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複素関数 宿題 No. 8 (2015/11/24 出題, 11/30 提出

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複素関数 宿題 No. 8 (2015/11/24出題, 11/30提出、裏面使用可) 年 組 番 氏名

問8 (1), (5) は閉曲線で、向きに言及していないので正の向きと解釈して解いて下さい。

(1) r >0, c∈C, n∈Z とするとき、

|z−c|=r

(z−c)ndz (n で場合分けが必要)

(2) C: z =e (θ∈[0, π]) とするとき、

C

¯ z dz

(3) C: z = (1 +i)t (t [0,1]) とするとき、I =

C

(x2−y2+ 2ixy)

dz. ただし,x= Rez,y = Imz.

(4) −i からi に向かう線分を C とするとき、

C

|z|dz

(5) 0, 1, 1 +i,i を頂点とする正方形の周を Γ とするとき、

Γ

|z|2 dz

Γ

(3z2+iz−4) dz

(2)

問8の解説

(1) |z−a| =r (正の向きに一周) は、z = a+rr (θ [0,2π])とパラメーター付けできる(始点= 終点がどこか、指定していないが、閉曲線の場合は、それも線積分には影響しない)。

dz

=ire であるから、

I :=

|za|=r

dz (z−a)n =

2π

0

1

(re)n ·ire = i rn1

2π

0

e(1n)dθ.

n ̸= 1 のとき、

I = i rn1

[ e(1n) (1−n)i

]2π 0

= 0.

(e(1n)θ につき周期 2π なので、値を求める必要もなく、θ = 0,2π で同じ値であることか ら I = 0 と分かる。)

n = 1 のとき、

I =i

2π

0

= 2πi.

注意: = 1 ならば、 1

(z−a)n = (z−a)n は 1

1−n(z−a)1n という原始関数を持つので、閉 曲線に沿う積分は 0 と分かる。n= 1 のときは、真面目に計算するので良いかも。

(2) z =e (θ [0, π])とすると、z2 =( e)2

=e2, dz

=ie.

C

1 z2dz =

π 0

1

e2 ·ie =i

π 0

e3 = i 3i

[e3]π 0 = 1

3

(e3−e0)

= 11 3 =2

3. (別解) C 上では z =e = 1

z であるから、1

z2 =z2. これは原始関数を持つので簡単に積分が 計算できる。

C

1 z2dz =

C

z2 dz = [z3

3 ]z=1

z=1

=2 3.

(3) z = (1 +i)t =t+it(t [0,1]) とするとき、x= Rez =t,y = Imz =t, dz

dt = 1 +iであるから、

C

(x−y+ix2) dz =

1 0

(t−t+it2)

·(1 +i)dt = (i−1)

1 0

t2 dt = i−1 3 . (この問題は工夫のしようが思い付かない。)

(4) −i から i に向かう線分は z = −i+t(i−(−i)) = −i+ 2it (t [0,1]) とパラメーター付けで きる。|z| = |2t−1|, dz

dt = 2i. (積分は区間を [0,1/2], [1/2,1] に分割して計算しても良いし、

t 7→ |2t−1| のグラフを描いて、

1 0

|2t−1|dt = 1

2 と読んでも良い。)

C

|z|dz =

1

0

|2t−1| ·2i dt = 2i

1

0

|2t−1|dt= 2 1 2 =i.

(5) (うーん、仕事が押していたとはいえ、ノートを行方不明にして、短時間の解き直しで間違えた

のはちょんぼだ。)

図は黒板に描いたもので。正方形の各辺を Γと同じ向きに進む曲線をΓ1, Γ2, Γ3, Γ4 とすると、

I :=

Γ

f(z)dz =

4

j=1

Γj

f(z)dz.

(3)

Γ1: z=t (t∈[0,1]). dz

dt = 1, |z|=t.

Γ2: z= 1 +it (t∈[0,1]). dz

dt =i, |z|= 1 +t2.

Γ3: z= (1 +i)−t= (1−t) +i (t∈[0,1]). dz

dt =1, |z|=√

(1−t)2+ 1.

Γ4: z=i−it=i(1−t) (t [0,1]). dz

dt =−i,|z|=√

(1−t)2 = 1−t.

ゆえに

I =

Γ

|z|2dz =

1 0

(t2·1 + (1 +t2)·i+[

(1−t)2+ 1]

·(1) + (1−t)2·(−i)) dt

=

1

0

[2(1 +i)t−2]dt= 2(1 +i)1

22·1 =i−1.

3z2+iz−4は多項式で(z3+ i

2z24z という) 原始関数を持つので、閉曲線に沿う積分は0 で

ある。 ∫

Γ

(3z2+iz−4)

dz = 0.

Mathematica でいいかげんな検算

(1) は r とか入っているし (r = 1 とかしてみる手はある)、場合分けもあるし(n = 1 みた いなのは無視するというMathematica 流をやってくれる)、そのままでは簡単に計算してく れないが、(2),(3),(4),(5)はすぐ計算してくれる。

C

f(z)dz,C: z =φ(t) (t∈[a, b]) を計算する1行関数li[] を定義して、放り込んでみる。

li[fz_,phit_,a_,b_]:=Integrate[(fz/. z->phit)D[phit,t],{t,a,b}]

fz=Re[z]-Im[z]+I Re[z]^2 li[fz,t+I t,0,1]

fz=1/Conjugate[z]^2 li[fz,Exp[I t],0,Pi]

fz=Abs[z]

li[fz,-I+2I t,0,1]

fz=Abs[z]^2

li[fz, t, 0, 1] + li[fz, 1 + I t, 0, 1] + li[fz, (1 - t) + I, 0, 1] +

li[fz, I (1 - t), 0, 1]

fz=3z^2+I z-4

li[fz, t, 0, 1] + li[fz, 1 + I t, 0, 1] + li[fz, (1 - t) + I, 0, 1] +

li[fz, I (1 - t), 0, 1]

一応手計算の結果と一致したので、多分大丈夫。

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