1
2020 年度 最終 1 月 京大本番レベル模試
日本史・採点基準
単答問題部分
Ⅰ
古代・中世・近代の史料問題(1点×20=20点)*許容解など 特になし。
Ⅱ
原始~現代の総合問題(1点×20=20点)*許容解など
特になし。すべて空欄補充問題。「最も適当な語句を記せ。」という指示が明示されているため,原則別解なし。
Ⅲ
A古代の城柵 B日光東照宮 C江戸時代の産業・経済と幕府の対応(1点×28=28点)*許容解など
特になし。ア~ソは空欄補充問題。「最も適当な語句を記せ。」という指示が明示されているため,原則別解なし。
論述問題部分
◆論述問題・共通の基準◆
1.採点基準においては加点要素を,3点のものは太字・アミカケ☐☐で,2点のものは二重線□□で,1点のものは下 線□□で,それぞれ示している。採点に際しては常に前後の文脈に留意する(◎で示した事項,< >内に示した事項 に内容が反していないかを確認する)。例外的対応などについては※で示してある。
2.歴史用語等(太字で表示)についての誤字,漢字で記すべき語句のひらがな・カタカナ表記,漢数字を含む用語(語 句)への算用数字をもちいた表記は,それが加点要素に直接関係する場合,漢字1文字分につき1点減点とするが,
脱字,当て字のある歴史用語等の表記は,非加点。同一語句・文字がくりかえし誤っている場合は,それぞれを減点 の対象とするのではなく,まとめて1点減点とする。加点要素とは直接関係しない箇所に誤字があった場合,減点し ない。
3.設問によっては加点要素の合計が配点を超えている場合がある。ただし,各問とも配点を満点としてこれを超える得 点は与えない。
4.制限字数を超過した答案については,模試という性質を考慮して対処する。
◆採点基準上の記号◆
1.◎ …前提条件 (例)「◎アメリカ」
「a 第一次世界大戦に参戦した」
→答案例「イギリスは第一次世界大戦に参戦した」
◎の内容と整合性がないため非加点
※◎の内容は答案上に明示されていなくても良い
2.< >…前提条件 (例)「a <首相の>浜口雄幸」
→答案例「浜口雄幸蔵相」
< >の内容と整合性がないため非加点
※< >の内容は答案上に明示されていなくても良い
3.〔 〕…別表現 (例)「a 益田〔天草四郎〕時貞」→「益田時貞」と「天草四郎時貞」 4.( )…省略可能箇所 (例)「a 遙任(国司)」 →「遙任」と「遙任国司」
2
Ⅲ
A古代の城柵 B日光東照宮 C江戸時代の産業・経済と幕府の対応(1点×2=2点)A (5)
◆加点要素の合計1点→1点満点◆
◎伽藍配置における中心的な建造物
a 塔から金堂へと変化した ………1点以内
C (15)
◆加点要素の合計1点→1点満点◆
◎幕府の措置
a 五品江戸廻送令を発布した ………1点以内
Ⅳ
中世における土地に関する法令,憲政の常道(15点×2=30点)(1) 中世における土地に関する法令(中世)
◆加点要素の合計15点→15点満点◆
◎11世紀後半の土地に関わる法令
a 延久の荘園整理令 ………1点以内
b 記録荘園券契所を新設した後三条天皇による ………2点以内 c 公領が荘園の増加に圧迫されているなかで出された ………1点以内
◎2代執権のもとで出された土地に関わる法令
d 新補率法 ………1点以内
e 北条義時のもとで出された ………1点以内
f 承久の乱後に置かれた地頭の得分を定めた ………2点以内
◎3代執権のもとで定められた土地に関わる法令
g 御成敗式目 ………1点以内
h 北条泰時のもとで定められた ………1点以内
i 最初の武家法だった ………1点以内
j 所領の紛争を公平に裁く基準だった ………1点以内
◎9代執権のもとで出された土地に関わる法令
k 永仁の徳政令 ………1点以内
l 北条貞時のもとで出された ………1点以内
m 所領を手放すなど窮乏した御家人への対策だったが効果は一時的だった ………1点以内
(2) 憲政の常道(近代)
◆加点要素の合計15点→15点満点◆
◎護憲三派
a 憲政会・立憲政友会・革新倶楽部 ………2点以内
b 第二次護憲運動を展開した ………1点以内
◎護憲三派による運動の結果
c 清浦奎吾内閣が総辞職した ………1点以内
d 加藤高明が連立内閣を組織した ………1点以内
◎「政治慣行」
e 憲政の常道 ………2点以内
f 立憲政友会か憲政会・立憲民政党の総裁が政党内閣を組織した ………3点以内
◎「政治慣行」の終期
g 五・一五事件で犬養毅首相が殺害された ………2点以内
h <元老の>西園寺公望が海軍大将の斎藤実を後継首相に推薦した ………3点以内
※g以前のこととした場合は加点対象外とする