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4 月 1 日 奈良市西の京町 薬師寺 花会式 修二会 薬師悔過

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4月1日 奈良市西の京町 薬師寺 花会式 修二会 薬師悔過

薬師寺の声明は前年国立劇場で聞いたことがあるが、現地の薬師寺では修正会のときよりも、修二会のときの方 がよいと聞いたので、本年は聞かせて貰うことにする。その予備のため3月30日に1度訪ねて花会式の献花の用意 の最中を見せて貰い、そのとき堂司の練行衆に会って、4月1日が最もよいであろうと聞いた。

薬師寺の行事の主たるものは修正吉祥会と修二花会式である。修正吉祥会は現在1月1日から14日まで14日間

(二七日間)金堂で行われる。12月31日夜、村方のものが境内で大焚火をする。その火を各人が正月の竈火として 持ち帰るのであるが、そのとき除夜の鐘をつく吉祥悔過行法はキッカリ1日午前0時から始める。毎夜その後午前0 時からの行法で、寺では前以って頼めば泊めてくれる。それよりも楽なのは花会式のときである。花会式のときの 薬師悔過行法は3月31日の午後7時から始まる。六時の修法で、そのうち2時づゝを続けてやる。

午後7時より 日没、半夜。(但し3月5日は後で鬼会があるので少し早く始める)

午前3時より 後夜、晨朝。

午後2時より 日中、日没

これに出仕する僧を練行衆といゝ、毎時1人の時導師によって修する。1日は映画の撮映が入るが一般の参詣人や 講参は最も少ないから静かであろうと聞いていたが、それよりも 100 人ばかりの参詣人が練行衆の入堂に先立って 本堂に入った。金堂の薬師三尊と美しい献花の数々を暫く、心ゆくばかり眺めていた。

まづ時報の鐘が幾つか鳴って練行衆入堂着座する。堂司が堂童子を呼んで「初夜の鐘」を撞かせる。3打。時導師 木履を鳴らして中央の礼壇に上り「薬師供養文」を唱える。次に散華行道にうつる。練行衆須味壇の周位を左廻り に3周するが、1回度に散華する。散華は椿の葉、続いて導師の発生で、大衆がこれに唱和して吉祥天如来を始め一 切の諸佛の徳を讃歎し、殊に薬師如来の徳を讃えて南無帰命頂礼、南無薬を唱えて五体を投地する。

薬師寺の五体投地は東大寺のように派手ではない。続いて発願文に入る。発願は至心発願より真言百八唱、祈講 諸願と2部合唱の形で続けられ、行道があって大小の懺悔文となる。

声音1丁、行道が始まる。行道は無音、木履の音のみ。堂内3周。終って加持発願の行法となり、牛王加持の偈 が誦せられ、呪師走りの作法に入る。呪師作法は両手に大刀を持って1周、次に木刀と鈴、次に鈴を以って堂内を3 周する。終って大導師の作法を以って初夜行法は終る。

直ちに半夜の鐘の催促があり、次に半夜の導師供養文、散華行道、一切諸仏讚歎、発願、大懺悔行道があり、こ れで半夜は終る。

初夜、半夜を修するに約2時間を要する。

なお第2日目の初夜(3月31日)には、薬師寺修二会悔過縁起が読まれ、第5日目の初夜(4月3日)には堂司 による荘厳差定の儀がある。

荘厳差定の儀は、次年度の正荘厳と夜荘厳、即ち修二会の最高執行者と費用全般を負担するものを定める儀式で、

現在は形式的なものになっているが、もとは夜荘厳は現在の九条、六条、七条、五条、西ノ京の 5 部落、即ちもと 薬師寺と領内の者から詮考された。

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