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入力: M ;w M w - Sophia

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Academic year: 2024

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(1)

普遍チューリングマシン

全てのチューリングマシンの動作を模倣する

入力:(M, w)

M:機械Mの符号化(プログラムに相当)

w:M に与える入力データ

出力:機械 M が入力 w を受理するかどうか

(2)

普遍チューリングマシン

普遍チューリングマシンとは、

言語 ATM=

{

(M, w) MTM M の符号化 M が入力 w を受理

}

を認識するチューリングマシン 普遍チューリングマシンが存在

⇐⇒ ATM がチューリングマシンで認識可能

(3)

定理 言語

ATM= {

(M, w) MTM M の符号化 M が入力 w を受理

}

は認識可能だが、判定可能ではない。

証明は一種の対角線論法による

Russell のパラドックス風)

(4)

ATM の判定不可能性

ATM を判定するTM U があったとする。

入力 M に対し、

M が M を受理するなら拒否

M が M を拒否するなら受理 となるTM D が(U を使って)作れる。

これに、入力 D を喰わせよ。

(5)

対角線論法が出てきたついでに· · ·

対角線論法の例:冪集合の濃度

集合 X の冪集合(power set) P(X) = {S SX}

について、

#X⪇#P(X)

(6)

集合の濃度

集合 A, B に対し、

AB⇐⇒ ι:A→B: 単射

⇐⇒π:B→A: 全射

(⇐= には選択公理が必要)

A∼B⇐⇒ φ:A→B: 全単射

⇐⇒AB かつ BA

Bernsteinの定理)

∼ は 集合全体の集まり の上の 同値関係

(7)

集合の濃度

A の属する 同値類 :A の濃度(cardinality)

(#A,|A|,card(A) 等と書く)

0= a :=#N:可算濃度(可付番濃度)

(countable, enumerable)

ℵ= c :=#R:連続体濃度 (continuum) 濃度の比較:#A#B⇐⇒ AB

#A#A

#A#B,#B#A=⇒#A=#B

#A#B,#B#C=⇒#A#C

は濃度の間の 順序関係 である)

(8)

対角線論法の例:冪集合の濃度 集合 X の冪集合(power set)

P(X) = {S SX}

について、

#X⪇#P(X) 応用:

#N=#Q=ℵ0(可算濃度)だが、

#R=#P(N) =ℵ⪈ℵ0(連続体濃度)

注:ℵ は ℵ0 の次の大きさ、とは言えない

(連続体仮説)

(9)

定理

チューリングマシンで認識可能でない言語が 存在する。

チューリングマシン全体の集合

言語全体の集合

の濃度とを比較せよ

(10)

さて、本講義最後の話題は、

計算量

について

問題の難しさを如何に計るか?

(11)

Church-Turingの提唱(再掲)

「全てのアルゴリズム(計算手順)は、

チューリングマシンで実装できる」

(アルゴリズムと呼べるのは

チューリングマシンで実装できるものだけ)

· · · 「アルゴリズム」の定式化

(12)

計算量 (complexity)

時間計算量:計算に掛かるステップ数

TMでの計算の遷移の回数)

空間計算量:計算に必要なメモリ量

TMでの計算で使うテープの区画数)

通常は、決まった桁数の四則演算 1 回を

1 ステップと数えることが多い 入力データ長 n に対する

増加のオーダー(Landau の O-記号)で表す

(13)

Landau の O-記号・o-記号

f, g:N→R>0 に対し、

f=O(g)⇐⇒ NN,C > 0:nN:

(nN=⇒f(n)Cg(n))

f=o(g)⇐⇒ f(n)

g(n) →0 (n→ ∞)

⇐⇒ε > 0:NN:nN:

(nN=⇒f(n)εg(n))

(14)

計算量 (complexity)

問題を解くアルゴリズムによって決まる

· · · アルゴリズムの計算量

→ アルゴリズムの効率の評価 問題の計算量:

その問題を解くアルゴリズムの計算量の下限 最も効率良く解くと、どれ位で解けるか

= どうしてもどれ位必要か

= どれ位難しい問題か

→ 問題の難しさの評価

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