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2 Preliminaries on 2-step nilpotent Lie groups

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Academic year: 2024

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(1)

Weakly symmetric spaces and Riemannian g.o. spaces

上智大学理工学部 田丸 博士 (Hiroshi Tamaru)

Abstract

コンパクト既約対称空間上のfiberH/K →G/K →G/Hから,内積付きの2-step nilpotent Lie (n,h , i) を構成する. nの連結かつ単連結な Lie 群をN,h , i から決 まる左不変計量を同じ記号で表すことにすると, (N,h , i) の性質を上のfiber 束を使っ て調べる事ができる. 特にG/K N の間には,弱対称であるか, g.o. であるか,といっ たことについて関連がある.

1 Introduction

左不変計量の入った連結かつ単連結 2-step nilpotent Lie群(N,h , i)についての研究は最近 活発に行われており, Riemann多様体として非常に良い性質を持つものが多く見出されてい る. しかし現在までに研究されているクラスはそれほど多くはない.

今回我々が調べるのは, 連結Riemann 多様体(M, g) に関する次の性質である:

(i) M の任意の2点を等長変換で取り換えることができる( 弱対称空間).

(ii) M の全ての測地線は等長変換群の1-parameter 部分群の軌道である ( g.o. space).

対称空間は弱対称であり, 弱対称空間は g.o. である ([1]). 弱対称空間は, 対称空間の持 つ良い性質を引き継ぐことがいくつか知られている (cf. [4]).

弱対称空間はisotropy表現で特徴付けられることが W. Zillerによって証明された.

定理 1 ([15]) 連結リーマン多様体 (M, g) の等長変換群を G, 原点 o でのisotropy 部分群 を K で表す. このとき, (M, g) が弱対称であるための必要十分条件は, ToM の任意の元を K の作用で 1 倍できることである.

また今のところ知られている対称でない弱対称空間の例は, 対称空間上の fiber束または 2-step nilpotent Lie 群のいづれかである. そこで,

「対称空間上の fiber束H/K →G/K →G/H からG/K と同じisotropy表現を持つ 2-step nilpotent Lie 群を構成する」

というのは自然な目標であろう. このことによって,弱対称空間全体の中で対称空間上のfiber 束 となっているものの話と2-step nilpotent Lie 群になっているものの話を繋げることがで きる. さらに, g.o. であるかどうかについても関係があることが分かる.

(2)

2 Preliminaries on 2-step nilpotent Lie groups

まず, 2-step nilpotent Lie 群について簡単にまとめておきたい.

(n,h , i) を内積の入った 2-step nilpotent Lie 環とする. n の center を z, その直交補空 間を v で表す. 線形写像 J :zEnd(v)を

hJZ(X), Yi=hZ,[X, Y]i for every X, Y v (1) によって定義する.

この写像 J が singular (resp. non-singular) であるときに, (n,h , i) が singular (resp.

non-singular) であると呼ぶ. 特に, non-singular でかつ J が非常にきれいな形をしている, 次のクラスについては良く調べられている.

定義 2 (n,h , i) は次の条件を満たす時 H-type であるという:

JZ2 =−hZ, Zi ·1v for every Z z. (2) H-type algebraはA. Kaplan ([9])によって導入された. (H-type algebraとはgeneralized Heisenberg algebraを省略した呼び方である.) 条件(2) は v がCl(z,h , i)-moduleとなるこ とと同等である. 逆に,v が Cl(z,h , i)-moduleであったとすると,線形写像J :zEnd(v) を Clifford moduleとしての作用によって定義し, 条件(1) によって bracket積を定めること によって H-type algebra を構成することができる. このことから, H-type algebra の分類は

Clifford module の分類に帰着させて行うことができる.

Clifford algebra Cl(z,h , i) の表現については良く知られている. dimz 6= 3 (mod 4) の 時, 既約な Cl(z,h , i)-module は1つしかない. それを v1 で表すことにしよう. v :=kv1 から上の方法で構成された H-type algebra を n(k) で表す. dimz= 3 (mod 4) の時, 既約な Cl(z,h , i)-module は2つあり, それらの次元は等しい. それらを v1,v2 で表すことにする.

先の場合と同様に, v:= (k1v1)(k2v2) から構成されたH-type algebra を n(k1, k2)で表 す. ここで, n(k1, k2)=n(k2, k1)であるので,v1,v2 のとり方は気にしなくてよい.

n を Lie 環とする連結かつ単連結Lie 群をN, 内積h , i から決まる N の左不変計量を 同じ h, i で表す.

命題 3 ([6]) (N,h , i) の等長変換群の単位元 1 での isotropy 部分群をA(N) で表すと,

A(N) = Aut(n)∩O(n,h , i). (3)

特にH-type groupの場合には, isotropy部分群A(N)は完全に決定されている([12]). さ らに, H-type group で弱対称となるものおよび g.o. になるものの分類も知られている.

(3)

定理 4 ([2], [13]) H-type groupg.o. space となるものは次のいずれかである : (i) dimz= 1,2,3, or

(ii) dimz= 5 and n =n(1), or (iii) dimz= 6 and n =n(1), or

(iv) dimz= 7 and n =n(1,0), n(2,0), or n(3,0).

これらの中で弱対称にならないものはdimz= 7 and n =n(3,0) のみである.

H-typeでない2-step nilpotent群についてはあまり調べられていなかったが,最近森([10])

は singularなものを含む新しいクラスについて研究している. その仕事から本稿の研究は多

大な影響を受けており, また次節で説明する 2-step nilpotent Lie環の構成は,森の構成法の 拡張となっている.

gC =gC2gC1 gC0 gC1 gC2 を第2種複素単純 graded Lie 環とする. (すなわち, 全 ての k, l に対して[gCk,gCl ]gCk+l が成立.) 明らかに n :=gC1 gC2 は2-step nilpotent であ る. 内積 h, iは,gC の Weyl basis が正規直交基底になるように入れる. すると(n,h , i) を 複素単純 Lie 環を使って調べることができる. 特にZ を characteristic elementとしたとき (i.e., 任意の X gCk に対して [Z, X] =kX が成立), 可解Lie 環 s:=RZ⊕n を考え, その

単連結 Lie群上の Einstein 計量の存在について研究している.

3 Construction of 2-step nilpotent Lie algebras

コンパクト既約対称空間上の fiber 束H/K →G/K →G/H から,内積付きの 2-step nilpo- tent Lie 環 (n,h, i) を構成する方法について説明する.

上のfiber束を簡単のために (G, H, K) と書くことにする. それぞれのLie環を g,h,k に よって表す. 底空間G/H はコンパクト既約対称空間であると仮定する. するとG のKilling

form B によって

g=hmB =kmF mB

という直交分解が得られる. n:=mF mB に Lie環の構造 [ , ]n を次で定める:

[Z +X, Z0 +X0]n:= [X, X0]mF for Z, Z0 mF, X, X0 mB.

(4)

明らかに n は2-step nilpotent である. さらにh, i:=−B |n×nによって内積を定める. この 方法で得られた (n,h, i)を(G, H, K)から構成されたLie環と呼ぶことにする. またn の連 結かつ単連結Lie群 Nh, i から決まる左不変計量を入れたもの, (N,h, i),を(G, H, K) から構成された Lie群と呼ぶ.

命題 5 mF は n の center である.

証明. 積の定義から mF center(n) は明らかである. よって, mBcenter(n) = {0}を示せ ば良い. そのために mBcenter(n) が h-不変であることを云う.

Z mBcenter(n) とする. まず,任意の A∈k, X n に対して, [[A, Z], X]n= [[A, Z], X]mF =[[Z, X], A]mF [[X, A], Z]mF となる. ここで,

第1項 = [[Z, X]mF, A] = [[Z, X]n, A] = 0, 第2項 = [[X, A], Z]n = 0

がいえる. よって[A, Z]mBcenter(n) となり, mBcenter(n) が k-不変であることは示 せた. 次に, XF mF, XB mB とする.

h[XF, Z], XBi=hXF,[Z, XB]i=hXF,[Z, XB]mFi=hXF,[Z, XB]ni= 0

より[XF, Z]mB = 0が成り立つ. ここで[mF,mB]mBから[XF, Z] = 0,すなわち[mF, Z] = 0が示せた. h =kmF であったので,以上の事からmBcenter(n)は h-不変である. Q.E.D.

前節で定義した写像 J も compact Lie 群の言葉で簡単に表すことができる.

命題 6 (G, H, K) から構成された Lie 環 (n,h , i) に対して次が成立する : JZ(X) = [Z, X] for every Z mF, X mB.

証明. 任意の Z mF, X, Y mB に対して,

hZ,[X, Y]ni=hZ,[X, Y]mFi=hZ,[X, Y]i=h[Z, X], Yi

となる. よってJ の定義式(1) よりJZ(X) = [Z, X] である. Q.E.D.

次に等質束から構成されたLie 群(N,h, i)の等長変換群について調べる. 特に弱対称性 について考える時, isotropy表現が重要であった. G/K の原点での接空間と N の単位元で の接空間は共にm m と同一視できる. N の単位元でのisotropy部分群を A(N)で表す.

(5)

命題 7 (G, H, K)から構成された Lie 群を(N,h, i)とすると, KA(N)の部分群である.

証明. A(N) = Aut(n)∩O(n,h , i) であった. K の元が内積 h , i を保つことは明らかなの で, 積を保つことを示せば良い.

Z, Z0 mF, X, X0 mB とする. 任意の g ∈K に対して,

g([Z+X, Z0+X0]n) = g([X, X0]mF) = [g(X), g(X0)]mF となる. ここでg は k, mF, mB をそれぞれ保つことに注意する. 一方,

[g(Z +X), g(Z0+X0)]n= [g(X), g(X0)]n= [g(X), g(X0)]mF

である. よってK Aut(n) も示せた. Q.E.D.

KA(N) は一致している場合もあるが, 一般には次元すら一致するとは限らない. 例 は後で述べることにする.

次に, 等質束から構成されたLie 環がいつ H-typeになるか, について調べたい.

定理 8 (G, K·Spin(m+1), K·Spin(m))から構成されたLie環 (n,h, i)は,底空間の isotropy 表現の Spin(m+ 1) への制限が spin 表現であるときには H-type になる.

証明. 仮定をみたす等質束に対して, spin(m+ 1) = spin(m)mF が成り立つ. ここで mFm 次元. J : mF End(mB) は g の bracket 積と一致していた (命題 6). よって J は spin(m+ 1) の作用に拡張できるが, spin(m+ 1) の mB への作用は spin 表現なので, 結局 Clifford algebra Cl(mF,h , imF×mF) の作用に拡張できる. よって (n,h , i) は H-type であ

る. Q.E.D.

例 9 Hermit 対称空間上の S1-束 (G, K·U(1), K) から構成されたLie 環 (n,h , i)は center の次元が1 の H-type algebra である. (このような G/Kϕ-symmetric と呼ばれる.)

証明. Hermit 対称空間の isotropy表現のU(1) への制限は, 自然な Cへの作用の直和とな

る. U(1)= Spin(2)であり, その C への作用は spin 表現であるので, 定理より(n,h , i) は

H-type である. Q.E.D.

複素射影空間 SU(n+ 1)/S(U(n)×U(1)) 上の S1-束から構成されるLie 環 (n,h , i) を 考える. この時 dimn= 2n+ 1である. centerが 1次元の H-type algebraは, 先の分類の結

(6)

果から次元で完全に決まり, また偶数次元のものはないので, この方法で全て得られること が分かる.

また, 他の Hermit 対称空間から構成しても同じ Lie環が構成される. ところが, Hermit

対称空間は次元では決まらず, isotropy 部分群も当然異なるものがいくつもある. よって, KA(N) が一致しないものも存在することが分かる.

例 10 四元数ケーラー対称空間上の S2-束 (G, K·Sp(1), K·U(1)) から構成された Lie 環 (n,h, i)はcenterの次元が2のH-type algebraである. (このようなG/K·U(1)はG/K·Sp(1) 上のtwistor space と呼ばれる.)

証明. 例 9 と同様に, G/K·Sp(1) の isotropy表現の Sp(1) への制限は H への右からの作 用の直和になる. これはSp(1)= Spin(3) の spin 表現と同値. Q.E.D.

四元数射影空間Sp(n+1)/Sp(n)×Sp(1)上のtwistor spaceから構成されるLie環(n,h, i) を考える. 上の center の次元が 1 の場合と全く同様の理由によって, center の次元が 2 の H-type algebra はこの方法で全て得られる.

他に, 定理8 の仮定を満たす対称空間としては,次のものがある (cf. [11]) : Sp(n+ 2)/Sp(n)×Sp(2), SU(n+ 4)/S(U(n)×U(4)),

F4/Spin(9), E6/U(1)·Spin(10), E7/Sp(1)·Spin(12), E8/SO(16)].

本節の最後に, 我々の構成と森の graded Lie 環を使った構成の関連について述べたい.

gC=gC2gC1 gC0 gC1 gC2

を第2種複素単純 graded Lie 環とする. g の(charaterristic element と直交するような) compact real form をg とおく. さらに

g[k]:=g(gC−kgCk)

とおく. すると(g,g[0]g[2])は既約対称対であり, (g,g[0]g[2],g[0])は既約対称空間上の等質 束となる. (我々の構成は Lie環のみにしか依存しないので,等質束も Lie環で表すことにす る.) この等質束から2-step nipotent Lie 環n を構成すると,mF =g[2] =gC2,mB =g[1] =gC1 であることから, n=g1g2 であることが証明できる.

すなわち我々の構成法は, 等質束が複素単純graded Lie環から来ている場合(i.e.,対称空

間上の twistor ([5]) の場合)には森の方法と一致している.

(7)

4 Symmetric-like properties

本節では, (G, H, K) から構成された Lie群 (N,h , i) が弱対称になるか, g.o. になるか, に ついて調べる. 次の定理のように, 等質束の全空間 G/K との間に関係がある.

a, b >0に対して,−aB|mF×mF −bB |mB×mB から決まるG/K 上のG-不変計量をga,b で 表すことにする.

定理 11 (G, H, K)から構成されたLie群を(N,h, i)とする. 全てのa, bに対して(G/K, ga,b) がG に関して弱対称ならば, (N,h , i) も弱対称になる. さらに, K =A(N) が成立すれば 逆も成り立つ.

証明. 命題 7 より K ⊂A(N) である. G/K の原点での接空間と N の単位元での接空間は 共にmFmB と同一視できることに注意する. 弱対称であるための必要十分条件は, isotropy 表現によって任意の元を 1倍できることであった (定理1).

G/K が弱対称であるとする. するとmF mB の任意の元はK の元で 1倍でき, K の 元でできるならば A(N) の元でもできる. よって N も弱対称である.

また, K =A(N) が成り立っているなら, isotropy 表現は完全に一致するので, 明らかに

逆が成り立つ. Q.E.D.

等質空間 SU(n + 1)/SU(n) = U(n + 1)/U(n) は弱対称である ([4]). よって例 9 お

よび定理 11 よりcenter の次元が 1 の H-type 群は弱対称であることが示せる. 同様に,

Sp(n+ 1)/U(1)×Sp(n) は弱対称である ([15]) ので, center の次元が 2 の H-type 群も弱対 称である. これらの H-type 群が弱対称であることは既に知られている ([2]) が, 定理 11 を 使って新しい弱対称空間の例を構成することができる.

例 12 等質束 (Spin(8),Spin(7), G2) から構成された Lie 群(N,h , i) は singular な弱対称 空間.

証明. Spin(8)/G2 は任意の Spin(8)-不変計量に関して弱対称である ([15]). よって定理 11 より(N,h , i) も弱対称. singular であることはdimmF = 7 = dimmB から示される ([7]).

Q.E.D.

この例からsingularな 2-step nilpotent群で弱対称 (よってg.o.) となるものが存在する ことが分かった.

次にg.o. であるかどうかについて考える. 上の弱対称性と全く同様の定理が成り立つ.

(8)

定理 13 (G, H, K)から構成されたLie群を(N,h, i)とする. 全てのa, bに対して(G/K, ga,b) がG に関して g.o. ならば, (N,h , i) も g.o. になる. さらに, K =A(N) が成立すれば逆 も成り立つ.

証明. 等質束がg.o. であるための必要十分条件はLie環の言葉で述べることができる ([8]) :

∀vF mF, vB mB,∃X k s.t. [X, vF] = 0 and [X, vB] = [vF, vB].

さらに, 2-step nilpotent Lie 群が g.o. であるための必要十分条件も知られている([8]) :

∀vF z, vB v,∃D∈a(N) s.t. D(vF) = 0 and D(vB) =JvF(vB).

ここで a(N) は N の skew-symmetric derivation の全体, すなわち A(N) の Lie 環を表す.

z=mF, v=mB, JvF(vB) = [vF, vB]等に注意する.

よって, G/K が g.o. であるなら, ka(N) より,N も g.o. である. また K =A(N) な

らば明らかに逆も成り立つ. Q.E.D.

等質束(SO(n+ 8), SO(8)×SO(n),Spin(7)×SO(n))から構成された Lie群 (N,h , i) を 考える. この等質束は定理8の仮定は満たさないが,同様の議論によって (N,h, i)がH-type になることが分かる. Lie 環 n の center の次元は 7 であり, n =n(n,0) である. さらに, こ の場合には K =A(N) が成り立っている ([12]). これらについて, 次の事が知られている.

SO(n+ 8)/Spin(7)×SO(n)は, n= 1 のときは弱対称([4]), g.o. n= 1,2,3 ([14]).

dimz= 7 の H-type群 n =n(n,0) は, 弱対称 n = 1,2 ([2]),

g.o. n= 1,2,3 ([13]).

定理 13 で示した通り, g.o. であるかどうかについてdualityが成立していることが分かる.

弱対称性については, H-type 群について知られていることを元にして等質束を調べることが できる. 定理11と K =A(N) が成り立っていることから, 次の結果を得る.

定理 14 SO(10)/Spin(7)×SO(2) は任意の SO(10)-不変計量に関して弱対称である.

SO(11)/Spin(7)×SO(3) は少なくとも SO(11) に関しては弱対称ではない.

(9)

5 最後に

本稿では, 等質束から 2-step nilpotent Lie 群を構成し, その両者を関連付けて調べた.

等質束について知られていることを使って 2-step nilpotent Lie 群を調べ, また逆に 2-step

nilpotent Lie 群の結果を用いて等質束を調べることができた.

今回研究したのは弱対称あるいは g.o. といった性質であったが, これらの性質に関して は両者は強く関連していることが分かった. isotropy 表現が等しいというのは非常に強い制 約であると思われるので, 他の幾何的性質についても関係があることが期待される.

最後の最後になりましたが, 多くの助言を頂いた上智大学の長野正先生, 金行壮二先生, また貴重なヒントを頂いた大阪大学の森邦彦さんに感謝致します.

References

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