13,免疫
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街角の花屋で見かける可憐な花々を見ていると,いか にもひ弱そうに見える植物だが,実際には病原菌を撃退 するための高度な仕組みを備えている.こうした植物の もつ病害抵抗性が農業における生産性の向上,安全性の 高い食糧供給の上からきわめて重要な要素であることは いうまでもない.それでは,この植物の病害抵抗性の仕 組みはどうなっているのだろう.従来から,病原菌に対
ETS エフェクター3 サリチル酸仲介防御 A B 図1■病原体と植物の進化的な攻防を表すジ グザグモデル(1) (A)ジグザグモデルは当初,細菌病や糸状菌 類病の研究から提唱された.(B)それに従っ てウイルスと植物の攻防に関する知見を当て はめた. ウイルスと植物の進化的な攻防 防御の強度 病害発生有効な防御過敏感反応 RSS dsRNA ETS
粘膜免疫を増強するプロバイオティクス乳酸菌の発見 多くの人々を死にいたらしめる病原体のほとんどは粘膜を介 して生体内に侵入する.そのため粘膜免疫系の強化が,最も効 果的な感染防御対策に挙げられる.我々は,粘膜免疫において 主たる生体防御因子である粘膜イムノグロブリン A (IgA)抗 体に着目した.IgA は粘膜表面において,病原体,毒素,アレ
免疫沈降と 蛍光ウェスタンブロッティングの 最新アプリケーション ◆免疫沈降: ・ 様々な Tips と実験のノウハウ ・ 免疫沈降用抗体 ・ 有用な実験ツール ◆ウェスタンブロッティング ・ 新しい蛍光色素を用いた蛍光ウェスタンブロッティング ・ 総タンパク質を用いたデータ補正 ・ 蛍光ウェスタンブロッティングによる複数ターゲットの
BeutlerはそのToll様分子が哺乳類においても同様 に感染応答に機能することを見いだした業績に対し て(3),それぞれ贈られた.これまで,1987年に同賞を 受賞した利根川進博士の業績に代表されるような獲得免 疫についての研究が精力的に行なわれてきたのに対し て,自然免疫研究は比較的遅れをとっていたと言える.
LS-7 日本農芸化学会2013年度大会 ランチョンセミナー 2013年3月26日(火) 12:30-13:20 M26会場(マルチメディア教育研究棟M206) 座長:齋藤忠夫先生 (東北大学大学院農学研究科 教授) 講演者:上野川修一先生 (東京大学名誉教授) 腸内細菌の研究は17世紀のレーウェン・フックに始まり、19世紀の乳酸菌研究のパスツール、そして