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Academic year: 2025

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(1)

発表の仕方

桂田 祐史

2007 年 2 月 6 日 , 2008 年 2 月 13 日

卒研のWWWページhttp://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/2007/

1 はじめに

一般に発表を聴く人、与えられた時間を認識するのが大事。今回は現象数理系の卒研発表会 なので、現象数理系の4年生と教官 (三村、上山、金子) が主な聴衆であり(3年生などもいる かも)、時間は1人10分 (質疑応答時間込み— ただし例年あまり質問されることはない)。

2 発表の方法

発表の仕方 (何を使うか)で、考えられるのは次の4つ。

(1) TEX で書いた資料をプロジェクターでスクリーンに映す

(2) PowerPoint で書いた資料をプロジェクターでスクリーンに映す

一部 TEXを利用することも可能 (後述のTeX Point を見よ)

(3) OHP シート (または普通の紙) に書いた資料を、OHPプロジェクターでスクリーンに映

「OHP利用上のヒント」1 (4) 黒板を使う

(いずれの場合も、3,4ページ程度の要約を配ることは可能なので、複雑な式やグラフなど

はそれを見てもらう)

TEX の場合、Windows の dviout を使うか、PDF にしてから Acrobat Reader を使う か、xdvi を使うか、色々選択肢がある。

今回は時間的な制約から (4) は難しいと思われる。

絶対にやめた方が良い(と桂田が信じている)のは、複数の方法を併用することである。切 り替えに時間がかかるし、見づらいことが多い(会場の準備をする人にも負担をかける)。

1http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/howto/how-to-ohp-v3/

(2)

(3) は今となっては「古め」の方法だが、その場で何かを書くことも簡単だし、案外便

利である(もっとも昨年度、一昨年度の桂田研では誰も採用しなかった)。

数式などが少ない場合は (2) もお勧めだが、数式が多い場合は面倒かも知れない (TEX の方が楽だ)。もちろんTEX を併用する方法までマスターすればその問題はない。

http://www.math.meiji.ac.jp/~ee98032/ に「TEXPoint の紹介」というのがある。

3 資料の準備

1ページあたり 1〜3分と言われている。どんなに速くても1ページに1分はかけないと 聴いている方は理解できない。「10分なので10ページが目安」と考えるべきである。

「大きめの文字を使う」のが鉄則。横長に使うのが普通。PowerPointならば黙っていて もそうなる。手で書くときは A4のシートに 1 cm 角で書くのが相場である。TEXの場 合は、適当なスタイル・ファイルを使う。桂田は Foiltex というのを使ったことがある (http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/2004/testfoiltex.tex)。

1ページに一つの話題だけを書く。一つの話題が1ページに収まらない場合は「論理的 に」分割して書く。ページを「またぐ」ことは出来る限り避ける。1ページごとに見出 しをつけるくらいのつもりでいるのがよい。

表紙、問題の説明、分かったこと(結論)は絶対必要。将来の課題みたいのもあると良い かも。

聴衆は一般人なので、さぼれないところも多い(自分達の常識が通じるとは限らない)。

それ以外の時間でどこまで肉付けできるか。浅く広くするよりは、工夫したところを重 点的に。

内容を練るには案外紙と鉛筆と消ゴムが有効。

事前のシミュレーションで時間を測りながら作戦を立てる。1時間講演ではないので、シ ミュレーションはたくさんできるはず。

4 発表時の注意

聴衆に向いて喋るか、またはスクリーンを見ながら説明する。セリフの原稿は内容を練 るために作っても良いが、本番では決して読まないこと。スクリーンに映っていること をメモがわりにして喋る。

質問が来るのは興味を持ってくれたということなので歓迎する(「やったぁ」くらいに 考えること)。

万一面倒な質問が来たとき、親分(指導教官)が出て行くこともあるが、桂田は一切それ をやらない主義である。度胸をすえて乗り切ること。

(3)

5 TEX で発表用資料を作る

5.1 foiltex の勧め — 試してみよう

TEXで文字のサイズを大きくする方法は色々あるが、時間もないことだし、ここはfoiltex を勧めることにする。

昔書いた紹介文「foiltexを使ってみよう」2 を読んでみて下さい (最後の2ページとか)。

サンプルを用意したので使ってみましょう。

5.1.1 Windows の場合

Windows の場合testfoiltex.lzh3 を入手し、解凍 (ノートパソコンには Lhacaをインストー ルしてあるので、ダブルクリックで OK のはず)。現われた testfoiltex-win.tex を秀丸で読み 込んで、C-] で現われるメニューから pを選択する。

5.1.2 Knoppix の場合

桂田研ノートパソコンの Knoppix の場合、最初に準備が必要である。まず Windows の c:/tex/texmf/share/texmf/tex/latex にある foiltex フォルダを(例えば samba 経由で) /usr/share/texmf/tex/latex に持って来て、mktexlsr を実行する。

³

knoppix$ sudo mv foiltex /usr/share/texmf/tex/latex knoppix$ sudo mktexlsr

µ ´

testfoiltex.tar.gz4 を入手し、ファイルを復元する。

復元して中を確認

³

knoppix$ tar xzf testfolitex.tar.gz knoppix$ cd testfolitex

knoppix$ ls

µ ´

コンパイルして表示

³

knoppix$ platex testfolitex.tex

knoppix$ xdvi -paper a4r testfolitex.dvi &

knoppix$ dvipdfm -l testfoiltex.dvi (PDFが出来る?)

µ ´

Emacs用のTeXマクロ 野鳥5の設定をしてあったか覚えていないのだが、もしかするとemacs の中から C-c, t, j でコンパイル、C-c t pで表示 (プリヴュー) できる。

2http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/tex/testfoiltex.pdf

3testfoiltex.lzh

4testfoiltex.tar.gz

5http://www.yatex.org/

(4)

5.2 図を取り込む

今年度は、直接プログラムを動かして見せてしまう方が簡単のことが多いかも。

PostScript データにすれば簡単。

³

\usepackage[dvips]{graphicx}

...

\includegraphics[width=10cm]{mygraph.eps}

µ ´

もう少し詳しくは、「graphicxパッケージの利用」6 を見て下さい。

JPEGなどのイメージ・ファイルの場合は、(必要ならばJPEGに変換してから) jpeg2eps

で PostScriptに変換してから取り込むことがお勧め。「イメージデータのTEXへの取り

込み — jpeg2psのすすめ」7 (一読することを勧める)

GLSCで作った図を PostScriptに変換するには、マニュアル8以外に「GLSCの紹介」中 の「PostScriptへの変換」9 が参考になる (2008/2/20更新しました!)。

gnuplot で作った図をPostScript に変換するには、「gnuplot入門」10 の中の「LATEXへ の取り込み」11

5.3 テキスト・ファイルを取り込む

Cや Java のプログラムや、計算結果など、テキスト・ファイルを TEX文書に取り込みた い場合は、\verbatimfile{} または\verbatimlisiting{} 命令が便利です。

verbatimfiles.sty12を入手して、TeXファイルと同じディレクトリィ(フォルダ)に置いてお くとよいでしょう。

³

\documentclass[12pt]{jarticle}

\usepackage{verbatimfiles}

...

\begin{document}

\verbatimfile{ReadWave.java}

\end{document}

µ ´

6http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/how_to_include_eps/node3.html

7http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/howto/jpeg2ps.html

8http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/howto/GLSC.pdf

9http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/howto/intro-glsc/node24.html

10http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/howto/intro-gnuplot/

11http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/howto/intro-gnuplot/node11.html

12http://www.math.meiji.ac.jp/~mk/labo/style/verbatimfiles.sty

(5)

訂正 なんか、verbatimfiles は古いのだそうで、現在はmoreverb.styを使うのが良いとか。

³

\usepacakge{moreverb}

\listinginput[1]{1}{ReadWave.java}

µ ´

moreverb.sty は CTAN13 で入手する。moreverb.zip14 から、moreverb.ins を抜き出

して、 ³

knoppix$ latex moreverb.ins

µ ´

とすると moreverb.sty が出来る。

13ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/text/CTAN/

14ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/text/CTAN/macros/latex/contrib/moreverb.zip

Referensi

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