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Academic year: 2024

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(1)

情報

1科目編成

科目名|標準単位数

Wi報 恰報 怖報

222 ABC

必履修科目については、3科目のうちからl科目を履修する。

2教科設定の基本的な考え方

(1)情報化への対応

教育課程審議会の答申では、情報化への対応について次のように述べている。

「今後、ますます高度情報通信社会が進展していく''1で、児童生徒が、溢れる情報の 中で情報を主体的に選択・活用できるようにしたい情報の発信・受信の基本的ルール を身に付けるなど情報活用能力を培うとともに、情報化の影響などについての理解を深 ることは、一厨重要なものになってくると考える。(中略)

今後は、児童生徒の発達段階に応じて、各学校段階を一貫した系統的な教育が行われ るよう更に関係教科等の改菩充実を図I)、コンピュータや情報通信ネットワーク等を含 め情報手段を活用できる基礎的な資質や能力を培う必要があると考える。」

特に、高等学校段階では、情報手段の活用を図りながら情報を適切に判断・分析する ための知識・技能を習得させ、情報社会に主体的に対応する態度を育てることなどを内 容とする教科「情報」を新設し、必履修とすることが適当であるとしている。

(2)教科設定の趣旨

「情報」の設定の趣旨は次のとおりである。

ア情報化の進展を背景に、これからの社会に生きる生徒には、大iiiの情報に対して的 確な選択を行うとともに、日常生活や職業生活においてコンピュータや情報通信ネッ

トワークなどの情報手段を適切に活用し、主体的にWi報を選択・処理・発信できる能 力を育成することが必要である。

イ社会を構成する一員として、情報化の進展が人間や社会に及ぼす影響を理解し、情 報社会に参加する上での望ましい態度を身に付け、健全な社会の発展に寄与すること

が求められている。

ウ社会の情報化の進展の状況を考えるとき、情報及び情報手段をより効果的に活11)す るための知識や技能を定着させ、情報に関する科学的な見方・考え方を養うためには、

’'1学校段階までの学習をM1iまえつつ、il:Ij等学校段階においても継続して情報に関する 指導を行う必要がある。

-75-

−H11普通情報 1−

(2)

教科の目標と各科目の内容 目標

「情報」の目標は、次のとおり示されている。

(1)

情報及び情報技術を活用するための知識と技能の習得を通して、情報に関する科 学的な見方や考え方を養うとともに、社会のIl1で情報及び情報技術が果たしている 役割や影響を理解させ、情報化の進展に主体的に対応できる能力と態度を育てる。

教科の目標においては、次のような視点をiE視している。

ア「情報活用の実践力」を育てること。

課題や目的に応じて情報手段を適切に活IJIすることを含めて、必要な惜報を主体的 に収集・判断・表現・処理・創造し、受け手の状況などを踏まえて発信・伝達できる 能力を育てる。

イ「情報の科学的な理解」を図ること。

情報活用の雑礎となる情報手段の特性の理解と、情報を適切に扱ったり、自らの情 報活用を評価・改善するための基礎的な理論や方法の理解を図る゜

ウ「情報社会に参画する態度」を育てること。

社会生活の中で情報や情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響を理解し、

情報モラルの必要性や情報に対する責任について考え、望ましい情報社会の創造に参 画しようとする態度を育てる。

「情報」では、これら3つの視点を別々に育成することを目指すのではなく、「情報 活用の実践力」、「情報の科学的な理解」及び「情報社会に参画する態度」を関連付けて 育成する必要がある。

したがって、目標にある「情報及び情報技術を活用するための知識と技能の習得」は

「情報活用の実践力」と「情報の科学的な理解」に、「情報に関する科学的な見方や考え 方を養う」は「情報の科学的な理解」に、「社会の中で'情報及び情報技術が果たしてい る役割や影響をjHl1解させ」は「情報社会に参IIljiする態度」にそれぞれ対応している。

さらに、3つの視点を相互に関連させながら、「情報化の進展に主体的に対応できる 能力と態度」を育てていくことが大切である。

各科目 く情報A》

ア目標

コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用を通して、情報を適切に収集・処 理・発信するための基礎的な知識と技能を習得させるとともに、情報を主体的に活用

しようとする態度を育てる。

イ内容の構成と取扱い

コンピュータや情報通信ネットワークなどを活用する体験活動を多く取り入れ、

「情報活用の実践力」を育成する。

さらに、それらの活動を通して「情報の科学的な理解」を図りながら、体験的に

「情報社会に参画する態度」を育てる。

(2)

-76-

−H11普通情報 2−

(3)

コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用経験が浅い生徒でも十分臓修でき

ることを想定している。

「情報A」の構成は、次のとおりである。

(ア)情報を活H1するための工夫と情報機器

情報を活用するためには、目的に応じて方法を工夫すること、コンピュータや情 報通信ネットワークなどの適切な活111が必要であることを理解させる。

(イ)情報の収集・発信とIiIi報機器の活川

情報通信ネットワークやデータベースなどを活川した情報の収集・発信に必要な 知識と技能を身に付けさせるとともに、情報の収集・発信の際に必要な心構えにつ

いて考えさせる。

け)情報の統合的な処理とコンピュータの活用

コンピュータの機能とソフトウェアとを組み合わせて活用することを通して、多 様な形態の情報を統合的に処理する方法を習得させる。

(エ)情報機器の発達と生活の変化

情報機器の仕組みと''11i報化の進展が生活に及ぼす影響を理解させ、情報を主体的 に活用しようとする心構えについて考えさせる。

<情報B>

ア目標

コンピュータにおける情報の表し方や処理の仕組み、情報社会を支える情報技術の 役割や影響を理解させ、問題解決においてコンピュータを効果的に活用するために科 学的な考え方や方法を習得させる。

イ内容の構成と取扱い

情報の処理にかかわる題材を中心に扱い、「情報の科学的な理解」を深めながら、

コンピュータを問題解決等に効果的に活用するための考え方や方法を習得させる。

また、コンピュータ等で使われている情報技術が社会の様々な分野で応用されてい ることを理解させ、情報社会を支える技術の在り方について考えさせることを通して

「情報社会に参画する態度」を育成する。

コンピュータに興味・関心を持つ生徒の履修を想定している。

「情報B」の構成は、次のとおりである。

(ア)問題解決とコンピュータの活用

問題を解決をするためには、その手lllHを考えた」=で、適切にコンピュータを活用 することが有効であることを理解させる。

(イ)コンピュータの仕組みと働き

情報の表し方と基本的な処理の仕組みや方法について理解させる。

(ウ)問題のモデル化とコンピュータを活11Iした解決

コンピュータを活用して問題を扱うために必要なモデル化の考え方を理解させ、

実際の問題解決に活用できるようにする。

(エ)情報社会を支える情報技術

情報社会の進展を情報技術の観点から理解させ、情報技術を社会の発展に役立て

-77-

−H11普通情報 3−

(4)

ようとする心構えについて考えさせる。

<情報C〉

ア目標

情報のディジタル化や情報通信ネットワークの特性を理解させ、表現やコミュニケ ーションにおいてコンピュータなどを効果的に活用する能力を養うとともに、情報化 の進展が社会に及ぼす影響を理解させ、情報社会に参加する-kでの望ましい態度を育

てる。

イ内容の榊成と取扱い

情報の表現やコミュニケーションにかかわる題材を、マルチメディアや情報通信ネ ットワークと関連付けて扱い、「情報社会に参画する態度」の育成を目指す。

情報機器や情報通信ネットワークの機能や仕組みなどの「情報の科学的な理解」を 基礎として、情報や情報技術が人や社会に及ぼす影辮を理解させ、適切に表現やコミ

ュニケーションを行うための考え方や方法を習得させる。

情報社会やコミュニケーションに興味・関心を持つ生徒の履修を想定している。

「情報C」の構成は、次のとおりである。

(ア)情報のディジタル化

多様な形態の情報を統合する観点から情報のディジタル化の仕組みを理解させ、

伝達した内容を情報機器を活用して表現する方法を習得させる。

(イ)情報通信ネットワークとコミュニケーション

情報通信ネットワークの仕組みや情報通信の効率的な方法を理解させ、コミュニ ケーション手段としての情報通信ネットワークを効果的に活用する方法を習得させ

る。

け)情報の収集・発信と個人の責任

情報の収集・発信に伴って発生する問題と個人の責任について理解させ、適切な 情報の収集・発信の方法を習得させる。

(エ)情報化の進展と社会への影響

社会で利用されている情報システムについて理解させるとともに、情報化が社会 に及ぼす影響を認識させ、望ましい情報社会の在り方を考えさせる。

)各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い (3)各科目にわたる指導計画の作成と内容の収敬い

ア実習の枇極的な実施

「情報A」、「情報B」、「情報C」ともに実習を械極的に取り入れるが、特に、「情 報A」は科目の性格として実践を重視しているので、原則として総授業時数の2分の 1以上を実習に配当する必要がある(「情報B」、「情報C」は3分の1以上)。実習と 座学のバランスを考慮して適正な実習時数を確保して十分な学習活動ができるよう

に、指導61画を立てる必要がある。

イ情報モラルの育成

「情報」では、情報モラルを、情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方 と態度ととらえている。これは、何々をしてはいけないと言うような対処的なルール を身に付けるだけでなく、それらのルールの意味を正しく理解し、新たな場面でも正

-78-

−H11普通情報 4−

(5)

しい行動がとれるような考え方と態度を育てることである。これは、特定の内容にお いて指導すれば済むことではなく、授業全体を通して育成を図らなければならない。

また、情報社会がさらに発展するにつれて、ルールが変わったり、新ルールが生まれ てくることがあり得るので、それらに柔軟に対応するためには、ルールの背景にある 考え方を理解させる必要がある。

ウ情報化の進展に伴う具体例などの見直し

情報技術の進展により、現在の標準的な機器や技術が数年先には標準でなくなるこ とがありうるので、授業で扱う具体例などは適宜見直すことが必要である。ただし、

「情報」においては、最新の機器や技術を扱うことがねらいではなく、それらの基礎 になる原理を理解させることが大切であり、技術的な内容に深入りしないよう配慮す る必要がある。

エ他の教科・科目等との連携

「情報」の目標は、「情報活用の実践力」、「情報の科学的な理解」及び「情報社会 に参画する態度」を重視しており、これら3つの視点と小・中学校、高等学校の情報 教育の体系を表にまとめると次のとおりである。

中学校の技術・家庭科では、「情報とコンピュータ」の領域で、「生活や産業の中で 情報手段が果たしている役割」、「コンピュータの基本的な構成と機能及び操作」、「コ ンピュータの利用(文書処理、データベース処理、表計算処理、図形処理等から選択)」、

「情報通信ネットワーク」を必修とし、さらに「マルチメディアの活用」、「プログラ ムと計測・制御」を生徒の実態に応じて選択することとしている。

中学校でコンピュータ等をどのように活用してきたかを把握し、「情報」の指導計

画を立てる必要がある。

-79-

校極 情報活用の実践力 愉報の科学的な理解 情報社会に参画する態度 小学校

中学校

高等学校

I 11,-颪-71W~;、i露i更'二

「歴

11,-颪-71W~;、i密i蘆~E三-二-.厘

m声I篝臺I雨声歴

−H11普通情報 5−

(6)

4質疑応答

問l「情報A」、「情報B」、「情報C」の選択はどのようにすればよいか。

いずれの科目を鬮修しても、「情報活用の実践力」、「情報の科学的な理解」

報社会に参画する態度」が身に付くように内容構成に配慮しているが、「情1 報B」、「情報C」の重点の置き方の違いは次の図のとおりである。

I解」及び「情

「情報A」、「情

情報A,B,Cの重点の置き方の違い

'I

 ̄ ̄---、愉報A 実践

+

ifiliillC

情報B

理論

一二(

111報社会についての理解 情観のf:}`、樅的剛解

学校や生徒の実態を踏まえ、「情報活用の実践力」、「情報の科学的な理解」及び「情 報社会に参画する態度」の3つの視点のうち、いずれに力点を置くかを検討し、科目を

設置することが大切である。

また、科目の内容や重点の置き方に配慮して、2つ以上の科目を履修することもでき

る。

なお、「情報」での学習が他の各教科・科目などの学習に役立つよう、他の各教科・

科目との連携を図ることが必要である。

問2附則2において、当分の間、特別な事情がある場合には、代替できることが示 されているが、この場合の「特別な事情」とは何か。

「特別な蛎情」とは、「情報」の免許を持った教員が学校にいない場合を指し、この 条件が満たされない場合に、附則2の(1)、(2)、(3)に示される代替が可能である。

-80-

−H11普通情報 6−

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