2019 年度 愛知学泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名 基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
1309312
福祉栄養実習
Training of welfare nutrition
増田尚、竹村ひと
み、浅田英嗣 専門 1 選択必須
4年 前期 科目の概要
老人福祉や子どもを対象とした事業への参画で求められる管理栄養士の役割を知り、その知識を養う。さらにこれ まで学修してきた専門知識を統合して、実践する。
学修内容 到達目標
① 老人保健施設における給食業務について理解し、
実践できる。
② 老人保健施設と在宅における栄養ケアマネジメント を理解し、実践できる。
③ 子と親を対象とした食育活動について理解し、実践 できる。
① 入所者に合わせて食事形態を提案できる。
② 栄養ケアプランを作製し、評価できる。
③ 岡崎市の親子料理教室への企画案、実戦案、評価がで きる。
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性
授業は自分が一歩前に踏み出して、積極的に参加するものだと理解している。
働きかけ力
実行力 課題は毎回期限内に確実にやり遂げている。
考え抜 く力
課題発見力 自分の学習上の問題点を解決するうえで、効果的な解決策を発見している。
計画力
創造力 課題を解決するために、今までに身に付けた知識・技術を最大限活用している。
チ ー ム で 働 く 力
発信力 話したいことは「結論・理由・状況」の順番に要点を絞って整理して伝えている。
傾聴力 話している人の顔や目線を見て、うなづきなどで共感することが出来る。
柔軟性 情況把握力
規律性 期日までに課題を提出できる ストレスコントロール力
テキスト及び参考文献
テキスト「エッセンシャル 臨床栄養学」第 8 版 佐藤和人 本間健 小松龍史編 医歯薬出版
「スタンダード人間栄養学 応用栄養学」 五明紀春 渡邊早苗 山田哲夫 吉野陽子編 朝倉書店 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)第一出版
他科目との関連、資格との関連
他科目との関連:管理栄養士専攻のすべての科目
資格との関連:管理栄養士、栄養士、食品衛生監視員、栄養教諭
学修上の助言 受講生とのルール
これまで学修してきた専門知煮ついて、復習して、実践の 活動の場で生かすように訓練する。
プレゼン、レポート内容がコピペである場合は評価しない。
【評価方法】
評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
筆記試験小テスト
レポート 50
① ✔ ・岡崎市げんき館事業での親子料理教室における、実施案・メニュー・媒体の 提案、また当日の授業に参加する学生の特性を活かした人員配置の提案 書。(25 点)
・高齢者の健康長寿の健康長寿のための社会の仕組みを理解し、多職種連 携の重要なスタッフである栄養士・管理栄養士として必要とされる栄養ケアマ ネジメントの手順と役割、課題をまとめることができる。(25 点)
② ✔
③ ✔
成果発表
(口頭・実技) 40
①
✔
・岡崎市げんき館事業委の親子料理教室における実施案・メニュー・媒体の 提案(20 点)・高齢者へのチーム医療・介護において必要とされる管理栄養士の役割、知 識、技術について実習、演習、講義を通して、自分なりに感じたこと、課題目 標とすることなどをまとめることができる。(20 点)
②
✔
③
✔
作品
社会人基礎力
(学修態度) 10
①
✔
体性:授業に積極的に取り組んでいる。実行力:期限内に課題をやり遂げている。
課題発見力:学修上の問題を見つけ、解決策を発見している。
創造力:今日までに身に着けた知識・技術を活用している。
発信力:自分の考えの要点を整理して発信している。
傾聴力:話している人の顔を見ながら聞いている。
規律性:課題等が期日までに提出されなければ、評価点は 0 点とする。
②
✔
③
✔
総合評価
割合 100
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準 発表内容やレポート内容にオリジナルの考察が加えられて
いる。
S(秀)は、A の基準に加えて、学修内容を十分に理解し、要 点や課題を的確にまとめることができる。その評価が90%
以上
A(優)は、上記課題の評価が 80%以上
発表内容がホームページで調べてきただけの内容で ある。
上記課題の評価が 70%以上
週 学修内容 授業の 実施方法
到達レベル C(可)の基
準 予習・復習 時間
(分)
能力名
1週 /
栄養ケアマネジメント、訪 問栄養食事指導の実践を 学修する。①
演習(浅田)
高 齢 者 の 栄 養 管 理 に 必要な栄養ケアが計画 できる。
(予習)栄養ケアマネジメント の実例を調べる。
(復習)実戦でかつ硫黄する ためにこれまで学修したこと を復習する。
180
主体性 実行力 課題発見
力
2週 /
栄養ケアマネジメント、訪 問栄養食事指導の実践を 学修する。②
演習(浅田)
高 齢 者 の 健 康 管 理 に 必要な栄養ケアが計画 できる。
(予習)訪問栄養食事指導 の実例を調べる。
(復習)実戦で学習したこと をまとめる。
180
主体性 実行力 課題発見
力
3週 /
口腔ケアの実践を学修す る①
実 習 ・ 演 習 ( 浅 田)
口腔ケアの必要性と手 順が理解できる。
(予習)口腔ケアの必要性を 調べる
(復習)実戦で活用するため にこれまで学修したことをま とめる。
180
主体性 実行力 課題発見
力
4週 /
口腔ケアの実践を学修す る②
実 習 ・ 演 習 ( 浅 田)
口腔ケアの必要性と手 順が理解できる。
(予習)虚空ケアの手順を調 べる。
(復習)実践で学習したこと をまとめる。
180
主体性 実行力 課題発見
力
5週 /
摂食・嚥下リハビリの実践 を学修する①
実 習 ・ 演 習 ( 浅 田)
摂食嚥下リハビリテーシ ョンの必要性と手順が 理解できる。
(予習)摂食・嚥下の仕組み について調べる。
(復習)実践で学習したこと をまとめる。
180
主体性 実行力 課題発見
力
6週 /
摂食・嚥下リハビリの実践 を学修する②
実 習 ・ 演 習 ( 浅 田)
摂食嚥下リハビリテーシ ョンの必要性と手順が 発表できる。
(予習)発表のための準備を 行う。
(復習)実践で学習したこと をまとめる。
180
主体性 実行力 課題発見
力
7週 /
管理栄養士に必要な高齢 者介護の知識と技術を学 修する。①
個 人 発 表 ( 浅 田)
高齢者の介護について の研究成果を発表でき る。
(予習)発表のための準備を する。
(復習)実践で学習したこと をまとめる。
180
主体性 課題発見
力 発信力 傾聴力
8週 /
管理栄養士に必要な高齢 者介護の知識と技術を学 修する。②
個 人 発 表 ( 浅 田)
高齢者介護についての 研 究 成 果 を 発 表 で き る。
(予習)発表のために準備を する。
(復習)実践で学習したこと をまとめる。
180
主体性 課題発見
力 発信力 傾聴力 能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性
ストレスコントロール力
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力名
9週 /
岡崎げんき館での事業参画① 目的及び事業内容を決定す る。
講 義 、 グ ル ー プ 討 議 ・ 調 査 ( 竹 村 ・ 増 田)
教員やグループリーダーの 指示があれば実行に移せ る。
(予習)岡崎市の市民 の栄養問題について 調査(小学生・その親 世代)
(復習)履修者全員の 意見を集約する
180
課 題 発 見力 創造力
10 週 /
岡崎げんき館での事業参画② メニュー及び媒体作成を作成 する。
ディスカッション、グ ループ調査、試作、
媒 体 作成( 竹村 ・増 田)
教員やグループリーダーの 指示があれば実行に移せ る。
(予習)メニュー・媒体 の決定
(復習)メニュー・媒体 の再考、修正、提案
180
主 体 性 傾 聴 力 創造力
11週 /
岡崎げんき館での事業参画③ メニュー及び媒体作成を作成 する。
ディスカッション、グ ループ調査、試作、
媒 体 作成( 竹村 ・増 田)
教員やグループリーダーの 指示があれば実行に移せ る。
(予習)メニュー・媒体 の決定
(復習)メニュー・媒体 の再考、修正、提案
180
主 体 性 傾 聴 力 創造力
12 週 /
岡崎げんき館での事業参画④ メニュー及び媒体作成を作成 する。
ディスカッション、グ ループ調査、試作、
媒 体 作成( 竹村 ・増 田)
教員やグループリーダーの 指示があれば実行に移せ る。
(復習)メニュー・媒体 の再考
(復習)メニュー・媒体 の再考、修正、提案
180
主 体 性 傾 聴 力 創造力
13 週 /
岡崎げんき館での事業参画⑤ メニュー及び媒体発表内容の 最終確認をする。
ディスカッション、グ ループ調査、試作、
媒 体 作成( 竹村 ・増 田)
教員やグループリーダーの 指示があれば実行に移せ る。
(予習)メニュー・媒体 の決定
(復習)メニュー・媒体 の再考、修正、提案
180
主 体 性 傾 聴 力 創造力
14 週 /
岡崎げんき館での事業参画⑥ 親子料理教室を実施する。
企画の実行(竹村・
増田)
教員やグループリーダーの 指示があれば実行に移せ る。
(予習)当日の親子ク ッキングの料理の作り 方、進行タイミング、
媒体発表について最 終確認をする。
( 復 習 ) ア ン ケ ー ト の 集計を行う。
180
主 体 性 実 行 力 課 題 発 見力 規律性
15 週 /
岡崎げんき館での事業参画⑦ 課題を抽出し、振り返り作業を 実施する。
個 人 発表( 竹村 ・増 田)
課題については抽出できる が、改善案までは提案でき ない。
(予習)前回行った事 業について、振り返り 作 業 を し 、 課 題 点 を 抽出する。
(復習)レポートにまと める。
180
課 題 発 見力 傾聴力