 点 に つ い て も 評 価 を 行 う な ど 、 観 点 別 学 習 状 況 の 評 価 の 充 実 を 図 り 、 き め の 細 か い 学 習 指 導 と 生 徒 一 人 一 人 の 学 習 の 確 実 な 定 着 を 図 っ て い く 必 要 が あ る 。

(2) 効 果 的 な 学 習 指 導

理 科 の 学 習 に お い て は 、 科 学 的 な 思 考 力 や 判 断 力 、 表 現 力 の 育 成 を 図 る 観 点 か ら 、 探 究 的 な 学 習 活 動 を 一 層 重 視 し て い る 。 学 習 指 導 要 領 で 「 各 科 目 の 指 導 に 当 た っ て は 、 観 察 、 実 験 な ど の 結 果 を 分 析 し 解 釈 し て 自 ら の 考 え を 導 き 出 し そ れ ら を 表 現 す る こ と 」 と 示 し て い る 。 こ の よ う な 学 習 活 動 は 、 言 語 力 の 育 成 に も つ な が る も の で あ る 。 理 科 の 指 導 を 見 直 し 、 指 導 計 画 に こ の よ う な 活 動 を 適 切 に 位 置 付 け て 指 導 し て い く こ と が 大 切 で あ る 。

ま た 、 新 し い 教 科 書 は 、 こ れ ま で の 教 科 書 に 比 べ 質 ・ 量 両 面 で 充 実 し て い る 。 こ れ は 、 繰 り 返 し 学 習 や 知 識 ・ 技 能 を 活 用 す る 学 習 、 発 展 的 な 学 習 に 生 徒 自 ら 取 り 組 み 、 知 識 ・ 技 能 の 定 着 や 思 考 を 深 め る こ と を 促 す よ う な 工 夫 が 凝 ら さ れ た 読 み 応 え の あ る 内 容 と な る こ と を 意 図 し た 改 善 で あ る 。 し た が っ て 、 学 習 指 導 に お い て は 、 教 科 書 に 記 載 さ れ た 内 容 を 全 て 教 え る と い う こ と で は な く 、 学 習 指 導 要 領 の 趣 旨 を 踏 ま え 、 主 体 的 に 取 り 組 め る よ う な 指 導 の 工 夫 や 改 善 が 大 切 で あ る 。

学 習 評 価 に つ い て は 、 目 標 に 準 拠 し た 評 価 を 行 い 、 生 徒 の 学 習 の 状 況 を 的 確 に 捉 え て 指 導 に 生 か し て い く こ と が 大 切 で あ る 。 学 習 指 導 と 学 習 評 価 を 一 体 的 に 行 う こ と に よ り 、 生 徒 一 人 一 人 に 学 習 内 容 の 着 実 な 定 着 を 図 り 、 授 業 の 改 善 に 寄 与 す る と の 学 習 評 価 の 重 要 性 は 小 ・ 中 学 校 と 同 様 で あ り 、 高 等 学 校 に お い て も 、 学 習 評 価 の 前 提 と な る 指 導 と 評 価 の 計 画 の 作 成 や 、 観 点 に 対 応 し た 生 徒 一 人 一 人 の 学 習 状 況 を 適 切 に 伝 え て い く こ と な ど 、 学 習 評 価 の 一 層 の 改 善 が 求 め ら れ る 。

(2)

2 評価方法の改善・充実

(1) 目標に準拠した評価を行うメリット

ア 全ての生徒に確かな学力を身に付けさせる

生徒の学習履歴、学習に必要な基礎となる事項の定着、学習に対する興味などを把 握し、その後の指導に生かすことは、高等学校理科の課題とされてきた理科の学習に 対する意欲が低いこと、基本的な知識・理解が十分でないこと及び科学的な思考力・

表現力が十分でないことなどの改善につながっていくと考えられる。

例えば、それまでの学習を基礎としながら予想を立て、それを確かめるための観察 や実験について検討したり、結果を分析して解釈するなど探究的に学習を進めたり、

生徒の思考過程などを把握しながら指導に生かしたりしていくことで、科学的な概念 が身に付いていくものと考えられる。

また、目標に準拠した評価を行うに当たり、生徒は作成した評価規準を通して、学 習のめあてや学習の重点を明確にすることができるとともに、学習後の教師からの評 価によって、今後どのような点に注意して学習すべきかを考えることにもなり、生徒 の学習の改善にもつながっていくと考えられる。

イ 生徒の学習意欲を向上させる

観点別学習状況の評価は、生徒一人一人の実現状況を様々な角度から評価するもの である。理科の学習において、「探究活動」など、生徒が目的意識をもって観察や実 験を行い、主体的に追究していく中で、生徒の優れた面を把握し、適宜生徒に伝える ことで、学習意欲の向上にもつながっていくことが期待される。

ウ 大学等が多様な資質能力を有する生徒を求めることに応え、生徒の様々な進路希望 の実現となる

変化の激しい環境の中では、自分たちが置かれている状況に敏速に対応し、斬新な 考えをもって、行動できる自立した人材が求められている。したがって、理科の学習 において、科学的に探究する学習活動を重視した指導を行い、その学習の状況を適切 に評価し伸ばしていくことは、生徒の様々な進路希望の実現に役立つこととなる。

(2) 評価規準とは何か

目標に準拠した評価を適切に実施するためには、各教科・科目の目標だけでなく、領 域や内容項目レベルの学習指導のねらいが明確になっていること、学習指導のねらいが 生徒の学習状況として実現されたとはどのような状態になっているかが具体的に想定さ れていることが必要である。このような「おおむね満足できる」状況を具体的に示した ものが評価規準であり、各学校において設定するものである。また、「おおむね満足で きる」状況が実現していなければ「努力を要する」状況となり、実現している生徒の中 で、質的な高まりや深まりをもっていると判断されるとき、「十分満足できている」状 況という評価になる。

〈高等学校における観点別学習状況の評価の例〉

「十分満足できる」状況と判断されるもの A

「おおむね満足できる」状況と判断されるもの B

「努力を要する」状況と判断されるもの C

-H24理科 2-

(3)

(3) 評価の工夫

ア 指導と評価の一体化

新しい学習指導要領の下における評価の観点については、従来の評価の4観点の枠 組みを基盤としつつ、学力の3要素①基礎的・基本的な知識・技能、②知識・技能を 活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等、③主体的に学習に 取り組む態度を踏まえて評価の観点を整理している。

学力を着実に身に付けさせるためにも、目標に準拠した評価を行い、生徒の学習の 状況を的確に捉えて指導に生かしていくことが大切である。このことにより、授業が 改善され、生徒の学力の定着へとつながっていくことが期待される。

イ 評価方法の多様化

ペーパーテスト偏重に陥らないよう、ノートやレポート、ワークシートなど、授業 後に教師が確認しながら評価を行えるような方法と、授業中の見取りを適切に組み合 わせて、全員の学習状況を適切に把握しつつ、それぞれの生徒の特性にも配慮した評 価方法を採用できるよう配慮することが大切である。

また、思考力や表現力を見る質の高いペーパーテスト問題を作成することも大切で ある。

ウ 評価の観点、趣旨及び配慮すべき事項

学習指導要領を踏まえ、理科の特性に応じた「評価の観点、趣旨及び配慮すべき事 項」は以下のとおりである。

観 関心・意欲・態度 思考・判断・表現 観察・実験の技能 知識・理解 点

自 然 の 事 物 ・ 自然の事物・現 観察、実験を行い、 自 然 の 事 物 ・ 現 象 に 関 心 や 探 象の中に問題を見 基本操作を習得する 現 象 に つ い て 、 趣 究 心 を も ち 、 意 いだし、探究する とともに、それらの 基 本 的 な 概 念 や 欲 的 に そ れ ら を 過程を通して、事 過程や結果を的確に 原 理 ・ 法 則 を 理 探 究 し よ う と す 象を科学的に考察 記録、整理し、自然 解 し 、 知 識 を 身 旨 る と と も に 、 科 し、導き出した考 の事物・現象を科学 に付けている。

学 的 態 度 を 身 に えを的確に表現し 的に探究する技能を 付けている。 ている。 身に付けている。

配 行 動 の 観 察 、 発言や記述内容 行動の観察や記述 発 言 や 記 述 内 慮 発 言 や 記 述 内 容 の分析、ペーパー 内容の分析、ペーパ 容 の 分 析 、 ペ ー 事 の 分 析 な ど か ら テストなどから把 ーテストなどから把 パ ー テ ス ト な ど 項 把握する。 握する。 握する。 から把握する。

※ 「表現」とは、これまでの「技能・表現」で評価されていた「表現」ではなく、

思考・判断した過程や結果を言語活動等を通じて生徒がどのように表出しているか を内容としている。

〈参考資料〉

「評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料(高等学校 理科)」

~新しい学習指導要領を踏まえた生徒一人一人の学習の確実な定着に向けて~

(平成24年3月 国立教育政策研究所 教育課程研究センター)

URL:http://www.nier.go.jp/kaihatsu/shidousiryou.html

(4)

3 学 習 評 価 の 具 体 例 (1)「 科 学 と 人 間 生 活 」

ア 評 価 の 観 点 の 趣 旨

□ 科 学 と 人 間 生 活 の 評 価 の 観 点 の 趣 旨

関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 思 考 ・ 判 断 ・ 表 現 観 察 ・ 実 験 の 技 能 知 識 ・ 理 解 自 然 と 人 間 生 活 の 自 然 と 人 間 生 活 の か 自 然 と 人 間 生 活 の か 自 然 と 人 間 生 活 の か か か わ り 及 び 科 学 技 か わ り 及 び 科 学 技 術 が か わ り 及 び 科 学 技 術 が か わ り 及 び 科 学 技 術 が 術 が 人 間 生 活 に 果 た 人 間 生 活 に 果 た し て き 人 間 生 活 に 果 た し て き 人 間 生 活 に 果 た し て き し て き た 役 割 に つ い た 役 割 に つ い て 問 題 を た 役 割 に 関 す る 観 察 、 た 役 割 に つ い て 、観 察 、 て 興 味 ・ 関 心 を も ち 、 見 い だ し 、 観 察 、 実 験 実 験 な ど を 行 い 、 基 本 実 験 な ど を 通 し て 理 解 意 欲 的 に 探 究 し よ う な ど を 通 し て 、 事 象 を 操 作 を 習 得 す る と と も し 、 知 識 を 身 に 付 け て と す る と と も に 、 科 科 学 的 に 考 察 し 、 導 き に 、 そ れ ら の 過 程 や 結 い る 。

学 的 な 見 方 や 考 え 方 出 し た 考 え を 的 確 に 表 果 を 的 確 に 記 録 、 整 理 を 身 に 付 け て い る 。 現 し て い る 。 し 、 自 然 の 事 物 ・ 現 象 を 科 学 的 に 探 究 す る 技 能 の 基 礎 を 身 に 付 け て い る 。

イ 指 導 と 評 価 の 計 画

□ 単 元 名 こ れ か ら の 科 学 と 人 間 生 活

□ 単 元 の 自 然 や 科 学 技 術 と 人 間 生 活 と の か か わ り に つ い て の 課 題 を 設 定 し 、 自 ら 調 べ 、 そ れ ら に つ い て 報 告 書 に ま と め て 発 表 を 行 い 、 科 学 的 な 見 方 や 考 え 方 を 養 う 。

□ 指 導 と 評 価 の 流 れ

学 習 活 動 ね ら い 評 価 の 観 点 評 価 規 準 評価方法

関 思 技 知

自 然 災 害 と は

住 ん で い る 地 域 私 た ち の 住 ん で い私 た ち の 住 ん で い ワ ー ク シ に 起 こ っ た 過 去 の る 地 域 の 自 然 に つ い る 地 域 の 自 然 に つ い ー ト 災 害 を 調 べ る 。 て 調 べ 、 過 去 の 災 害 て 関 心 を も ち 、 過 去

と 現 在 の 対 策 に つ い の 災 害 と 現 在 の 対 策

て 理 解 す る 。 に つ い て 意 欲 的 に 探

究 し よ う と す る 。

前 時 の 内 容 に 関 私 た ち の 住 ん で い地 域 の 自 然 に つ い 生 徒 観 察 す る 報 告 会 を 行 う 。 る 地 域 の 自 然 に つ い て 関 心 を も ち 、 過 去

て 調 べ 、 過 去 の 災 害 の 災 害 と 現 在 の 対 策 と 現 在 の 対 策 か ら 、 か ら 、 今 後 の 地 域 の 今 後 の 地 域 の 自 然 に 自 然 に つ い て 意 欲 的 つ い て 考 察 す る 。 に 考 察 し よ う と す る 。

■ 「 生 徒 観 察 一 覧 表 」 に よ る 評 価 の 具 体 例

報 告 会 私 た ち の 住 ん で い る 地 域 の 自 然 に 関 す る 報 告 会

〔 生 徒 観 察 の ポ イ ン ト 〕

① 私 た ち の 住 ん で い る 地 域 の 自 然 に つ い て の 説 明 を 、積 極 的 に 行 っ て い る か 。

② グ ル ー プ 討 議 で テ ー マ に 沿 っ た 発 言 を し て い る か 。

③ 発 言 に 対 し て 身 近 な 自 然 と 関 連 付 け て 答 え よ う と し て い る か 。

④ 討 議 の 要 点 や 理 解 し た こ と な ど に つ い て ノ ー ト に 記 入 し て い る か 。 グ ル ー プ 討 議 の 内 容 : 今 後 の 地 域 の 自 然 と 減 災 に つ い て

発 言 :「 身近な自然に関して減災を行うためには、どのような方法があるのか。」

生 徒 氏 名 ① ② ③ ④ 評 価

S さ ん + + + A

T さ ん + + B

W さ ん + B

生徒観察一覧表

○ 評 価 B と な る 具 体 的 な 状 況

・ 積 極 的 に 取 り 組 ん で い る 場 合 に は 、一 覧 表 に + を 記 入 し 、+ が 1 つ で も つ い て い る 場 合 。

○ 評 価 A と な る 具 体 的 な 状 況

・ 積 極 的 に 取 り 組 ん で い る 場 合 に は 、一 覧 表 に + を 記 入 し 、+ が 3 つ 以 上 つ い て い る 場 合 。

この一覧表で評価!

-H24理科 4-

(5)

(2)「 物 理 基 礎 」 ア 評 価 の 観 点 の 趣 旨

□ 物 理 基 礎 の 評 価 の 観 点 の 趣 旨

関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 思 考 ・ 判 断 ・ 表 現 観 察 ・ 実 験 の 技 能 知 識 ・ 理 解 日 常 生 活 や 社 会 と 物 体 の 運 動 と 様 々 な 物 体 の 運 動 と 様 々 な 物 体 の 運 動 と 様 々 な の 関 連 を 図 り な が ら エ ネ ル ギ ー に 関 す る 事 エ ネ ル ギ ー に 関 す る 観 エ ネ ル ギ ー に つ い て 、 物 体 の 運 動 と 様 々 な 物 ・ 現 象 の 中 に 問 題 を 察 、 実 験 な ど を 行 い 、 基 本 的 な 概 念 や 原 理 ・ エ ネ ル ギ ー に つ い て 見 い だ し 、 探 究 す る 過 基 本 操 作 を 習 得 す る と 原 則 を 理 解 し 、 知 識 を 関 心 を も ち 、 意 欲 的 程 を 通 し て 、 事 象 を 科 と も に 、 そ れ ら の 過 程 身 に 付 け て い る 。 に 探 究 し よ う と す る 学 的 に 考 察 し 、 導 き 出 や 結 果 を 的 確 に 記 録 、

と と も に 、 科 学 的 な し た 考 え を 的 確 に 表 現 整 理 し 、 自 然 の 事 物 ・ 見 方 や 考 え 方 を 身 に し て い る 。 現 象 を 科 学 的 に 探 究 す

付 け て い る 。 る 技 能 を 身 に 付 け て い

る 。 イ 指 導 と 評 価 の 計 画

単 元 名 直 線 運 動 の 加 速 度

単 元 の 物 体 が 直 線 上 を 運 動 す る 場 合 の 加 速 度 に つ い て 、基 本 的 な 概 念 や 原 理 ・ 法 則 を 理 解 さ せ 、 運 動 に つ い て 基 礎 的 な 見 方 や 考 え 方 を 養 う 。

指 導 と 評 価 の 流 れ

学 習 活 動 ね ら い 評 価 の 観 点 評 価 規 準 評価方法

関 思 技 知

直 線 運 動 に お け 直 線 運 動 に お け る物 体 の 運 動 に つ い 行 動 観 察 る 加 速 度 に つ い て 加 速 度 に つ い て 理 解 て 関 心 を も っ て い る 。 ワ ー ク シ

理 解 す る 。 す る 。物 体 が 直 線 上 を 運 ー ト

動 す る 場 合 の 加 速 度 を 理 解 し 、 知 識 を 身 に 付 け て い る 。

一 定 の 加 速 度 で 等 加 速 度 直 線 運 動物 体 が 直 線 上 を 運 行 動 観 察 の 直 線 運 動 ( 等 加 に お け る 時 間 、速 さ 、 動 す る 場 合 の 加 速 ワ ー ク シ 速 度 直 線 運 動 ) に 移 動 距 離 の 関 係 に つ 度 に つ い て 科 学 的 ー ト つ い て 理 解 す る 。 い て 理 解 す る 。 に 判 断 し 、 考 え を 小 テ ス ト

表 現 し て い る 。

■ 「 小 テ ス ト 」 に よ る 評 価 の 具 体 例

次 の 物 体 の 運 動 に つ い て 、 v-tグ ラ フ を 作 成 し 、 以 下 の 問 い に 答 え よ 。

(1) 初め停止していたリニアモーターカーが直線の軌道上を一定の加速度で走り出し、100秒 間 に 6000m走 っ て 最 高 速 度 に 達 し た 。 最 高 速 度 に 達 す る ま で の 加 速 度 の 大 き さ は 何 (m/s2)か 。

速さ v (m/s)

0 100

時 間 t (s) 小テスト

( 評 価 B と な る 具 体 的 な 状 況 )

縦軸・横軸に適切な項目をとり、目盛を付けて、

時間と速さの関係を示している。

( 評 価 A と な る 具 体 的 な 状 況 )

縦軸・横軸に適切な項目をとり、目盛を付けて、

時間と速さの関係を示すとともに、グ ラ フ よ り 加 速 度 を 求 め て い る 。

100秒後の速度は、6000 =100×v × 1/2 v=120(m/s)

加速度は a=120/100

=1.2(m/s) 0 100 秒 ま で 等 加 速 度 運 動

100秒 後 以 降 は 等 速 度 運 動

移 動 距 離

6000m

グラフの記載内容で評価!

グラフを用いて適 切に自分の考えを 表現している。

縦軸、横軸に適切 な項目、目盛りを とっている

グラフを活用して、加 速度を求めている。

(6)

(例)評価Aとなる具体的な状況 誤差の少ない実験を行うとともに、より 精度の高い実験を行う努力をしている。

(3)「化学基礎」

ア 評価の観点の趣旨

□化学基礎の評価の観点の趣旨

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 観察・実験の技能 知識・理解

日 常 生 活 や 社 会 と の 物 質 と そ の 変 化 の 中 物 質 と そ の 変 化 に 関 す る 物 質 とそ の変 化 に 関 連 を 図 り な が ら 物 質 に 問 題 を 見 い だ し 、 探 観 察 、 実 験 な ど を 行 い 、 基 つ い て 、基 本的 な 概 と そ の 変 化 に つ い て 関 究 す る 過 程 を 通 し て 、 本操作を習得するとともに、 念 や 原 理・ 法則 を 理 心 を も ち 、 意 欲 的 に 探 事 象 を 科 学 的 に 考 察 そ れ ら の 過 程 や 結 果 を 的 確 解 し 、 知識 を身 に 付 究 し よ う と す る と と も し 、 導 き 出 し た 考 え を に 記 録 、 整 理 し 、 自 然 の 事 けている。

に 、 科 学 的 な 見 方 や 考 的確に表現している。 物 ・ 現 象 を 科 学 的 に 探 究 す

え方を身に付けている。 る技能を身に付けている。

イ 指導と評価の計画

□単元名 化学反応

□単元の 酸と塩基の性質や中和反応におけるこれらの量的関係、酸化還元反応について、観察、実験など を通して基本的な概念や原理・法則を理解させ、科学的な見方や考え方を養う。

□指導と評価の流れ

学習活動 ねらい 評価の観点 評価規準 評価方法

関 思 技 知

小 テ ス ト に 取 酸 、 塩 基 の 性 質酸 、 塩 基 の 性 質 及 び 中 和 反 小テスト り 組 み 、 学 習 内 及 び 中 和 反 応 に 関 応 に 関 す る 基 本 的 な 概 念 を 理

容を整理する。 す る 基 本 的 な 概 念 解し、知識を身に付けている。

を 理 解 し 、 知 識 を 身に付ける。

酸 、 塩 基 の 中 実 験 に 意 欲 的 に 実 験 に 意 欲 的 に 取 り 組 も う 行動観察 和 滴 定 に 関 す る 取 り 組 み 、 基 本 的 としている。

生 徒 実 験 に 取 り 操 作 を 習 得 す る と実 験 器 具 の 基 本 的 操 作 を 習 行動観察 組む。 と も に 、 実 験 の 過 得 す る と と も に 、 実 験 の 過 程 実 験 ワ ー

程 や 結 果 を 的 確 に や 結 果 を 的 確 に 記 録 、 整 理 す クシート

記録、整理する。 ることができる。

実験の振り返 り

「実験ワークシート」による評価の具体例

〔評価規準〕実験器具の基本的操作を習得するとともに、実験の過程や結果を 的確に記録、整理することができる。

化学基礎 中和滴定 実験ワークシートNo.23

3組 21番

氏名

○ ○ ○ ○

滴定 担当生徒 滴定前 滴定後 滴下量 終点の色など気がついたこと 1回目

○○

5.20 mL 15.52 mL 10.32 mL 液がとても濃い赤色になった 2回目

○○

15.52 mL 25.62 mL 10.10 mL 液がわずかに赤くなった 3回目

○○

25.62 mL 35.67 mL 10.05 mL 液がわずかに赤くなった 4回目 ○○ 35.67 mL 45.75 mL 10.08 mL 液がわずかに赤くなった

班の平均値 10.08 mL

結果 1回目は水酸化ナトリウム水溶液を入れすぎたため濃い赤色になったが、2~4 回目は慎重に滴下したので、わずかに赤くなったところで終了することができた。1回 目を除き、2~4回目の滴下量を平均した結果、班の平均値は10.08mLとなった。

〔留意事項〕

○評価Bとなる具体的な状況

・有効数字を含め、的確に結果をまとめている。

・記入欄について、すべてを記入している。

○評価Aとなる具体的な状況

・滴下量の平均値が、予備実験から求められた数値と5%程度の誤差の範囲内である。

・滴下量の精度に疑問を感じた際、主体的に再度滴定を行い、確認している。

・滴下量等の精度に疑問を感じ、その原因を考察し、ワークシートに記述している。

この記載内容で評価 この生徒はAとなる!

実験ワークシート

-H24理科 6-

(7)

一般に、動物に抗原(例えば病原体)を注射した後、

数週間後に同一の抗体を体内に注射すると、速やかに 抗体量が増加し排除される。なぜ2度目は、抗体が 速やかにつくられるのか。次から選びなさい。

①~③以外の理由については、④に書いて下さい。

リ ン パ 球 が 抗 体 を つ く る 記 憶 を も っ たた め 。

数週間もたてば、抗原に対するリンパ球の記憶は なくなるため。

数週間後だと、まだリンパ球の記憶は形成されて いないため。

その他(

(4)「 生 物 基 礎 」 ア 評 価 の 観 点 の 趣 旨

□ 生 物 基 礎 の 評 価 の 観 点 の 趣 旨

関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 思 考 ・ 判 断 ・ 表 現 観 察 ・ 実 験 の 技 能 知 識 ・ 理 解 日 常 生 活 や 社 会 と 生 物 や 生 物 現 象 の 中 生 物 や 生 物 現 象 に 関 生 物 や 生 物 現 象 に つ の 関 連 を 図 り な が ら に 問 題 を 見 い だ し 、 探 す る 観 察 、 実 験 な ど を い て 、 基 本 的 な 概 念 や 生 物 や 生 物 現 象 に つ 究 す る 過 程 を 通 し て 、 行 い 、 基 本 操 作 を 習 得 原 理 ・ 法 則 を 理 解 し 、 い て 関 心 を も ち 、 意 事 象 を 科 学 的 に 考 察 し 、 す る と と も に 、 そ れ ら 知 識 を 身 に 付 け て い る 。 欲 的 に 探 究 し よ う と 導 き 出 し た 考 え を 的 確 の 過 程 や 結 果 を 的 確 に

す る と と も に 、 生 物 に 表 現 し て い る 。 記 録 、 整 理 し 、 自 然 の

の 共 通 性 と 多 様 性 を 事 物 ・ 現 象 を 科 学 的 に

意 識 す る な ど 、 科 学 探 究 す る 技 能 を 身 に 付

的 な 見 方 や 考 え 方 を け て い る 。

身 に 付 け て い る 。 イ 指 導 と 評 価 の 計 画

□ 単 元 名 免 疫

□ 単 元 の 病 原 菌 な ど の 異 物 を 認 識 、 排 除 し て 体 内 環 境 を 保 つ 仕 組 み に つ い て 、 観 察 、 実 験 な ど を 通 し て 基 本 的 な 概 念 や 原 理 ・ 法 則 の 理 解 を 深 め 、 科 学 的 な 見 方 や 考 え 方 を 養 う 。

□ 指 導 と 評 価 の 流 れ

学 習 活 動 ね ら い 評 価 の 観 点 評 価 規 準 評価方法

関 思 技 知

白 血 球 の 食 作 用 自 然 免 疫 と し て の白 血 球 の 食 作 用 の 実 験 プ リ を 顕 微 鏡 で 観 察 す 白 血 球 の 食 作 用 の 様 様 子 を 観 察 し 、 観 察 ン ト

る 。 子 を 的 確 に 記 録 す 結 果 を 的 確 に 記 録 す

る 。 る こ と が で き る 。

体 液 性 免 疫 と 細 マ ク ロ フ ァ ー ジ や体 液 性 免 疫 に お け ポ ー ト フ 胞 性 免 疫 の 仕 組 み リ ン パ 球 の 働 き に よ る 抗 原 抗 体 反 応 を 理 ォ リ オ

を 学 ぶ 。 る 免 疫 の 仕 組 み を 理 解 し て い る 。

解 さ せ る 。

実 験 の 振 り 返 り

■ 「 ポ ー ト フ ォ リ オ 」 に よ る 評 価 の 具 体 例

ポ ー ト フ ォ リ オ 「 免 疫 」

【 感 想 】 【 学 習 前 】 【 学 習 後 】

ような形の分子で、抗原とどのように 抗体はどのような形の分子で、抗原とどのように るのでしょうか。下に書いてみましょう。 結合しているのでしょうか。下に書いてみましょう。

〔留意事項〕

○評価Bとなる具体的な状況

・抗体の構造が記載され、抗原と結合している ことが表現されている場合

○評価Aとなる具体的な状況

・抗体のY字形の構造が記載され、抗原と特異的 に結合していることが表現されている場合。

ポートフォリオシート

本ポートフォリオにおける評価は、本時の学習後に、抗体分子の形と、抗体と抗原との 結合の在り方を関連させてとらえ、表現できるかについて見る。

ここの記述内容で評価!

一般に、動物に抗原(例えば病原体)を注射した後、

数週間後に同一の抗体を体内に注射すると、速やかに 抗体量が増加し排除される。なぜ2度目は、抗体が 速やかにつくられるのか。次から選びなさい。

①~③以外の理由については、④に書いて下さい。

① リンパ球が抗体をつくる記憶をもったため。

② 数週間もたてば、抗原に対するリンパ球の記憶は なくなるため。

③ 数週間後だと、まだリンパ球の記憶は形成されて いないため。

④ その他(

(8)

(5)「 地 学 基 礎 」 ア 評 価 の 観 点 の 趣 旨

□ 地 学 基 礎 の 評 価 の 観 点 の 趣 旨

関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 思 考 ・ 判 断 ・ 表 現 観 察 ・ 実 験 の 技 能 知 識 ・ 理 解 日 常 生 活 や 社 会 と 地 球 や 地 球 を 取 り 巻 地 球 や 地 球 を 取 り 巻 地 球 や 地 球 を 取 り 巻 の 関 連 を 図 り な が ら く 環 境 に 関 す る 事 物 ・ く 環 境 に 関 す る 観 察 、 く 環 境 に つ い て 、 基 本 地 球 や 地 球 を 取 り 巻 現 象 の 中 に 問 題 を 見 い 実 験 な ど を 行 い 、 基 本 的 な 概 念 や 原 理 ・ 法 則 く 環 境 に つ い て 関 心 だ し 、 探 究 す る 過 程 を 操 作 を 習 得 す る と と も を 理 解 し 、 知 識 を 身 に を も ち 、 意 欲 的 に 探 通 し て 、 事 象 を 科 学 的 に 、 そ れ ら の 過 程 や 結 付 け て い る 。

究 し よ う と す る と と に 考 察 し 、 導 き 出 し た 果 を 的 確 に 記 録 、 整 理 も に 、 地 学 的 な 事 物 考 え を 的 確 に 表 現 し て し 、 自 然 の 事 物 ・ 現 象

・ 現 象 を 一 連 の 時 間 い る 。 を 科 学 的 に 探 究 す る 技

流 れ の 中 で と ら え る 能 を 身 に 付 け て い る 。

な ど 、 科 学 的 な 見 方 や 考 え 方 を 身 に 付 け て い る 。

イ 指 導 と 評 価 の 計 画

□ 単 元 名 太 陽 と 恒 星

□ 単 元 の 恒 星 と し て の 太 陽 の す が た と 進 化 に つ い て 、 観 察 、 実 験 な ど を 通 し て 探 究 し 、 基 本 的 な 概 念 や 原 理 ・ 法 則 を 理 解 さ せ 、 科 学 的 な 見 方 や 考 え 方 を 養 う 。

□ 指 導 と 評 価 の 流 れ

学 習 活 動 ね ら い 評 価 の 観 点 評 価 規 準 評価方法

関 思 技 知

天 体 望 遠 鏡 を 操 太 陽 を 天 体 望 遠 鏡 ○ ◎ 太 陽 を 天 体 望 遠 鏡 観 察 プ リ 作 し て 太 陽 表 面 を で 観 察 す る 技 能 を 習 で 観 察 す る 技 能 を 習 ン ト

観 察 す る 。 得 す る 。 得 す る と と も に 、 そ

の 結 果 を 適 切 に 記 録 、 整 理 し て い る 。

太 陽 表 面 に 見 ら 太 陽 の 観 察 に よ っ太 陽 の 表 面 の 様 子 学 習 プ リ れ る 現 象 の 仕 組 み て 得 ら れ た 結 果 や 資 や 内 部 構 造 を 理 解 し ン ト

を 学 ぶ 。 料 に 基 づ い て 、 表 面 知 識 を 身 に 付 け て い

や 内 部 構 造 を 理 解 す る 。

る 。

■ 「 観 察 プ リ ン ト 」 に よ る 評 価 の 具 体 例 観 察 太 陽 の 観 察

・ 天 体 望 遠 鏡 で の 太 陽 の 観 察 後 、以 下 を ま と め な さ い 。

○ 太 陽 を 望 遠 鏡 で 観 察 す る と き の 危 険 防 止 に 関 す る 留 意 点 を 書 き な さ い 。

「 十 分 満 足 で き る 」 状 況 ( 評 価 A) と 評 価 「 お お む ね 満 足 で き る 」 状 況 ( 評 価 B) と 評 価

さ れ る 具 体 例 さ れ る 具 体 例

望 遠 鏡 を 通 じ て 、 肉 眼 で 直 接 太 陽 を 見 望 遠 鏡 を 通 じ て 、 肉 眼 で 直 接 太 陽 を 見 な い よ う に 注 意 す る だ け で な く 、 フ ァ な い よ う に 注 意 す る 。

イ ン ダ ー に は 、 太 陽 観 察 用 の フ ィ ル タ ー を 取 り つ け る か 、 ふ た を し て 、 誤 っ て 肉 眼 で 見 る こ と が な い よ う に す る 。

○ 評 価 B と な る 具 体 的 な 状 況

・ 太 陽 を 天 体 望 遠 鏡 で 観 察 す る 際 の 危 険 防 止 に 関 す る 基 本 的 な 留 意 点 が 習 得 さ れ て お り , そ の 結 果 を 適 切 に 表 現 で き て い る 。

○ 評 価 A と な る 具 体 的 な 状 況

・ 太 陽 を 天 体 望 遠 鏡 で 観 察 す る 際 の 危 険 防 止 に 関 す る 基 本 的 な 留 意 点 が 習 得 さ れ て い る と と も に , 予 防 的 な 対 策 が 取 ら れ 、 そ の 結 果 を 詳 細 に 表 現 で き て い る 。

ここの記述内容で評価!

観察プリント

基本的な留意点に 加え、予防的な対 策についても、詳 細に表現されてい る。

基本的な留意点が 適切に表現されて いる

-H24理科 8-

Referensi

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