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鬼頭 美江准教授( 専 攻 社 会 心 理 論 )

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Academic year: 2023

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鬼 頭 美 江 准 教 授

(専 攻 社 会 心 理 論)

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社 会 学 と は ど の よ う な 学 問 と お 考 え で す か 。

私 が 社 会 学 と 出 会 っ た の は 、 大 学 院 生 と し て 最 初 に 参 加 し た 国 際 学 会 で 、 社 会 学 が 専 門 の 研 究 者 に よ る 対 人 関 係 の 研 究 発 表 を 聞 い た 時 で し た 。 社 会 心 理 学 や コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 学 の 研 究 者 が 、 対 人 関 係 を 構 成 す る 個 人 の 特 性 や 行 動 、 個 人 同 士 の 相 互 作 用 を 対 象 と し た 研 究 を 行 っ て い る の に 対 し 、 社 会 学 の 研 究 者 は そ の 関 係 を 取 り 巻 く ソ ー シ ャ ル ネ ッ ト ワ ー ク や 社 会 環 境 が 与 え る 影 響 を 研 究 対 象 と し て い ま し た 。

社 会 学 と は 、 一 言 で 言 っ て し ま え ば 、 そ う し た ソ ー シ ャ ル ネ ッ ト ワ ー ク や 社 会 環 境 の よ う な 「 社 会 」 に つ い て 学 ぶ 学 問 で す 。 た だ 、 一 言 で 「 社 会 」 と い っ て も 様 々 な レ ベ ル で の 社 会 が 考 え ら れ ま す 。 も っ と も 規 模 の 小 さ い レ ベ ル で は 家 族 や 友 人 グ ル ー プ な ど の 身 近 に 存 在 す る 集 団 、 少 し ず つ 規 模 を 広 げ て い く と 、 近 隣 に 暮 ら す 人 々 で 作 り 上 げ ら れ る コ ミ ュ ニ テ ィ 、 国 、 さ ら に は

「 人 間 社 会 」 と い う 人 類 全 体 を 含 む よ う な マ ク ロ な レ ベ ル で 考 え る こ と も で き ま す 。 こ う し た 社 会 と い う の は 、 ど の よ う な 人 々 が 集 ま っ て 形 成 さ れ る も の な の で し ょ う か 。 ま た 、 こ う し て 人 々 が 作 り 上 げ た 社 会 と い う の は 、 ど の よ う な 特 徴 を 持 ち 、 個 人 に ど の よ う な 影 響 を 与 え て い る の で し ょ う か 。 こ の よ う な 問 い に 答 え な が ら 、 社 会 の 実 態 を 明 ら か に す る の が 、 社 会 学 と い う 学 問 な の で は な い で し ょ う か 。

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先 生 が 専 攻 さ れ て い る 、 あ る い は 、 こ の 大 学 で 学 生 に 教 え ら れ

て い る 社 会 学 と は ど の よ う な 学 問 で す か 。

私 の 専 門 分 野 は 社 会 心 理 学 で す 。 社 会 心 理 学 と は 、 集 団 や 国 な ど の 社 会 や 社 会 状 況 が 個 人 の 行 動 や 心 理 過 程 に 与 え る 影 響 を 検 討 し て い く 学 問 で す 。 個 人 を 取 り 巻 く 社 会 や 社 会 状 況 に よ っ て 、 そ の 人 が ど の よ う に 行 動 す る の か 、 ど の よ う に 感 じ る の か が 大 き く 異 な る こ と が あ り ま す 。 例 え ば 、 友 人 と 一 緒 に い る 時 と 家 族 と 一 緒 に い る 時 、 あ る い は 1 人 で い る 時 と で は 、 み な さ ん も 違 っ た 行 動 を と る か も し れ ま せ ん 。 こ れ は 、 「 誰 と 一 緒 に い る か 」 と い う 社 会 状 況 が 、 み な さ ん 個 人 の 行 動 に 影 響 し て い る こ と を 表 し て い ま す 。

私 は 、 社 会 心 理 学 の 中 で も 、 友 人 関 係 や 恋 愛 関 係 な ど の 身 近 な 対 人 関 係 が 専 門 で す 。 人 は 、 ど の よ う な 人 を 好 き に な り 、 友 人 関 係 や 恋 愛 関 係 を 築 い て い く の で し ょ う か 。 ま た 、 ど の よ う な 対 人 関 係 が 長 続 き す る の で し ょ う か 。 対 人 関 係 の 研 究 分 野 で は 、 こ の よ う に 人 が 他 者 に 魅 か れ る と い う 対 人 魅 力 や 対 人 関 係 の 持 続 を 規 定 す る 要 因 に 関 す る 研 究 が 、 欧 米 を 中 心 に 数 多 く 行 わ れ て き て い ま す 。 し か し 、 近 年 、 対 人 関 係 に お け る 人 々 の 行 動 や 心 理 過 程 に 様 々 な 文 化 差 が あ る こ と が 見 出 さ れ て い ま す 。 私 の 担 当 す る 「 社 会 心 理 学 」 や 「 対 人 関 係 論 」 で は 、 こ う し た 対 人 関 係 に 関 す る 比 較 文 化 研 究 に つ い て も 、 私 自 身 が 北 米 で 経 験 し た こ と も 踏 ま え て 、 紹 介 し て い き ま す 。

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1 ~ 2 年 次 で 読 ん で 欲 し い 本

1 . 『 「 伝 わ る 文 章 」 が 書 け る 作 文 の 技 術 ― 名 文 記 者 が 教 え る 6 5 の コ ツ 』 ( 外 岡 秀 俊 朝 日 新 聞 出 版 2 0 1 2) 文 章 は 、 た だ 書 く だ け が 目 的 で は あ り ま せ ん 。 そ の 文 章 を 向 け て 書 い た 相 手 に 、 何 か を 「 伝 え る こ と 」 が 目 的 で す 。 理 解 し や す い 文 の 構 成 か ら 、 文 を 組 み 合 わ せ て 相 手 に 伝 わ る 文 章 の 書 き 方 ま で 、 分 か り や す く 解 説 し て い ま す 。 レ ポ ー ト を 書 く 際 な ど に 、 ぜ ひ 参 考 に し て く だ さ い 。

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2 . 『 伝 え る 力 2 』 ( 池 上 彰 P H P ビ ジ ネ ス 新 書 2 0 1 2) 上 記 1 が 「 書 く 」 技 術 に 焦 点 を 当 て て い た の に 対 し 、 こ ち ら は 、 そ れ に 加 え 、 「 話 す 」 技 術 に つ い て も 解 説 し て い ま す 。 授 業 内 で の 発 表 や 、 就 職 活 動 で の 面 接 な ど に 参 考 に な る で し ょ う 。

3 . 『 統 計 学 が 最 強 の 学 問 で あ る 』 ( 西 内 啓 ダ イ ヤ モ ン ド 社 2 0 1 3) 社 会 科 学 な ど の 分 野 で 一 般 的 に 使 わ れ る 統 計 分 析 の 方 法 や 、 統 計 を 用 い た デ ー タ の 解 釈 の 仕 方 に つ い て 、 数 学 が 苦 手 な 読 者 に も 非 常 に 分 か り や す く 、 説 明 し て い ま す 。 統 計 の 勉 強 の た め だ け で な く 、 読 み 物 と し て も お す す め の 一 冊 。 『 統 計 学 が 最 強 の 学 問 で あ る 〔 実 践 編 〕 』 と 併 せ て 読 ん で み て く だ さ い 。

4 . 『 数 学 が 苦 手 で も 分 か る 心 理 統 計 法 入 門 : 基 礎 か ら 多 変 量 解 析 ま で 』 ( 芝 田 征 司 サ イ エ ン ス 社 2 0 1 7) タ イ ト ル に も あ る 通 り 、 上 記 3 と 同 様 、 数 学 が 苦 手 な 読 者 の た め の 本 で す 。3・4 年 次 の ゼ ミ や 社 会 調 査 実 習 で 調 査 票 を 用 い た 量 的 調 査 を や り た い 方 は 、1・2 年 次 に こ の 本 を 読 ん で 、 統 計 の 基 礎 を 理 解 し て お く こ と を 強 く お 勧 め し ま す 。

5 . 『 〔 新 版 〕 エ ピ ソ ー ド で わ か る 社 会 心 理 学 : 恋 愛 関 係 ・ 友 人 関 係 か ら 学 ぶ 』 ( 谷 口 淳 一 ・ 西 村 太 志 ・ 相 馬 敏 彦 ・ 金 政 祐 司 北 樹 出 版

2 0 1 7) 社 会 心 理 学 の 入 門 書 は 様 々 あ り ま す が 、 社 会 心 理 学 に お け

る 主 な 概 念 に 関 連 す る 事 例 が 「 エ ピ ソ ー ド 」 と し て 、 こ こ ま で 盛 り 込 ま れ て い る も の は 珍 し い で す 。 大 学 生 を 想 定 し た 読 者 層 が 容 易 に 自 分 の 経 験 と 関 連 付 け ら れ る 事 例 を も と に 、 そ れ が 社 会 心 理 学 的 に ど の よ う に 説 明 可 能 か 、 関 連 す る 研 究 を 含 め て 、 解 説 さ れ て い ま す 。

6 . 『 ぼ く の 生 物 学 講 義 ― 人 間 を 知 る 手 が か り 』 ( 日 高 敏 隆 昭 和 堂

2 0 1 0) 動 物 行 動 学 者 で あ る 著 者 が 大 学 で 行 っ て い た 生 物 学 の 講

義 を 文 字 に 起 こ し 、 本 に ま と め た も の で す 。 大 学 の 講 義 が 基 に な っ て

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い る の で 、 主 に 人 間 行 動 の 進 化 に つ い て 、 非 常 に 理 解 し や す く 書 か れ て い ま す 。

7 . 『 働 か な い ア リ に 意 義 が あ る 』 ( 長 谷 川 英 祐 メ デ ィ ア フ ァ ク ト リ ー 新

書 2 0 1 0) 働 き ア リ の 中 で も 、 一 定 の 割 合 で 働 か な い ア リ が 存 在 す

る よ う で す 。 驚 く べ き は そ れ だ け で は な く 、 『 働 き ア リ 』 と い う 名 を 持 ち な が ら も 、 働 か な い ア リ が 進 化 的 に 重 要 で あ る と い う こ と で す 。 社 会 性 昆 虫 で あ る ア リ に つ い て の 話 が 主 で す が 、 人 間 に ど の よ う に 適 用 で き る の か を 考 え な が ら 読 む と 、 さ ら に 興 味 深 い と 思 い ま す 。

8 . 『 恋 す る オ ス が 進 化 す る 』 ( 宮 竹 貴 久 メ デ ィ ア フ ァ ク ト リ ー 新 書

2 0 1 1) 主 に 昆 虫 の 配 偶 行 動 に 関 す る 一 冊 。 文 字 通 り 、 命 を 懸 け

て 、 パ ー ト ナ ー を 獲 得 し よ う と す る 、 昆 虫 た ち の 生 き 様 が 描 か れ て い ま す 。

9 . 『 夫 婦 格 差 社 会 - 二 極 化 す る 結 婚 の か た ち 』 ( 橘 木 俊 詔 ・ 迫 田 さ や か 中 公 新 書 2 0 1 3) 近 年 、 個 人 と 個 人 と の 間 に 所 得 な ど に よ る 格 差 が 広 が り 、 そ の 格 差 は 、 個 人 同 士 が 形 成 す る 夫 婦 と 夫 婦 と の 間 に も 広 が っ て い ま す 。 と も に 高 所 得 の 夫 婦 と 、 と も に 低 所 得 の 夫 婦 の 事 例 を 紹 介 し 、 結 婚 に 関 す る 地 域 差 や 、 離 婚 や 未 婚 に よ る 格 差 に 関 す る 社 会 調 査 デ ー タ を ま と め て い ま す 。

1 0 . 『 震 災 婚 』 ( 白 河 桃 子 デ ィ ス カ ヴ ァ ー 携 書 2 0 1 1) 東 日 本 大 震

災 は 、 人 々 の 価 値 観 や ラ イ フ ス タ イ ル に 多 大 な 影 響 を 与 え ま し た 。 結 婚 ・ 恋 愛 に 対 す る 考 え 方 に つ い て も 例 外 で は あ り ま せ ん 。 震 災 を き っ か け に 、 結 婚 し た 人 た ち 、 逆 に 、 恋 人 と 別 れ た 人 た ち 。 震 災 の 前 後 で 、 女 性 た ち の 恋 愛 や 結 婚 、 婚 活 が ど の よ う に 変 化 し た の か に つ い て の 調 査 取 材 を ま と め て い ま す 。

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3 ~ 4 年 次 で 読 ん で 欲 し い 本

1 . 『 対 人 関 係 と 恋 愛 ・ 友 情 の 心 理 学 』 ( 松 井 豊 ・ 編 朝 倉 書 店

2 0 1 0) 対 人 関 係 の 分 野 で こ れ ま で 培 わ れ て き た 研 究 成 果 の 総 覧 。

こ の 一 冊 で 、 対 人 関 係 研 究 を 概 観 で き ま す 。

2 . 『 I n t i m a t e R e l a t i o n s h i p s ( 7 t h E d . )』 ( R o w l a n d S . M i l l e r

M c G r a w H i l l H i g h e r E d u c a t i o n 2 0 1 5) 北 米 に お け る 対 人 関 係 の 講 義 で 頻 繁 に 用 い ら れ て い る 教 科 書 。 対 人 関 係 研 究 に 関 し て 網 羅 的 に 扱 っ て い ま す 。 「 英 語 の 文 献 は ち ょ っ と. . .」 と 言 わ ず 、 対 人 関 係 に 興 味 が あ る の な ら 、 ぜ ひ 手 に 取 っ て 、 章 の 一 部 で も 良 い の で 、 読 ん で ほ し い 一 冊 で す 。

3 . 『 対 人 関 係 の 社 会 心 理 学 』 ( 吉 田 俊 和 ・ 橋 本 剛 ・ 小 川 一 美 ナ カ ニ シ ヤ 出 版 2 0 1 2) 「 良 好 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン と は 何 か ? 」 「 な ぜ 愛 情 は 浮 き 沈 み す る の か ? 」 な ど の 日 常 生 活 で 私 た ち が 抱 く 、 対 人 関 係 に 関 す る 数 々 の 疑 問 に 対 し て 、 社 会 心 理 学 の 視 点 か ら 、 回 答 を 試 み て い ま す 。

4 . 『 心 理 学 論 文 の 書 き 方 - 卒 業 論 文 や 修 士 論 文 を 書 く た め に 改 訂 新 版 』 ( 松 井 豊 河 出 書 房 新 社 2 0 1 0) 質 問 紙 調 査 を も と に 卒 業 論 文 や 修 士 論 文 を 執 筆 す る 際 、 手 元 に 置 い て 常 に 参 照 し て ほ し い 一 冊 で す 。 論 文 の 構 成 や 文 体 を は じ め 、 「 序 論 」 「 方 法 」 「 結 果 」

「 考 察 」 の 各 章 に 含 め る べ き 内 容 や 執 筆 す る 際 の 注 意 点 な ど 、 多 く の 事 例 を 含 め て と て も 詳 細 に 書 か れ て い ま す 。

5 . 『 進 化 と 人 間 行 動 』 ( 長 谷 川 寿 一 ・ 長 谷 川 眞 理 子 東 京 大 学 出 版

会 2 0 0 0) 進 化 心 理 学 の 教 科 書 的 一 冊 。 進 化 論 の 基 本 的 な 考 え

方 か ら 、 人 間 の 協 力 行 動 や 配 偶 行 動 な ど が ど の よ う に 進 化 し て き た の か を 分 か り や す く 解 説 し て い ま す 。

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6 . 『 文 化 を 実 験 す る ― 社 会 行 動 の 文 化 ・ 制 度 的 基 盤 』 ( 西 條 辰 義 監 修 山 岸 俊 男 編 勁 草 書 房 2 0 1 4) マ ク ロ な 社 会 ・ 文 化 と マ イ ク ロ な 個 人 の 心 ・ 行 動 と が 、 お 互 い ど の よ う に 影 響 し あ う の か と い う 相 互 影 響 過 程 に つ い て 、 「 文 化 」 の 研 究 に 携 わ る 著 名 な 研 究 者 た ち が 、 そ れ ぞ れ 最 先 端 の 研 究 活 動 を 紹 介 し て い ま す 。

7 . 『 信 頼 の 構 造 ― 心 と 社 会 の 進 化 ゲ ー ム 』 ( 山 岸 俊 男 東 京 大 学 出

版 会 1 9 9 8) 人 が 他 者 を 信 頼 す る と は ど う い う こ と な の か 、 人 々 を 取

り 巻 く 社 会 構 造 と 個 人 の 信 頼 行 動 と が ど の よ う に 相 互 に 影 響 し あ い 進 化 し て き た の か に つ い て 、 理 論 化 し て い ま す 。 人 々 の 行 動 に 対 す る 社 会 構 造 の 影 響 だ け で な く 、 人 々 の 行 動 が ど の よ う な 社 会 構 造 を 作 り 上 げ て い る の か を 論 じ て お り 、 社 会 学 を 学 ぶ み な さ ん に は 、 ぜ ひ 読 ん で ほ し い で す 。

8 . 『 つ な が れ な い 社 会 : グ ル ー プ ・ ダ イ ナ ミ ッ ク ス の 3 つ の 眼 』 ( 日 比 野 愛 子 ・ 渡 部 幹 ・ 石 井 敬 子 ナ カ ニ シ ヤ 出 版 2 0 1 4) 人 と の つ な が り が 希 薄 に な っ て き て い る と 言 わ れ る 日 本 社 会 。 な ぜ 人 と つ な が れ な く な っ た の か を 、 社 会 的 交 換 理 論 、 文 化 心 理 学 、 社 会 構 成 主 義 の 3 つ の 視 点 か ら 、 様 々 な 研 究 デ ー タ を 踏 ま え 、 解 説 し て い ま す 。

9 . 『 「 婚 活 」 現 象 の 社 会 学 』 ( 山 田 昌 弘 編 東 洋 経 済 新 報 社 2 0 1 0) 結 婚 活 動 、 い わ ゆ る 「 婚 活 」 の 実 態 と 、 な ぜ こ れ ほ ど ま で に ブ ー ム に な っ た の か を 社 会 調 査 デ ー タ な ど を 元 に 明 ら か に し て い ま す 。

1 0 . 『 イ ン タ ー ネ ッ ト 心 理 学 の フ ロ ン テ ィ ア ― 個 人 ・ 集 団 ・ 社 会 』 ( 三 浦

麻 子 ・ 森 尾 博 昭 ・ 川 浦 康 至 誠 信 書 房 2 0 0 9) イ ン タ ー ネ ッ ト 上 で の 人 々 の 行 動 や 対 人 関 係 、 集 団 過 程 は 、 オ フ ラ イ ン と は 何 が 異 な る の で し ょ う か 。 イ ン タ ー ネ ッ ト 心 理 学 に 関 す る 必 読 書 。

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先 生 の 代 表 的 な 著 書 ま た は 論 文 を 二 つ か 三 つ 教 え て く だ さ

い 。

1 . 鬼 頭 美 江 (2 0 2 3) . 『 つ な が り の 社 会 心 理 学 - 人 を 取 り 巻 く 「 空 気 」 を 科 学 す る 』 弘 文 堂 .

2 . K i t o , M . , Yu k i , M . , & T h o m s o n , R . ( 2 0 1 7 ) . R e l a t i o n a l

m o b i l i t y a n d c l o s e r e l a t i o n s h i p s : A s o c i o e c o l o g i c a l a p p r o a c h t o e x p l a i n c r o s s - c u l t u r a l d i f f e r e n c e s . P e r s o n a l R e l a t i o n s h i p s , 2 4, 1 1 4 - 1 3 0 .

3 . Ya m a d a , J . , K i t o , M . , & Yu k i , M . ( 2 0 1 7 ) . P a s s i o n , r e l a t i o n a l m o b i l i t y, a n d p r o o f o f c o m m i t m e n t : A c o m p a r a t i v e s o c i a l e c o l o g i c a l a n a l y s i s o f a n a d a p t i v e e m o t i o n i n a s e x u a l m a r k e t . E v o l u t i o n a r y P s y c h o l o g y, d o i : 1 0 . 1 1 7 7 / 1 4 7 4 7 0 4 9 1 7 7 4 6 0 5 6

4 . K i t o , M . ( 2 0 1 6 ) . S h a r e d a n d u n i q u e p r o t o t y p e f e a t u r e s o f r e l a t i o n s h i p q u a l i t y c o n c e p t s . P e r s o n a l R e l a t i o n s h i p s , 2 3, 7 5 9 - 7 8 6 .

5 . 山 田 順 子 ・ 鬼 頭 美 江 ・ 結 城 雅 樹, ( 2 0 1 5 ) , 「 友 人 ・ 恋 愛 関 係 に お け る 関 係 流 動 性 と 親 密 性―日 加 比 較 に よ る 検 討―」 『 実 験 社 会 心 理 学 研 究 』 5 5 , 1 8 - 2 7 .

Referensi