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北海道鵡川高等学校 学級数6 校長 三村 素道

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Academic year: 2024

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Ⅰ 実践テーマの趣旨

本校では、平成 28 年度に「鵡川高校未来プロジェクトチーム」を設置し、学校課題の明確化(短期的な課題、

中長期的な課題)、課題解決のための方策等を確認し、本校のグランドデザインを作成した上で、「身に付けさ せたい資質・能力」及び「育成したい生徒像」の明確化を図るとともに、「重点目標」、「経営方針」及び「教育 課程編成の方針」等について見直しを図った。

人口減少・少子高齢化が急激に進む現在、それぞれの地域において、その特徴を活かした自立的で持続的な 社会を創生することが求められており、地域創生においては高校魅力化の果たす役割は大きなものがある。

本校では、地域の教育資源や人材を活用し、地域全体をキャンパスとした学びを通して、地域社会に貢献で きる生徒、主体的にたくましく生き抜くことのできる生徒を育成している。

Ⅱ 実践の内容

1 地域との協働体制について

(1) 高校魅力化コンソーシアムの設立

学校と地域の双方が、連携・協働するための組織として地元自治体、企業、各種団体、小中学校・大学 等を含む 28 団体 52 名で6月 29 日に設立した。役員会及び事務局は、次年度より学校運営協議会を兼ねる 方向で準備を進めている。

(2) 高校魅力化コーディネーターの配置

北海道高等学校「高校生対流促進事業」の指定を受 け、道費により6月1日に発令した。地域と学校を結びつ け各種事業を円滑に運営することを業務としている。

2 教育活動について

(1) 地域課題解決型探究学習「むかわ学」

コンソーシアムの支援により、地域人材による講演 や、地域産業や施設等でのフィールドワークを通じて学ん だ内容を踏まえて、SDGs の観点を通して、グループで地 域課題を見出し、課題解決型探究学習を行っている。3学 年では、地域住民や議会等に向けて課題解決のプレゼンテ ーションを行う。なお、小中学校とは、ふるさと学習とい う形で教育課程の接続を図っている。

(2) 生徒の特性や能力を伸長させる学校設定科目「チャレンジスタディ」

生徒の興味・関心や多様な進路に応じた学校設定科目として実施している。ICT を活用しアドバンスト

(進学個別対応)、グローカル(地域人材の育成、学び直し等)、スポーツ・アート(野球、吹奏楽)の3 グループにより少人数指導を行っている。

(3) 「デュアルシステム」によるキャリア教育

コンソーシアムに所属する各種機関・団体等の協力により、グローカル・グループにおいて、1・2学 年全員が職業教育の一環として、2~3ヶ月の職場体験

を年2回程度実施する。

(4) 地域みらい留学 365

北海道高等学校「高校生対流促進事業」により、本州 から高校2年生の「地域留学生」を受け入れることで地 域との多様な関わりを通じて地域創生につなげることを 目標に、今年度は、留学生を募集し、次年度より受け入 れることになる。

別紙

北海道鵡川高等学校 学級数6 (校長 三村 素道)

むかわ学における化石採掘

(2)

3 地域における各種教育機関との連携 (1) 連携型中高一貫教育

連携先の鵡川中学校とは「むかわ学」及び「チャレンジスタディ」を通して教育課程の接続を図ってい る。また、中高連携学習や、中高ボランティア、中高講演会という形で、異年齢集団による学びを実践し ている。

(2) 「むかわスタンダード」の作成

地域での学びの保障及び家庭や地域からの協力を得られるように、地域で学ぶ小学生から高校生まで 12 年間で子どもたちに身に付けてほしい知識・技能等(国語・数学(算数)・英語・むかわ学)に係る資 質・能力のスタンダードを現在作成中である。

4 地域における活動

(1) 地域における「学習センター」の設立

コンソーシアムの支援により、ICT を活用し、子どもか ら大人までの学びの場として設立する計画を進めている。

地域おこし協力隊複数名を学習スタッフとして配置し、学 習の支援を行う予定である。

(2) 地域スポーツの活用

列車の関係で 17:30 までしか部活動ができないため、地 域のスポーツ組織等(バドミントン・ソフトテニス・サッ カー)に生徒が個人として参加する形をとっている。ま た、野球部の指導スタッフは町の支援により、町職員であ る監督及び2名のコーチを配置している。

(3) 町民向け英会話スクールの計画

町内小中高校の英語教員を中心として町の ALT と協力し、町民向けの英会話スクール「English Saloon in MUKAWA」を設置する計画をしている。

中高合同ボランティア

北海道教育 委員会(高 校教育課)

・進行管理

・評価

・改善への 方策の検討

・成果の普

・活動費の 支援

鵡川高校魅力化コンソーシアム

【意思決定の場】

・学校と地域との協働ビジョン、学校運営・経営の基本方針等を協議、

承認

・道教委との対話

<役員会>

校長、事務長、役場代表(副町長)、町教委代表(教育長) PTA会長、中学校長

【協働活動の場】

・学校と地域との協働活動、学校運営・経営に係る対話や熟議、

学校評価

・学校の諸活動の支援、家庭教育の支援、外部との連携・調整、

情報発信支援等

<構成員・団体>

〇むかわ学関連

ネイチャー研究会、穂別博物館、役場(農政・林務水産・福祉・商工観光)、開 発局、農協(鵡川農協・広域農協)、森林組合、漁協、介護施設、観光協会、酪 農関連、研修農場、林業関連、むかわ地域商社M Dino等

〇チャレスタ関連

商工会、役場、介護施設、保育園、小学校、中学校、消防、四季の館、農協、

フラワーヒルズ等

〇学習センター関連

町教委、大学(北見工業大学・桐生大学・北大総合博物館)、小学校、中学校 等〇地域留学

役場、町教委等 連絡・調整・支

意見・提 意見・提案

支援

連絡・調整

連絡・調整

総務 G

学習 G

生活 G

キャリア G

むか わ学G

チャレス タG

PTA 同窓会 体文後援会 旧学校評議員

高校関係

<事務局>

教頭、企画総務部長、コー ディネーター、事務職員、

町教委担当者(学校教育 G、社会教育G)

持続可能な連携型中高一貫教育のモデルプラン(北海道鵡川高等学校)

【育成したい生徒像】

○ グローバル化する社会の一員としての基礎的な資質・能力を身に付け 地域社会に貢献できる生徒

○ 自己の特性や能力を最大限に伸張させ、主体的にたくましく生き抜くこと ができる生徒

地域をキャンパスとした新しい連携型中高一貫教育

高校生としての基礎的・基本的な学び

高校入学直後の

「導入期指導」 学習指導 生徒指導 進路指導

【学習】

【地域貢献】

【キャリア教育】

【ボランティア】

【学びの場構想】

学習センター 地域をキャンパス

とした学び

「むかわ学」を 中心とした 新たな学び 地域の人材等を 活用した異年齢 集団による活動 地域の企業等と 連携したデュアル システムの実施 地域の学びの場 の活用

生徒の特性や 能力を伸張 させる教育 システム 生徒の特性や 能力に応じた 選択コース

中高連携による 課外講座等の実施

外部との連携に よる課外講座等 の実施 顧問

北大 小林快次教授

連携型中高一貫教育

特別会員 カムイサウ

ルス

Referensi

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