- 1 -
『 新 編 古 典 B 言 葉 の 世 界 へ
』
( 17 教 出
古 B 309
) 年 間 学 習 指 導 計 画 案
( 標 準 2 単 位 × 二 か 年 年 間 70 時 間 × 二 か 年
= 古 文 35
+ 35 時 間
+ 漢 文 35
+ 35 時 間
)
凡 例
○= 単元 の目 標
◇読
=読 む能 力、
◇知
=知 識・ 理解
■ 古 文編
第Ⅰ 部■ 四
日 々の 記 憶 日記
( 5時 間)
○『 土 佐日 記
』と
『更 級 日記
』 を 読 み、 当 時の 旅に つ いて 考 え る とと も に、 登場 人 物の 心 情 や 当時 の 生活 の様 子 を想 像 す る こと で
、古 典の 世 界に 親 し む態 度を 養う
。
三 人 を思 う 時 物語
( 7時 間)
○
『 竹 取 物 語
』
『 伊 勢 物 語
』
『 大 和 物 語
』 を 読 み
、 話 の 展 開 を 正 確 に 読 み 取 る と と も に
、 物 語 の 中 に 登 場 す る 和 歌 に 託 さ れ た 心 情 を 考 え る こ と で
、 物 語 作 品 を 鑑 賞 す る力 と態 度を 養う
。
二 感 性の は ばた き 随筆
( 7時 間)
○『 徒 然草
』
『方 丈記
』
『枕 草 子
』 とい う 代表 的な 随 筆作 品 を 読 み比 べ
、作 者の も のの 見 方
、 感じ 方
、考 え方 に つい て 理 解 を深 め ると とも に
、文 化 や 感 性 の 伝 統 に つ い て 考 え る
。
一 不 思議 な 話 説話
( 4時 間)
○説 話 を読 み
、そ こに 描 かれ た 多 様 な 人 物 像 に ふ れ る こ と で
、 古典 の 世界 に生 き る人 の も の の見 方
・考 え方 を 知り
、 古 典に 親し む態 度を 養う
。
単 元名
・単 元の 目標
土 佐日 記 阿倍 仲麻 呂の 歌 黒鳥 のも と 更 級日 記 門出
『 源氏
』の 五十 余巻 をか しげ なる 猫
古 典 の 窓
⑤
古典 文 学 に描 か れ た猫 た ち
竹 取物 語 蓬莱 の玉 の枝 伊 勢物 語 初冠
古 典 の 窓
③
成人
・元 服・ 裳着 身を 知る 雨 狩り の使 ひ 大 和物 語 安積 山
古 典 の 窓
④
歌物 語
徒 然草 丹波 に出 雲と いふ 所あ り 相模 の守 時頼 の母 は 能を つか んと する 人 神無 月の 頃 方 丈記 行く 川の 流れ 安元 の大 火
古 典 の 窓
②
無常 観 枕 草子 かた はら いた きも の 野分 のま たの 日こ そ 無名 とい ふ琵 琶の 御琴 を
表 現 の 扉
琴 と笛
古 今著 聞 集 北 叟が 馬 十 訓抄
養老 の滝 宇 治拾 遺 物語
夢を 取る こと 今 昔物 語 集 愛 宕護 山の 聖人
古 典 の 窓
①
古代 人と 夢
教 材・ 作者
2
3 1 3 3 2 2 3 4 時
数 1
日 記文 学に つい て、 文 学史 的な 基礎 知識 を整 理す る。 地 図や 視聴 覚教 材な どを 使っ て旅 程に つい ても 簡単 に紹 介す る。 2
『 土佐 日 記』 を正 確に 読解 し
、表 現の 特色 を 味わ うと とも に、 歌 にこ めら れた 心情 を理 解す る。 3
『 更級 日記
』を 正確 に読 解し
、作 者の 人物 像に つい て考 える
。 4 当 時の 旅の 様子 につ いて
、現 代と 比較 しな がら 考え る。 5 物 語や 猫な ど、 話 題と して 登場 する もの が、 他 の古 典作 品の 世界 では どの よう に描 かれ たり 扱わ れた りし てい るか 調べ る。 6 助 動詞 につ いて
、活 用表 を使 って 基礎 知識 を整 理し
、読 解に 結び つけ る。
◇読
本 文を 正確 に読 解し
、歌 に こめ られ た心 情や 作者 の人 物像 など につ いて 理解 して いる
。( 発言
・ノ ート
・定 期考 査な ど)
◇知
日 記文 学に 関す る文 学史 的な 基礎 知識 を、 正確 な読 解に 結び つけ てい る。 ま た、 当時 の旅 や物 語、 猫な どに 関し て人 に伝 えて いる
。( 発 言・ 発 表・ レポ ート など
)
1 主 な物 語作 品に 関す る文 学史 な基 礎知 識を 整理 し、 文学 史の 流れ の中 に位 置づ ける
。『 竹取 物語
』に つい ては
、簡 単に 登場 人物 やあ ら筋 につ いて 紹介 する
。 2
『 竹取 物 語』 を正 確に 読解 し
、ス トー リー の おも しろ さを 味わ い なが ら、 登場 人物 の心 情と その 変化 を読 み取 る。 3 通 過儀 礼や 結婚 に関 する 古典 常識
、ま た、 和 歌の 修辞 につ いて 簡単 に整 理す る。 4
『 伊勢 物 語』 と『 大和 物語
』 の各 章段 を正 確 に読 解し
、話 の展 開 と登 場人 物の 心情 に注 意し て、 歌の 鑑賞 に結 びつ ける
。
◇読
話 の展 開や 登場 人物 の心 情を 理解 して いる
。ま た、 和 歌に こめ られ た思 いを 理解 して いる
。( 発言
・話 し合 い・ ノー ト・ 定期 考査 など
)
◇知
和 歌の 修辞 の理 解、 およ び
、物 語 に関 する 文学 史的 な基 礎知 識を
、正 確 な読 解に 結び つけ てい る。
(発 言・ ノー ト・ 定期 考査 など
)
1 三 つの 作品 につ いて
、特 色を 比較 しな がら 文学 史的 な基 礎知 識を 整理 する
。 2
『 徒然 草
』の 各章 段を 正確 に 読解 し、 作者 が 人物 や事 柄の どの よ うな 点に 注目 した のか に注 目す るこ とで
、そ の 背景 にあ る作 者の もの の見 方・ 考 え方 につ いて 考え る。 3
『 方丈 記
』を 繰り 返し 音読 し
、比 喩や 対句
、 また 具体 的な 地名 や 数字 を用 いた 表現 の効 果に つい て考 える
。 4
『 枕草 子
』の 各章 段を 正確 に 読解 し、 取り 上 げら れた 対象 とそ の 評価 を読 み取 るこ とで
、作 者の もの の見 方、 感じ 方に つい て考 える
。 5 形 容 詞 と 形容 動 詞に つ い て
、読 解 と関 連 さ せな が ら 暗 記す べ きこ と を 確認 す る。
◇読
描 かれ た題 材を 正確 に読 み取 り、 表現 の特 色や 作者 のも のの 見方
、感 じ方
、 考え 方に つい て考 えて いる
。( 発言
・話 し合 い・ ノー ト・ 定期 考査 など
)
◇知
三 つの 作品 に関 する 文学 史的 な基 礎知 識を
、正 確な 読解 に結 びつ けて いる
。
(発 言・ ノー ト・ 定期 考査 など
)
1 主 な説 話作 品に つい て、 文 学史 的な 基礎 知識 を整 理し
、説 話 とい うジ ャン ルの もつ 可能 性に つい て考 える
。 2 そ れぞ れの 作品 に登 場す る人 物の 行動 や心 情を 読み 取り
、説 話文 学の おも しろ さを 味わ う。 3 動 詞の 活用 につ いて
、読 解と 関連 させ なが ら暗 記す べき こと を確 認す る。
◇読
そ れぞ れの 話を 正確 に読 解し
、登 場人 物の 行動 や心 情を 読み 取っ てい る。
(発 言
・話 し合 い・ ノー ト・ 定期 考査 など
)
◇知
説 話作 品に 関す る文 学史 的な 基礎 知識 を、 正確 な読 解に 結び つけ てい る。
(発 言・ ノー ト・ 定期 考査 など
)
主 な学 習活 動・ 評価 の規 準と 方法
- 2 -
七 町人 の 世界
近世 小 説
( 4 時間
)
○『 日本 永代 蔵』 を読 み、 登場 人 物 の 行 動 や 心 情 を 読 み 取 る こ と で
、江 戸時 代の 生活 や文 化に つ い て考 察し
、古 典に 親し む態 度 を 養う
。
六 戦い を めぐ る 人間 像
平家 物 語( 4 時間
)
○『 平家 物語
』を 読み
、登 場人 物 の 行 動 と そ の 背 景 に あ る 心 情 を 読 み取 り、 武士 の生 き方 につ い て 考え る。
五 言葉 の 力 和 歌と 俳 諧
( 4 時間
)
○ 代 表 的 な韻 文 作 品 を 読み
、 解 釈
・ 鑑 賞 法 に つ い て学 ぶ と と も に
、 作 品 に 詠 ま れた 情 景 や 心 情 を 理 解 し 鑑 賞 する 力 を 養 う
。
日本 永代 蔵 世界 の借 屋大 将
古 典 の 窓
⑦
江戸 時代 の貨 幣
平家 物語 先帝 入水 能登 殿最 期
万葉 の歌 王朝 の歌
古 典 の 窓
⑥
現代 に続 く掛 詞 俳諧
4 4 4
1 西 鶴の 作品 につ い て、 文学 史的 な 基礎 知識 を整 理す る
。ま た、 近 世の 文学 史 や西 鶴の 生き た時 代に つい ても 簡単 に紹 介す る。 2 登 場人 物の 言動 を追 って 人物 像を 捉え
、町 人の 生き 方に つい て考 える
。 3 音 読に より 軽妙 な文 体を 味わ う。
◇読
登 場人 物 の人 物像 を理 解 し、 町人 の生 き 方に つい て考 えて い る。
(発 言
・ 話し 合い
・ノ ート
・定 期考 査な ど)
◇知
近 世文 学 の特 質を
、社 会 的な 背景 も含 め て理 解し てい る。
( 発言
・定 期 考 査な ど)
1
『 平家 物語
』に つい て、 文学 史 的な 基礎 知識 を整 理し
、主 な登 場人 物や あら 筋 につ いて 簡単 に紹 介す る。 2 武 具や 舟の 構造 など につ いて
、視 聴覚 教材 など を活 用し て紹 介す る。 3 平 曲( 平家 琵琶
)な どに つい て、 視聴 覚教 材な どを 活用 して 紹介 する
。 4 各 章段 を繰 り返 し音 読し
、読 解に 結び つけ る。 5 登 場人 物の 行動 や 心情 を読 み取 り
、争 乱の 時代 に生 き た人 々の 姿 につ いて 考 える
。
◇読
登 場人 物 の人 物像 と心 情 を理 解し
、争 乱 の時 代に 生き た人 間 の姿 につ い て 考え てい る。
(発 言・ ノー ト・ 話し 合い
・定 期考 査な ど)
◇知
音 便な ど の表 現の 特色 を 理解 して 音読 し
、そ れを 正確 な解 釈 に結 びつ け て いる
。( 音読
・定 期考 査な ど)
1 和 歌の 修辞 や俳 諧の きま りな どに つい て整 理す る。 2 主 な歌 人・ 俳人 と作 品集 につ いて
、文 学史 的な 基礎 知識 を整 理す る。 3 各 作品 の修 辞に つい て理 解す る。 4 各 作品 に詠 み込 まれ てい る情 景や 心情 を理 解し
、鑑 賞す る。
◇読
各 作品 の表 現技 法・ 特色 と、 詠 み込 まれ た情 景や 心情 を理 解し てい る。
( 音 読・ 発言
・ノ ート
・定 期考 査な ど)
◇知
和 歌の 修 辞や 俳諧 のき ま りの 理解
、お よ び、 文学 史の 知識 を 作品 の鑑 賞 に 結び つけ てい る。
(発 言・ 定期 考査 など
)
- 3 -
■ 古 文編
Ⅱ
部
■ 四
物語
( 二)
( 7時 間)
○
『 源氏 物語
』 の中 か ら、 光源 氏
、 藤 壺、 紫 の上 の 登場 する 場 面 を 読み
、
『源 氏 物語
』の 作 品 世 界に ふ れる と とも に、 古 典 に親 しむ 態度 を養 う。
三 和歌 と 俳諧
( 4時 間)
○ 日 本 文 芸 の 中 核 を な す 韻 文 の 作 品 群 に ふ れ
、 言 語 感 覚 を 豊 か に し
、 特 有 の 表 現 を 味 わ い 鑑 賞 し な が ら
、 古 典 に 親 しむ 態度 を養 う。
二 物語
( 一)
( 9時 間)
○
『 古事 記』 を 読み
、 その 文体 の 美 し さを 読 み味 わ うと とも に
、 古 人独 特 の人 間 や社 会・ 自 然 な どに 対 する 思 いや 考え 方 に つい て知 る。
○
『 大鏡
』の 中 から 藤 原道 長を 中 心 に 取 り 上 げ た 章 段 を 読 み
、 描 かれ た エピ ソ ード や、 登 場 人 物 の 人 物 像 を 読 み 取 り
、 も のの 見 方・ 感 じ方
・考 え 方 に つい て 理解 を 深め ると と も に
、そ の エピ ソ ード や人 物 に つ いて 語 る語 り 手の スタ ン ス を 正 し く 捉 え て 鑑 賞 す る
。
一 随筆 と 日記
( 8時 間)
○
『 枕草 子』 を 読み
、 その 自由 な 感 性 と文 体 の魅 力 にふ れる と と も に、 清 少納 言 の描 き出 し た 宮 廷社 会 の伝 統 と文 化に つ い て理 解を 深め る。
○ 女 性の 手に な る日 記 作品 を読 み
、 当 時の 宮 廷女 性 の生 き方 を 知 る とと も に、 そ れぞ れの 作 品 に あら わ れた も の見 方、 感 じ 方、 考え 方を 参考 にし て、 作 品 を鑑 賞す る。
単元 名・ 単元 の目 標
源氏 物 語 光 源氏 の誕 生 藤 壺の 宮の 入内 若 紫と の出 会い
古 典 の 窓
⑩
『 源氏 物語
』の 成立
万葉 の 歌 王朝 の 歌 奥の 細 道名 句 選
古事 倭 記 建命 大鏡 雲 林院 の菩 提講 若 き日 の道 長 南 院の 競射 女 院詮 子の 道長 びい き 増鏡 鎧 の袖
古 典 の 窓
⑨
歴史 物語
枕草 す 子 さま じき もの 男 こそ
、な ほ、 あり がた く 宮 に初 めて 参り たる 頃 蜻蛉 日 記 嘆 きつ つ 和泉 式 部日 記 帥 の宮 の訪 れ 紫式 部 日記 若 宮誕 生
古 典 の 窓
⑧
宮 廷女 房
教 材・ 作者
7 4 1 6 2 1 2 1 4 時
数 1
『 源氏 物語
』に つい て、 文学 史的 な基 礎知 識を 整理 し、 マ ンガ や視 聴覚 教材 など を活 用し て、 主な 登場 人物 やあ ら筋 につ いて 紹介 する
。 2 各場 面 を正 確に 読 解し
、登 場 人物 の 行動 や心 情 がど のよ う に描 か れて いる の か 考え る。 3 各 場面 の情 景描 写や 和歌 が、 その 場面 の主 題と どう 関連 する のか 考え る。 4
『源 氏物 語』 につ いて 調べ
、レ ポー トす る。
◇ 読 各 場面 の状 況 や登 場人 物
、ま た
、登 場人 物 の行 動 や心 情に つ いて 正 確に 捉 え てい る。
(ノ ート
・発 言・ 話し 合い
・定 期考 査な ど)
◇ 知
『 源氏 物語
』の 特 質を 理解 し、 そ の知 識を 読解 に結 びつ けて いる
。ま た
、源 氏 物語 の魅 力を 人に 伝え てい る。
(発 言・ ノー ト・ レポ ート
・定 期考 査な ど)
1 和 歌の 修辞 や俳 諧の きま りな どに つい て、 第Ⅰ 部で の学 習を 振り 返る
。 2 主 な歌 人・ 俳人 と作 品集 につ いて
、文 学史 的な 基礎 知識 を整 理す る。 3 各 作品 の修 辞に つい て理 解す る。 4 各 作品 に詠 み込 まれ てい る情 景や 心情 を理 解し
、鑑 賞す る。 5 奥 の細 道の 旅に つい て、 視聴 覚教 材を 活用 して 簡単 に紹 介す る。 6 各 句に 詠み 込ま れた 情景 や心 情を 理解 し、 鑑賞 する
。
◇ 読 各 作品 の表 現 技法
・特 色 と、 詠 み込 まれ た 情景 や 心情 を理 解 して い る。
( 音 読・ 発言
・ノ ート
・鑑 賞文
・定 期考 査な ど)
◇ 知 和 歌の 修辞 や 俳諧 のき ま りの 理 解、 およ び
、文 学 史の 知識 を 作品 の 鑑賞 に 結 びつ けて いる
。( 発言
・定 期考 査な ど)
1
『古 事記
』の 成立 や内 容に つい て、 文学 史的 な基 礎知 識を 整理 する
。 2
『古 事記
』を 繰り 返し 音読 する こと で、 独特 な韻 律の 美し さを 味わ う。 3 倭 建命 の人 物像 を読 み取 り、 古代 人の 描い た英 雄像 につ いて 考え る。 4
「鏡 物」 につ いて
、文 学史 的な 基礎 知識 を整 理す る。 特に
『大 鏡』 につ いて は、 語 り手 の人 物 像を 捉え
、 過去 の 助動 詞「 き
」で 語ら れ る歴 史の 意 味に つ いて 考 え る。 5 各章 段 を、 登場 人 物の 行動 に 注意 し て正 確に 読 解し
、そ の 背景 に ある 心情 を 考 え なが ら人 物 像に つい て まと め る。 また
、 語り 手の そ の人 物に 対 する 評 価を 考 え る。 6 他 の作 品や 日本 史学 習と 関連 させ なが ら、 人物 像を 立体 化す る。
◇ 読 正 確な 読解 を もと にし て
、登 場 人物 の行 動 や心 情 を捉 えて い る。
( 発言
・ ノ ート
・定 期考 査な ど)
◇ 知 古事 記や 歴史 物語 の特 色に つい て理 解し
、そ の 知識 を読 解に 結び つけ てい る。
(発 言・ ノー ト・ 定期 考査 など
)
1
『枕 草子
』と 清少 納言 につ いて
、Ⅰ 部で の学 習を 振り 返り なが ら文 学史 的な 基礎 知識 を整 理す る。 2 日 記文 学に つい て、 文学 史的 な基 礎知 識を 整理 する
。 3 摂 関政 治期 の貴 族社 会の 状況 や、 貴 族の 結婚 など につ いて 古典 常識 を整 理す る。 4
『 枕草 子』 を 正確 に読 解し
、清 少納 言の もの の見 方、 考 え方
、感 じ 方に つい て考 える
。 5
『蜻 蛉日 記』 を正 確に 読解 し、 作者 の心 情を 考え
、歌 を鑑 賞す る。 6
『和 泉式 部日 記』 を正 確に 読解 し、 引き 歌を 踏ま えて 作者 の心 情を 考え る。 7
『紫 式部 日記
』を 正確 に読 解し
、作 者の 宮仕 えに 対す る思 いを 考え る。 8 兼 家、 帥の 宮、 道長 の人 物像 を考 える
。
◇ 読 各 作品 から 読 み取 れる 作 者の 心 情、 感性 を 理解 し てい る。 ま た、 登 場人 物 の 人物 像に つい て考 えて いる
。( 発言
・話 し合 い・ ノー ト・ 定期 考査 など
)
◇ 知
『枕 草子
』と 日 記文 学に 関す る文 学史 的な 基礎 知識 を、 正確 な読 解に 結び つけ てい る。
(発 言・ ノー ト・ 定期 考査 など
)
主な 学習 活動
・評 価の 規準 と方 法
- 4 -
五 評論
( 7時 間)
○ さ まざ まな 評 論を 読 み、 古典 文 学 の 根 底 に あ る も の の 見 方
・ 感 じ方
・ 考え 方 を知 るこ と で
、 わが 国 の伝 統 と文 化に つ い て 理解 を 深め
、 古典 に親 し む 態度 を養 う。
無名 草 子 文 無名 抄 俊 成自 讚歌 のこ と 正徹 物 語 一 字の 違ひ 去来 抄 此 木戸 や
古 典 の 窓
⑪
連 歌か ら俳 諧へ 玉勝 間 師 の説 にな づま ざる こ と
7 1 各作 品の 文学 史的 な 基礎 知識 を整 理し
、 さま ざま な分 野の 評論 につ い て簡 単に 紹 介 する
。 2
『 無名 草子
』を 正確 に読 解し
、手 紙の 意義 を現 代の 状況 もふ まえ て考 える
。 3
『無 名抄
』『 正 徹物
語』
『 去来 抄』 を正 確に 読解 し、 作 者の 各作 品に 対す る思 いや
、 短 詩形 文学 にお ける 表現 の重 要性 につ いて 考え る。 4
『 玉勝 間』 を正 確に 読解 し、 宣長 の学 問観 につ いて 考え る。
◇読
各 作品 で話 題に なっ て いる こと を正 確に 読 み取 り、 作者 や登 場 人物 の主 張を 理 解 して いる
。( 発言
・話 し合 い・ ノー ト・ 定期 考査 など
)
◇知
さ まざ まな もの の見 方
、考 え方
、感 じ方 に 視野 を広 げ、 特に
、 韻文 に関 する 論 を 和歌 や俳 句の 鑑賞 に役 立て てい る。
(発 言・ 定期 考査 など
)