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令和元年度実務ワークショップ 「カルチャーコレクションの広報活動」

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森  史ら カルチャーコレクションの広報活動

─ 76 ─

令和元年度実務ワークショップ

「カルチャーコレクションの広報活動」

日本微生物資源学会実務担当者委員会

森  史(国立研究開発法人国立環境研究所微生物系統保存施設(NIES))

林 将大(岐阜大学研究推進・社会連携機構微生物遺伝資源保存センター(GCMR))

押田祐美(国立研究開発法人理化学研究所バイオリソース研究センター(JCM))

埋橋志穂美(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構遺伝資源センター(NARO))

浜田盛之(独立行政法人製品評価技術基盤機構(NBRC))

坂本光央(国立研究開発法人理化学研究所バイオリソース研究センター(JCM))

 実務ワークショップでは,これまでカルチャーコレクションの基本業務とも言える寄託と分譲に関する 課題や品質管理等に関するテーマを取り上げて,関係者から様々な話題をご提供頂いてきた.一方で,コ レクションの品揃えや事業内容,利用状況等を,適切に利用者や関係者に伝えることは,カルチャーコレ クションの利用を増やすとともに,存在意義のアピールにも繋がることが期待できる.そこで,今回の実 務ワークショップでは,分譲数の向上を目指す活動や,新たなユーザーの獲得,そしてコレクションの活 動内容を紹介するための活動など,カルチャーコレクションにおける様々な広報活動という観点から,6 つの保存機関の先生方にご講演頂いた.

 広報をテーマとしたご講演内容は多方面に渡り,ユーザー拡大のためのホームページの充実化,学会で のブース展示や講習会の開催,メールマガジン,SNS や YouTube の活用など,多岐に渡る参考になるお 話を伺うことができた.機関によっては予算や労力が限られているために広報活動を積極的に行えない状 況のもとで,ユーザーのために何ができるのかを模索して,奮闘されていることなども伺い,強く印象に 残った.またカルチャーコレクションと対象微生物を大切にする姿勢,コレクションを存続させるための 絶え間ない努力は,どの機関でも共通しているように感じた.

 質疑および総合討論では,ユーザーからいかに成果論文情報を得るか,またユーザーからの意見の フィードバックを得る方法に関する議論の他,まとまった数の微生物株を分譲する際の割引サービスの効 果についての有意義な情報交換が行われるなど,機関相互の親睦を深めることができたと思う.また,統 合的,横断的な微生物株の検索が可能となる JSMRS 総合カタログの整備の重要性や各コレクションの連 携を学会が積極的に取り持つことが重要であるとの意見も出され,本学会の役割や意義を再認識する良い 機会となった.

 末筆ではあるが,快くご講演を引き受けてくださった 6 機関の先生方,そして本ワークショップに参加 された皆様に厚く御礼申し上げたい.

 注:実務ワークショップはカルチャーコレクションの実務担当者へ情報提供などを行うことを目的とし て企画され,文書管理・情報管理・品質管理・コンプライアンスなどもテーマとして取り扱っています.

Microb. Resour. Syst. 35(2):76─77, 2019

実務ワークショップ報告

(2)

─ 77 ─

Microb. Resour. Syst. Dec. 2019 Vol. 35, No. 2

 概要

大会名:日本微生物資源学会第 26 回大会 日 時:2019 年 6 月 28 日(金)9:20-11:00 場 所:山梨大学大村記念ホール

W-1 理研 JCM の広報活動について

飯田敏也(国立研究開発法人理化学研究所バイオリソース研究センター微生物材料開発室

(JCM))

W-2 NIES 藻類コレクションにおける広報活動

河地正伸,山口晴代(国立環境研究所微生物系統保存施設(NIES))

W-3 NRIC の広報活動

田中尚人(東京農業大学菌株保存室(NRIC))

W-4 GCMR の広報活動について

林 将大(岐阜大学研究推進・社会連携機構微生物遺伝資源保存センター(GCMR))

W-5 NBRC における広報活動について─広く微生物を活用してもらうために─

山口 薫,岡田和也,市川夏子,福田 淳,馬場新一,清田純也,神野浩二,木井保夫(独立行 政法人製品評価技術基盤機構バイオテクノロジーセンター(NBRC))

W-6 NARO ジーンバンク(MAFF)における広報活動─ Web データベースの拡充と今後の方向性─

山﨑福容(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構遺伝資源センター(NARO))

(敬称略)

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