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前回の復習から • この部分は写すな • 自分のノートを見直せ

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Academic year: 2024

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(1)

前回の復習から

この部分は写すな

自分のノートを見直せ

必要があれば補足事項を書き込め

(2)

本講義の概要

不等式による評価

級数和の収束発散や簡単な場合の判定法

平均値の定理から Taylor の定理に至る話

逆三角関数など幾つかの新しい関数

積分の基礎付けや計算方法

(3)

「不等式の数学」とは ?

収束・発散・極限などなど、それも

はさみ打ちの原理

区分求積法

誤差の評価(estimate) など

(4)

問1:

縦が大体 20cm、横が大体 30cm の長方形の紙 がある。従って、面積は大体

20×30 = 600cm2 である。さて、

面積の誤差が 1cm2 未満

であると言うためには、縦横の長さの誤差をどの 程度に収めれば良いか。

(5)

真の縦の長さを (20 +x) cm、 真の横の長さを (30 +y) cm、

誤差が δ cm 未満とすると、

0≤ |x|< δ, 0≤ |y|< δ.

|(20 +x)(30 +y)600|=|30x+ 20y+xy|

30|x|+ 20|y|+|x||y|

<50δ+δ2. 従って、50δ+δ2 <1 となれば良い。

(6)

ここで、(例えば) δ <1 とする。すると、

50δ+δ2 <50δ+δ <100δ

であるから、100δ < 1 となれば良い。これより δ < 1

100 = 0.01

となる。これと、さっき仮定したδ < 1とを共に 満たせば良いので、

δ <min{1,0.01}= 0.01

であれば良い。従って、縦横の長さの誤差は 0.01cm 未満

であれば良い。 (以上復習)

(7)

さて、

(詳しく見るために)少し問題を単純にして、

問2:

一辺が大体 2cm の正方形 (従って面積は大体4cm2)で、

面積の誤差を 0.1cm2 未満にしたければ、

一辺の誤差をどの程度に収めれば良いか。

(8)

更に問題を単純にして、

一辺の長さは縦横ともに (2 +h) cm とし、

誤差は δ cm 未満

(つまり |h|< δ) としよう。

|(2 +h)24|=|4h+h2|

4|h|+|h|2

<4δ+δ2 この後は前回のように · · · ·

(9)

問20:

関数 f(x) = x2 において、

x を 2 に近付けると f(x) は 4 に近付くが、

その誤差について、

|f(x)4|<0.1 となるためには、

x をどの程度 2 に近付ければ良いか

(|x−2|< δ なら大丈夫と言えるためには、

δ の値をどれくらいにすれば良いか)

(x= 2 +h と置くと判り易い。)

(10)

今までは、誤差の限界が設定されていて、

その値以内に収めようとしてきたが、

今の場合、原理的には、

どんなに厳しい限界に対しても、

同様の議論が可能。

−→ 誤差の限界が 0.0001cm2 だったら ?

−→ より一般に、

誤差の限界を ε cm2 とすると ?

(11)

これは何をやっているかと言うと、

h が充分 0 に近ければ、

(2 +h)2 は充分 4 に近い ということを言っている。

x が充分 2 に近ければ、x2 は充分 4 に近い と言っても良い。

(12)

これが

h

lim

0

(2 + h)

2

= 4

或は

x

lim

2

x

2

= 4

の実質的な意味内容なのであった !!

(13)

次のお話 問3:

或る実験での測定値が大体 a くらいで、

誤差は δ 未満だという。

この実験を10回行ない、

測定値の平均を取ったら、

誤差はどれ程と言えるか。

(14)

各回の測定値を ai とし、

誤差が xi とせよ (i= 1, . . . ,10)

|ai−a|=|xi|< δ, 従って、

a−δ < ai < a+δ.

i= 1, . . . ,10 について辺々加えて、

10(a−δ)<

X10 i=1

ai <10(a+δ)

(15)

これより、

a−δ <

P10

i=1ai

10 < a+δ

従って、 ¯¯

¯¯¯ P10

i=1ai 10 −a

¯¯¯¯

¯< δ

−→ 10回測定しても誤差は同じ?

(16)

これより、

a−δ <

P10

i=1ai

10 < a+δ

従って、 ¯¯

¯¯¯ P10

i=1ai 10 −a

¯¯¯¯

¯< δ

−→ 10回測定しても誤差は同じ?

(17)

実際には、

誤差がランダムに出るとすれば、

打ち消し合って精度が上がるであろう。

統計学の問題 (−→ 数学C(確率統計))

実験学の問題

(18)

以上のような「不等式の取扱い」を用いて、

「収束」「発散」「極限」などについて、

詳しく調べていこう。

(19)

「極限」

良く判らないものを、

良く判るもので近似する。

無限 −→ 有限 連続量 −→ 離散量 (analog) (digital)

(20)

「極限」

良く判らないものを、

良く判るもので近似する。

無限 ←→ 有限 連続量 ←→ 離散量 (analog) (digital)

(21)

等比級数の和の公式

1 +x+x2+x3+· · ·+xn+· · ·= 1 1−x

逆に見ると、

1

1−x = 1 +x+x2 +x3+· · ·+xn+· · ·

(22)

1

1−x = 1 +x+x2+x3+· · ·+xn+· · ·

= lim

n→∞(1 +x+x2+x3+· · ·+xn)

関数を「多項式の極限」として表すこと (冪級数・整級数)

(23)

一般に、

f(x) =a0+a1x+a2x2+· · ·+anxn+· · ·

= X n=0

anxn

と表すことを考えよう。

−→ 係数 an= ?

(24)

一般に、

f(x) =a0+a1x+a2x2+· · ·+anxn+· · ·

= X n=0

anxn

と表すことを考えよう。

−→ 係数 an= ?

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