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初等関数 (逆三角関数) 問題 3 解答

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Academic year: 2024

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熊本大学 数理科学総合教育センター

初等関数 ( 逆三角関数 ) 問題 3 解答

[解法] 三角関数の加法定理を使って tanA の値をもとめる. このとき, tan−11 = π

4 である一 方で,

tanA= 1 ならば A= π

4 +nπ ( n は整数)

となることに注意する. A の正確な値を求めるには, 逆三角関数の取りうる値の範囲を考える 必要がある.

三角関数 sinx, cosx, tanx に対して, 逆三角関数を sin−1x, cos−1x, tan−1x と表記する. このとき, 次の値を求めよ.

1 A= 2tan−12−tan−17 [解]: 計算するために a, b を

a =tan−12, b=tan−17,

とおくと, A = 2a−bかつ

tana= 2, tanb= 7,

となる. ここで, tan2a を倍角公式を使って計算すると, tan2a= 2tana

1−tan2a =−4 3 となる. さらに加法定理を使えば,

tanA=tan(2a−b) = tan2a−tanb 1 +tan2a·tanb = 1.

この三角方程式を解くと,

A = π

4 +nπ, (nは整数) となる. 任意の実数 x に対して −π

2 <tan−1x < π

2 かつ tan−1x は単調増加関数である ことに注意すると, 値 A の取りうる範囲は

π

2 <2tan−12< π, − π

2 <−tan−17<−π 4, となる. 不等式を足し合わせば

0< A < 3 4π.

したがって, A= π 4.

2 A=tan−12 +tan−15 +tan−18 [解]: 計算するために a, b, c を

a =tan−12, b=tan−15, c=tan−18,

1

(2)

熊本大学 数理科学総合教育センター とおくと, A =a+b+c かつ

tana = 2, tanb= 5, tanc= 8,

となる. ここで, tan(a+b) を加法定理を使って計算すると, tan(a+b) = tana+tanb

1−tana·tanb =−7 9 となる. 再び加法定理を使えば,

tanA =tan(a+b+c) = tan(a+b) +tanc 1−tan(a+b)·tanc = 1.

この三角方程式を解くと,

A = π

4 +nπ, (nは整数) となる. 任意の実数 x に対して −π

2 <tan−1x < π

2 かつ tan−1x は単調増加関数である ことに注意すると, 値 A の取りうる範囲は

π

4 <tan−12< π

2, π

4 <tan−15< π

2, π

4 <tan−18< π 2, となる. 不等式を足し合わせば

3

4π < A < 3 2π.

したがって, A= 5 4π.

3 A=tan−15−tan−13 +tan−18 [解]: 計算するために a, b, c を

a =tan−15, b=tan−13, c=tan−18,

とおくと, A =a−b+c かつ

tana = 5, tanb= 3, tanc= 8,

となる. ここで, tan(a−b) を加法定理を使って計算すると, tan(a−b) = tana−tanb

1 +tana·tanb = 1 8 となる. ここで, 三角関数の基本公式 tan π2 −x

= tan1x より, tan(a−b) = 1

tanc =tanπ 2 −c

. したがって,

A =a−b+c= π

2 +nπ, (n は整数) となる. 任意の実数 x に対して −π

2 <tan−1x < π

2 かつ tan−1x は単調増加関数である ことに注意すると, 値 A の取りうる範囲は

π

4 <tan−15< π

2, −π

2 <−tan−13<−π

4, π

4 <tan−18< π 2, 2

(3)

熊本大学 数理科学総合教育センター となる. 不等式を足し合わせば

0< A < 3 4π.

したがって, A= π 2.

4 A=tan−12 +tan−14 +tan−113 [解]: 計算するために a, b, c を

a =tan−12, b=tan−14, c=tan−113,

とおくと, A =a+b+c かつ

tana = 2, tanb= 4, tanc= 13, となる. ここで, tan(a+b) を加法定理を使って計算すると,

tan(a+b) = tana+tanb

1−tana·tanb =−6 7 となる. 再び加法定理を使えば,

tanA =tan(a+b+c) = tan(a+b) +tanc 1−tan(a+b)·tanc = 1.

この三角方程式を解くと,

A = π

4 +nπ, (nは整数) となる. 任意の実数 x に対して −π

2 <tan−1x < π

2 かつ tan−1x は単調増加関数である ことに注意すると, 値 A の取りうる範囲は

π

4 <tan−12< π

2, π

4 <tan−14< π

2, π

4 <tan−113< π 2, となる. 不等式を足し合わせば

3

4π < A < 3 2π.

したがって, A= 5 4π.

3

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