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基礎数学 B 第 12 回 12-1

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Academic year: 2024

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(1)

基礎数学B 12

12-1

5.5

汎関数の微分

汎関数とは、y= f(z)という形の関数で、さらにzz=g(x)のようにxの関数として 表わされるものを言います。一まとめにして書くと、y= f g x( ( ))の形になっている関数で す。例えば、以下のように見ると、y=(x2+x+1)5y=ex2などが汎関数です。

5

2 1)

( + +

= x x

y については、y=z5z=x2+x+1

x2

e

y= については、y=ezz=x2

このような関数について微分を考えてみましょう。dy dxxの微小な変動に対するy の微小な変動の極限を表わしていますから、間にz=g(x)についての微小な変動を加える ことも可能です。即ち、以下となります。

公式

y= f g x( ( ))の微分

z=g x( ),y= f z( )として dy dz dy

dx =dxdz (最後にzは元に戻します。

この公式を用いて、微分を行ってみましょう。

例1

2 5

( 1)

y = x + + x

2 1

z=x + +x とすると、y=z5 とおけます。これに公式を適用すると、

2 5 4

( 1) ( ) (2 1) 5

dy dz dy d d

x x z x z

dx = dxdz = dx + + dz = +  右辺にはzがあるので、それを元のxの関数に戻します。

2 4 2 4

(2x 1) 5(x x 1) 5(2x 1)(x x 1)

= +  + + = + + +

例2

x2

y=e

z=x2 とすると、y=ezとおけます。これに公式を適用すると、

( 2) ( )z 2 z

dy dz dy d d

x e x e

dx= dxdz = dxdz = 

右辺にはzがあるので、それを元のxの関数に戻します。

2 2

2x ex 2xex

=  =

ガイドラインに沿って、以下の問題をやってみましょう。

問題

1)y=(2x+1)3 z= y=

dy dz dy dx =dxdz =

(2)

基礎数学B 12

12-2

2)y=sin(x2+1) z= y=

dy dz dy dx =dxdz =

3)y=x e2 3x (複合問題)

y=x u2 とすると掛け算の公式から、y =

u=e3x とすると z= u=

du dz du u = dx = dxdz =

組み合わせると

y =

問題解答

1)y=(2x+1)3 z=2x+1, y= z3

3 2

2

(2 1) ( ) 2 3

6(2 1)

dy dz dy d d

x z z

dx dx dz dx dz

x

=  = +  = 

= +

2)y=sin(x2+1) z=x2+1, y=sinz

2

2

( 1) (sin ) 2 cos 2 cos ( 1)

dy dz dy d d

x z x z

dx dx dz dx dz

x x

=  = +  = 

= +

3)y=x e2 3x (複合問題)

y=x u2 とすると掛け算の公式から、y=(x2)u+x u2 =2xu+x u2 まずuの微分を考えてみます。

u=e3x ですから、 z=3xu=ez

3

(3 ) ( ) 3 3

z z

x

du dz du d d

u x e e

dx dx dz dx dz

e

 = =  =  = 

=

組み合わせると

2 3 2 3 2 3

2 2 x 3 x ( (2 3 ) x)

y= xu+x u= xe + x e = x+ x e

最初は難しいですが、十分慣れてくると、どんな関数でも暗算で微分できるようになります。

(3)

基礎数学B 12

12-3 演習

2 4

( 3 1)

y = x + + x

z= y=

dy dz dy dx =dxdz =

微分公式まとめ

c 0 y= → =y

1

n n

y = → = x ynx

x

x

y = → = e ye log

e

1/

y = x → = yx

sin cos y= x→ =yx

cos sin y= x→ = −yx

tan 1/ cos

2

y = x → = yx

( ) ( )

y=af x → =yaf x

( ) ( ) y= f xg x

( ) ( ) yf xg x

→ = 

( ) ( ) y= f x g x

( ) ( ) ( ) ( ) yf x g xf x g x

→ = +

( ) ( ) y= f x g x

2

( ) ( ) ( ) ( ) ( )

f x g x f x g x

y g x

 − 

→ =

y= f g x( ( ))

z=g x( )y= f z( ) とおいて

dy dz dy ydx dx dz

→ = = 

Referensi

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