• Tidak ada hasil yang ditemukan

IR-LEGO技術の紹介と その利用方法 - J-Stage

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2023

Membagikan "IR-LEGO技術の紹介と その利用方法 - J-Stage"

Copied!
6
0
0

Teks penuh

(1)

IR-LEGOInfrared laser-evoked gene operator)とは,赤外 レーザーを生体の単一細胞(組織)に照射することで細胞を 温 め て 熱 シ ョ ッ ク 応 答 を 起 こ さ せ,熱 シ ョ ッ ク プ ロ モ ー ター下流の遺伝子の発現誘導を行うシステムである.この技 術を用いることにより,特定の時期に特定の細胞で特定の遺 伝 子 の 発 現 を 誘 導 す る こ と が 可 能 と な る.本 稿 で はIR- LEGO技術の原理や応用例について紹介するとともに,われ われが所属する基礎生物学研究所の共同利用研究システムに ついて紹介する.

はじめに

多細胞生物の複雑な生命現象において,細胞はどのよ うに自分の方向性を決めているのだろうか.そこには細 胞間の相互作用が重要な役割を果たしている.細胞は増 殖,発生,分化,再生,がん化などのさまざまな生体反 応において,周囲の細胞からの刺激やシグナルを受けて

おり,近年そのような情報交換にかかわる分子が多数同 定されてきた.しかしそれらが本当に細胞間相互作用に 関与するのかを生きた生体内で解析する手段はいまだに 十分に確立されているとは言えない.IR-LEGOはその ような問題を解決する一つの手段として開発された(1)

これまでも組織特異的あるいはランダムに遺伝子発現を 引き起こすモザイク解析と呼ばれる方法はあったが,一 細胞レベルで自分の狙った時期に狙った細胞だけで特定 の遺伝子の発現を誘導できる方法はなかった.たとえば 体全体で発現させると致死になってしまう遺伝子でも,

体のある場所でだけその遺伝子の発現をなくすと個体自 体は致死にはならず,発現した細胞あるいは近接する細 胞でどのような異常が起こるかを調べることによりその 遺伝子の機能を知ることが可能となる.また,それ以外 にも蛍光タンパク質などのレポーター遺伝子を発現させ ると細胞のトレースや系譜解析など,さまざまな研究に 応用できる.IR-LEGO技術は生物がもともともつ熱 ショック応答機構を利用しているため,形質転換体の作 成が可能な生物であればどんな生物にも応用可能であ る.実際,すでに線虫(1〜3)

,ショウジョウバエ

(4, 5)

,メ

ダカ(6〜9)

,ゼブラフィッシュ

(6, 10, 11)

,アフリカツメガエ

【解説】

Introduction of Infrared Laser Evoked Gene Operator (IR-LEGO)  Technique

Misako SAIDA-TANIGUCHI, Yasuhiro KAMEI, *1 自然科学研究 機構基礎生物学研究所生物機能解析センター,*2 自然科学研究機 構基礎生物学研究所研究力強化戦略室,*3 総合研究大学院大学生 命科学研究科

IR-LEGO技術の紹介と  その利用方法

斎田(谷口)美佐子 * 1 ,亀井保博 * 1 , 2 , 3

(2)

(12)

,シロイヌナズナ

(6, 13)で実施例が報告されており,

イベリアトゲイモリ(14)

,ゼニゴケで筆者らが共同研究

者とともに応用可能なことを確認している.本稿ではこ のIR-LEGO技術の原理を紹介するとともに,われわれ が所属する基礎生物学研究所の共同利用研究システムを 利用して実施された具体的な応用研究も紹介する.

原理 1. 概要

ほとんどの生物は高温などのストレス環境下において 通常発現していない遺伝子群の発現が起こることが知ら

れており,この反応は「熱ショック応答」と呼ばれてい る(図

1

.IR-LEGOではこの熱ショック応答を利用す

る.熱ショック応答タンパク質のプロモーターの下流に 任意の遺伝子のcDNA配列をもつ形質転換体を作製す る(図

2

a)

.この形質転換体に顕微鏡下で赤外レーザー

を局所的に照射すると焦点位置の細胞のみが温められ,

その細胞でのみ熱ショック応答が起こり,目的の遺伝子 の発現を誘導することができる(図2b)

2. 装置の構成

IR-LEGOは顕微鏡に赤外レーザーおよびコントロー ラーが付いたシンプルな構成となる.倒立顕微鏡の場合 の装置の大まかな構成を図

3

に示した.発振器より発振 されたIRレーザーはファイバー伝送後ビームエキスパ ンダで広げ,ビーム径を最適化して平行光としてダイク ロイックミラーで無限遠光学系に合流し,対物レンズを 通って試料面へと照射される(図3)

.レーザー照射は

円錐状に当てて円錐の頂点,すなわち焦点位置のエネル ギーが最も高くなる.観察系と同軸で照射できるため,

蛍光観察しながらの照射も可能である.

実験を行うにあたって

1. 熱ショック応答形質転換体の作製

熱ショック応答システムはほぼすべての生物種がもと も と も っ て い る ス ト レ ス 応 答 機 構 で あ る た め,IR- LEGOは多くの実験生物への応用が可能である.実質的

図2IR-LEGOの概要

a.  熱ショックプロモーターで標的遺伝子をド ライブできるトランスジェニック系統を作製 する.b. できた系統の個体(図ではメダカ胚)

の局所の単一細胞をねらって赤外レーザーを照 射すると,局所加熱され熱ショック応答によ り単一細胞レベルで標的遺伝子を誘導できる.

図1動物細胞の熱ショック応答機構

熱ショックやストレスを受けると内在のHSF1が変性し,三量体 を 形 成 し,核 に 移 行 す る.核 内 に 移 行 し た 三 量 体HSF1は 熱 ショックエレメントに結合し,下流の熱ショックタンパク質の発 現を誘導する.

(3)

な問題は,その生物で,形質転換体の作製方法が確立さ れているか,利用できる熱ショック応答遺伝子プロモー ターがあるかである.前者は現在多くの生物種で遺伝子 導入法が確立されている.後者はもし既存の適当なプロ モーターがない場合は研究者自身で検定する必要があ る.熱ショック系タンパク質はものによって発現の強弱 などに差があるので,できれば複数を試すのが良いだろ う.表

1

に実際これまでにIR-LEGOでの発現誘導に成 功した熱ショックプロモーターをリストした.

2. 赤外レーザーの特徴と使用上の注意点

IR-LEGOでは熱ショック応答のための照射に1,480 nm の波長の赤外レーザーを使う.この波長を使う理由は生 体の主要構成成分である水分子の吸収が大きく,効率良 く細胞を温められるからである.本稿で詳細は解説しな いが,赤外レーザー照射に伴う温度の経時変化や空間的 特性に関しても検討しており,熱により熱ショックが駆 動していることがわかっている(1)

.しかし,赤外レー

ザーを使ううえで注意しなければならない点がいくつか

ある.以下に列挙する.

1)対物レンズの透過率

通常の対物レンズは可視領域での観察しか想定されて いないので,せいぜい300〜1,000 nmでの透過率しか チェックされていない.IR-LEGOで使う1,480 nmとい う波長は対物レンズ設計上想定外であるため,透過率が 未知で,たいていは可視光に比べて透過率が悪い.赤外 域の透過率が悪い原因は主にレンズ面の反射防止マルチ コーティング成分にあるため,IR-LEGO用の対物レン ズはノンコーティングの特注品となる.もちろんパワー の高いレーザーを用いれば通常の対物レンズでもある程 度適用が可能である.

2)対物レンズの色収差

光がレンズを通過するとき波長ごとに屈折率が異なる ため,結像位置のずれが生じる.通常,研究用の顕微鏡 に付いている対物レンズはその用途に応じてこの結像位 置のずれが補正されているが,またしても赤外域という のは観察に必要ないため補正対象外である.レンズの種 類によるが,可視領域と1,480 nmでは数ミクロンから

図3IR-LEGOの装置構成

無限遠光学系の顕微鏡躯体へビーム経調整し た赤外レーザーをダイクロイックミラーを通 して導入する.基本的に観察面に集光するが,

対物レンズは可視光に合わせて設計されてい るために赤外の焦点位置が多少ずれる.光学 ユニット内にはアクチュエーターが設置され ており,これにより観察面(可視光)と赤外 焦点位置を補正する.照射パワーは減光フィ ルターならびに発振器の電流量で調節する.

また,照射時間はシャッターユニットにより 制御する.

表1実際にIR-LEGOでの発現誘導に使用された熱ショックプロモーター

応用生物種 プロモーター 詳細

線虫 hsp16-2 線虫hsp16-2上流約0.4 kb(1) メダ力 hsp70.1 メダ力hsp70.1上流1.5〜3 kb(6, 14)

8xHSE 人工熱ショックプロモーター(7〜9, 15) ゼブラフィッシュ hsp70 ゼブラフィッシュ hsp70上流約1.5 kb(6, 10, 11)

シロイヌナズナ hsp18.2 シロイヌナズナhsp8l.2上流約0.9 kb(6)

アフリカツメガエル hsp70 アフリカツメガエルhsp70上流−256から+88 bpの345 bp(12) ショウジョウバエ hsp70 ショウジョウバエhsp70上流−315 bpから−38 bpの278 bp(4)

(4)

十数ミクロンのずれが生じる.これを解消するために IR-LEGOではIRレーザーの光路に補正用のアクチュ エーターがあり,対物レンズごとに観察焦点位置とぴっ たり一致するように調整できるようになっている(図3)

3)組織内部の照射の際の注意点

組織の深い位置,すなわち表面から離れた位置で発現 誘導をさせることは少し難しい.なぜなら,赤外レー ザーは通過経路で吸収されて目的位置でのパワーが減少 するからである.実際,寒天を用いた実験では約170 

μ

m の深さで半分のパワーが吸収されることが確認された.

また焦点位置で最もパワーが高くなるとはいえ,当然そ の周囲も加温されるため,焦点位置でのみ熱ショック応 答が起こる照射条件にするためには条件検討が必要であ る.また同時に,通り道では生体の組成が異なるため屈 折率分布が存在し,深くなればなるほど集光点が広がっ てしまい単一細胞レベルでの発現誘導が難しくなる.

4)赤外レーザー取扱い上の注意点

機種によっては1 Wという高出力の赤外レーザーを搭 載している.これは直接あるいは鏡面反射した光だけで なく散乱光も危険とされる最も危険なレベルであるレー ザー安全基準クラス4に分類され,保護メガネの着用や 安全教育などが必須とされている.パワーが高いことに 加えて目に見えない波長であるため取扱いにはより注意 が必要である.

これまでの研究報告例

ここまでIR-LEGOの技術的な解説をしてきたが,次 に実際IR-LEGOを用いた研究例をいくつか紹介したい.

まず,2009年に報告された初報(1)では,線虫

を用いた実験が行われ,生殖細胞の形成に必要な遺伝子 の働きがIR-LEGOを用いて証明された. の生 殖器官は遠位端細胞(DTC)と呼ばれる細胞が体の中 を移動しながら形成されるが, という遺伝子の欠 損変異体ではDTCの移動に異常が見られ,正常な生殖 器官が形成されない.そこで 変異体でIR-LEGOを 用いて本来 を発現する細胞だけに の発現を誘 導したところ,DTCは高い確率で正しい方向へ移動す るようになり,正常な生殖器官を形成した.これによっ て がDTC移動に必要であることが直接証明され た.また,2013年に報告されたメダカを用いた島田ら の論文(9)では,蛍光タンパク質による細胞の系譜解析が 行われ,魚のうろこの進化的な起源についてこれまでの 知見を覆す結果が得られた.つまりそれまでは硬骨魚の うろこは外胚葉である神経堤由来と考えられていたが,

この研究により中胚葉由来であることが示された(表紙 写真)

.この実験では移植実験とIR-LEGOによる発現誘

導実験とが行われたが,移植の場合はほかの細胞や組織 片の混入など外科的処置自体の精度が問われるが,IR- LEGOによる解析ではそのような心配がない.また,こ の実験ではIR-LEGOの発現誘導を恒常的に維持するた めにcre/loxPという部位特異的組換え技術が利用され

(7〜9)

.ファージ由来のDNA組換え酵素CreはloxPと

いう特定のDNA配列を認識し,組換えを起こす.発現 させたい遺伝子(この場合GFP)は熱ショックプロ モーターの下流ではなく,loxP配列の下流に,そして loxP配列の間には転写をストップさせる配列を挿入し ておく.そこに熱ショックプロモーターの下流にcreを つないだトランスジーンが共存すると,熱ショック応答 によりcreが発現し,Cre組換え酵素の働きによりloxP の間のストップ配列が外れ,目的の遺伝子が発現するよ うになる.これにより一過的な熱ショック応答で恒常的 な遺伝子発現が可能となった(図

4

IR-LEGOを使うには?  

基礎生物学研究所の共同利用研究システムの紹介 もしIR-LEGOを試してみたいという方がいたら,ぜ ひわれわれにご相談いただきたい.われわれが所属する 基礎生物学研究所は大学共同利用機関であり,日本国内 の研究者であればだれでも利用申請が可能である.実 際,毎年多くの研究者がIR-LEGOをはじめとした最先

図4一過性の熱ショック応答を長期的発現誘導に切り替える 熱ショック応答で誘導する遺伝子をCre(組換え酵素)にするこ とで,長期的な発現誘導を可能にする.組み換え自体は細胞単位 で起こるため,一度組み換えられればその細胞の系譜はすべて gene Xを発現するようになる.

(5)

端機器を使いに研究所を訪れ,数多くの研究成果を発表 している.利用可能な機器としてはIR-LEGOのほかに,

二光子顕微鏡や共焦点レーザー顕微鏡,ライトシート顕 微鏡などの顕微鏡類,その他各種分析機器も充実してい る.研究所には宿泊施設も併設されており,旅費などの 支給もされる.利用のための申請の流れを図

5

に示し た.詳しくは基礎生物学研究所のホームページ(http://

www.nibb.ac.jp/collabo/collabo.html; IR-LEGOは個別共 同 利 用 研 究 に 該 当) も し く は 担 当 窓 口(img@nibb.

ac.jp)に直接お問い合わせいただきたい。

IR-LEGOシステムはシグマ光機株式会社から販売さ れている.正立顕微鏡と倒立顕微鏡のどちらにも対応し ているが,一部機能については倒立のみの対応となって いる.また,赤外レーザーの発振出力は200 mWと1W の2つのタイプがあるが,現状のレンズ群では200 mW あれば十分と推定している.一式購入するとそれなりに 高価にはなるが,既存の顕微鏡へのアドオンも可能であ り,すでに顕微鏡があればその分安くセットアップがで きる.ちなみにわれわれが所有している機器は倒立顕微 鏡と赤外レーザー1W搭載タイプである.

まとめ(おわりに)

IR-LEGO法は現在のところ,熱ショック応答系に利 用できる熱ショックプロモーターが確立されている多く のモデル動植物でワークすることが確認されている.し かし,そのほとんどはGFPなどのレポーター遺伝子に よる発現誘導確認実験である.いくつかの生物種では内 在遺伝子による機能解析に成功しており,新たな知見も 得られ始めており,今後もさまざまな細胞間コミュニ ケーションにかかわる遺伝子機能解析に利用されるであ ろう.一方で,熱ショック以外に温度や熱による生体応 答の研究にも利用可能であり,その方面での利用も想定 される.たとえば,温度を感知する神経細胞の研究や,

温度ストレスによる性転換機構の解明などに利用するこ とが可能である.

近年オプトジェネティクスによる神経細胞の光刺激で 新たな神経研究分野が広がったように,IR-LEGOによ る遺伝子発現誘導による機能解析研究分野が生まれれば と思っている.顕微鏡は観る道具であったが,オプト

ジェネティクスやIR-LEGOは細胞を操作する顕微鏡技 術であり,これら光細胞操作技術が今後さまざまな生命 現象の解明に応用されるであろう.

謝辞:本稿の研究例の多くは,基礎生物学研究所の共同利用研究課題に より実施された成果です.共同研究者の方々にはこの場を借りて御礼申 し上げます.また,シグマ光機株式会社の大宮弘道氏には光学系に関し てご助言いただきました.IR-LEGOの分子生物学的あるいは光学的な改 良は科研費(研究課題番号:23657109, 26282128),物質・デバイス領域 共同研究課題(課題番号:2013B04, 2014051)のサポートを受けました.

文献

  1)  Y.  Kamei,  M.  Suzuki,  K.  Watanabe,  K.  Fujimori,  T.  Ka- wasaki,  T.  Deguchi,  Y.  Yoneda,  T.  Todo,  S.  Takagi,  T. 

Funatsu  :  , 6, 79 (2009).

  2)  M. Suzuki, N. Toyoda & S. Takagi:  , 9, e85783  (2014).

  3)  M.  Suzuki,  N.  Toyoda,  M.  Shimojou  &  S.  Takagi: 

55, 454 (2013).

  4)  G.  Miao  &  S.  Hayashi:  , 244,  479  (2015)  doi: 

10.1002/dvdy.24192. (Epub ahead of print).

  5)  B.  Dong,  G.  Miao  &  S.  Hayashi:  , 141,  4104  (2014).

  6)  T. Deguchi, M. Itoh, H. Urawa, T. Matsumoto, S. Nakaya- ma, T. Kawasaki, T. Kitano, S. Oda, H. Mitani, T. Taka-

hashi  :  , 51, 769 (2009).

  7)  K. Kobayashi, Y. Kamei, M. Kinoshita, T. Czerny & M. 

Tanaka:  , 51, 59 (2013).

  8)  T. Okuyama, Y. Isoe, M. Hoki, Y. Suehiro, G. Yamagishi,  K. Naruse, M. Kinoshita, Y. Kamei, A. Shimizu, T. Kubo 

:  , 8, e66597 (2013).

  9)  A.  Shimada,  T.  Kawanishi,  T.  Kaneko,  H.  Yoshihara,  T. 

Yano, K. Inohaya, M. Kinoshita, Y. Kamei, K. Tamura & 

H. Takeda:  , 4, 1639 (2013).

10)  E. Kimura, T. Deguchi, Y. Kamei, W. Shoji, S. Yuba & J. 

Hitomi:  , 33, 1264 (2013).

11)  M.  Itoh,  T.  Yamamoto,  Y.  Nakajima  &  K.  Hatta: 

24, R1155 (2014).

12)  S. Hayashi, H. Ochi, H. Ogino, A. Kawasumi, Y. Kamei, K. 

Tamura & H. Yokoyama:  , 396, 31 (2014).

13)  D.  Kurihara,  Y.  Hamamura  &  T.  Higashiyama: 

55, 462 (2013).

14)  林 利憲,竹内 隆:細胞工学,33,203(2014).

15)  S. Oda, S. Mikami, Y. Urushihara, Y. Murata, Y. Kamei,  T. Deguchi, T. Kitano, K. Fujimori, S. Yuba, T. Todo 

:  , 27, 410 (2010).

16)  B. Bajoghli, N. Aghaallaei, T. Heimbucher & T. Czerny: 

271, 416 (2004).

図5基礎生物学研究所共同利用研究の利用 方法

研究計画などを事前に打ち合わせ,申請書を 提出していただき,審査を経て採択された後 に利用が可能となる.

(6)

プロフィル

斎田(谷口) 美佐子 

(Misako SAIDA-TANIGUCHI)

<略歴>1995年名古屋大学農学部農芸化 学科卒業/1997年同大学大学院農学研究 科修士課程修了/同年国立遺伝学研究所技 術職員/2009年基礎生物学研究所技術職 員,現在に至る<研究テーマと抱負>大学 共同利用機関の技術職員として,光学顕微 鏡の管理・運営を行い,研究者へ技術サ ポートを行っています<趣味>バドミント ン

亀井 保博(Yasuhiro KAMEI)

<略歴>1992年大阪府立大学工学部応用 化学科卒業/1994年同大学大学院工学研 究科博士前期課程修了/1999年宮崎医科 大学大学院医学研究科博士課程修了(博士

(医学)),大阪大学生命機能研究科ポスド ク,産業技術総合研究所ポスドクなどを経 て,2003年京都大学放射線研究センター 助手・助教/2008年大阪大学大学院医学 系研究科特任研究員/2010年基礎生物学 研究所特任准教授/2012年総合研究大学 院大学生命機能研究科准教授(兼)/2013 年基礎生物研究所研究力強化戦略室URA

(兼),現在に至る<研究テーマと抱負>生 物学的発見の現場に居合わせ,共同研究者 とワクワクを共有すること<趣味>遊び全 般(特にサンプリング),読書<所属研究 室ホームページ>http://www.nibb.ac.jp/

lspectro/<リ サ ー チ マ ッ プ>http://re- searchmap.jp/ykamei/

Copyright © 2015 公益社団法人日本農芸化学会 DOI: 10.1271/kagakutoseibutsu.53.580

Referensi

Dokumen terkait

の最善の利益は、子どもが自分のために自分の選択をできるようになること」と語る。 BFSW は、子どもの最善の利益のために児童養護施設、大人がすべきことを 2 つ挙げて いる。「1 つ目に、子どもが安心して過ごしてもらえるような居場所づくりをすること。2 つ目に、何か困ったとき、話をしたいときにお話ができるような、子どもが信頼を寄せら