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中学校社会科授業の研究

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中学校娃会科授業の瞬発 35

中学校社会科授業の研究

嘉孝秀 井田越野

臼篠村神 一 (縫会秘教蕎)

一  (繋属申・縫会科教官)

   (   〃    〉    (   〃    )

樹 與 1 はじめに

 本醗究は福島大学教蕎学灘教官と瞬大学教育学 部難霧中学校教官との共瞬による〈中学校縫合科 授業〉の講究である。

 この醗究において,被会科授業それ警身を醗究 するうえでの方法譲的問題ともいえるものに取り 緩んでいるが,その方法論的簡題とは以下のよう

なことである。

①今段,社会科授業を醗究するさいに次のよう な問題点を鐡発点とすべきであるσ

 褻捲導過程とは置導入嚢ζ展雛選置終末壌という 考え方が一般的で,今もこの繕語を使っている場 合があります。しかし,この矯語は大変古いもの です。ふるい繕語を綾って麸て悪いということで はないし,これからもこの醜語を綾って単元や教 材及び奉持の展麗を計醸してよいと思います。し かしこの絹譲は,あくまでも教舗の灘に立ったも のです。捲導過程であるからこの絹譲でよいと害 えばそれまでですが,学習を捲導する過程が捲導 通程ですから,学習繕導過程を編成する場合は,

もっと子どもの籔に立った露語を考えてもよいと 思います。指導の流れがややもすると教麟中心の 一間一答式教鱗が一方的に押し付けていくという

タイプが多いといわれています。このような栽溌 ならなおさらのこと,学習者の立場睾こ立った学習 のプ讃セスを考え産す必要があります。」(瀬灘栄 志ζ授業分衝の披講垂欝艇庫2月覇治磨書毅頁)

 すなわち授業の指導邊程を,学習者の立場に立っ た学習者のプ窃セスを考え出す,ということを鐡 発点尋こおきたい。

⑫ 授業を「学習捲導通程諜として編成する場合 に,戦後褥簸の郵経験主義的な学習捲導の機念」

と区勝して「教授驚学習」捲導過程として再構成 する必要がある。つまむ,ゼ無識の教授雄を産統 に盤錯づけることによって.「知識の漉入や機械 的暗記」とは購確に異なる,真の「無畜」を行う

過程を結成するということである。

 まさに,子どもたちを学習活動をとおして,

「無知から知へ,不完全・不猛確な知からよむ完 全で托確な知へと導くこと登である。(柴懸義較

『授業の療遅選緯讐奪8月蟹土蛙鍵頁)

③以上の①・②をふまえて購懇される授業遜程 の飯i説(理論)として,たとえば「わかる・かわ る・できる」学習遜程(蕪懲の瀬顯栄志氏)など かあるが,福島大学教育学蒲購霧中学校において

も次のような仮議(遜譲)を提超して疑る。

 「学習捲導過程の中に,生経一人ひとりの『自 分の考え選を明らかにした鯵,考え方の変容をと

らえた修する後彎を意蟹的に位置づけることによ り,生経は,学習内容はもとより灘分欝身の学び 方を掘握し,よ陰よい学習のあり方を自覚的に身 につけようとする。」

 そのうえで,「社会科 における基本1的な学習捲 導過程」はく社会認識の深化〉の観点から「課題 の設定」(認識の焦点牝)・ヂ解決の見通し」(認 識の点検)・「課題の追究」(事実認識の見蓋し・

襲係誌識〉・「課題の解決」(主簿認識〉と段賠的 にとらえられている。

④ 小誌において提起したい方法論的鷺題は以上 の問題にとどまらない。すなわち,①〜③におい て整瑳したように,まずもって礎起したい問題は 授業の指導過程を学習者の立場からとらえなおす

ということ,その学習者に立場1こたっさいにその 過程1こおいて真の「無畜」を産しく佳麗付ける,

ということである。

 しかしそのうえに立って,さらに提起したい問 題は授業(記録〉を分駈することを,単に授業以 羨の〈鮨導案〉にしたがって分観することにとど めな秘で,授業(記録)それ自身の総体的流れを も,事実としてのく授業案〉として析鐵して,い わば授業以羨の,仮議としてのく授業案>との驚 わりを縷説すべきではないかということである。

(2)

3莚 撰鶴大学教費実践癖箋紀要第鰺弩 総総隼餐携

 つまむ授業(記録〉の分新ンは.いわば〈飯読と しての授業案〉による分轡にとどめないで,授業

(記録)それ§身に霞在する,いわば〈事実とし ての授業案〉にそっても分締することを,欝せて 鍵起したいわけである。

 したがって以下において,中学校社会科授業記 録を,主に授業者甕身によって,〈飯議としての 授業案〉(授業以蕩の授業案)とく事実としての 授業案〉(授業に内在する授業案)に難して分析 することを試みたい。       (麩井嘉一)

昼 授業記鍛の分析(その奪一地理的分野)

韓 郵仮説としての授業案憾

①  野板議としての授業案謡と全体構成

〈学習詣導過程〉

③ 分析

 金棒的に見て,課題の設定→講べ学習→中懸発 表会→追究のまとめ,この一連の学習活動を通し て,事実認識から関係認識の段贈へと生後の縫会 認識を深めようとしていることはわかるが,串縫 発表会から追究のまとめのつながむがあいまいで あるゆ次の3点を指摘したい。第i点§は,車懸 発表会が終った後.生後の調べたことをどのよう

にまとめていくのか,また,教締がどのように婦 癒していくのかがはっきむと見えてこない。中懸 発表会が終った時点で,生後の教会認識がどのレ ベルに達しているかを的確に教麟がとらえておか なければならない。第2点§は.中懸発表会と追 究のまとめとみつなが蓉がはっきむして雛ないこ       とである。串縫発表会に至るまでの

悪  馨

(時騒 課題登〉確欝  〔3分)

磁 縫 醍〉学 欝 落 鱗 茎 繭時の学習糞響を振穆返甑拳蟹課題の

磯認をする。

鮨馨の基本的な懇痩・方法

轡灘鱗麟とそこ嘘欣々嵯.

i活を探ろう・

中醤発褒会12 の 継 続  価分〉

疇実鐙譲

邉 箋 の・

ま と め  伽分)

翼{系講識

一〇襲時までの学饗践桀をノートで  建認さぜ、煢然環境と人々の塗  濡につも、て鐸べる槻煮を、再確  認さぜる。

 野砂漠の議然深壕と人々砂症活.l lこつい て舞べたことを発表ずる。

穆 認べたことを発表するo

O 翕然饗境(雨濫緩の読み取む・悪鳥

     との辻蜘

○ 童濡の巌子(建鳳食事、生灘1

0 農業の糠苧(農然と覇}館昆}

1禦 発表に録する質疑嬉答を鴛う。

弄○猛襲の欝然覆土箋と簸琵さ量るこ  とによ吟、雨簸や気温などを実  感としてとらえさぜる。

○それぞれ鮮鐸べた地域との違い を確認させることによ箏、盤三絶 羅憲の異なる晃毒・考え方に蕊 騒させる。

3.今までの発表を振導返む、撞界め人々の 塗活と麹然至饗擁にっ魏てまとめるg

躾を手が醐こ│齢こ鋤人々1・

i碓濃鰍し驚劫.  1、

1葺 誕異名地の奮然環境を農業を手がかむ にして箆較する。

○ 乾燥帯に窪む人々

○ 盤帯に窪む人々

○ 寒帯に建む人々

解縮絨によって異なるわけについて弩え

るウ

○ 農然藻壕の違い

○ 生活の違い

轡 乾燥帯と濃帯と寒帯、それぞれの農業1

・認識の濠ま14 嶽然覆鏡と大鹿4〉症活の麗わ瞬こついて、

(董2分〉

今鏤め常習を振善返参な解ら、各盤の考え をノートにまとあるG

O 轡罪の霞然覆境と人々め空活

○§餓礫境と醐わ参の深い農業書こ  ついて晃甕させることによむ、

 各壇籔の気繰綿特猛を再縫認さ  量る。

・○護べ学馨で得た難識を、さらに  昆較させた磐漢1達づけさせたむ  することによって益金認識の深  死を馨る。

○漫興の人々の隻語が、欝然覆境 に鑓癒していることを霧確認.さ せ、人々磯生籬が鶏然饗境と深  く麗わ参あっていることをとら

えさせる息

○本単元導入鋳の露無機箋に僻す る察分の考えと、舞時無での欝 分の考えを韓昆さ量、ここでの 学費を通して、嚢分の考え渉ど 砂ように変容したかをとらえさ せることによむ、学びの道鍛iを 自覚させる。

講べ学習で,饗界の鬱々の雨灘鑓め 読み取りや,衣食住等の生活につい て調べさせているのに,追究のまと めの躯分で農業だけを取穆上げたの では不十分であろう。第3点譲は,

串聡発表会のまとめが新たな課題へ と結ぴつきにくいということである。

総じて害えば.指導過程が途中で隣 れてしまっているということである。

生経の思考が途切れないような手立 てが必要であろう。

 次に,ねらいにつ墾て見てみると,

それぞれの生経が調べたことと.発 表者の調べたことの講1こついて女批

させるのかはっきξ)していない。具 体的に.項§をあげる必要があるG  それから,生経の活i勤について見

ると,雨灘泌や写真資料をもと毒こ自 分たちで調べたことを発表し,お互

いの意見を饑いてまとめる時に,思 考の手がか参となる資料は侮なのか がよくわからない。生経の懇考の手 がかりとなるような共通の資料が必 要であろう。中間発表会まで欝分か かむ,そめ後で追究のまとめの蔀分 の新たな課題が縫示されるが,2§分 でそのまとめが可能かどうか疑闘で ある。盤界に建む人々の生活である から,焦点を絞むこんでいかないと まとめにくいので碁まないか。また,

(3)

中学校娃会科授業の覇究 3マ

誌識の深まりの段踏で,窪分の考えをまとめるに は,i2分では,十分毒こまとめることが難しいであ ろう。振導過程の時題醗分を,生後…の活動にゆと りを持たせていけるよう工夫が必要である。しか

し,発表会を瞬き,お互華の意見を交換する場薩 を設定することによって,生後が,自分から進ん で授業に参撫できる捲導過程になっている。

⑦ 軒事実としての授業案雌

① 野事実としての授業案」と全体購成

〈学習鮨導通程〉

② 分析

 全体的に見て.課題縫示の段贈で2枚の写真,

      車懸発表会では5分懇のVT盆,追       究のまとめの段賠で羅紋の写真を饗

意  馨

(賄購 課題の確認i  (4分)

中闘発表会1 の 縫 続1  (22分)

・事実認識

碓鵡  ラ豊と験

邉ま

礎孫認識 

・認識の深ま

 (5分)

生 縫 の 学 欝 活 勤 撫導の基本的な懸度・方法

要黐の耀縫を励⑳、学習灘瞬○鵬まで騨轍贈片時

確認をする9       確認させ、雑然難境と人々の塗

鞭謙編蜘陰言野瀬 

2.

て鐸べたことを発表ぐる自

修漢唖然幾境と人々艦謝に帆 iO撤の等糞の蟻掛ち・叢濃必

0 2被の写真から議み取れ碁こと。

○翕然螺境(講灘嘘み馳.駿i      との昆較〉     i

。生活礫(鋸食歎嬢鞠i O農業礫(鰍磯ラ @i

麟 発表に賭する質疑癒答を舞う。

磁 灘べたことを登表するo

1 需贔、承、鱗議等を砂漠の人々

i篇簾疑謡鰍

i。灘灘裁,ぜる.

とによ辱、雨量や気撮などを実 感としてとらえさぜる。

       i

       Oそれぞれが講べた趣蟻との違い       を確認さ登ることにより、蔓ヨ鍵i        ■

       ド

       i 講志の異なる延方・考え秀に着        ド

       勝させる

子を纏縫議する。      魏させ、砂漠の人々の塗活のま

○ 遊牧の疑ベドウィンの集活      とめをさせる。

。オアシス畷の擁  …

1翫 Vτ蓑を観聴し砂漠の人々の塗活の織…G講べ学欝したこととVT衰を簸

3.今までめ登表を舞憩返導、縫翼の人々の o翕然ヨ翼鏡と蝿わり侮深い農業に 盤三活と轟然壷漿境についてまとめる。     ついて見擁させることによむ、

i入驚雛鍵霧1歴 目讐誓  を再 

_       _      11

繕 灘罪各地の難燃覆境と農業を墨がかむ一〇講べ学欝で得た短識を、さらに  にして鋤較する。      t 箆較させた吟灘連づ絃させたむ

謙難辮i難i麓薦挙 

12礁帯と乾騨と鵬と鶴それぞれi・蘇蝋々の蠕が・鰍駿 の躾鍵域によつ撰なる纏こつい 奄ノ鰍ていることを醗讃

 て、考える昼       i 慧、人々の焦活禁、欝然磯境と  ぐ) 生塵鮭の遅い      i 深く饗iわ穆あっていることをと

 ○生翻倒麹    iらえ縛る.

毒断麟然騒妖醗勧灘に供・iO蹴環嫌釦鎌耀接勝 て纏蝶勘返噸 ら・各鯛i

えをまとめる融      i

O蘇の鰍巌と人給窃  i        …

孫に気づかぜ、穂霧や勧麹の賎 官と人闘の灘わ穆について盤三韓 一人一人の考えをまとめさぜる

ことによむ、今までの学びの遭 籏を撮む返らせる串

摂するので,資料が多すぎるように も患われるが,それぞれの段賠で,

資料を難いる意纒や難髭する観点を 瞬確にしてあるので,生後の課題意 識が高ま鯵臨場感あふれる授業とな るだろう。特に,追究のまとめの段 隣では,4枚の写真のいずれにも,

家畜と農業の様子が写し鐵されてお 鯵,今までの講べ学習や車懸発表会 での成業を農業という新たな観点で まとめなおさせている。そのことに よって,定盤と遊牧の違いや気蟹iと 生産牲の縫わむ等,量界の§然につ いて学んできたことが集約できると 患われる。しかしそれらのことを,

どのようにまとめていくのかが,こ の鮨導過程からはよく見えてこない。

教締サイドの生後の学習活動に嬉し ての蝿徳,生徒の祇会誌識の掘握が 不十分である。

 さて.生経の活動について見てみ ると,麟辛部分では,中鷺発表会と 質疑応答およびVT嚢撹聴,後半藻 分では単元全体のまとめともいえる 課題解決をさせようとしている。たっ たi§分で,この課題を解決するのは 躍難であろう。至無生の社会認識の

レベルで,この課題を解決させるた めには,この後にもうi時懸盤暗闘 を確保し,一人一人の考えをまとめ させ深めさせていかなければならな い。しかし予愛婆工ンテーションと しての地理学習として,写真やVT 衰などの資料が拝1意されて》るので,

生経にとっては取り緩みやすい授業 構成であるといえる。また,生徒一

(4)

3蓼 嬬島大学教官実践硬究紀要第欝舞

人一人が調べたことを発表する場を設達し,それ に録する,質疑応答の時懸も薙保されているので,

生経の主体的な活動が見られる。こ畿らの活動を より確実なものにするためにも指導過程の時禰翫 分の見直しが必要である。

 次に課題について発てみると,羨半蔀の課題も 後半蔀の課題もとても懸嚢が広く焦点が絞りにく

くなっている。写真を蟷箆する時に,{醸こポイン トをおくのか,課題が鐵た後に窮示されている。

しかし,課題そのものの中にポイントが含まれて いなければならないだろう。課題そのものを†分 に練ってわか鯵やすいものとしなければならない。

また,繭業の課題と後単の課題をもっとスムーズ につなげるために,捲導邊程の中にその流れを,

わかむやすく明記しておく必要がある。

麟 授業農麗と授業分析

 5月29欝i校時i奪3纏で実施した授業をVT

Rの記録をもとに,捲導過程の各段繕にそって分 析をしてみたい。

① 課題の確認から中開発表会までの段踏(露分)

写真重三砂漠の中の毒の様子(砂漠気候〉

写真2ゴ1、麦栽培の様子(ステップ気候)

 この2枚の写真を麟比しながら生後が読み取っ たことの中から一一部分を紹介する。

S玉 どちらの写真にも水がある。写真iは井戸   のような溺から水が湧いている。耳翼2は承   をどこからか瞬いてきていて,罵承跳の内鶴   でだけ作犠が礁られている。

S2 写真iは人々が各地から集まってきている。

  きっと忠類的に毒が騰がれているのだろう。

  ここは,人の集ま鞍やすい交通の要新だと患

  う。

 この2枚の写真提示により,生後の砂漠の人々 の生活藁こ女書するイメージが豊かにな穆.中間発表 会では具体的な様子についての質疑慈答がなされ た。砂漠では水がかけがえもなく大窮であること,

砂漠で生きる人々の生活の知恵等を生徒の議し合 いのなかでとらえさせることができた。

⑧ 追究のまとめから認識の深まりまでの段1砦

(2遵分)

写真董:水牛で水懇を耕している(熱帯)

写真216§頭の羊を飼っているベドウィン

‡§総隼賛鴛

    (乾燥帯〉

写真3:イタ琴ア蓬と薬の移牧(温帯)

写真塁:ツンドラ,トナカイを追うチュクチ     人(寒帯〉

 この4枚の写真を薄髭させ,読み取れることを 彎曲に発表させた。生後の発書の一藤を綴介す

る。

S亙 写真iと写真3は定住している。写真2と   写真尋は色々な薇に移動している遊牧の風

  景。

τ  その違いは,どこにあるの。

S玉 纏鞍1の違塾によると患う。乾燥帯やツンド   うでは櫨鵯があまむ育たない。ツンドラのト   ナカイは雪の下の苔を食べていた。

S2 家畜の利霧の仕方が違う。チュクチ人はト   ナカイの角や骨までソ嚇こして使い,毛皮は   テントや衣類としてすべて使っていた。ベド   ゥィンは,ラクダのふんまで燃料として痩っ   ていた。家畜がかれらの生活にとても大窮な   もので,そこの人々の生活を支えていた。

T  こんなふうに家畜との聡わりが地域によっ   て異なるのはなぜ。

S3 熱帯と温帯では,鋒水量が多く気滋も高い   ので纏轡の生産性が高い。インドネシアでは   3難件も行われていた。寒帯や乾燥帯では,

  家畜を鱗うことで精一杯なんじゃないのかな。

 ここでは,今までの学習で見たそれぞれの地域 の様子をもとにしながら.生後が自然礫境と生産 性の麗わりについて憲分の言葉で説明している。

琴央{象のイメージが,効果的に課題追究の場癒葬こ役 立っていることが掃える。

 認識の深ま鯵の段1駿では,穂彗勢の生霞…牲と人馨 密度の資料をもとに,その関係につ》て考えさせ た。しかし,教騨からの議瞬に終ってしまい,生 健自身の認識の深まりが十分であったとはいえな

い。

   ◇◇◇◇◇ま と め◇◇◇◇◇

○仮議としての授業案では,車懸発表会と追究の  まとめがうまつくながらないと考えられたが,

 蓬枚の写真を麟箆させる活動を取り入れること  によ鯵,事実としての授業案ではそのつながり  の難しさを解消することができた。

○写真を見て「緑がたくさんある。」としか答え  られなかった生経が,調べ学翼と車懸発表会の

(5)

中学校義金科授業の硬究

 後で,難牲と家畜さらには農業との関わりにっ  いても自分の言葉で鮨擁できるようになった。

 調べ学習と車懸発表会の重要盤が再確認できた。

○写真資料やVT盆資料を使濡したときに,景観  から侮をとらえさせるのか,観点を明確にして  おくことが大{雰であることがわかった。また,

 駿{象資料を見せる馨寺に,密然と人1鑓の関わむを

 意識させておくことが大切であるということが  わかった。

○生後が自分の考えを資料に基づいて述べられる  ようになってきた。これからは,生後肇身に糞  分の意見を再跨殊させた鯵,§分の考えを再購  築させたむする鋳鷺や場嚢を確保していくこと  が,課題としてあげられる。   (神聾 輿)

難 授業記録の分析(その2一歴史的分野)

輪 「仮説として纏授業案盛

①蔽議としての授業案」と全体講成

〈学習捲導通程〉

懸  醒

i時騨 塗 縫 の 学 羅 濤 動 嬉導の基奉醜な讐度・方法 至、麹時の串縫発表会をもとに、課題に蔑す

@る 「総分の考え墜をまとめて発表する。

ここが変わった 購治維新 遷甕のまと

゚と晃蔑し

@(2奪薄}

E嬉分の考 ヲ墜の整覆

E露識の変容 フ§覚

E認識の深ま ゙の盤覚

○ 封建的慧鱗獲の廃豊 宦@中輿集権麟家鉢鯛働建設 宦@透裁縫家づく惨

Q. 葬嚢分の考え3 を発つめ盤重し、 麟売春深 チした考えをノートにまとめ、課題設定鋳 O縷鼻の考え」との変容を発表する。

ィ 課題設建時の頃分の考え」と、塞蒔

@の鍔醤分の考え、1との髭較をする口

@機 唐甕評優し、考え方の変餐を発表する宕

○蕪時までの学弩繊果を発表させ

@ることによ鰍事実確認が憂し

@く深まむ、さらに申罎霧褒会を

@通して課題を多懸駒・構造鰯こ

@とらえる麗孫認識1こまで高まつ

@ているかどうかを確認させる。

寥r書分の考え1にこだわむな解

@らも、趣の多雅な箆方・考え方

@を知む、職募の考え1が変容

@していることをノートのまとめ

@を遷して農覚させる。

實ロ題設定鋳にまとめたf露分の

@考え」と本時の海霧とを髭較さ

@せ、瞬分の考え」がよ勢多藪

@麟・多難醜にな鯵、課葱こ蝿す

@る認識がさらに深まっているこ

@とに気づかせ、よむ確か嫁解決

@に講かっていることを携覚させ

@る融

点の護憲

@(鱒分)

カたな筏点 フ発見

駄憾聯3・畿のまと魏もとに・よむよ嚥騨

@      決のために、鱗治維新を籍たな視燕から考

@      えるD

@      O  『舞一癖蕃と堆くなら燃一擬

@      ○幾衆溺簸持した轡麗しとは

@      ○ 講散華か碁わ醜た隼代の露認

○致晦揮毯ざした醗づく静馨、饗

@幕を支えた蔑衆が蟹籍した晦

@一編ではなかったことや斑濃

@の瑛筋運動を押し燐む矯難購こ

@諸敬華を実移したことを聡らか

@にし、紙たな観点からさらに絹

@治維新を邉究する必要性に気韓

@かせる。

      『

堰@な慧、政窮纏艮衆揮望んだ灘鬱しを}十分に誓わなかったのだろうか?

遍窒の見遷 オと齢醸の ァ案

@(鶉分)

E碗分の考 ヲまの整理

淫.観たな槻煮に蝦する「濤分の考え3をも

@とに、邉究の艶通しを発表し合も・、学習詩 Xを立てる。

宦@新たな撹煮に繋する「警分の考え」

宦@邉究糞饗

@ ・政鰐の麟づくむの羅鶴の見澄し

@ ・霞聾嬉勢 宦@資料動選定

○新たな追究橿∫蓋毒こ鰐する予想を

@ノー鱒こ書かぜることによ箏、

@縮分の考え葺を整理さぜる。

對ュ表学響を題して、それぞれの

@考え1こふれさせ慧がら、鐙しい

@見方、考え方やよ箏よい邉甕の

@姦智方を欝覚させたい。

③ 分断

 授業全体を通して,「§分の考え」をまとめて 発表したり,見つめ直したり,麟の絡分の考え」

と箆較した辱.考え方の変容を発表したり,新た       な梶点に蝿する「自分の考え」を書       いたり,生徒一人一人の考えを大燐       にするとともに,課題に対してより       よいまとめ方.学び寿を身につけさ       せようとする教綴喜の髪頭いが意醒や生       縫の学習活動から見られる。しかし,

      地の多様な考えや「自分の考え」を       見つめ直したむ,補完・深化した考       えであることが甕覚できる藩提条件       として,見方・考え方の悪辣や多面       的・多角的なとらえ方がしっかり身       についていないと生後の学習活動は       スムーズに麗麗しないと考えられる。

       課題に鰐するまとめは.何が明治       維新で変わったかを行うのである毒斗       学習活動の海容を見る醸蓼,どんな       §標を以て国づくむを行ったかにっ       いてまとめられている。そして,追       究のまとめも「自分の考え」の整理       としてとらえられておむ,追究のま       とめを全体として蕎うかどうかが不       瞬確である。また,追究のまとめを       もと1こ新たな追究視点を設定する流       れになっているが.何をもとに撹点       を発見していくのか冤い識せない。

      新たな追究観点の設定は,追究のま       とめを通して生後鑓から設定される       のではなく,紙たな授点を教鐸倒か       ら資料をもとに堤示される意味合い       が強く,生経の追究意欲・主体的な       活動が見えてこない。また2§分で生       縫が新たな観点の背景を十分に理解       し追究する必要性に気付く段謬砦まで

(6)

福島大学教蕎実践醗究紀要第鰺号 峯§鱒隼奪携

至ll達できる力縛こついては疑鷺が残る。また,新た な追究撹点に嬉する予想をノートに書き,それを もとに追究の晃遍しを発表し合い,学習詩嚢を立 てる学習活動を至{)分で行うことになっているが,

生経の認識能力を超えた無鍵な学習活動と考えら れる。さらに,新たな追i究観点の設定,追究の見 通しと計懸の立案の靉靆は,生経に気付かせたむ,

書かせたり生後の学習活動が取む入れられている ものの,暗闘的にも鶴容的にも,そして能力的に

も生経鍵1に立った詩癖ではなく,教簿主導璽の指 導過程となっている。

 総じて.生経の学習活動の上では追究のまとめ と見直しの段繕で「欝分の考え」の変容に気付か せよりよい課題のまとめを自覚させるなど丁寧な 孝養導邊程であるが,霧たな追究撹点を遅解し,

縮分の考え」を十分にまとめる時間的余総がな く生後主体の捲導過程でないことを特に指摘した いG

⑦ 「事実としての授業案」

① 「事実としての授業案」と全体権威

〈学習指導邊程〉

⑧ 分観

 授業全体を通して,それぞれの各靉靆での「自       分の考え」をベースに補足・修鑑さ       せながら,よむよい「欝分の考え」

意  緩

(蒔麗) 生 健 の 学 霧 躊 嚢 鮨導の暴本線な懸痩・方慈 邊究砂まと 董.藏時の中震発表会後の「雍分の考え」のiO欝時にまとめた「磨蘇の考え」

あと見聾し.まとめを登表し、課題を蝿づく毎磯燕でi

(22勢) まとめる.        i

     鍾塵払顧頓ざし静 員

・「套分の考1 え」の整遅

穂識の変饗 の農覚

・認識の深ま むの鶴覚 …

}雌醗勲財.考訪蝿

 違に慧鶉させながら麗かせると  と郁こ其通点を繕擁し慧がら講

       i轟緩舞舞繋弊

籟の灘欝 に ・繧蒙警灘黎濫

・嫉集綱家曜設(封灘徽)i蓼・2 賄に噸購え

 G蜜麟強兵      i 方を蟹らかにさせる。

{霧 譲政策を2つの観点でまとめる。

2 鯛入追究後の「農分の考え」と奉持のl G「露分の考え3にこだわむな解

織鋤叛」観轍・その麟を発向らも・魎多灘筋考妨

する9       ! を知む、「察募の考え」を蕪建・

      {鴛 健の発露・考え方を「露分の考え」に1 修直する必要のあることを農覚  取む入れるむ       1 させる.

       1

雛鰍畿後厭離の翫」と・輯10越鎚無縁誘耐醗の

 の「藪分み考えiとの銭二較をするゆ   1 考え」と本時の内饗1とを舞較さ 麟 §己評無し、箆方・考え秀碍変容を発1 ぜ、「露分の考え」藩変窶し、

 表する.       !筋構え方趨あ諾して課 薩躍づくむ磯点で課褻纈菰…題に薄する認灘さら峨まつ       ていることに気づかせ\より確       かな鯖i漢㌶露かっていることを       智覚さぜる。

癌たな邉究i3 邉窺のまとめをもとに、よむよい課題解]○政窮の昌撫した灘づくむ慧簿幕 観点の設建  決のために、瞬治維新を新たな観煮から考i を支えた畏衆解簸得したもので  (爆発)   える。       なかったことを、身逓な史料を

・藩たな幌嶽毒 ○  「むしろ癬」となくならない一撰    通して一襲の蟻蕊iやその療鑛、

の親  Ol謎轡戯膿とず醸騨農舞綾1ま壌づ㊦へ囁韓ど筋

     ○ 一婁の療雛と観衆が難待した羅づくむ1 考えさせ、籍たな槻煮から瞬治

     ○ 『鶴一新がこんなことでいも、のか藷 1 雛新を邉究する必要難に舞舞か      なぜ、激痛は擬衆が望んだ逡直しを勧1 逢るむ

     分に勧な縁端慨 」煙…難農嫉の醸都麺

i翻は、難のクラス(女子〉の

構舞籠姦驚齷

齪の髭遜4鰍襯戴蝦蒼醗瞬刻鶴…○鰍縫顯点1識す騒製

しと講灘の一@とに、追究轟容を羅窪し、学翼講を棄てる.i ノートに書かせることによ吟、

蝶  ○鰍耀点賭す紅粉萌え」い欝募鰭え箆擁縛る・

 (7分)   ○ 遥究爽容      i Oそ載ぞれの考えにふれさせながら

・r紛の考i 啄轄難     i畿の髄しを無縫、よ駄

綱鯉礪の蹴朔鍵善しi麟曝嬢襟脚.

      ・富馨強興をな壁欝ざしたか     1

     0難嚥認       i

を構築させようとのねらいが感ごら れる。「§分の考え」と飽との見方・

考え方の相違に養護させ,補建・修 正する鐸寺懸をしっかむ設定し,認識 の変容を藝覚さ慧ようとしたり,あ

くまでも「藝分の考え」にこだわら せようとしている。また,追究のま とめを生後発表の内容をもとに行お うとした鯵,諸政策を二つの梶点で まとめさせたむ,生経主体の授業を 意臠している。 しかし,新たな追究 の幌点の設定の段贈では,新たな観 点を発見するための学習内容は見え てくるものの,生後の学習活動や生 経の反応が見えてこない¢醤っの学 習内容をどう緩み立てていけば,懸 たな追究の槻点が全員のものにな融,

瞬治維新を新たに追究する必要性が 感じ取られるのか瞬確でない9追究 の見通しと計画の立案の段賠は7分 で計懸されているが,「嚢分の考え」

をノートに書き,発表活動を遍して 追究内容を縷定するまで,授業が震 醗できるとは考えられない。

 追究のまとめの段1警で,翼蓼本的に 諸政策が二つの見方のどの見方につ ながるかを考えさせ,考え方の意秣 を鷺らせ,瞬らか1こしている点は,

見方・考え方の意秣を確実にっかま せ, 「自分の考え」をよむよくする ためのまとめ方を体簿させる、とで麺

(7)

中学較被会群授業の醗究

案的である。見直しの段踏の譲識の変容の毯覚は.

篤較することによむ亘}能となるが,認識の深まむ の窪党紀ついては.見方・考え方が確実に身につ いていないと難しいと考えられる。やや高度な段 賠と考える。新たな追究複点の設定の靉靆では,

追究のまとめをもとに籍たな観点を発見しようと しているが,簿をもとにしようとしているか瞬確 でない。 しかし,葦毫衆.農舞ミの蟹彗毒)ら多難治維新を

見直そうとする複点を.身選な郷土資料を通して とらえさせようとしていることは,心理的に歴史 事象を身近なものとし,追究意欲を高めることが 難待できる。覆明け麟の一難罫簿一新がこんなこ とでいいのか選は,繭違の鰹土資料との接点とい う意警表ではしっく鯵こない。饗導土資料の中力〉ら導 き鐵た農渓の麟びが是葬欲しいところである。

 総ビて,生経一人一人の「§分の考え」をより よいものにさせようとのねらい慧わかるが,新た な追究撹点の設定の靉靆で生経の活動.反慈が異 体的に見える捲導過程の工夫が必要であろう。

麟 授業展騰と授業分観

 5月2§薮i絞時2奪i緯で実施した授業をVτ 艮の記録をもとに,捲導過程の各靉靆にそって分 断をしてみたい。

①邊究のまとめと見痩しの段踏(露分)

 課題「飼1が変わった 明治維新」を新政磯がど んな縫を§ざしたか,との遜づく鯵の観点でヂ嚢 分の考え」をまとめてきたことを確認し,本:時は 課題のまとめ,結論を鐵す欝であると授業への積 極的参麓を促している。中間発表会後の陶分の 考え」が変わらないという声に録しても確かな考 えの深まりがあったことを議題し,農身を持たせ ている。見方・考え方の定義を議甥し,縮分の 考え珪と六人の意見の穣違に注馨して発表を麗か せている。六人は富国強兵・中央集権蟹家の建設 のどちらかを遽べており,教麟の課題のまとめを 想定した意顯的な捲名であることがわかる。発表 内容の共通点を発表させ,明治維新に蝿する二つ の見方を緩書して瞬確にさせた後,異郷的な政策 一っ一つを二つの見方にあてはめ,考え方もはっ

きむと綾1置づ毒ナられるよう1こしているe

 認識の変容を嚢覚させる靉靆では,友達の発表 を縮分の考え」と違う見方・考え方に注醸して 縷いてもらったが,納霧がいった見方・考え方は 喧分の考え」につけ足そう,と投げかけ,さら に教嚢薬は次のような発懸をしている。

『こんな見方がっけ換えられた,こんな理密響け ができるようになった,考え方が深まった,とい

う点を発表してください認

 それに鷲しての生経の発表の要鷺は次の遜馨で

ある。

s玉 私は群籍の鋳点で,人々の意見を縫いて版   籍奉還を待ったり,麗馨して文龍を皺む入れ   たなんてことしか書いていなかったが,富国   強兵や中央集権蟹家なども醗治維新を考える   上で大窮なことがわかりました。

S2 馨霞は主に富羅強兵を中心に書いたが,中   爽集権撰家を中心に書いている人の意見を縫   いていると.やつぱむ中央に権力がな墾と富   露強兵もできないから,中央集権国家の建設   も大切だと患った。

S3 私も主に富羅強兵を書いていたんですけど,

  みんなの話を縫いてやつぱむ中央集権国家が   なければ富蟹強兵は戒む立たない,できない   と思うから中央集権国家は外せない見方だと

  態、う。

S逢 僕もやっぱり富蟹強兵を中£橘こ書いたが,

  富羅強兵は歎米列強に対抗するため,外国に   負けないようにするんだけど,やつぱ参内嚢,

  蟹内をまとめるには中央集権露家というのも   大窃だと思った。

 S i〜S4の発表で淺聾したいことは, 「自分 の考え」との穏違をはっきむさせた上で納得のいっ た見方・考え方をそれぞれ発表していることであ る。特に,富国強兵をする、鉱でも国内整朧が必要 と考え,中央集権馨家と富匿強兵を購造的にとら えられるようになったことがわかる。

⑨ 新たな追究撹点の設定(懸分)

 新政鰐に擾覇的な糠分め考え」を紹介し,む しろ旗を提示することにより,一気に教室の零露 気が変わり,教室の発縫に挙手やつぶやきが多く なっていく。身近な「絹俣近携農民一揆」,幕末 よ鯵も多い一揆数新政癒の政策にことごとく友 蝿していると考える一楼の原遜など,身近で意外 な事実を次々に縫示され,極書でまとめられては いるものの深く事実をとらえられないままに新し い視点に導かれていっている。

③ 追究の見通しと詩嚢の立案(7分)

 新たな観点に帰する「§分の考え」をまとめる 十分な時間が確保されなかったが,擘くまとめた 生旋の発表を通して,教輝が追究内容を限定した。

(8)

福島大学教育実践藩究紀要第懲号 欝弱奪讐月

        ま と め

○課題をまとめる梶点が「ここが変わった.聡治  維新雌から「新政癖はどんな蕾づくむを§指し  たか涯に変わった箏,見方・考え方の意瞭を瞬  確にして「露分の考え」の変容を甕確させたむ  新たな追究観点の設建iの学習内容がより具体的  になったむ,生経の学習活嚢が,生経の認識を  十分にふまえた内容になっておむ,いわば学習  者の立場に立った学習捲導遜程になっている。

○生経のF自分の考え涯二投会認識を深めていく

 には,睡1分の考え珪を客観的に見つめ直すこ  とのできる力瓢見方・考え方が必要であむ,こ  の力が体欝できるように重ねてその意味を知ら  せていくようにしたい。

○現霧資料「むしろ旗3硲縫示,ド億達轡澄し一  擾薩「鱗蝶選擁農民一揆」などの郷土史料を還  しての学習韓,学習の雰鬱気を変えると共に.

 大いに生経の学習意欲を高める。

○「1§分の考え」を見つめる時灘ま確保した鮎㌔。

      (繕越秀樹)

欝 授業記録の分断(その3一公民的分野〉

購 飯説としての授業案

①  「飯議としての授業案ゴと全体権威

〈学習指導遍程〉

意  鑓

i暗愚 鷹 縫 の 学 選 活 動 撫導の基本約な懇度・方法 本鋳の諜趨 茎、鋳時の学覆内零を整理し、稜金と麗艮盈 G購彗寺までの学習成果をノートで の 設 建 活の幾遜をまとあな藩ら奉持の課題を設建 ふ吟かえらせ、匿最鑑活と撹金

(5分〉 する。 の麗孫を墾らかにし、納税1こ薄

1 雛轡総の残本の姿と、望ましい種金の

Pあ穆方を諾し鋤.  i      一 しての主権者としての舞方・考 ヲ寿を確認する。

探繕紛遮窒 聾.こ載無らの経本の醤づく参のあ多方につ ○馨疑経済や蒙本の敬治のしくみ

(難分〉 穏ての誇えを発表する。 懸をもとに鮭欝維の欝本めある 噴分の考え ○ 監活水導の上昇と歓会資奉の整欝 べき姿を展望させ、これから勇 の整硬 ○縫斜羅麟褻についての考え参 霞本の鮭会解解漢すべき課題に

○ 高齢乾鮭会への婦感 帰する露分の考えを発表さ管 O 醒無経済癒力への雛罪各馨の類鯵 る。

○ その縫 ○それぞ耽の考え方1こつ》て織

確実な資繍こ基づいて嶽々な驚 度から考察しているか議互謬懸 させる■

輯分の考え 3.議し合いの轄墨をまとめ、農分め考える ○毒分の考え寿と友人の考え方と の跨殊 蟹づく箏についてノートにまとめるe の艶較をとおして、変容を燕覚

○ 馨事雌解演すべき課題 さぜながら、歓会認議を深める。

○ 解決のための考え寒

諜運勢簿決 尋.盛轡紀の経本の姿を展望し、醤繋の盤活 02重轡紀の量翼の串の雛本という 櫛分〉 にとって後篇っ鋭金のあむ方について講論 境野で、露本の鮭会にかかわる

する。 護絵をとおして、主権者とむ

・認識砂深ま ての義務や権糠こついての悪識

を轟めたい。

注鉢認識〉 02窒轡総の8奉と、財政支繊 ○醗負鐙の討講をとおして、公軍

○ 望ましい脱負纏のあ多方 とはどういうことなのかを人権 尊蚕の考えから深めたい。

麹分萱}考え 5. 「霞分の納めた溝費毯を簿に綾ってほし ○庫挙元i時騒め、積金について のまとめ い悪婆のテーマで鐸文を書く。 の難文と昆較させることによ箏

〔欝分〉 ○ 轟分の考えのまとめ 学響をとおして身につ浮た簿識 蟹識碓変容 O l認めの考えとの昆較 や、箆方・蓄え秀の大擁さに気

の麹覚 づか量る。

② 分析

 授業案全体を通して,生後の「考え」の発表や 友人の考えとの比較,討論などを重複しながら数       会認識の深まむをねらった授業であ       ることがわかる。特に, 自分だけの       考えをよむ深めていくとしうよりも,

      議し合い活動や討論会などを還して       の弛の考えを認めながら嚢分の変容       に気付き,よ鯵よいものに迫ってい       く盤i縫の活動が難待できる。 しかし,

      庫時の学習課題がラ 「震轡紀の欝本       の姿」と, 「望ましい税金のあむか       た墜という広籟懸で纏象的になむが       ちなものであることから,生後の認       識のレベルに郷し,さらに認識を深       めていくための基礎的な学習が蔚時       までの授業でどの程度おさえられて       いるかが,授業のながれそのものを       左右すると患われる。その意駿から       く課題の追究>の段繕で鐡される       「蟹づくりのあ鯵方につ疑ての考え」

      とその話し金輪の結果のまとめが,

      次の「望ましい税金のあ鯵方ゴにど       うかかわっていくかが,この授業案       では不瞬確である。

       また, 「望ましい税金薫という言       葉そのものにも教麟と生経の認識の       ずれが生むやすいと患われる。つま       り,ド望ましい」とは誰にとって望       ましいのか,また庵来一般的な望ま       しい税などありうるのかという疑闘       が生後の内面に生まれてもおかしく       はない。これも,話し合いや討論の       薦擾として,教編鍵の意籔する籔主

(9)

中学校被会科授業の硯究 垂3

権者」としての意識や.考え方の灘発点としての 確認が整っていない霞む,討論雛蔚の問題になる

という危険もはらんでいる⑪

 最後にく自分の考えのまとめの段麩>での作文 は,消費税という直接鉢験や,単発登時購目の考 え方をもとに一人一人の実感をともなったものが 難待できよう。が,それにしても授業蕪段におけ る学習課題のとらえかたが,授業展開の中でどの ように焦点髭されていくかが大きな翼題であろ

う。

⑦ 「事実としての授業案涯

①  「事実としての授業案」と全体構成

〈学習捲導邊程〉

意  麟

i時懸) 竺 謎 の 学 饗 濡 動 捲愚の基本的な懸痩・方法 本時の課懸 壷.蕩時までの学習携客を整礫し、税金と鑓 ○奪賢罐の養王事を餐垂示し、 学欝雍容

硲 設 建 渓塗濡の麗蓮をまとめな嬢ら、本時の課題 との襲連に気韓かせながら課題

(5分〉 を設定する。 に韓する意識を高める。

1励艇識齢う.      一

課題の追甕 2.これからの琶本㊧毯づく吟のあむ方につ ○襲鋳にまとめた蒙分の考えのプ

(22購 いての考えを発表する。 撃ントをもとに発表させる。

肇分勇考え ○ 嘉齢鑑鮭会について ○そ醜ぞれの考えについて隷篤実 の整蓬 ○ 経済療力について な舞糠こ基づいて、磁々な角度

○ 纏球環境の聾護1こついて から考察しているか糧璽詳懸さ

○ 縫合資本の整籍について ぜるじ

○ エネルギー開題について

○ その弛

・塞分の考え 3、これからの翼本の蟹づく参について、グ 0自分の考えと友人の考えとの箆 の跨鎌 ループで議し合いをする。 較を遷して、変容を嚢覚さ琶な

○登表についての懇懇や意見 夢ら、撞会認.識を深める。

○課題と解決のための考え方

課題覇)解決 4.2i轡総の醗づく吟と脱会姜こついての議し ○欝欝紀の轡づく吟砂考えをもと

(23分) 合いをするゆ に、纏穫に蝦する、主権者とし

・認識の深ま ○ 醗づくむのための税負撞 ての義務や権舞についての意識

を傷めたい。

○ 望ましい税のあむ方 ○蟹讐紀の醒づくむを考えながら、

今までの穂こついての学習をま とめさせ、婁産の税無護につい て考えさ慧た眺

○ 主権者としての税意識 む教稀書本文をもとに、整遅させ、

農分の考えと篤較さぜる。

② 分観

 授業案を全体として見たときにまず,総分で解 決薄能な内容であるかどうかが疑懇である。単元 の捲導計露やその中における奉持の綾羅づけが生 経の「学びの道籔」にそったものであるかが賜わ れてこよう。本時は.生後の発表活動や話し合い 活動が多く,生経馨身にr考え」を持たせた甑 友人と匙較させたりして認識の変容や深まむをね

らった教縣の憲緩はわかるが,生後の学習活動の 内容から,それを十分くみとれるまでは至らな継。

まず,本1時の学習課題そのものが「溢糧1紀の琶奉 の姿葺と「望ましい税金のあ鯵方」という法難露       で,懸象的にな鯵がちなものである。

      朝餐の記事と学習課題とがどの程度       生後の認識に薩結するか不1翼である。

      またこれからの鑓;奉の馨づくむにっ       いての発表が,「高齢秘歓会」や       「経済臨力藩など大きく5つに分か       れているが,これらの考え方の基礎       となるものや,共通の接点がなんで       あるかくみとれない。

       捲導過程の段繕の中に.国づくり       についてのまとめがな継のも気掛か       むである。生後がそれぞれ国づくむ       についての考えを持つであろうが,

      次みヂ税金について」の学登とうま       くっながるかどうかが,生経の認識       の過程から雄察して難しい。

       課題の解決の段賠では,2i逡紀の       蟹づく鯵と税金についての議し金輪       であるが,課題の2つの飛容につい       ての生縫の考えやそれを支える基礎       的な知識についてがあいまいなため       尋こ,深ま馨のある解決になるかどう       か,蔚の段欝と大きくかかわってく       ると患われる。しかしながら, 3年 頃     生の§月〜6月の時藁穣こ単なる語句       の学習でなく,縫会事象を整遅し,

      税金という主権者としての義務や権       測に結びつけて,自分の考えをもた       せようとする試みは,これからの公       民学習嘉こ役立っものと思われる。

(10)

福島大学教育実践醗究紀要第纏号

鱗 授業展騎と授業分新

 5月欝醤2校時3隼i纒で実施した授業を,仮 議と事実の麗連や.VT盆の記録をもとに授業の 実擦について分析したい。

◇課題の設定の段陵(5分)

 授業麗始直後に教翻ま当欝(5月2§醤)の朝9 薪麗朝講の中の5っの記事をコピーしたものを資 料として縫示し,今挺会科で学習していることと,

現在の8奉の縫会の動きが塵接豹に結び付いてい ることを示している。さらに羨時の学習のまとめ 図をT Pで示しながら,藝分を皺む巻く社会の中 で,鰯大綬人が受け窪めるべき翼題を意識建させ ようとしている。この2っのはたらきかけは,こ の単元を公民的分野のオ瞬エンテーションとして 盤錯{書けた本授業のねらいを輪的毒こあらわしたも のと言える。しかしく飯談としての授業案>の分 析でも述べたように,教麟の意臠することが,広 範露で嬬象的な学習課題という周題を克織して,

生後の認識を深めるのに役立っていたかどうか鵜 題が残った。

◇課題の追究の段繕(22分)

 「鍵盤紀の蟹づくり」について生経の考えを類 囃したプ穿ントによって,6人の生経に発表させ ている06人の生徒の発表の要養は次の遜むであ

る。(下線韓1,筆者)

S茎1教科書登.欝6,懲7の資料を見て患ったん    だけど,高齢建社会のために税を使うべき    だと患うし,税の無駄遣いにも目を商ける    べきだと思う。

S21羨に浩子さんが,難害者のための設騰につ いて醗究発表したのですが,私も老人福祉    のために税を使うべきだと思う。

S3:発露途上羅への経済援愚妻こ力を入れるべき    だと患うけど,この麟の新鹿にでてたよう    な難題をなくし,本当に翼地の人のために    なるようにすべきだ。

S尋l TVでも言ってたけど,公害や大気汚染,

   ゴルフ場農薬などの簡題解決に税を使うべ    きだと思う。

 S i〜S魂の発表で涯羅したいことは,それぞ れが現時点の認識力をもとに,新綴.τV,教稀 書の資料を§分なりに受け止めて,霧鋲の無料に

{§鱒隼讐無

しているということである。

 さらにS2は友人の考え方をもとに,露分な鯵 の共感を考え方のもとにしている。

 この発表のあと縷人ごとのグループにより.嚢 分の考え方の吟鎌をさせたが,それぞれの考え方 の大きな対立点を見掛せることもなく,それほど 愚妹を持たない話し合いが多かった。これは「澱 握紀の國づくむ」という学習課題そのもののあい まいさや,生経それぞれの考え方の接点(話し合 いの擬点となるもの)が,不明確であったことに 起露するものである。

◇課題解決の段階(器分)

 2i轡紀の羅づくりについて,一人一人が鰭分 の考え」を縛ったところで,グループによる話し 合いを打ち燐む, 「望ましい税のあ鯵方」につい て議し合わせる場である。

 教麟は改のような簿きかけをしている。

      i  …  国づくむについてのいろんな考え方が i       き  鐡ましたが,これらはすべて《金がかかる> i       ヨ

i騨霧鵠驚解つのこと例

「「一そ瀦譲瓢

1 出すの,なんでも税金でいいの。

i轟蕪奮曇難ll…

iないの.

これ毒こ女書する生経の反癒1ま次の遍鯵である。

S5:老人福擾に養うんだったら,僕はいく    ら納めてもいい。老後に嚢分には還っ    てくるのだからσ

S§1反講ですが,自分の老後のために税を    納めるより,難産を蓄えるようにした    ほうがいいと僕は思います。

S7:露分で欝めるといっても,勃懸が一ヒが    れば縫持ちが下がるかもしれないから,

   蟹にやってもらったほうがいいo S8:消費税について言えば,欝に使われて    いるかはっきりしていない。使い遵が    はっきむしていれば.税金を納めるこ    とは賛成です。

(11)

中学校鮭会科授業の緋究 45

 「溢糧紀の国づく馨注についての考えを全体と して焦点乾せずに,税の問題に移ったことによ蓼,

生健の認識と教鰯の意慰したことに若干のずれが 生じていることがわかる。教麟の発闘をみても,

iは理解鐡来たとしても,2については,教練の ねらうこと(主権者としての納税意識)がよく伝 わらない。さらに生後の発言の中には,税の盤鋒、

方や税負擾などの閣題が鐵されて疑るのにも掬ら ず,教麟がそれを集約したまとめをしていない。

 この授業の金棒の流れの中で,大きな問題とし て捲締すべきところがここにある倉

 これは,<飯議としての授業案>の分析で述べ たとおむ,国づくむと税金との髄連や,望ましい 税のあむ方についての明確な揮えが不十分であっ

たことが大きな漂霞であるし,教締懲身が生徒の 認識の遍程をしっか鯵とらえた発露をしていない ことによる。さらに分析を簾えれば,やはむ本時 の学習課題そのものが適燐であったかどうか再考 の予知があるひしかしあえて遜譲的に考えれば,

生経§身の《面の中では,税金の学習や器経紀の 蟹づく鱗こつ て考えていく遜程を遷して,教麟 が意緩した段欝を越えたところで主権者としての 意識の芽が脊っているともいえよう。いずれにし ても教麟の意臠した授業案と,実際の授業とのず れは,学習課題の受け生め方について,教舗がよ り深く生経の認識に迫るものを持たなかったこと に起鑓しているといえそうである。

 このことについて若干の分辮を換えておきた

い。

◇公浅的分野の産婆エンテーションとしての泣置 付けとしての「税金3の学習を分野全体を貫く購 造の中にどう揮えていたかが闘われる。オ積工ン テーションは導入であると岡持に,公民的分野全 体の課題設定の場としても考えておく必要があっ たといえよう。

◇生経の投会事象に端する認識の広さや深さにつ いては,構鞍化縫会の串で特にきめ継かに調蓋し ておく必要がある。つまむ「生後の考え」の根礎 となることを教麟も継三の生饗…も疑しく掘握する馨寺 賜を,学習捲導通程の中に確保すべきであろう。

◇話し合いや討論濾,謡講を深めるのには重要な 活動であるが,それを十分意味あるものにするた めの前礎条聾を整備する学習活嚢を,どう泣選韓 けるかが大劔になろう。

◇生後の考えを深めていくの1こ必要な「知識」の

精選が大鰐であむ,それを身1こっけさせる時懸を 明確に{立直{寸ける必要がある。

 最後に,この授業のあとの生経の考え方の変容 をあげ,それに蝿する分析を癩えてまとめにした

い。

 今まで私は(消費税はやめてほしい)としか考1 えていなかった。しかしみんなの意見を麗継て,l

iや納税醜くて醜ら齢麺であると紡こi

とに気が付き始めた。そこで私は消費税を遜の歳i i鐵の社会保緯縫孫費にっかうべきだと患う。これi 一からの高齢化社会のために一・とにかく税金なi んて自分には関係ないつも蓼だった浮ど,本当に「

大きくかかわっているのでびっくりした。(K)

 納税の義務については,響彗に文句はあむません。…

iなぜ蛎税によって畷鉗め咽づくりが勧i

れているからです。しかし,納めた税を政購がど…

一のように{吏うかということは,私たち国漢が意見i

「をどんどん言わなければならないと思います。・

i(鱗)

 私は,本当のことを書って,授業で税金を学習i

…するまでは, 夢溝費穫を〜に嚢ってほしい」なんi て考えたこともありませんでした。でもこれから1

、の社会や,現在の穰羅施設などの様子から考えるi と,やはり社会保薄罷係費を増やすべきだと患いi

i暴論象講論犠欝欝1ヤ蟹i

い税鰯にしていく必要があると思魏ます。(蟹)

 生後が直接体験している「消費税」を教秘の核 にすえて,現在の醗麟度及ぴ蟹家懇政における歳 出の見方・考え方を育てたいという授業者の意麹 は,少なくとも「関心を高める韮という点からは 生捷の考え方の変容に役立っているといえる。

 しかし,関£・が新しい矢騒識の習欝や態渡:・能力 の育成につながるべき本時の役割から分析してい くと,娃会認識を深めるという点からも,生後が 考えをよむ鋭角的にし,縫と講論できるまでには,

至っていない。生経の文章中のく大きくかかわっ て》る…  。よい税鰯にしていく必要…  > などを,さらに追究の複点にあてる授業の産鯵方 を再検討すべきであろう。

      (篠懸孝一)

Referensi

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1 第 2 回 「社会科授業のUDとは ~社会的見方・考え方~」 ◆社会科は苦手 社会科が好きではない,苦手だ,よくわからないという子どもは多い。教師も同様だ。 教師の意識が子どもの意識には反映しているのかもしれない。『第 5 回学習基本調査』(ベ ネッセ教育総合研究所)によると,社会科が「とても好き」あるいは「まあまあ好き」と

けに終わることのないようにする。」とある。 ただし、教科書のみを利用しての学習では、どうしても生徒は「まずは問題を解けるよ うに、公式を暗記しよう。」という考えになってしまう恐れがある。この考えは、普段の数 学の授業を通して作られたものであるから、その考えを変える必要もある。そのためには、

栓会科におけるコンピュータ活壌整授業の歴史麟変遷轡 67 社会科におけるコンピュータ活用型授業の歴史的変遷(2〉 小島 彰(経済学) 車懸敬介(いわ諦蝿騨学校) 鹸弩ではコンピュータの教育羅矯を,ウインドウズ鶉の登場薦を中心に,その授業実践への活環のあ鯵方をい

補簸小学校「一般雛会科」教科書の全体購綾裂関する覇発 達7 初期小学校「一般社会科」教科書の 全体構成に関する研究 原臼 田 和 井 嘉 雄(福島大学大学院教育学懸究科〉 一(社会科教畜/ i 課題と方法 玉.はじめに 欝欝隼綴学習揚導要領では,小学校抵学隼にお ける「生活科コの設置や蕩等学校における「地連