No.165/2021.11.8 発行:西日本社会学会事務局
〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学文学部社会学・地域福祉社会学研究室 TEL & FAX 092-802-5287 郵便振替口座 01750-3-23994 http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~sociowest/
Ⅰ.第79回大会報告 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 1.大会概要
2.シンポジウム報告要旨「『移民受け入れ』時代の社会学」
3.2021年度総会報告
Ⅱ.第80回大会について ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 4
Ⅲ.会員異動 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5
Ⅳ.研究室めぐり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6
Ⅴ.資料 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7
Ⅵ.事務局からのお知らせ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 13
Sociological Society of West Japan
西日本社会学会ニュース
去る2021年5月22日・23日、中村学園大学・中村学園大学短期大学部を開催校としてオンライン開催 された西日本社会学会第79回大会は、63名の参加者をかぞえ、盛会のうちに終了いたしました。
今大会の自由報告部会は22日に2部会、23日午前に1部会が開かれ、計15名の会員が登壇されました。
また、シンポジウムとして23日午後に「『移民受け入れ』時代の社会学―1990年入管法改正から30年を経 て―」が開催されました。
総会では、報告事項として庶務報告、2019年度・2020年度決算、監査報告が行われました。審議事項で は2020年度新入会員8名、2021年度新入会員7名の入会承認の後、2021年度予算案承認が行われました。
ついで、来年度第80回大会を神戸学院大学にて開催することが決定いたしました。オンライン開催のため、
総会終了後の懇親会は実施されませんでした。西日本社会学会では初めてのオンライン開催となりましたが、
多くの会員のみなさまにご参加いただき、第79回大会は、無事に終了いたしました。
「移民受け入れ」時代の社会学―1990年入管法改正から30年を経て―
司会 野入直美(琉球大学)
コメンテーター 稲月正(北九州市立大学)
報告者
ナディ 日本にいないはずの私は誰か
高畑幸(静岡県立大学) 在日フィリピン人社会の現在―結婚移民の高齢化と日系人の増加―
山本かほり(愛知県立大学)在日朝鮮人の民族教育―朝鮮学校をめぐる問題を中心に―
野入直美(琉球大学) 沖縄の米軍統治とアメラジアン―「混血児」調査を中心に―
2021年度の西日本社会学会大会シンポジウムは、「『移民受け入れ』時代の社会学――1990年入管法改正 から30年を経て―」と題して、4名の報告者とコメンテーターが登壇し、オンラインで実施した。
2020年時点で、日本における在留外国人は288万7116人で、総人口の2.3%に達していた。2019年4月 の入管法改定では「特定技能」の在留資格が新設され、ついに日本政府が実質的な「移民」受け入れに舵を 切ったという報道がなされ、「新移民時代」と言われた。このシンポジウムの設定は、まるで今になって初 めて移民を受け入れ始めたかのような表象への強い違和感を起点にしている。
第一報告者のナディ氏は、『ふるさとって呼んでもいいですか―6歳で「移民」になった私の物語―』(大
月書店 2019年)の著者である。本シンポジウムでは、「日本にいないはずの私は誰か」というテーマで報告
をいただいた。ナディ氏は、来日から30年が経ち、日本をふるさととして暮らしている一方で、日本政府 が「日本には移民はいない、今後も受け入れる予定はない」と言い続けてきたことに対し、さまざまなこと を感じさせられてきた。ナディ氏の報告は、移民として日本に来た当事者の経験を中心に、日本社会という 受け皿に対して感じたことを伝えてくれるものであった。
第二報告は高畑幸氏(静岡県立大学)で、「在日フィリピン人社会の現在―結婚移民の高齢化と日系人の 増加―」というタイトルで、結婚移民と日系人という、2つのタイプのフィリピン人定住者についてお話し いただいた。この両者には、外国人労働政策の枠の外で来日し就労してきたことや、景気の調整弁として扱 われてきたことなどの共通項もあるという。結婚移民女性の高齢化が、放置されてきた結果としての孤立や
Ⅰ.第 回大会報告
.大会概要
.シンポジウム報告要旨
の違和感が語られ、朝鮮学校の歴史と現状、近年の厳しい「北朝鮮バッシング」の中で置かれている困難な 状況が報告された。本シンポジウムは、前述のように「新移民時代」への違和感をもとに企画されたが、な かでも在日朝鮮人の歴史と現在、とりわけ朝鮮学校の民族教育を不可視の領域において論じられる共生論に は大きな限界があることを浮き彫りにしたのが山本報告であった。
最後に野入直美(琉球大学)は、「沖縄の米軍統治とアメラジアン―『混血児』調査を中心に―」と題し て、アメラジアンの社会問題化を、米軍統治時代と日本への施政権返還(本土復帰)後に行われた「混血児」
調査を中心に論じた。アメラジアンは「移民」でも外国人労働者でもないのだが、現代の日本社会において 見いだせる問題状況は、米軍統治の沖縄において先取り的に現象化していたのである。沖縄の文脈を移民・
移住研究やエスニシティ研究に位置づけていくことの重要性を改めて感じる機会となった。
コメンテーターには稲月正氏(北九州市立大学)に登壇いただき、シンポジウム全体のふりかえりと、各 報告者への質問・コメントをいただいた。フロアからの質問も受けて有意義なディスカッションの時間とな った。報告者とコメンテーターの皆さん、参加くださった学会員の皆さん、zoom 開催に万全のサポートを 下さった学会事務局の金本さんに感謝する。
(文責:野入直美)
総会では、山田富秋会員が座長に推挙され、下記の事項が報告、承認、決定されました。
報告事項
① 庶務報告(加来和典、高野和良 庶務理事)
ⅰ 理事会
第1回 2020年12月27日(オンライン)
・ 第79回大会について(開催方法など)
・ 役員選挙の実施方法について
・ 学会ニュース発行のスケジュール確認
・ 追悼文の年報掲載について
第2回(常任理事会) 2021年3月28日(オンライン)
・ 大会プログラムの決定 ・ 新入会員の申し込み状況について
・ 学会費未納者の退会について ・ 名誉会員・特別会員の推薦について
・ 役員選挙の実施方法について ・ 常勤職にない会員の会費減額について
・ 会員名簿の発行について
第3回(臨時常任理事会) 2021年4月18日(オンライン)
・ 大会開催方法の最終決定について
・ 編集委員会の継続について 第4回 2021年5月22日(オンライン)
・ 2020年度庶務報告、2020年度会計報告、2019・2020年度会計監査報告
・ 2021年度予算案審議
・ 学会費未納者・宛先不明者・退会者について
・ 役員選挙の実施方法について
・ 常勤職にない会員の会費減額について
※その他にも、Eメールで適宜話し合いを設けた
ⅱ ニュース発行
2020年6月18日 ニュース162号発行(第78回大会中止通知号)
2021年2月15日 ニュース163号発行(第79回大会案内号)
. 年度総会報告
2021年4月21日 ニュース164号発行(第79回大会プログラム号)
② 会員数に関する報告(加来和典、高野和良 庶務理事) ※「Ⅴ.会員異動」参照
ⅰ 現在の会員数(2021年5月22日現在)
2020年度の最終会員数 206 名 新入会員申し込み数 7 名
計 213 名
③ 学会誌編集委員からの報告(速水聖子 編集委員長)
ⅰ 『西日本社会学会年報』第18号(2020年3月31日)発行について ※ 資料① 参照
ⅱ 2019年度編集委員会決算報告 ※ 資料② 参照
ⅲ 『西日本社会学会年報』第19号の発行延期について
ⅳ 2020年度編集委員会決算報告 ※ 資料③ 参照
ⅴ 『西日本社会学会年報』第19・20号(合併号)の発行について
④ 2019年度決算報告(加来和典、谷富夫 会計理事) ※ 資料④ 参照
⑤ 2020年度決算報告(加来和典、谷富夫 会計理事) ※ 資料⑤ 参照 ⑥ 2019・2020年度会計監査報告(徳野貞雄、山下亜紀子 会計監査) ※ 資料⑥・⑦ 参照
審議事項
① 新入会員の承認(山本努 会長) ※「Ⅴ.会員異動」参照 2020年度入会希望者(順不同) 8名すべてが承認されました。
2021年度入会希望者(順不同) 7名すべてが承認されました。
② 2021年度予算案の承認(加来和典、谷富夫 会計理事) ※ 資料⑧ 参照
③ 2021年度編集委員会予算案の承認(速水聖子 編集委員長) ※ 資料⑨ 参照
④ 来年度大会開催校の承認(山本努 会長)
神戸学院大学での開催が承認されました。
⑤ 役員選挙の実施方法について(加来和典、高野和良 庶務理事)
郵送での実施ならびに「災害等による大会開催方式等の変更に関する申し合わせ」が
承認されました。 ※ 資料⑩ 参照
⑥ 大会担当理事の指名(1名)・事務局長の委嘱(山本努 会長)
山本努会長が大会担当理事を兼任することになり、金本佑太会員が事務局長を委嘱されました。
⑦ 常勤職にない会員の会費減額について(山本努 会長)
理事会にて会費減額案の検討を進めることが承認されました。
⑧ 『西日本社会学会年報』投稿規定の改定について(速水聖子 編集委員長)
理事会・編集委員会にて改定案の検討を進めることが承認されました。
⑨ その他
1.大会案内
第80回大会は、2022年5月7日(土)・8日(日)に神戸学院大学ポートアイランドキャンパス(神戸 市)にて開催いたします。スケジュールの詳細につきましては、次号ニュース(2022年2月発行予定)をご 覧下さい。
2.シンポジウム
行為論再考――経験的実証研究と社会学理論との新たな対話を求めて
中村 文哉 この7月に、Zoomで開催された西日本社会学会理事会において、第80回大会のシンポジウム企画に、
中村がそのコーディネータとして指名された。この件は、鈴木健之氏(立正大)との拙編著『行為論からみ た社会学』(晃洋書房,2020)の刊行が、一つの契機となった。その折に、同書の帯にあった「今こそ行為論を 問い直す」という一文こそ、シンポジウムのテーマに相応しいという意見も頂いた。そこで考えたのが、以 下のコンセプトである。
これまで、社会学研究は、社会学理論の研究領域と経験的実証研究のそれとに大別され、展開されてきた。
これからの社会学的課題の一つとして、社会学理論と経験的実証研究との「棲み分け」の事態を、両者の〈学 的対話〉に転換できないか、という問いに行き着いた。本シンポジウムのテーマである行為論は、その様な 対話を行う上で、一つの橋頭堡になりうるのではないか。社会的行為の主観的意味を問う行為論の視座は、
これからの社会学的思惟においても重要となる本質的な社会学方法論を内在させているとすれば、この視座 は、〈社会学理論において経験的実証研究が持つ意味〉と〈経験的実証研究において社会学理論がもつ意味〉
との関連性を突き止める学問的省察を可能にする「補助線」となるかもしれない。更に、これまで「棲み分 け」られてきた両者の対話を通して、現在の社会学的思惟のあり様を相対化させる途も、みえてこよう。
今日、グローバル化のみに止まらず常識とされていた価値規範の亀裂や瓦解により、人々の行為様式が大 きく変わり(例えば性的多様性の問題)、それに併せて社会的現実も変容を余儀なくされる。科学的経験や 常識を跳ね除けるマイノリティの現実。更には、これまで経験したことのない新たに発生した現実問題。こ れらの社会状況をどう読み解くか、社会学は、常に、社会的現実からの試練を突き付けられ、社会学それ自 身の営為が、試されている。
これらの事態に切り込もうとする際、社会学徒は、経験律や因果律から引き出される科学的解釈図式や科 学的経験に基づく一般的認識論では歯が立たない、あるいは既存のパラダイムが通用しないところで、社会 学的思考を展開しなければならない困難な局面に、追いやられる。こうした困難な局面で有効となる一つの 方法論が、個々の「社会的行為者(生活者)の見地」に立ち、経験律や因果律、科学的解釈図式や科学的経 験を前提に据えることのできない新奇な現実(超経験的現実)、即ち例外的な事態や想定外の事態との遭遇 時に、それぞれの社会的現実を生きる人たちが構成した社会的行為の主観的意味から、社会現象を捉える行 為論の視座ではないだろうか。行為論は、そうした現実を直接体験した人たちの、その世界体験を巡って構 成された社会的行為の主観的意味の世界を、「他者理解」という仕方で、社会学的思考に組み込むことがで きる。社会現象を、社会的行為の主観的意味から捉えるという、私たちの日常生活で既に行われている余り にも自明な事態をあえて問い直すことの含意を、フロアの学会員とともに吟味したいというのが、本シンポ ジウムの問題関心である。シンポジウム登壇者は交渉中であるが、行為論の問題系と可能性、社会調査やフ ィールドワークと行為論の関連について取り上げ、社会学的思惟の今日的あり様を省察的に捉え返したい。
Ⅱ.第 回大会について
※ 変更後のご住所・ご連絡先は事務局までお尋ねください。
1.所属の変更(順不同)
Axt, Florian Alexander 熊本大学
福本純子 福岡県立大学
松本貴文 國學院大學
吉武由彩 熊本大学
2.新入会員(順不同)
2020年度
西田心平(北九州市立大学) 紹介人:稲月正
Sebastian POLAK=ROTTMANN(ウィーン大学) 紹介人:山本努
Johannes WILHELM(熊本大学/ウィーン大学) 紹介人:山本努
梅津日奈子(九州大学大学院) 紹介人:安立清史
孫巍(九州大学大学院) 紹介人:高野和良
呂宣萱(九州大学大学院) 紹介人:高野和良
TRINH THI NGOC LAN(西九州大学大学院) 紹介人:高野和良(庶務理事)
野邊政雄(安田女子大学) 紹介人:高野和良(庶務理事)
2021年度
小野田亮(法政大学大学院) 紹介人:礒田朋子
井草剛(松山大学) 紹介人:高野和良(庶務理事)
樺山夏帆(九州大学大学院) 紹介人:安立清史
橘直子(九州大学大学院) 紹介人:山下亜紀子
易朗韻(九州大学大学院) 紹介人:山下亜紀子
唐麗敏(九州大学大学院) 紹介人:山下亜紀子
宮﨑真弥(九州大学大学院) 紹介人:高野和良
3.退会者(順不同)
2019年度
千石好郎、守弘仁志、佐藤亮子、高木一也、山口信枝、桑原峰俊、澤田光、里村和歌子、
池田亜希子
2020年度
入江彩夏、大藤文夫、鹿又伸夫、嘉陽正倫、喜多秀一郎、黄師佩、周苹、立山ちづ子、野邊政雄、
武雯涵、保坂恵美子、松井修視、山口万里子、山根亮子
Ⅲ.会員異動
( 年 月現在)台湾東呉大学ソーシャルワーク学科
荘 秀美 東呉大学は、1900年に中国初の西洋式大学として中国の蘇州に設立された後、1954年に台湾で再建され、
台湾で最初の私立大学になりました。ソーシャルワーク学科は1990年に独立の学科として設立されました が、それまでは社会学科に所属し、社会理論組と両立するソーシャルワーク組でした(1978年~1990年)。 1980 年代後半、台湾における社会福祉の発展に伴い、その実践の専門的担い手としてソーシャルワーカー のニーズが高まる一方で、ソーシャルワーク専門教育における独立の学科の必要性に応えて、当時の文学部 長(社会学科長でもある)であった徐震教授は、独立の学科としてソーシャルワーク学科の設立を求め奔走 し、その結果ソーシャルワーク学科が誕生しました。その後1992年に、社会学修士課程から独立して、ソ ーシャルワーク修士課程も設立されました。以来、ソーシャルワーク学科は、ソーシャルワーク、社会福祉、
労働福祉などの分野に従事するための専門職の育成に焦点を当てており、本学科は、一学年の定員が118名 にくわえ、帰国華僑学生、外国人学生、短期研修学生なども含め、学部生が500~550名、修士課程の研究
生が60~70名となっています。
本学科所属の教員は16名、非常勤教員は40名であり、ソーシャルワークの各領域の専門の他に、社会 学、法律学、心理学など専門領域は広範にわたっています。教員の構成としては、男性教員は4名で、女性 教員が12名となっています。近年、教員の世代交代が急速に進んでおり、年長教員が定年退職し若手教員 が集まって、活気に満ち溢れた学科となっています。
学生教育に関する最大の課題は、卒業後の社会福祉士資格取得やその受験資格の基本条件である福祉現場 実習です。社会福祉関係機関(施設)に就職するために社会福祉士の資格が求められるようになり、福祉専 門職に向いている学生を対象とする社会福祉士国家試験に参加するための補導活動が必要となっています。
ソーシャルワーク実践では、知識、価値、認知、感情などが織り成す複雑なプロセスから成立します。その ため、クライアントを全人的存在としてとらえ、テクニックと同時に、複雑な判断過程をメタレベルで見通 し、統合的にそれらを運用できる能力を涵養することが重要であり、実習教育は欠かせません。本学科の現 場実習の分野は、地域福祉、高齢者福祉、児童・障がい児福祉、障がい者福祉、医療機関と広範にわたって いますが、昨年から感染が拡大しつつある新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴い、多くの社会福 祉施設が閉鎖しているため、学生の現場実習が受け入れられなくなり、ソーシャルワーク実習への対応策が 求められています。現段階では、実習の延期が最も多く、利用者・クライアントとの直接援助の機会の制限 は避けられないため、実習への遠隔サービスの導入が模索されています。
本学科は昨年で設立30周年を迎え、家族を中心とするソーシャルワークの実践と学部創設時以来の営み を継承しており、今後ともこうした展開を続けていきます。私立大学のソーシャルワーク学科ではあります が、ソーシャルワーク実践とその省察を可能ならしめる一役を担うのが、本学科の絶えない使命といえるで しょう。
Ⅳ.研究室めぐり
資料①『西日本社会学会年報』第18号(2020年3月31日)発行について
・特集:「災害研究と社会学」(解題1本、論文3本)
・一般投稿論文(投稿数4本)3本掲載、研究ノート(投稿数1本)1本掲載、現場レポート1本、
書評8本
資料② 2019年度 編集委員会決算
資料③ 2020年度 編集委員会決算
収入の部 2019年度予算
学会誌売り上げ
50,000
前年度繰り越し
555,834
学会予算から繰り入れ
450,000
利息
10
その他
0
収入合計
1,055,844
2020年5月19日決算 注記
46,410
555,834 450,000 6 0 1,052,250
支出の部 2019年度予算
印刷費
350,000
事務局通信費
5,000
編集事務局運営費
45,000
販売事務局運営費
40,000
編集委員長裁量経費
40,000
J-STAGE登載経費
51,500
その他
0
繰越資産
524,344
支出合計
1,055,844
2020年5月19日決算 注記
360,250
頁数増と消費増税のため1,206 35,330 28,918
534,546 1,052,250
40,000
年報校正作業謝金52,000
消費増税のため0
収入の部 2020年度予算 学会誌売り上げ 50,000 前年度繰り越し 534,546 学会予算から繰り入れ 450,000
利息 10
その他 0
収入合計 1,034,556
5月6日時点決算 注記
44,430 534,546
0 学会誌未発行のため 5
0 578,981
支出の部 2020年度予算
印刷費 350,000
事務局通信費 5,000
編集事務局運営費 45,000 販売事務局運営費 40,000 編集委員長裁量経費 40,000 J-STAGE登載経費 57,000
5月6日時点決算 注記
0 学会誌未発行のため 670
550 学会誌未発行のため 4,354 学会誌未発行のため 0 学会誌未発行のため 58,500 頁数増のため
Ⅴ.資料
資料④ 2019年度 西日本社会学会決算
※第78回大会開催中止にともなう未執行分 資料⑤ 2020年度 西日本社会学会決算
※1 第79回大会のオンライン開催にともなう、受け取り辞退のお申し出のため
※2 第79回大会のオンライン開催にともない「シンポジウム運営費」「謝金など」は大会後に執行予定
※3 オンライン開催のため
※4 年報19号の発行延期のため
予算 決算 備考
1,401,698 1,401,698
960,500 935,000納入率:97%
0 120,000大会開催校余剰金
10 8
1,000 2,500プログラム売上 2,363,208 2,459,206
20,000 0 ※
シンポジウム運営費 15,000 0 ※
大会事務準備費 25,000 0 ※前日作業アルバイト代 70,000 68,298交通費(3月常任理事会除く)
通信費 100,000 61,164
ニュース160-161号、大会申込 葉書代
※年報18号、ニュース162号
印刷費 70,000 28,798ニュース160-161号 ※162号
事務・文具費 5,000 2,743
謝金など 20,000 0 ※シンポジスト謝金
事務局手当 100,000 100,000 450,000 450,000 10,000 10,000
0 0
885,000 721,003
1,478,208 1,738,203未執行は160,038円 項目
収入の部
前年度繰越金 学会費 預金利息 その他 今年度収入総計 寄付金
予備費(次年度持ち越し)
支出の部
78回大会予備費 78回大会運営費 理事会運営費
経常費
学会誌発行費(学会誌会計へ移管)
社会学系コンソーシアム年会費 その他
今年度支出小計
予算 決算 備考
1,738,203 1,738,203 2019年度未執行分を含む 890,000 950,000納入率:106%
10 11
2,000 0プログラム売上
2,630,213 2,688,214
40,000 0※1
シンポジウム運営費 15,000 0※2
大会事務準備費 50,000 25,000第79回大会アルバイト代 70,000 0※3 交通費
通信費 140,000 83,316
年報18号、ニュース162-164 号、第79回大会申込葉書、会 員名簿作成にかかる葉書
印刷費 70,000 103,380ニュース162-164号
事務・文具費 5,000 6,057
謝金など 50,000 0※2 シンポジスト謝金
事務局手当 100,000 100,000
450,000 0※4
10,000 10,000
0 0
1,000,000 327,753 1,630,213 2,360,461 項目
収入の部
前年度繰越金 学会費 預金利息 その他 今年度収入総計
予備費(次年度持ち越し)
支出の部
78,79回大会予備費 78,79回大会運営費 理事会運営費
経常費
学会誌発行費(学会誌会計へ移管)
社会学系コンソーシアム年会費 その他
今年度支出小計
資料⑥ 2019年度 会計監査報告
資料⑦ 2020年度 会計監査報告
資料⑧ 2021年度 西日本社会学会予算
資料⑨ 2021年度 編集委員会予算
予算 備考
2,360,461
860,000納入義務のある会員の90%
10
079回大会プログラム売り上げ 3,220,471
20,000
シンポジウム運営費 30,000 79回大会未執行分を含む 大会事務準備費 25,000 80回大会アルバイト代
70,000交通費、会議室使用料
通信費 120,000
年報19・20合併号、ニュース165- 167号、会員名簿、大会申込葉書 代、役員選挙
印刷費 140,000ニュース165-167号、会員名簿
事務・文具費 5,000
謝金など 60,000非会員シンポジスト旅費
(79回大会未執行分を含む)
事務局手当 100,000
450,000 10,000 0 1,030,000 2,190,471 項目
収入の部
前年度繰越金 学会費 預金利息 その他
今年度収入総計
予備費(次年度持ち越し)
支出の部
80回大会予備費 80回大会運営費 理事会運営費
経常費
学会誌発行費(学会誌会計へ移管)
社会学系コンソーシアム年会費 その他
今年度支出小計
収入の部 2019年度決算 2020年度予算 2020年度決算 2021年度予算 学会誌売り上げ 46,410 50,000 44,430 50,000 前年度繰り越し 555,834 534,546 534,546 514,907 学会予算から繰り入れ 450,000 450,000 0 450,000
利息 6 10 5 10
その他 0 0 0 0
収入合計 1,052,250 1,034,556 578,981 1,014,917
積算根拠
支出の部 2019年度決算 2020年度予算 2020年度決算 2021年度予算
印刷費 360,250 350,000 0 400,000
事務局通信費 1,206 5,000 670 5,000 編集事務局運営費 35,330 45,000 550 45,000 販売事務局運営費 28,918 40,000 4,354 40,000 編集委員長裁量経費 40,000 40,000 0 40,000 J-STAGE登載経費 52,000 57,000 58,500 0
その他 0 0 0 0
繰越資産 534,546 497,556 514,907 484,917
19号未発行のため 積算根拠 合併号による頁数増のため
資料⑩【災害等による大会開催方式等の変更に関する申し合わせ】
1.大会の開催方式の変更 1-1 (大会開催)
自然災害等により、年次大会への会員の参加が困難となった場合、会長は理事会と相談の上、大会の中止、
延期、開催方式の変更を行う。会長と理事会の相談は、書面、電子メールなどの持ち回りによって行う。
1-2 (大会時の総会および理事会)
大会時の理事会および総会に関しては、理事会と相談の上、会長が中止、延期、開催方式の変更の判断を行 う。
2.役員選挙方法および役員任期の変更 2-1 (役員選挙の方法)
役員選出のための選挙を行う大会時の総会が中止ないし延期された場合、会長は理事会と相談の上、役員選 出のための選挙の実施時期、方式の変更を行う。
2-2 (役員任期の変更)
役員選挙が中止ないし延期された場合、次期役員の選出が行われるまでの間、役員の任期を延長する。
3.会計処理の変更
総会が中止ないし延期された場合、次の総会が開催されるまでの間、理事会は、理事会で承認された暫定 的な予算決算にもとづいて会務を遂行する。
4.その他
(1) 上記変更を行う際には理事会は、会員に速やかに通知する。
(2) 上記変更等に疑義が生じた場合、会長は理事会と相談の上、対応する。
以上
* 2021年度までの会費が未納の方には、振込用紙を同封させていただいております。なお、西日本社会学 会では、会則第8条において、「本会所定の会費を3年以上未納の会員は、原則として会員の資格を失 う」としておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
* 西日本社会学会のホームページを、下記URLにて運用しております。ご意見等ございましたら事務局 までご一報下さい。
http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~sociowest/
〈編集後記〉
* 学会ニュース165号をお届けします。今回は第79回大会の報告号です。お忙しいなか、玉稿をお寄せ いただいた先生方には深くお礼申し上げます。また、大会開催にあたりましては、中村学園大学・中村 学園大学短期大学部の益田仁先生・井上智史先生には、たいへんお世話になりました。厚くお礼を申し 上げます。
* 次回ニュースの発行は、来年2月中旬の予定です。住所・電話番号・所属機関などの変更がございまし たら事務局までご一報下さい。よろしくお願い申し上げます。
(事務局:金本佑太)