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2019 年度 独創的研究助成費 実績報告書

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別記様式第4号

2019 年度 独創的研究助成費 実績報告書

2020年 3月 31日 報 告 者 学科名 看護学科 職 名 助教 氏 名 川下 菜穂子

研 究 課 題 分娩介助技術習得におけるタブレット型端末を利用した学習効果の検証

研 究 組 織

氏 名 所 属 ・ 職 専 門 分 野 役 割 分 担

代 表 川下 菜穂子 看護学科・助教 母性看護・助産 統括・調整・データ収集及 び分析・成果発表

分 担 者

岡﨑 愉加 池田 理恵

看護学科・准教授 看護学科・准教授

助産・母性看護 母性看護・助産

データ収集・分析 データ収集・分析

研究実績 の概要

【はじめに】

近年、看護技術の習得として、ビデオのフィードバック機能やタブレット型端末での録 画・再生機能を導入した学習が行われており、技術習得に効果があったことが明らかとな っている。そこで昨年度の独創的研究「分娩介助技術習得におけるタブレット型端末を利 用した学習効果の検証」を当大学助産師養成課程の4年生を対象に実施した結果、【清潔 操作】【産婦への声かけ】【介助時の視線】【介助時の動き】【分娩介助手技】等の効果 があったことがわかった。その反面【手本が欲しい】【利用できる機能を増やして欲しい】

などの学生のニーズや、【常に教員がいるので必要性がない】【撮影の工夫がいる】など の学外(病院)での利用の課題が明らかとなった。そこで今年度は、昨年度の研究(サイ クルⅠ)で得た効果や学生のニーズ・課題を踏まえ、学内での演習を強化した「タブレッ ト型端末を使用した分娩介助技術習得のための学習」を実施・評価し、より効果的な教育 プログラムを検証することを目的とした。

次ページに続く

(2)

研究実績 の概要

【研究方法】アクションリサーチ(サイクル

Ⅱ)。調査期間は2019年12月。研究対象は 本学助産師養成課程の4年生で、本研究への 協力に同意した4名である。方法は次の通り である。なお本研究は岡山県立大学倫理委員 会の承認を得て実施した(受付番号:18-32)。

①昨年度行った研究(サイクルⅠ)で得た結 果を伝え、使用方法を共有する。その上で、

学内での分娩介助技術の自己学習時にタブ レット型端末を使用するように依頼した。

②助産実習終了まで学内演習を中心に自己 学習を行うときに使用した。

③助産実習終了後、インタビューガイドを用 いた半構成的面接を実施した。

④インタビュー内容の分析は、録音した内容から逐語録を作成し、質的内容分析の手法を 用いた。

【結果】タブレットの使用状況は表1のとおりであ る。

分析の結果、表2のとおり、学内での分娩介助技術の 自己学習時にタブレット型端末を使用した助産学生 の反応からタブレット型端末のメリットとして39の コードから6つのサブカテゴリーを生成、2つのカテ ゴリーに集約した。タブレット型端末のデメリットと しては33のコードを抽出し、5つのサブカテゴリー

を生成、2つのカテゴリーに集約した。なお詳細に関しては、現在分析中である。

カテゴリー サブカテゴリ

メリット 学生自身の気づき 清潔操作で物品展開ができる 安全な分娩介助ができる 産婦への配慮ができる 適切な時期に声掛けができる

分娩介助技術の獲得 卒業生が作成した資料や臨床指導者が行う手技 との比較

分娩介助の一連の流れがスムーズ デメリット 精神的苦痛を感じる 撮影することでの緊張感

撮影された自身の姿をみることの嫌悪感 撮影の限界 反復することでリアリティーが消失する

うまく撮影できない

学外でのデータの確認が困難である

平均(SD)

(n=4)

録画回数 4回 (±0.8)

個人で再生 7回 (±4.2)

他者と再生 6.5回(±4.2)

成果資料目録

昨年度の独創的研究「分娩介助技術習得におけるタブレット型端末を利用した学習効果の 検証」で得た結果をアクションリサーチ(サイクルⅠ)の結果として添付資料として提出 する。

川下菜穂子、岡﨑愉加、池田理恵:分娩介助技術習得におけるタブレット型端末を利用し た学習効果の検証, 第60回日本母性衛生学会総会・学術集会(2019.10,千葉)

引用:

www.u.tsukuba.ac.jp/~hirai.akiyo.ft/meeting16 /質的研究の理論_アクションリサーチ_SLAA発表資

1 タブレット使用状況

表 2 学内での分娩介助技術の自己学習時にタブレット型端末を使用した助産学生の反応

Referensi

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