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H16 1 - 外国 外 国 語 1 学習指導と評価の工夫・改善

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外 国 語

1 学 習 指 導 と 評 価 の 工 夫 ・ 改 善

学 力 に つ い て は 、 知 識 の 量 で の み と ら え る の で は な く 、 学 習 指 導 要 領 に 示 す 基 礎 的 、 基 本 的 な 内 容 を 確 実 に 身 に つ け る こ と は も と よ り 、 そ れ に と ど ま る こ と な く 、 自 ら 課 題 を 見 付 け、自 ら 学 び、主 体 的 に 判 断 し、行 動 し、よ り よ く 問 題 を 解 決 す る 資 質 や 能 力 な ど の「確 か な 学 力 」 が は ぐ く ま れ て い る か ど う か に よ っ て と ら え る 必 要 が あ る 。

し た が っ て 、 学 習 指 導 要 領 に 示 す 目 標 に 照 ら し て そ の 実 現 状 況 を 見 る 評 価 ( 絶 対 評 価 ) を 一 層 重 視 し 、 観 点 別 学 習 状 況 の 評 価 を 基 本 と し て 、 生 徒 の 学 習 の 到 達 度 を 適 切 に 評 価 し て い く こ と が 重 要 と な る 。

各 学 校 に お い て は 、 科 目 の 目 標 、 内 容 及 び 指 導 計 画 に 基 づ い て 、 単 元 の 中 で の 具 体 的 な 評 価 規 準 を 設 定 す る と と も に 、 そ れ を ど の よ う な 評 価 方 法 に よ り 評 価 す る の か を 具 体 的 に 示 す な ど 、 単 元 ご と に 評 価 計 画 を 作 成 す る こ と が 大 切 で あ る 。

2 評 価 方 法 の 改 善 ・ 充 実

( ) 評 価 計 画 の 作 成

1

ア 作 成 上 の 留 意 点

○ 各 学 校 に お い て は 、 各 教 科 の 目 標 、 各 科 目 の 目 標 及 び 内 容 と 自 校 に お け る 科 目 の 目 標 、 内 容 及 び 指 導 計 画 な ど に 基 づ い て 単 元 ( 題 材 ) ご と に 観 点 別 の 評 価 規 準 を 設 定 す る 。

○ 評 価 規 準 は 、 無 理 な く 評 価 で き 、 後 の 指 導 に 生 か す こ と が で き る よ う な も の と す る 。

○ 評 価 の 信 頼 性 を 高 め る た め に 複 数 回 の 評 価 の 機 会 を 設 定 す る 。

○ 評 価 を 行 う 場 面 と し て は 、 学 習 後 の み な ら ず 、 学 習 の 前 や 学 習 の 過 程 な ど も 考 慮 す る 。

、 、 、 、

○ 評 価 を 行 う 時 期 と し て は 学 期 末 や 学 年 末 だ け で は な く 目 的 に 応 じ 単 元 ご と 時 間 ご と に 行 う 。

○ 具 体 的 な 評 価 の 方 法 と し て は 、 ペ ー パ ー テ ス ト の ほ か 、 観 察 、 面 接 、 ワ ー ク シ ー ト 、 発 表 な ど を 用 い 、 そ の 選 択 や 組 合 せ を 工 夫 し て 行 う 。

(2)

イ 評価計画表の例

科目名 英語Ⅰ 単元名 Lesson 1 The Internet Society 科 目 名 英語Ⅰ

単 元 名 The Internet Society

(1) インターネットの利便性と活用上の留意点などについての記述を正しく読み取る。

(2) インターネットについてのニュースなどを聞いて、内容を理解する。

単元の目標 (3) ペアワークにおいて、自分のインターネット活用状況などを積極的に話す。

(4) インターネットの活用について自分の意見を英語で発表したり、英語でメールを作成する。

(5) 語彙を増やすとともにS+V、S+V+C、S+V+O、S+V+O+O、S+V+O+Cの文の仕組み を理解する。

評価の観点 関心・意欲・態度 表現の能力 理解の能力 知識・理解

内容のまとま 「話すこと 「発表するこ 日常的な話題について、得 日常的な話題についての英語 言語や言語の運用につい り 学習活動 と」の言語活動に積極的 た情報や自分の考えを英語 を読んで、情報や考えなど相 ての基本的な知識を身に ごとの評価規 に取り組んでいる。 で書くことができる。 手の伝えようとすることを正 付けている。

話すこと (書くこと) 確に理解することができる。

(読むこと)

日常的な話題について、場

面や目的に応じて話すこと 日常的な話題についての英語 ができる。 を聞いて、情報や考えなど相 話すこと 手の伝えようとすることを正

確に理解することができる。

(聞くこと)

単元における (言語活動への取組) (正確な筆記) (正確な読み取り) (言語についての知識)

具体の評価規 ①ペアワークや発表にお ①e-mailなどで伝えたい情 ①本文内容をパラグラフごと ①主語、目的語など文の いて英語で積極的に話 報を正確に書くことがで に読みとり、ワークシート 要素の働きや文中にお している。 きる 書くこと に記入することができる。 ける位置を理解してい

(話すこと) 読むこと る。

(適切な発話)

②パソコンで普段自分が行 (適切な聞き取り) ②本文中で使われている っていることを適切に話 ②ニュースを聞いて、TFク 語句の意味を理解して したり、意見発表するこ イズに適切に答えることが いる。

とができる。 できる 聞くこと

話すこと

〔単元の目標及び評価の観点と評価の場面との関係〕

「本課の主たる目標」を、それぞれ評価できる観点と評価規準に当てはめる。

単元の目標(1) 「インターネットの~について記述を読み取る (読むこと)では「理解の能力」の観点で評価する。

「評価方法等」の欄のⅤⅤⅤⅤ参照

単元の目標(2) 同様に「~を聞いて、内容を理解する (聞くこと)では「理解の能力」の観点で評価する。

「評価方法等」の欄のⅣⅣⅣⅣ参照

単元の目標(3) 同様に「~などを積極的に話す (話すこと)では「関心・意欲・態度」の観点で評価する。

「評価方法等」の欄のⅠⅠⅠⅠ参照

単元の目標(4) 同様に「自分の意見を英語で発表する (話すこと)では 「関心・意欲・態度」及び「表現の能力」の観点 で評価する。

「評価方法等」の欄のⅠⅠⅠⅠ及び 参照ⅡⅡⅡⅡ

また 「メール作成において必要な情報を入れて書く (書くこと)では「表現の能力」の観点で評価する。

「評価方法等」の欄のⅢⅢⅢⅢ参照

単元の目標(5) 同様に「語彙を増やすとともに、~の文の仕組みを理解する」ことは「知識・理解」の観点で評価する。

「評価方法等」の欄のⅥⅥⅥⅥ参照

観点 関心・意欲・態度 表現の能力 理解の能力 知識・理解 内容

ⅣⅣ

聞く

ⅤⅤ

読む

Ⅰ~Ⅵについ

ⅥⅥ

ⅥⅥ

話す ⅠⅠⅠⅠ ⅡⅡⅡⅡ ては、評価の場

面を表す。

ⅢⅢⅢ

書く

パラグラ ねらい・学習活動の例 具体の評価規 評 価 方 法

フ番号等 準との関連

○本課で身に付ける技能や理解する内容を知る。

ⅠⅠ

導入 ○インターネットに関するキーワードの確認などを 関心・意欲・ 方法:活動の観察

通じて本文内容の読みとりについて期待を高める 態度の① 手順:ペアワークにおいて英語で話しているか

・warm-up として、コンピュータに関する対話を どうかを観察する。

ペアワークで行う。 判断:英語で話していれば○と評価する

・自分がパソコンで行っていることを発表する。

参考資料 参考資料参考資料 参考資料111参照1参照参照参照

・コンピュータについて教師(ALT)からの英 語の質問に答える。

○第1パラグラフの内容を理解する。

・次のリーディングポイントに従ってワークシー 理解の能力の 方法:ワークシートチェック1

トに記入する。 手順:リーディングポイントが記載されたワー

(ア) いつからインターネットが一般的になった クシートを配付し、答えを記入させる。

判断:(ア)(イ)あわせて4点あるうち、3つ以上

(イ) インターネットを使って具体的にどんなこ 読みとれていれば○と評価する。

とができるか 3点書く。

○本文を音読する。

(3)

パラグラ ねらい・学習活動の例 具体の評価規 評 価 方 法

フ番号等 準との関連

○第2パラグラフの内容を理解する。

・次のリーディングポイントに従ってワークシー 理解の能力の 方法:ワークシートチェック2

トに記入する。 手順:リーディングポイントが記載されたワー

(ア) インターネット上のホームページを見るの クシートを配付し、答えを記入させる。

は誰か(どのような人たちか) 判断:(ア)(イ)(ウ)あわせて3点あるうち、2つ (イ) インターネットはなぜ緊急時に役立つのか 以上読みとれていれば○と評価する。

(ウ) 医者はインターネットをどのように活用す るのか

○本文を音読する。

○本文前半のまとめを行う。 知識・理解の 方法:単語の小テスト

手順:小テストを配付して行う。

判断:単語及び語句20題で20点満点中、

14点以上で○、18点以上で◎と評価 する。

○第3パラグラフの内容を理解する。

ⅤⅤ

ⅤⅤ ・次のリーディングポイントに従ってワークシー 理解の能力の 方法:ワークシートチェック3

トに記入する。 手順:リーディングポイントが記載されたワー

(ア) インターネットを通じてどんな人と友人に クシートを配付し、答えを記入させる。

なることができるか 判断:(ア)(イ)の2とも読みとれていれば○と評 (イ) インターネットは何をもたらすか 価する。

ⅣⅣ

○インターネットについてのニュース放送を聞いて 理解の能力の 方法:TFクイズ

概要を把握し、TFクイズを行う。 手順:ニュースを聞く。必要に応じてメモを取 る。解答用紙に記載されている英文が正 しければT、間違いならFを記入する。

解答用紙を回収する。

判断:5題中3題以上の正解で○と評価する。

○本文を音読する。

○第4パラグラフの内容を理解する。

・次のリーディングポイントに従ってワークシー 理解の能力の 方法:ワークシートチェック4

トに記入する。 手順:リーディングポイントが記載されたワー

(ア) インターネットの中で自分を見失う人がで クシートを配付し、答えを記入させる。

るのはなぜか 判断:(ア)(イ)(ウ)あわせて3点あるうち、2つ (イ) どのようなコミュニケーションが重要であ 以上読みとれていれば○と評価する。

るか

(ウ) 多くの人はインターネットの将来はどのよ うなものと考えているか

○本文を音読する。

○インターネットの功罪について自分の考えをまと め、英文にする。

ⅢⅢ

ⅢⅢ

・本文で述べていることの要点を英語で箇条書き 表現の能力の 方法:ワークシートチェック5

にする。 手順:自分の考えを書いたワークシートを回収

・その一つ一つに対して、 する。

I agree.かI disagree.のどちらかで書き始め、 判断:3つの「作者の意見」に対する自分の意

自分の意見を英語で書く。 見が2つ以上「伝わる英語」で書かれて

いれば○と評価する

Ⅰ Ⅱ

ⅠⅠ ⅡⅡ

Ⅰ Ⅱ

○インターネットの功罪について、自分の意見を発 表現の能力の 方法:活動の観察 及び

表する。生徒全員が発表する。 手順:発表の場面において、自分の考えを正確 関心・意欲・ に述べているかを観察する。

態度の① 評価:内容が正確であれば表現の能力を○と評 価する。

自分で作成したメモを見ないで話してい れば関心・意欲・態度を◎と評価する。

参考資料 参考資料参考資料 参考資料222参照2参照参照参照

ⅢⅢ

ⅢⅢ

○自分の意見を母国に帰国したALTにe-mailを送 表現の能力の 方法:ワークシートチェック6

るという設定で手紙文にまとめる。 手順:e-mailを記載したワークシートを回収す る。

評価:記述がおおむね正確であれば○と評価す

※可能であれば る。

○高校生にとってインターネットの使用制限は必要

か 必要がないかについて賛成と反対に分かれて 討論会を行う。

○文の要素について教科書の例文等を用いて理解す 文 法 事 項 る。

ⅤⅤ

ⅤⅤ のまとめ ・英文中の主語を見つける。 知識・理解の 方法:ワークシートチェック7

・英文中の動詞を見つける。 手順:教科書の例文にS、V、O、Cなどと文

・英文中の主語を説明する補語を見つける。 の要素の記号を付けさせる。

・英文中の目的語を見つける。 4~5人のグループを作り、自分の考え

・主語+動詞+間接目的語+直接目的語の文型を を述べ合う中で解答を行う。

を理解する。 評価:解答後、同一の例文で小テストを行い、

・主語+動詞+目的語+補語の文型を理解する。 8割以上の正解で○と評価する。

(4)

( ) 観 点 別 評 価 の 進 め 方

2

ア 考 え 方

こ こ で は 、 イ ン タ ー ネ ッ ト の 活 用 が 身 近 な 生 活 に 及 ぼ す 影 響 や 、 イ ン タ ー ネ ッ ト を コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 手 段 と し て 活 用 す る こ と の 意 義 な ど に 関 す る 英 文 の 読 み と り を 通 じ て 、 イ ン タ ー ネ ッ ト に 関 す る 自 分 の 意 見 を 英 語 で 発 表 で き る 力 を 育 成 す る こ と や 英 文 の 要 素 と な る 、 主 語 、 動 詞 、 目 的 語 、 補 語 な ど の 文 の 仕 組 み を 理 解 す る こ と な ど を 目 標 と し て い る が 、 観 点 別 評 価 を 進 め る に 当 た っ て は 、 ま ず そ の 目 標 達 成 に 向 け て

「 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 「 表 現 の 能 力 「 理 解 の 能 力 「 知 識 ・ 理 解 」 の 4 観 点 ご と に 学」 」 」 習 活 動 の 具 体 の 評 価 規 準 を 設 定 す る 必 要 が あ る 。

具 体 の 評 価 規 準 は 「 お お む ね 満 足 で き る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( B ) を 示 す も の と し て 設 定 し て お り 、 こ の 状 況 を 実 現 す れ ば ( B ) と な り 、 そ う な ら な け れ ば 「 努 力 を 要 す る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( C ) と な る 。

ま た 、 具 体 の 評 価 規 準 に 照 ら し て 「 十 分 に 満 足 で き る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( A ) の 例 及 び 「 努 力 を 要 す る と 判 断 さ れ る 」 状 況 ( C ) の 生 徒 へ の 指 導 の 手 だ て に つ い て は 以 下 の よ う に 設 定 す る こ と が で き る 。

(ア) 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 に つ い て

努力を要すると判断される状況( )と評価される生徒への指導の手だて

十分満足できると判断される状況( )

A C

ペ ア ワ ー ク や 発 表 に お い て 、 英 語 話 し や す い 雰 囲 気 を 作 っ た り 、 定 型 で 常 に 積 極 的 に 話 し て い る こ と が 認 表 現 を 説 明 し た り 、 話 し 方 の ヒ ン ト を め ら れ る 場 合 (話 す こ と)与 え る な ど 、 個 別 指 導 を 行 う 。

(イ) 表 現 の 能 力 に つ い て

努力を要すると判断される状況( )と評価される生徒への指導の手だて

十分満足できると判断される状況( )

A C

身 近 な こ と に つ い て 、

e-mail

な ど で 英 文 の 作 成 方 法 等 に つ い て 、 補 足 説 伝 え た い 情 報 を 常 に 正 確 に 書 く こ と 明 す る な ど 、 必 要 な 個 別 指 導 を 行 う 。 が で き る と 認 め ら れ る 場 合

( 書 く こ と )

イ ン タ ー ネ ッ ト の 功 罪 に つ い て 、 英 語 で 発 表 す る 英 文 に つ い て 、 補 足

、 。

常 に 場 面 や 目 的 に 応 じ て 話 す こ と が 説 明 す る な ど 必 要 な 個 別 指 導 を 行 う で き る と 認 め ら れ る 場 合

( 話 す こ と )

(5)

(ウ) 理 解 の 能 力 に つ い て

努力を要すると判断される状況( )と評価される生徒への指導の手だて

十分満足できると判断される状況( )

A C

イ ン タ ー ネ ッ ト の 活 用 に 関 す る 英 必 要 な 語 彙 や 文 法 事 項 等 に つ い て 、 語 を 読 ん で 、 常 に 書 き 手 の 伝 え よ う 補 足 説 明 す る な ど 、 必 要 な 個 別 指 導 を と す る こ と を 正 確 に 理 解 す る こ と が 行 う 。

で き る と 認 め ら れ る 場 合

( 読 む こ と )

イ ン タ ー ネ ッ ト の 活 用 に 関 す る ニ 聞 き 取 り の ポ イ ン ト な ど に つ い て 、 ュ ー ス な ど の 英 語 を 聞 い て 、 常 に 情 補 足 説 明 す る な ど 、 必 要 な 個 別 指 導 を 報 や 考 え な ど 相 手 の 伝 え よ う と す る 行 う 。

こ と を 正 確 に 聞 き 取 る こ と が で き る と 認 め ら れ る 場 合 ( 聞 く こ と )

(エ) 知 識 ・ 理 解 に つ い て

努力を要すると判断される状況( )と評価される生徒への指導の手だて

十分満足できると判断される状況( )

A C

主 語 や 目 的 語 な ど 文 の 要 素 の 働 き 更 に 説 明 を 補 足 す る な ど 、 必 要 な 個 や 文 中 に お け る 位 置 の 理 解 が 確 実 に 別 指 導 を 行 う 。

定 着 し て い る と 認 め ら れ る 場 合

イ 評 価 方 法 の 具 体 例

観 点 別 学 習 状 況 の 評 価 結 果 や 特 記 事 項 な ど の 補 助 簿 へ の 蓄 積 例

Internet Age 第1課

評価方法 ペア ワーク ワーク 単語の ワーク TF ワーク 意見発 ワーク ワーク ワーク 生徒氏名 ワーク シート シート テスト シート クイズ シート 表 シート シート シート

4/15 4/16 4/19 4/19 4/22 4/22 4/26 4/30 4/30 5/6 5/7

実 施 日

参考資料1

関心・意欲

参考資料2

・態度

表現の能力

▽▽▽▽

理解の能力

知識・理解

関心・意欲

・態度

□□□□ 表現の能力

理解の能力

知識・理解

(注)○は「おおむね満足できると判断される」状況、◎は「十分満足できると判断される」状況を表す。

(6)

( ) 観 点 別 評 価 の 総 括

3

ア 本 単 元 に お け る 「 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 」 の 総 括 の 例 補 助 簿 等 に 蓄 積 さ れ た 評 価 を も と に 、 例 を 次 に 示 す 。

イ 考 え 方

(ア) 単 元 ・ 学 期 末 等 の 総 括 の 仕 方

、 、 、 、

ま ず 最 初 に 評 価 の 観 点 ご と に 設 定 さ れ た 具 体 の 評 価 規 準 に 照 ら し て A B C の 評 価 を 行 う 。 本 事 例 の 「 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 」 の よ う に 一 つ の 観 点 に 対 し て 一 つ の 具 体 の 評 価 規 準 を 設 定 し て 評 価 す る 場 合 は 、 そ の 結 果 が 評 価 の 観 点 の 総 括 と な る 。

ま た 「 表 現 の 能 力 」 の よ う に 一 つ の 観 点 に 二 つ 以 上 の 具 体 の 評 価 規 準 を 設 定、 し て 評 価 す る 場 合 は 「 A A B 」 な ら 「 A 」 と い う よ う に 数 の 多 い 方 で 総 括 す る 。

な お 「 A B 」 や 「 B C 」 の よ う な 場 合 に つ い て は 、 良 い 方 の 評 価 を 取 り 、 そ、 れ ぞ れ 「 A 「 B 」 と す る な ど 、 各 学 校 が 生 徒 の 実 態 に 応 じ て 事 前 に 決 定 し た 考」 え 方 に よ り 総 括 す る 。

ま た 、 具 体 の 評 価 規 準 に 照 ら し て 評 価 結 果 を 総 括 す る に 当 た っ て は 、 そ の 課 の 目 標 や 評 価 し た 内 容 な ど に 応 じ て 適 宜 重 み 付 け を し て 総 括 す る こ と も で き る 。 (イ) 評 定 へ の 総 括 の 留 意 点

生 徒 の 学 習 状 況 を 観 点 別 に 分 析 的 に 評 価 し 、 そ の 結 果 を 評 定 に 総 括 す る 方 法 と し て 、 学 年 末 に 総 括 し た 観 点 別 学 習 状 況 の 評 価 結 果 を 総 括 し 、 評 定 す る 場 合 の ほ か 、 学 期 末 に お け る 観 点 別 学 習 状 況 の 評 価 結 果 か ら 各 学 期 末 の 評 価 を 行 い 、 そ の 結 果 を 総 括 し 、 評 定 と す る 場 合 な ど が が 考 え ら れ る 。 各 学 校 に お い て は 、 自 校 に お け る 指 導 の 重 点 や 評 価 方 法 等 を 踏 ま え 、 評 定 へ の 総 括 に 関 し て 、 考 え 方 や 手 順 等 に つ い て 共 通 理 解 を 図 る こ と が 大 切 で あ る 。

( ) 具体の評価規準: ペアワークや発表の場面において英語で積極的に話している 」1 「 。 ( ) 評価方法: ペアワーク及び発表の観察」2 「

( ) 評価の手順3 ①第1時間目に観察する。②第8時間目に観察する。

( ) 評価の決定4

第1時間目においては、ペアになって英語で話しているかどうかを観察し、話していれば「○ 、」 話していなければ「・」とする。

第8時間目においては、メモを見ないで明瞭に意見を述べていれば「◎」と評価し、時折メモに目 をやるが、見ないように努めて発表した場合は「○」とする。このとき。◎を○2つと換算する。

【留意点】

・本課では異なる視点で2回評価し、○が最大3つ与えられる評価を行う。

・次のような場合分けをした時、それぞれの「安定性」により、A、B、Cと評価する。

・ここでは、○が3つと評価される場合「安定的に」発話していると認められるので 「十、 分満足できると判断される」状況(A)と評価する。

・○が2つの場合はおおむね満足できると判断される」状況(B 、2つに満たない場合は、)

「努力を要すると判断される」状況(C)と評価する。

・評価の回数を増やすことで、一層正確な評価を行うことができる。

例 評価場面(機会)が2回で、○が最大3つ与えられる場合のモデル(○の数と評価の関係)

○の数 ○が3つ ○が2つ ○が一つ ○なし

総括された評価 A B C C

(7)

参 考 資 料 参 考 資 料 参 考 資 料 参 考 資 料 1111

ペ ア ワ ー ク の 際 の 指 導 計 画 と 評 価 シ ー ト の 例

( 評 価 計 画 表 に お け る 「 パ ラ グ ラ フ 番 号 等 」 の 「 導 入 」 のⅠⅠⅠⅠ参 照 ) 指導計画

段 階 ○ねらい □主な学習活動 ■発展学習 生徒の活動 導 入 ○インターネットに関するキーワードなどの確認を通じ

て、本文内容の読みとり等について意欲を持たせる。

○観察により生徒の「関心・意欲・態度」を評価する。

□ テープリスニング(ALTとJTEによるモデル) ・聞く。

・話されている内容を理解する。

a : When did you learn about a computer?

b : Two years ago.

a : What would you like to do with a computer?

b : I'd like to play computer games.

□ 関連する語句のチェック ・語句の意味を理解する。

・発音できるようにする。

compose computer music, draw computer graphics,

make my own address book, communicate with other people around the world by e-mail, read homepages

□ a とb の会話をペアワークで行う。 の部分 ・関連する語句を活用する。

を変えて行う。 ・ノート等を見ないで相手を見て英語

で話す。

・独自の語句を使って返答する。

■ a,b,a,bに続いてaはbの返答を受け、より具体的な質 ・できる限り取り組む。

問をする。 はそれに答える。b 例

a : What kind of games do you like to play?

b : I like Role Playing Games.

座席表を用いた「関心・意欲・態度」評価シートの例

・ ・ ○ 欠 4月17日(木)

9 10 19 20 29 30 39 40

3校時

○ ○ ○ ○ 1年3組

(20名対象)

7 8 17 18 27 28 37 38

欠席者

・ ○ ○ ・ No.20

5 6 15 16 25 26 35 36 ○○○○

Lesson 1

○ ○ ・ ○

3 4 13 14 23 24 33 34

特記事項

○ ・ ○ ○

1 2 11 12 21 22 31 32

教 壇

留意事項

・生徒の着席状況を確認する。

・ペアを指示する (生徒に自由に組ませることも可能)。

・ペアになっている組み合わせを楕円で囲う。

・机間指導を行い、活動の様子を複数回観察し、英語でペアワークを行っていれば○と評価する。

(8)

参 考 資 料 参 考 資 料 参 考 資 料 参 考 資 料 2222

イ ン タ ー ネ ッ ト の 功 罪 に つ い て 意 見 発 表 の 際 の 指 導 計 画 と 評 価 シ ー ト

( 評 価 計 画 表 の 「 パ ラ グ ラ フ 番 号 等 「 4 」 の」 ⅠⅠⅠⅠ及 びⅡⅡⅡⅡ参 照 ) 指導計画

段 階 ○ねらい □主な学習活動 ■発展学習 生徒の活動

○インターネットの功罪等について生徒の考えを発表させる

○観察により生徒の「表現の能力 「関心・意欲・態度」を ・日本語で考える。

第3パ ラグ

評価する。 ・和英辞典などを用いて英文を作成

ラフか ら第

( )~( )の は教師が示す。 する。

4パラ グラ 1 3 Key Sentence

→は生徒の考えた英文の例 フ4

1 In the world of the Internet, everyone is equal.

□( )

I agree. I am friends with famous writers, artists, scholars

and scientists.

I disagree. People who don't have computers can not

make use of the Internet.

2 The Internet can bring about big change in your view of

□( ) the world.

I agree. People around the world can exchange their

ideas freely on the Internet.

I disagree. Information from the Internet is sometimes

false, so I would rather trust newspapers and authorized books.

3 The Internet is nothing more than a tool for communicating

□( )

and getting information.

I agree. The Internet can seem pointless when not used

with a specific aim.

I disagree. I think the Internet can be a world in itself,

・ ~ で始めて意見

more than just a tool. It depends on how we use it This textbook says .

を言う。~の部分は左の( )~( )

. 1 3

■( )意見の対象となる英文を本文中から探し出し、それにつ4 などのうちの一つである。

いて意見を述べる。

、 。

○( )~( )などから一つ取り上げて 英語で意見発表を行う1 3 ひとり30秒以内を想定する。

発表における「表現の能力」及び「関心・意欲・態度」評価シートの例 4月30日(金) 2校時 1年3組

表 現 意欲等 特記事項 表 現 意欲等 特記事項

出席番号 出席番号

1 ○ ◎ 発想がよい 21 ・ ○

2 ・ ○ 22 ○ ◎

3 ・ ・ 準備不足 23 欠席

4 ○ ○ 24 ○ ○

5 ○ ◎ 25 ・ ○

6 ○ ○ 26 ・ ・ 個別指導必要

7 ・ ○ 27 ○ ○

留意事項

・意欲等は「関心・意欲・態度」の評価である。◎については総括の際には○2つと換算する。

・それぞれの発表について、必ず口頭で"Very good.","Good job."などの言葉を添える。

・ALTの協力が得られる場合には、ALTにも評価シートを渡し、評価をしてもらい、参考とする。

Referensi

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坂 本 さかもと 憲 明 のりあき 理数教育 学域 ○学部研究生、大学院研究生 ・初等理科教育(授業研究) ・中等理科教育(授業研究) ・理科の教育課程に関する研究 ・日本語や英語の能力を有す ること。 ・毎週5日以上の来学による 研究活動を行うこと。 ・小中学校理科授業参観や研 究会にも積極的に参加す ること。

- 103 - 本時学習過程 段階 学習活動と予想される子供の反応 教師の具体的な支援 導 入 展 開 終 末 1 「主語と述語」のそれぞれの意味を学習ノートで確認し, この2つの言葉をどのように使うとよいのかを明らかにす る本時学習のめあてについて話し合う。 2 イラストの登場人物と行動を示すプログラムを操作し,

L R SI SP W 月 課 配当 時間 教材名 パート 主な領域* (◎は評価の重点 を置くもの) 単元の目標【主な領域別の目標】 ※主な言語材料 ●主な言語の使用場面と言語の働き ◆小学校英語との関連 ★他教科・学校行事との連携例 重点的に評価の対象とする領域と評価規準 (グレーの箇所は選択的に採用する評価規準) 領域 知識・技能

・語彙:動詞の過去形 / 学校行事 / 形容詞 ・Thank You Cardで使う表現 1 〇 聞く <知識> さまざまな学校行事の語句や、思い出の学 校行事を尋ねたり答えたりする表現(What's your best memory?、My best memory is ....)、経験したことや感 想を表す表現(I [enjoyed / ate / saw

教育出版 音楽Ⅱ改訂版 Tutti (音Ⅱ 307) 年間指導計画・評価規準例 1 教科の目標(講座のねらい) ・音楽の諸活動を通して,生徒が感性を働かせて個性豊かに表現したり主体的に味わって鑑賞したりする能 力を伸ばし,生涯にわたり音楽を愛好する心情を育てる。 ・音楽が醸し出すよさや美しさなどを感じ取り,そこに質的な価値を見いだせる感性を高める。

平成 28 年度版『伝え合う言葉 中学国語』指導案(新学習指導要領参考資料) 1 1年『オツベルと象』 ――生徒の疑問を切り口に本文の叙述をもとに読み取り,考えたことを伝え合う―― ○単元・教材の目標とポイント 【単元・教材の目標】 ・登場人物の心情や行動,情景等の描写に使われている語句について理解している。 〔知識及び技能〕1ウ

ポイント解説―中教審「学習指導要領の改善」答申(高階玲治編) 教育開発研究所 2008 年 3 月 pp.71-74 (本稿の最終原稿は、上記を参照) 小学校の外国語(英語)活動をどう進めるか 上智大学外国語学部教授 吉田研作 はじめに 2006 年 3月に中央教育審議会外国語専門部会は、日本の小学校における英語活動の導