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平成

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Academic year: 2025

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平成28年度に係る業務の実績に関する評価結果 国立大学法人豊橋技術科学大学

1 全体評価

豊橋技術科学大学は、技術を支える科学の探究によって新たな技術を開発する学問、技 術科学の教育・研究を使命としている。第3期中期目標期間においては、この使命の下、

主に高等専門学校卒業生及び高等学校卒業生等を入学者として受け入れ、大学院に重点を 置き、実践的、創造的かつ指導的技術者・研究者を育成するとともに、次代を切り拓く技 術科学の研究を行うほか、社会的多様性を尊重し、地域社会との連携を強化することを通 じて、世界に開かれたトップクラスの工科系大学を目指すことを基本的な目標としている。

この目標の達成に向け、学長のリーダーシップの下、オープンイノベーションの実現に 向けた研究を推進する「技術科学イノベーション研究機構」を設置し、外部資金とのマッ チング・ファンド方式による共同研究を実施しているほか、学生の提案したコンセプトを 生かした混住型の学生宿舎を整備するなど、「法人の基本的な目標」に沿って計画的に取り 組んでいることが認められる。

(「戦略性が高く意欲的な目標・計画」の取組状況について)

第3期中期目標期間における「戦略性が高く意欲的な目標・計画」について、平成28年 度は主に以下の取組を実施し、法人の機能強化に向けて積極的に取り組んでいる。

○ オープンイノベーション実現に向けた研究を推進する新たな産学共創の拠点として

「技術科学イノベーション研究機構」を設置し、共同研究を推進する体制を整備すると ともに、国内研究機関1機関及び海外大学2校との間で3つの「先端共同研究ラボラト リー」を立ち上げ、さらに、企業等からの外部資金とのマッチング・ファンド方式によ る「イノベーション協働研究プロジェクト」を開始している。(ユニット「優れた研究成 果の社会還元を目指した組織的取組」に関する取組)

○ 長岡技術科学大学との連携、協働による大学院修士課程の特別コースとして共同教育 プログラムコース科目を2科目新設し、対面授業とe-learningを活用した授業を実施して いる。(ユニット「長岡技術科学大学及び高等専門学校との連携による実践的技術者の育 成と機能強化」に関する取組)

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48 豊橋技術科学大学

- 2 - 2 項目別評価

<評価結果の概況> 特 筆 一定の

注目事項 順 調 おおむね

順調 遅れ 重大な 改善事項

(1)業務運営の改善及び効率化 ○

(2)財務内容の改善 ○

(3)自己点検・評価及び情報提供 ○

(4)その他業務運営 ○

Ⅰ.業務運営・財務内容等の状況

(1)業務運営の改善及び効率化に関する目標

①組織運営の改善 ②教育研究組織の見直し ③事務等の効率化・合理化

【評定】中期計画の達成に向けて順調に進んでいる

(理由) 年度計画の記載13事項全てが「年度計画を上回って実施している」又は「年度 計画を十分に実施している」と認められるとともに、下記の状況等を総合的に勘 案したことによる。

平成28年度の実績のうち、下記の事項が注目される。

○ 学外人材を活用した監査機能の強化

会計監査人とは異なる外部の公認会計士を、新たに監査室に監査アドバイザーとして 迎え入れ、月次、年次に係る監事監査及び内部監査における助言等をうけており、会計 監査に係る支援体制を充実させて、監査機能の強化を図っている。

○ 年度計画を著しく上回る目標の達成

年度計画【42-01】に関して、平成28年度における教員定員総数に占める学長戦略枠を 約25%以上確保しており、年度計画に掲げる目標である「10%以上確保する」を著しく 上回っていると認められる。

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48 豊橋技術科学大学

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(2)財務内容の改善に関する目標

①外部研究資金、寄附金その他の自己収入の増加 ②経費の抑制 ③資産の運用管理の改善

【評定】中期計画の達成に向けて順調に進んでいる

(理由) 年度計画の記載3事項全てが「年度計画を上回って実施している」又は「年度 計画を十分に実施している」と認められること等を総合的に勘案したことによ る。

(3)自己点検・評価及び当該状況に係る情報の提供に関する目標

①評価の充実 ②情報公開や情報発信等の推進

【評定】中期計画の達成に向けて順調に進んでいる

(理由) 年度計画の記載3事項全てが「年度計画を上回って実施している」又は「年度 計画を十分に実施している」と認められること等を総合的に勘案したことによ る。

(4)その他業務運営に関する重要目標

①施設設備の整備・活用等 ②安全管理 ③法令遵守等

【評定】中期計画の達成に向けて順調に進んでいる

(理由) 年度計画の記載8事項全てが「年度計画を上回って実施している」又は「年度 計画を十分に実施している」と認められるとともに、下記の状況等を総合的に勘 案したことによる。

平成28年度の実績のうち、下記の事項が注目される。

○ 全学一体となった施設整備

多様な財源を活用した混住型のグローバル学生宿舎を新設しており、その整備にあた っては、学内コンペにおいて最優秀作品を受賞した学生グループのコンセプトが実際の 整備に生かされるなど、宿舎を利用する学生と整備・管理を行う大学が一体となった施 設整備を行っている。

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48 豊橋技術科学大学

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Ⅱ.教育研究等の質の向上の状況 平成28年度の実績のうち、下記の事項が注目される。

○ マッチング・ファンド方式による共同研究の推進

産学共創の拠点として、オープンイノベーションの実現に向けた研究を推進する「技 術科学イノベーション研究機構」を設置しており、先端研究・社会実装・社会提言につ ながる研究を、外部資金とのマッチング・ファンド方式による「イノベーション協働研 究プロジェクト」として創設し、16件の共同研究を開始している。

○ 高専連携推進センターでの取組

高等専門学校在学生の大学での体験実習や、共同研究の実施等による高等専門学校の 教員の養成を推進・支援することを目的とした高専連携推進センターを設置しており、

高専との共同研究に対する予算措置や、高専生の大学研究室訪問といった取組を行って いる。

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登壇者 PROFILE 高尾 英邦 香川大学 創造工学部 教授/微細構造デバイス統合研究センター長 1991 年 高松工業高等専門学校 電気工学科卒業, 同年 豊橋技術科学大学 工学部 電気・電子工学課程 3 年次編入学, 1998 年 豊橋技術科学大学大学院 博士後期課程修了,博士(工学), 2014 年 香川大学 工学部 知能機械システム工学科 教授,